食事療養のサポートを現場から発信

~季節の食材~

 こんにちは。カスタマーセンター廣瀬です。

 カラッとした空気が心地よい季節、過ごしやすい秋を迎えました。
『食欲の秋』『スポーツの秋』『読書の秋』『芸術の秋』など、
『〇〇の秋』という言葉がありますね。
みなさまとって今年の秋は『どんな秋』でしょうか?


 秋は収穫の季節であり、1年の中で最も旬の食材が豊かです。
秋の食材は、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で夏場の疲れを取る働きがあり、
これから迎える厳しい冬に備えた体作りに役立つと言われています。

「春は苦味、夏は酸味、秋は甘味、冬は厚味(こうみ)」
 栄養素だけではなく、それぞれの季節によって食材のもつ味わいがあります。
春は毒消しの苦味・夏は疲労回復の酸味・秋はエネルギーを蓄えるための甘味・
冬は身体を温めるための厚味(※)と言われ、私たちが本能的に求める味と一致しているのです。
(※)→厚味(こうみ):味がこってりしていて、美味しいこと。

『春は苦味』
 春野菜には昆虫などの外敵から身を守る為に、独特の苦みをもつものが多いです。
その苦味の元となる成分は、植物性アルカロイドといって、腎臓ろ過機能を向上。
新陳代謝が衰える冬の間に溜め込まれた老廃物を排出してくれる解毒作用や活性酸素を取り除き、
老化を防ぐ働きがあります。

『夏は酸味』
 夏の暑さは食欲不振や疲労を引き起こす要因です。
酸っぱいものに含まれるクエン酸には、食欲増進や消化吸収を助けてくれる働きがあります。
クエン酸は疲れの元となる乳酸を取り去り、新陳代謝を活性化してくれます。

『秋は甘味』
 秋の食材はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富の為、夏の疲れを取る働きの他に、
冬に備えた身体作りにも役立つ(エネルギーを蓄えるため)と言われています。

『冬は厚味』
 冬は身体を温める為の厚味。
冬には脂がのった魚や根菜類など、身体を温める食材が出回ります。
水分を多く含んだ冬野菜が寒さで凍らないように、葉の糖分を増やして身を守る為、
冬野菜は甘いく、こってりとした味わいになるのです。
冬の葉物野菜は、血行を促進し、血液を浄化する働きもあります。

 今では季節に関係なく様々な食材を手に入れる事が可能な生活になりましたが、
やはり旬の味覚は 味も良く栄養価も高いので、その季節に合った物を選んで食べることがオススメです。

いちょう.jpg

 

 

近所に写真に入りきらないくらいとっても大きな銀杏の木があります。

今年もこんな風にきれいに色づいてくれるでしょうか。
今にも倒れそうなほどですが...立派な木です。

  

         

 

 

 

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カスタマーセンター(管理栄養士) 廣瀬 優子

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