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おせち料理の意味

こんにちは。管理栄養士の大河内です。

 

12月に入り、2023年も残り数日となりましたね。

そろそろ年越しの準備はされていますでしょうか?

 

少し気は早いかもしれませんが、

今回はおせちのお話を。

 

お正月の伝統的な日本の文化「おせち料理」

おせちは漢字で書くと御節ですが、御節供(おせちく)という節句を意味する言葉が由来となっています。

  

季節の変わり目などに祝い事をする日を節句や節日と言いますが、その日に神様へお供えする食べ物(神饌)のことを御節供と呼んでいたようです。

  

日本の節句は、中国の陰陽五行説に基づく暦から伝わり、そのうち五つが特に公的な行事とされています。これが「五節句」として知られ、それぞれが季節の草木に関連し、

1月7日は「人日/七草の節句」、3月3日は「上巳/桃の節句」、

5月5日は「端午/菖蒲の節句」、7月7日は「七夕/七夕祭り」、

9月9日は「重陽/菊の節句」と呼ばれています。

 

本来はそれぞれの節日を迎える際に、神様にお供えする食べ物をおせちと呼んでいましたが、現代では正月料理のみを指した言葉となっています。

 

おせち料理の食材ひとつひとつには、縁起の良い、おめでたい意味やいわれがあります。おせちを詰める重箱にも、福が重なるようにという意味が込められています。

  

1年の始まりにおせちを囲み、食材やお重にこめられた願いを胸に、心豊かな時間をお過ごしください。

 

おせち.jpg

 

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はーと&はあと 管理栄養士 大河内 絵理奈

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