2012年1月アーカイブ

こんにちは。北摂栄養士の島田です。

寒さが厳しい。この冬初めてカイロを購入しました。
先日TVで冷え症にはタイプがあり
タイプによって改善方法も違っていて、間違ったアプローチをすると
治る冷え症も治らないといっていました。
僕は下半身が冷えるタイプ。若年者より中年・高齢の方に多いタイプのようです。
(あ~そうですか、そうでしょうとも)
冷えは万病の元。しっかり食べて保温機能を高めようと思います。

さて、先日クリニックで栄養指導に来られた方のお話です。
以前より肝臓の数値γ-GTP(ガンマジーティーピー)が高く
女性の方ですがお酒も嗜むとのことからアルコール性肝炎の改善に
夏前から定期的に指導を受けられている方です。

現役の頃は営業職でバリバリのキャリアウーマン
毎日のようにお酒を飲んでいて、その習慣が抜けず仕事をやめられた後も
夕食のときにたまの晩酌が続いていました。

女性の方は男性に比べてアルコール分解力が低い方が多いため
男性ほど飲まれていなくても肝炎になりやすいといわれています。
この方も現在は週に2回程度の飲酒でしたが、これまでの蓄積が大きく
お酒の量が少なくなっても数値は180ぐらいありました
(別の方でもお酒をやめて2年以上たっているのに
 それまでの蓄積で肝臓が弱られているのか
 数値が150と高値を示しておられる方もいらっしゃいました)

アルコール肝炎から肝硬変、肝硬変から肝がんになる危険があることを
伝え、禁酒と減量(BMI25オーバーで肥満だったので)を目標に
療養していただくことに。

非常に意識され禁酒と減量に取り組まれていて
数値も150、120と下がってきていたのですが
先日お会いしたときは190(1月の血液結果)に跳ね上がっていました。

「先生、正月は親戚も多く来て、飲みすぎ・食べすぎてしまいましたわ
 おいしいものがあるのに呑まないのもなんか物足りなくて
 原因はわかっているんです。」と自己申告され
『そうでしたか、たしかに数値は跳ね上がっていますね。
 こんなにもはっきりと上がるものなんですね。僕もびっくりです』
「体重も少し増えてしまって、やっぱり正月の不摂生ですね
 また今日から三ヶ月頑張ります」
『正月は僕も飲みすぎましたらから、一緒ですね
 また今日からお互い規則正しくいきましょう』とお話し
引き続き療養していただくこととなりました。

年を重ねるごとに、子供のころより年末年始のイベント性が薄れて
きているように感じますが、やはり正月はお祝ごとなのですね。
飲みすぎましたの申告に(同じです・・・)と反省し
アルコール性肝炎からの進行を予防できるよう
これからも指導に従事していきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。

うれしい話がありました。
12月初めから始まった利用者様のことです。
95歳、女性、介護認定申請中。一人暮らしです。
貧血が原因で入院され、退院後の食事確保のために病院のケースワーカー様からの紹介で利用となりました。
以前から貧血はあったようですが、貧血の原因は、偏った食事。
肉は嫌いだから食べない。刺身が食べやすいから、毎日刺身。
そんなにお腹も空かないから、昼は簡単になどなど。
担当の先生から、「まずはちゃんと食事を食べなさい」と言われ、
病院の管理栄養士様からは「バランスよく食べる」指導があったようです。
お近くにお住みの娘様も心配されているのですが・・・
ご本人様、ちょっと耳は遠いですが、95歳とは思えないぐらい、しっかりされています。
入院中の病室に訪問したのですが、
「早く元気になって、趣味の切り絵を習いにいきたいな」と。
配達の時に留守にしたらどうしようとなどと心配され、娘様の心配もそっちのけ。
私は心の中で「お~切り絵か~そういった趣味があるから、こんなにしっかりされているのか」と。
そして、「趣味を元気に再開してもらうためにも、退院後の食事はしっかり食べてもらわないとな」と。
しかし、好き嫌いがあることや、日ごろから食が細いようだったので、どれくらい食べていただけるか不安もありました。
そして、利用開始してから1ヶ月余りたち、検査の結果は・・・・
ヘモグロビン(貧血の状態を表す血液検査項目)が10まで上がっていました。
入院時は5、退院時は8でした(12以上で正常値)。あともう一息です。
娘様が「やっぱり食事が大事ですよね。改めて思いました」と。
嫌いなものは残されることもあるようです。
そのことを娘様にも隠されることもあるようですが、初めの心配を思うと合格かなと。
引き続き頑張ってもらいたいです。

