2012年2月アーカイブ

こんにちは☆北摂の大都です。

先日、箕面市のNさま宅へご挨拶に伺いました。

そこでの話・・
『はじめまして、大都と申します。』

初対面のNさまから
『お~♪、あんたが大都さんかぁ・・』

『えっ!?』

うん?カスタマーセンターにいた時に
相談でも受けたっけ?

『初めて電話をした時に出てくれたのが大都さんなんやで。』

な、なんとっ!
Nさまが初めてお電話下さったのは2006年の3月。
誠に失礼ながら、まったく覚えていなかった・・(><;)

6年も前の、担当でもない人間のことをしっかり覚えて下さっているとは・・
嬉しさと驚きに混じって、なんだか、背筋の伸びる気持ちになりました。

旧姓のままで良かった?(^^;

挨拶のあと、最近のご様子を伺うと・・
担当者もびっくり、いろいろ出てくる、出てくる(^^;

最近ワインの量が増えた、豆菓子が止まらない・・
きっと血液検査をしたら悪い結果が出るから行っていない・・

せっかく、落ち着いていたHbA1cが上がっている予感。

自覚のあることを褒めつつ?
今日からワインと豆菓子の量を決めましょう。
とりあえず、受診して今の現状を知りましょう。

誰でも、気をつけていても、なんとなく間食やおかず、お酒の量が増えてきてしまうものです。

特に年末年始を挟むと
ちょっと増えたお酒は間食の習慣がそのままズルズルとなってしまうケースも。

お独りでお住まいであれば
摂りすぎを注意してくれる人が側に居ないので
なおさら、軌道修正ができません。

そこで私たちが血液検査の結果が出るタイミングであったり
定期的に訪問やお電話で様子伺いや目標設定についての確認をさせて頂くのです。

『時々は私の顔を思い出して、ワインの量が増えないようにして下さいね。』

Nさまの自宅のお庭には立派な桜の木があります。
毎年、満開になるようです。

『またこの桜が満開になる頃に来ますね。』

『おぉ~、来てや、来てや~。ここ(庭)でバーベキューするんや。一緒にワインでもな(^^)ノ』

Nさん、ワインはほどほどにですよ(^^;


管理栄養士 大都宏子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
本当に寒い冬でしたね。春が待ち遠しいです~

週1回、クリニックの栄養指導にも行ってます。

40歳代前半、女性、軽度高血圧、γ-GTP高値、自営の仕事あり、ご主人と二人の子供と暮らしておられる。
クリニックの先生から高血圧を指摘され、一度、栄養指導を受けてきなさいと
言われたとの事。
初対面(初回栄養指導)では、客観的データーはカルテに記載されているので、
目の前に来られた方がどんな暮らしぶりなのか?どんな事に一番興味を持って生きてられるのか?そんなことを知りたくお話しを初めてます。

このアラフォーの女性は、2児の母で、朝は、5時半頃に起き、子供の弁当作り、
その後、自営の事務の仕事を15時頃までし、週2、3回はランニング、夕方には家族の食事の支度と、目まぐるしく働いているとの事。
そして、自分へのご褒美としてビールなどのお酒を就寝前まで、毎日毎日、休む事なく飲んでいるとの事です。
血圧もたまたま高い日があったと思うとおっしゃってましたが、それをたまたまと
片付けてしまうのは、良くないと私は思うので、たまたまでも高い日があるなら、気をつけなければならないし、減塩ですよ!
血圧の記録もされていました。やはり高い日がちらほら。
食事はかなり気を付けてられ減塩も実施。高血圧の原因は慢性飲酒かな~?と。
飲酒時は血圧は低くなりますが、慢性的に飲酒習慣がある場合、高血圧の方が少なくありません。
この女性には、今後どうして行こう?禁酒できますか?できませんよね?はい。
でもね、何か変えていかないと、絶対ダメですよ。
まず、私と減酒を約束しましょう☆
具体的に飲んでられるお酒の量を減らすことを決定!それならやってみますと。
48時間連続禁酒は肝臓にとても良いことも伝えましたがすぐには無理と判断。
ご褒美のお酒はよくわかります!というと、え???わかってもらえるのですか?と。
ええ、私も仕事がある子持ちの主婦だし、朝から弁当作りもしないといけないし、ランニングもなんとかやってるし、お酒も大好きです(笑)
なので、アラフォーはまだまだ子供のためにも、もちろん自分のためにも、健康を手放すわけにはいけないのです。
一緒に頑張りましょうね!と声をかけました。
すごくおおきな声で「はい!!!!」と女性。
めちゃめちゃ嬉しそうでした。こんな、怪しい管理栄養士ですが、患者さんの気持ちはわかってあげられるのです。生活習慣を目標を決め変えていくのに、サポートが必要です。
「共感」はやる気スイッチを押しにいけます♪

