訪問看護師を志したきっかけ

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 まだまだ寒さが厳しい日が続いていますね。思い返せば私が訪問看護に入職したのも、このように寒い2月でした。今回は私が訪問看護の世界に飛び込んだきっかけについて少しお話したいと思います。

 みなさんは【2025年問題】をご存じでしょうか。私は2020年頃からこの言葉をよく耳にするようになりました。2025年問題とは、団魂世代が75歳以上の後期高齢者となり、超高齢化社会がもたらす社会構造の変化や、それに伴う雇用や医療・福祉などの課題を指します。日本の人口の約5人に1人が、75歳以上の後期高齢者となるわけです。この問題について、自分に何ができるかと考えたことが、訪問看護にたどり着くきっかけとなりました。

  同じ病気を持っていても、再発を繰り返す方、病状が落ち着いており外来通院だけで経過できる方など様々です。入院中は病院で毎日を同じ生活リズムで過ごされます。しかし退院後の生活状況や食生活などは患者様によって異なります。退院時に指導を実施していましたが、守ることも継続することもなかなか難しいものです。どんな生活を送るかがその後の大きな分かれ道となるのです。退院後も生活状況や食生活の指導が継続して行き届く環境があれば、住み慣れた自宅で自分らしく生活を続けることができるのではないかと感じていました。健康寿命を延ばすことが、この社会においてもとても重要です。

 訪問看護師は、利用者様の大好きな自宅で、気兼ねなく過ごす時間を共有し、お手伝いができると考えています。自分の家族が介護や医療を必要とする時、安心してお願いできる環境があること、それこそがこの【2025年問題】に立ち向かう為の手立ての一つではないでしょうか。

  私は訪問看護を初めて4年が経ちました。利用者様とご家族様のたくさんの笑顔に包まれ、充実した毎日を送っています。訪問看護師として一緒に働く仲間も、利用者一人ひとりの個性を生かしたケ看護師イラスト.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像アに励んでいます。ぜひ私たちと一緒に訪問看護を楽しんでみませんか?

  これをきっかけに訪問看護の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか!