yamamoto_241001_1.jpg訪看はーと&はあとは、2024年10月1日におかげさまで7周年を迎えることができました。
今日の日を利用者190名で迎えられたのは、ひとえに関係機関の皆様のおかげであり、心から感謝申し上げます。当ステーションでは以下の「心構え」を大事にしており、朝礼での唱和から1日が始まります。

<訪問看護ステーションはーと&はあと心構え>
1.在宅療養を支えるプロフェッショナルとして自覚と誇りを常に持つ
2.利用者に寄り添うはーとを磨き、判断処置は的確に
3.食べ物が体を作る。栄養とともに看護・リハあり
4.お互いを「認め・助け合い」成長できる職場環境をみんなで作りあげる
5.諸法令・ルールを順守し、社会の一員であることを忘れない

この1.~3.については、業務マニュアルを作成し、スタッフが迷わず行動に移せるようにしています。併せて業務フローも用意し、全てのスタッフが関係機関様と円滑に連携できるように活用しています。これらは定期的にブラッシュアップを行い、最善に努めています。

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各種業務マニュアルと業務フロー

現場のケアにおいては、より質の高いサービスの均一化を目指し、チェックリストを用いた振り返りをしています。2年前の導入時は「初回訪問チェックリスト」で、管理者とスタッフが振り返りを実施していましたが、現在は「同行チェックリスト」に改訂し、リーダーもスタッフ教育に関わっています。今後は、スタッフ同士でも活用し、切磋琢磨できる土壌をより一層育んでいきたいと思っています。

また、職場における満足度についても、「心構え」に基づいた評価表を用いています。年に2回の管理者面談で、スタッフの課題と目標ついて一緒に考えて、 お互いを認め【助け合えている】【成長できている】とスタッフが感じる機会を増やすための取り組みを行っています。

地域に貢献できる訪問看護となれるよう、これからもスタッフ一同、精進致しますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

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7周年を記念し、新ユニフォームへ

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 初めまして。8月から訪問看護ステーションはーと&はあとで働くことになりました、看護師の八田好子と申します。17年間総合病院で脳外科、循環器、心臓外科、婦人科などを経験し、4年前に学生時代から興味を持ち続けていた訪問看護の世界に飛び込みました。

 病院での慌ただしい看護とは違い、じっくり利用者さんと関わる事ができ、それぞれの人生に触れることができる訪問看護は本当に勉強になる事ばかりで、忘れられない貴重な出会いがたくさんありました。まだまだ、訪問看護師として働き続けたいと思っていた矢先、前に勤めていたステーションの閉鎖が突然決まりました。ショックではありましたが、ご縁があった、はーと&はあとで挑戦することを決意いたしました。

 利用者さんが今まで何を大事にして生きて来られたのか、これからの人生何を大事にして生きたいと思っておられるのか、一緒に考えながら、看護をさせていただければと思っております。利用者さんやご家族にとって、信頼される存在となり、住み慣れたご自宅で安心して生活できるよう努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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 初めまして。理学療法士の金川真規子と申します。2024年6月よりはーと&はあとで勤務しております。これまでは療養型の病院にて2年、介護老人保健施設にて7年、診療所からの訪問リハビリにて産休育休を含め9年働いておりました。気づけば多くの高齢の方をリハビリさせていただいておりました。はーと&はあとに入職させていただいて比較的若い利用者様も担当させていただき、かなり新鮮さを感じています。

 私が高校生の時(かなーり前の話ですが)に理学療法士になりたいと思ったきっかけは「体を動かす」「人と関わる」仕事に就きたいと思ったからです。それは何十年経過した今も変わっていません。「人と関わることができる」「人とお話がたくさんできる」この仕事が大好きだと改めて実感しています。人生の大先輩からいろんなお話を聞かせていただいたり、時には子供の愚痴を聞いていただいたり、冗談を言って大笑いしたりと、毎日楽しく働いております。

 訪問をさせていただく中で、自分の中での小さな目標があります。それは「来てもらえてよかった。元気が出た。」という言葉をいただくことです。その言葉をかけてもらえた時は自然と心の中でガッツポーズをしている自分がいます。高齢になっても障害があっても住み慣れたご自宅で生活したいというご利用者様の思いを大事にし、ご自宅での生活だからこそ見ることができる笑顔を、少しでも多く引き出せるように頑張ります。よろしくお願いいたします。


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 こんにちは 理学療法士の片山です。

 夏本番になり、「なんとなくだるい」「食欲がない」「脱力感」などを大なり小なり感じている人は少なくないと思います。夏バテは、はっきりとした痛みを伴うわけでもなく、せっぱつまるような症状も少ないことから、涼しくなる秋を待ってしまいがちです。しかし、夏バテは高齢者の方には重大な結果をもたらす恐れがありますので要注意です。ちょっとした工夫と対策で夏バテは防げるので、まずは夏バテの原因を知って予防していきましょう。

 夏バテの正体は何でしょうか?夏バテと呼ばれる症状を起こす原因は、大きく3つ考えられます。

夏バテの原因

①体内の水分とミネラルの不足・・・脱水症状

②暑さによる消化機能の低下と食欲不振・・・栄養不足

③外気の暑さと冷房による冷えの繰り返し・・・自律神経失調症

 では具体的に夏バテ予防には、どういった対策をとればいいでしょうか?

【食事】

 夏バテは食事で予防できる場合もあります。夏バテの原因も症状も人それぞれですが、高齢者の場合は食欲不振で食が細くなり、十分な栄養を摂取できず、体力が落ち、悪化した状態に陥り悪循環がみられます。栄養補給を視野に入れ、バランスのとれた食事に気をつけ、暑さで食欲も落ちがちですから「量より質」の食事での予防が夏バテ対策には必要です。

★1日3食をバランスよくしっかり摂ることが大切★

ビタミンB1・・・豚肉、レバー、うなぎ、豆類

ビタミンC・・・緑黄色野菜、フルーツ

タンパク質・・・肉、魚、卵、大豆製品、乳製品

薬味・・・ねぎ、わさび、しょうが、とうがらし

酸味・・・お酢、梅干し

【運動】

 適度な運動は生活にリズムをつけ、自律神経の働きを整える効果が高いです。ストレス解消や食欲増進にも有効なので、ぜひ毎日の習慣に運動を取り入れてみてください。朝晩の涼しい時間帯にウォーキングやラジオ体操などするといいでしょう。

【睡眠】

 1日の生活リズムを規則正しく行うこと。睡眠をよくとることです。夜の寝不足は体力消耗につながります。夜更かしせずに、たっぷり睡眠をとって、疲れを翌日にもちこさないようにしましょう。

【入浴】

 30~40℃の少しぬるめのお湯にゆっくり入ることは、自律神経の働きを整えて、心身ともにリラックスさせる効果が高いです。

【冷房】

 冷房の効きすぎは汗をかかない状態になり、体温調節機能の減退を招き、自律神経のバランスを崩してしまいがちです。一般的にエアコンの設定温度は27~28°になるように設定して、暑いときには湿度を下げ、冷やし過ぎに注意しましょう。

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 先日、我が家の恒例行事、祇園祭に行ってきました。コロナ禍で中止になった年もありましたが、年々活気を取り戻しています。それにしても、夏の京都は暑いです。