先日、娘が12歳の誕生日を迎えました。
子供の成長はとっても早いです。
娘にパワーをもらい頑張ってます☆

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂栄養士の島田です。

以前にブログで読書メーターの話をして
それ以降も読破した本を書籍・文庫・漫画関係なくアップしています。
ただ、最近はめっきり読む量が少なく読書量を更新できず・・・
読みたい本ばかりが増えている現状です。時間は作らないとダメですね。

さて、今回はそんな時間の話です。
先日お伺いしたお一人暮らしのK様
糖尿の数値が高くなり、間食も多く、なかなか血糖を下げることができていない
状況。包括支援センターの担当の方から少しでも配食でなんとかしたいと
ご依頼をいただきました。

ご本人、結構人見知りが強く、いきなり1対1での面談は拒否があるだろうと
ご配慮いただき、当日はK様とお近くにお住まいの娘様と三人で
ご面談させていただきました。

やはり、血糖が高く、間食もちょこちょこされていて
ふらつくと低血糖かもと心配されまた間食するの繰り返しで
徐々にHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)も6.9まで上がってきていました。
担当の先生からも6.5以下にはしたいね。と、指摘されています。

まずは、1.血糖が高くなる間食を控えてもらい
2.御飯が好きで、まず最初にご飯を食べてしまう癖を野菜から食べてもらい
3.週2回のデイサービスでの食事も600kcalと多かったので
ご飯の量100gまで減らしてもらえるようお願いすることをお伝えしました。

しかし、相談以上にびっくりしたのが、お住まいのマンションのセキュリティー!
もちろん、オートロックなのですが本人部屋の前に行くまでに
何重ものハードルがあります。

①まず、手始めに部屋番号から呼びを押して本人にオートロックを解除してもらう
②オートロック扉を入ったらエレベーターまでダッシュして
 その方の部屋番号を入力
『入力しないとエレベーターが空きません。
 さらに、ロック解除からエレベーター前のボタンで部屋番号入力を
 五分以内にしないと、またロックがかかりエレベーターのボタンすら
 押すことができなくなります)
③そして、無事エレベーターに乗れたら、今度は本人の部屋の階数が
 点滅しているかを確認して階数のボタンを押す。
 仮の本人が5階にお住まいでしたら、5の番号が点滅しています
 していなければ、5階まで上がれないので①に戻ってやり直しです。
以前にも、同じマンションにお住まいの方にお届けしたこともあるのですが
非常にセキュリティーが高く配送さん泣かせのお届け先。

業者用の搬入口を使わせてもらえないか娘様から管理人さんに
お願いしていただいたのですが、契約した業者のみしか
使用できず、今も上記の方法でお届けしています。

でも、何度かお持ちして御様子をご家族にお聞きしたところ
「受け渡しが大変ですいません。でも、やっぱり食事のおかげで
 血糖が下がっていて、本人は喜んでいます」と
うれしい言葉をいただきました。

時間制限のある配達ですが、血糖安定のお手伝いができるよう
配送さんにも、さらなる協力をお願いしたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
少し寒さが落ち着きましたね。でも、また寒くなるらしいですが・・・

さて、先日ある利用者様に新規で訪問した時のお話。
血糖値、HbA1c(ヘモグロビンA1c=1ヶ月から2ヶ月の血糖値の平均値を表す検査値)がなかなか下がらないとのことでご相談がありました。
70歳代、男性、糖尿病(20年)、既往歴に脳梗塞があり、左半身麻痺。
奥様と二人暮らしで、食事は奥様が管理されています。
とても明るく、気さくな奥様です。ご本人様は、どちらかというと寡黙。

HbA1cが8%台が続いているので、なんとかしたい。
調子のいい時は6%台のこともあったんですよ。
でも、少し少し上がりだし7%台へ。そして去年10月ぐらいから8%が続いているんですと。

麻痺もあり、少しずつ動かなくなり、電動車いすをフル活用のよう。
それを使って、カラオケに行くのが趣味なんですって。
趣味があるのはいいことですね。でも、その時には甘い誘惑があるよう。

食べすぎないようにも気を付けているんですが・・・と、奥様は食事量を減らすことばかりに目がいっているようでしたが、食事内容をヒアリングすると極端にカロリーオーバーしている訳ではありませんでした。
ただ、バランスが悪いのです。
朝昼は野菜がない、間食におなかが空くからと、サツマイモや菓子パンを食べることがあると。
もともと野菜がお好きでないようなので夕食も少ないのかなと。
はーとのお食事を夕食にご利用いただくとともに、朝にはサラダ、昼には夜の残り物(奥様分)の野菜を1品足してもらい、野菜から食べてもらう目標になりました。

高齢者に多く見られがちですが、先生からの指示量内に収まっていても炭水化物に偏って、おかずとなるタンパク源や野菜類がないことは多いです。
ただ少なくすればそれでいいと思いがちなのですが、そうではありません。
血糖値を安定させるためには、バランスがとても重要です。
そうでないと、栄養不足になることもあります。
反対に、血糖値を安定させるために主食を全く摂らないという人もいます。
それは、それで、体を動かすエネルギー源がない訳ですから、体が持ちません。
一定量の炭水化物は必要です(このことについては、色々論議されています)。

今一度、食事の時に、主菜、副菜、主食が整っているかの確認をしてください。

この方は次回3月末に検査があります。
その時にはなんとか7%台になりますように!

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
三寒四温、わたしはこの言葉がなぜか好きです。理由は・・・特にありません(笑)。
少しずつ暖かくなる事を願っています。
冬になると「寒いしなあ・・・」と外にでる機会がぐっと減り、また家の中でもじっとしていることが多くなります。わたしもその中の1人でした。ただし今年はやる気!あります。がんばって、早朝ウオーキングしています!!
休みの日や、遅め出勤の日は頑張ってます★

さて、先日身内から「前月はHbA1c6.8だったのに、今月は7.0になってたわ・・・」という報告を聞きました。
ただし、空腹時血糖は168だったのが、146に下がったと。
糖尿病だとわかったのは、去年の9月。去年はHbA1c9.0だったのを思うと改善はみられます。
現在も内服薬なしで経過観察している状態です。
なんとか、内服薬なしでもう少しHbA1c6.5まで下げたいものです。

そこで先日、ご自宅にお邪魔して昼食を一緒にたべました。
以前にお伝えした、食べる順番療法を継続してくれていました。ちょっとうれしかったです★
ごはんを食べる前に、サラダや野菜を食べてました。
野菜がなければ、汁物を先に食べるようにしています。
もちろん、ドレッシングは青じそノンオイルドレッシングでカロリーをとり過ぎないように。
また、食事もよく噛んで食べていました。
食材はおおまかではありますが、計量して調理していました。すばらしい!!

ただし、気になったのは運動量。万歩計をつけているので、最近の歩数を確認しました。
買い物は歩きで行っており、3000歩程度。一日中家の中にいるときは1000歩未満。
糖尿病がわかったときに毎日1万歩歩いていたのと比べると、活動量がぐっと低くなっています。
「運動せなあかんと思うけど、寒いし外いくのはちょっと・・・」と。
では、現在の行動範囲内でなんとかエネルギー消費量を増やしたい!
買い物に行く場合は、ただ歩くより、筋肉を意識するように歩いてみては?小汗をかくように、早足で。
ゆったりとした散歩と、早歩きでは同じ距離を歩くのでも、カロリー消費量は違います。
また、買い物へ行く際には、目的以外の場所も立ち寄ってみて移動距離を稼ぐ方法もあります。
できることからやってみる!が鉄則です。目標設定させていただきました。
日に日に暖かくなります。また少しずつ、運動量をふやしていけるよう、声かけしていこうと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
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