別の利用者様で同じく90歳代の方で、ご飯の大盛で注文いただいている方がいます。
それでも足りないと言っておられるようです。
しっかり食べることは元気の源です。
その大切さも皆さんにお伝えしていきたいです。

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、カスタマーセンターへと戻ってまいりました、小山です。
北摂事務所から移動となりました。

7ヶ月ぶりにカスタマー業務を行うこととなり、不安だらけ。
ちゃんと対応できるかな?ミスしないかな?などなど・・・。
おおよその作業はなんとなく覚えているものの、ころっと忘れていることも多いです。
現在、リハビリ中です・・・(笑)。

さて、先日
「今度、もしもし検定を受けることになるからね」と。
もしもし検定?どんな検定?
調べますと、正式名称は電話応対技能検定。
電話応対に対しての新しい資格とのこと。
お客様に喜んでいただける電話応対を学びます。
3級(初心者)、2級(中級)、、1級(上級)、指導者級(S級)とわかれています。
まずは3級から・・・。
早速、ホームページの過去問を解いてみました。9割正解!!手ごたえあり!?
しかし、筆記試験がよくても実技で咄嗟に対応できなくては意味がないので、
身につけるために、「今、変な受け答えだった」と感じたらチェックし、
『変な日本語撲滅』に取り組んでまいりたいと思います!!

一発合格目指してがんばります☆

はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは。京都管理栄養士の寺田です。
2012年がスタートしましたね!
私のお正月は北海道の実家でゆっくり過ごさせていただきました。
普段会えない家族や親戚と久しぶりに会い、
エネルギー補充できました☆
私も、ちょっと食べ過ぎたかな・・・
「お正月、ちょっと食べ過ぎたかな??」という方、
気持ちを入れ替えて食習慣をもとに戻していきましょうね!!


さて、今日は自分の祖母の話を少し。

このお正月には会えなかったのですが、昨日荷物を送ってくれたので、
久しぶりに電話で話をしました。
お正月のすごし方や家族の話・・・
話好きな祖母とは話しているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

祖母は実は糖尿病。
前々から糖尿病ということは知ってはいたのですが、母からも
『よくなっているから大丈夫と医師に言われているらしい』と聞いていました。
思い切って、本人に最近の体調はどうなの?と聞いてみると、
『結構良くなっているみたい。薬も飲んでいるし。HbA1cは7か8位だって。』

!!!

『いやいや…おばあちゃん、あのね…』

まだHbA1c7~8は、まだ高い状態だということを話しました。

祖母は、主治医の先生の「大丈夫」という言葉に安心していました。
腎臓は大丈夫だろうか?いつごろから血糖高かったのかな?食生活は大丈夫かな?

聞きたいことはたくさんありました。

でも、孫にあれこれ言われるのは嫌だったのでしょう。
ささっと話をそらされ、電話が終わってしまいました。

私の大好きなおばあちゃん。合併症にはなってほしくない。
もう80歳になったけど、いつまでも元気でいてほしい。
HbA1c7~8で大丈夫と言った祖母の主治医の先生に『ちょっと待った!!』といいたい気分でした。
病状が悪化していないか、また細目に電話して、探りを入れようと思います。
絶対にHbA1c6台で安定してもらいたいので!!

担当させていただいているご利用者様に対しても想いは同じです。
ご病状を悪化させないためには、どのように接して、誰に何を伝えればよいのか?
ご利用者様のことを常に親身になって考え、サポートしていきたいと思っています。
まだまだ未熟者の私ですが、今年もよろしくお願い致します。

はーと&はあと 管理栄養士 寺田満里子

2012年、どうぞ今年もよろしくお願いします。
1月から、カスタマーセンターから北摂の管理栄養士に戻って参りました
大都です。

カスタマーセンターは短い間でしたが、今まで見えていなかった仕事や
お客様からの声や関係機関の皆様からの声が聞けて
いい体験ができたと思います。

メンバーのみんなには、かなりと失敗をやらかし、
お客さまへも迷惑をおけしました。
この場を借りてお詫び致します。

さて、久しぶりの相談員としての仕事。
まだ新規訪問は無いですが
吹田市や茨木市のケアマネージャーさんのところへ
復帰のご挨拶に行ってきました。
久しぶりの顔や、初めての方もいらっしゃいましたが
在宅の食生活をサポートする一員として、皆様と
また新たな気持ちで携わりたいと思います。

相談員としての仕事が久しぶりなので
口がまわるか、少々不安ではありますが・・(^^;


管理栄養士 大都 宏子

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