食事療養のサポートを現場から発信

五月病を吹きとばす

こんにちは。

五月病&梅雨入りで、なんとなく気分もどんよりな管理栄養士・大河内です☂

今回は、そんな気分も吹き飛ばすような食材、『にんにく』についてのお話です。

現在では、ご家庭でも生・冷凍・チューブと使いやすいにんにくですが、

その起源はなんと紀元前4,000年頃の古代エジプト、つまり今から6,000年も前にさかのぼります。

紀元前1,500年以前に書かれたとされる世界最古のエジプトの薬物治療書『エベルス パピルス』には、

にんにくについて、感染症や疲労・衰弱、神経系の病気、循環系の病気など、

現在私たちがにんにくの健康作用としてあげているものもすでに記されていました。

 

そして、さまざまな作物とともにシルクロードを通って中国に伝わりました。

中国では「にんにくに勝る薬・食品はない」といわれるほど珍重され、病気の予防や治療に活用されました。

中国医療には心筋梗塞や脳梗塞の治療のために使われていたようです。

 

ヨーロッパでは昔から、にんにくの強いにおいは、悪いものをとりはらってくれるという言い伝えがあり、

吸血鬼ドラキュラから身を護るものとして、にんにくを部屋に吊るしておくとドラキュラが退散するというのは有名ですが、

日本でも『古事記』の記述の中で、日本武尊(やまとたけるのみこと)が山越えの折、悪事をする神に襲われ、

とっさにかんでいたにんにくを投げつけて追い払ったという神話があります。

また、青森県弘前市にある「鬼神社」では、神前ににんにくを供え、民家の戸口ににんにくを吊るして悪魔や病魔を祓う習慣があるそうです。

 

紀元前から、健康作用や言い伝えのあるにんにく、凄いですよね。

にんにくパワーで元気に夏を迎えましょうね!

引用:https://www.229dic.com/

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写真は名古屋のきしめん。

なめこおろしでさっぱり、うどんはつるっとして美味しかったです。

次の休日はなにを食べようか。

管理栄養士 大河内 絵理奈

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