2012年9月アーカイブ

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

残暑厳しいですが、朝夕は少~しだけ過ごしやすくなったような・・・


私達、管理栄養士は食事療養をしないといけないけど、なかなか自力では出来ない方や
食事制限はないが、食事の支度ができなかったり、とにかく食事に関して、困っている方のご相談に乗るため在宅へ訪問しています。
が、病室へ訪問することも多いです。
現在はご入院中だが、退院したら食事療養を引き続きしないといけないけど、
退院直後に自分で作るのは不安・・・
できない・・・
家族が大変・・・という事で退院に向けて在宅に帰ってからの担当相談員として
事前に打ち合わせにいきます。

先日も病院の相談員さんのご紹介でご退院間近の女性の病室へ訪問してきました。
本人様は検査中で妹様と面談。
60歳代、女性、糖尿性腎症、今回の入院で透析導入。
この女性は糖尿病とは長く付き合ってられたのですが、腎臓が悪くなっているなんて・・・と、妹様が愕然とされてました。
入院中は病院の食事を食べていれば安心だけど、在宅に戻ってからいったいどうしたら
いいのか?と不安でたまらなかったわーと。
糖尿の食事療養はそれなりにマスターしてたけど、透析導入になり、塩分・カリウム・
リン・・・とか言われても、さっぱりわかりませんわ(困惑)とのこと。
在宅に戻ってサポートしてもらえるなんてとっても、心強いと言って頂いてます。
折角、ご退院できるのでなんとか在宅で病状を安定させ、暮らして頂くのが
私の仕事です。

「食べるの大好きな姉の事、宜しくお願いしますね~~」と妹様。
「わかりました。頑張ってサポートしていきますね!」私。


今日も退院間近な男性の病室に面談に行く予定です。
その方の病状や暮らしぶりに合わせ、一緒に在宅に戻ってからの事を考えたいです。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いですね。

70歳代、男性、要支援2、糖尿病、腎機能低下、既往歴は脳梗塞のY様。
包括支援センターのケアマネージャーからの紹介で利用され二年になります。
現在は塩分調整食をご利用中。
お一人暮らしでご自分のことは何でもされます。
料理もご近所からの貰い物の野菜なども上手に使い、調理されます。
ただそこがやっかいな所でどうしても、お持ちする食事にご自分で作ったものを足してしまわれます。
何度も何度も注意をし、やっと減ってきました。でもまだまだ油断は禁物。
先日訪問した時もテーブルの上に醤油がよく浸み込んでそうな大根の炊いたものの食べさしが・・・
またおやつも好きで、「仏壇に供えなあかんしな」を言い訳に買ってしまわれます。
貰い物、お仏壇のお供え物があるのは高齢者の特徴です。
いつも、「お供え物は、造り物ではダメなのかな~ご先祖様も病気のことを思ったら許してくれるでしょ!」と思ってしまいます。

Y様については、やっと6%まで下がってきたと思っていたヘモグロビンA1cも、この前上昇。
「あっ、何か食べた!!!」 と思い訪問してきました。
正直に話してくださいます。
「いやー暑いやろーだから、あずきバーにはまって・・・あとそうめんも足してたな・・・」

甘いものと炭水化物は血糖値を上げることを説明。
すると
「あずきバーはもう買わへん。だから最後の一袋松政さん、食べて帰って!」
Y様の為と思い、いただいちゃいました(笑)。
確かにおいしいんですがね。
最近は低カロリーのおやつもたくさん販売されてます。
どうしてもの時はそれらを上手に使いましょう。

次の日にY様が配送員に
「松政さんから頭の痛い話をされた」とぼやいておられたそうです。
そう、皆さんに頭の痛い話を口が酸っぱくなるまで言うのが私の仕事です。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、カスタマーセンター 小山です。

9月突入!!
朝もすがすがしくなってきましたね。

さて、先日岐阜県へ帰省したとき、
友人と「鮎料理」を堪能してきました。
天然の鮎と、養殖の鮎の食べ比べをしました★
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手前が養殖あゆ、奥が天然あゆです。

が、はっきり言って違いがわかりませんでした(涙)。
食べ比べ大好きですが、これほど違いが分からないとは・・・。
双方、炭火で香ばしく焼いてあり頭まで食べれるくらいおいしく
養殖モノでも充分においしい鮎でした。

栄養士たるもの、やはり品質の違いはわかりたかった・・・。
非常に残念でした・・・。

普段、当社はお食事をお届けしていますので、
当然、お届けしている食事の「検食」も私たちの重要な仕事です・・・が、
ときに、ご利用者さまから「最近、お米かわった??」という声があがります。
お米の配合がかわったということも、私たちよりも先に敏感にかんじとられています。

私たち自身ももっともっと、「素材の味」に敏感にならねば・・・と思います。


はーと&はあと管理栄養士 小山 祐子

こんにちは!
FFS事業部の柴田です。
先日、久しぶりに学生時代の友人に会ってきました!
全然変わらないという報告やら、結婚・妊娠報告という嬉しい報告やら・・・
いろんな話で盛りあがり、パワーをもらってきました♪
今日から9月!
新しい気持ちで前に進もうと思います★

さて、嚥下・咀嚼サポートサービスの商品ランキング、
今日は、キューピー優しい献立のお粥シリーズです!
前回は区分2(歯茎でつぶせる)での紹介でしたが
今回は、区分3(舌でつぶせる)の商品です。

エントリー商品はこちら!

●やわらかごはん
●やわらかごはん赤飯風
●やわらかおじや鶏とたまご
●おかゆにかける和風カレー
●おかゆにかけるたまご丼の具
●おかゆに混ぜる五目ちらしの素
●おかゆに混ぜる鮭わかめ


1位
●おかゆにかけるたまご丼の具(38kcal,蛋白質1.8g)
理由…出汁がきいていて良い!そのまま食べてもお粥にかけてもおいしい。

2位
●やわらかおじや 鶏とたまご(93kcal,蛋白質2.9g)
理由…優しい味。やわらかくて食べやすい。

3位
●おかゆにかける和風カレー(54kcal,蛋白質2.7g)
理由…お粥でもカレーが食べられるのは喜ばれると思う。


米飯が食べにくくなり、全粥を召し上がっている方はたくさんいらっしゃいます。
全粥は米飯よりも水分を多く含むので
米飯と同じカロリーを摂取しようと思うと倍量の全粥を食べなければなりません。
(全粥は、米飯の2倍の水分が含まれています!)
水分が多い分、全量食べるのは大変です。
結果、米飯と同程度の重量(つまり、カロリーは半分!)しか摂取されないケースが多いように思います。
デイサービスなどの施設でも、
米飯と同じ大きさの茶碗に全粥が盛り付けられている施設が少なくありません。


全粥にしっかり味がついていれば
喫食量も増え、高齢者の低栄養防止につながります。
具に卵や肉・魚が入っていれば蛋白質摂取にもなり
一石二鳥です。

いつも粥が残ってしまう…
そんな方には、「おかゆにかける具」シリーズを
是非ご活用ください★


㈱キューピーのやさしい献立シリーズ(区分3)の新商品
「味わう海鮮シリーズ」を取り扱うことになりました!

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パッケージにも高級感があり、従来のやさしい献立シリーズとは一味違う印象!
1袋(150g)あたり50~80kcal程度、塩分1g程度、蛋白質2g前後です。

はーと&はあとの嚥下咀嚼サポートサービスの会員様には、
担当管理栄養士が嚥下・咀嚼困難な方向けの商品の選定や
栄養に関するアドバイスをさせていただきます。

詳しいサービス内容に関しては
嚥下・咀嚼サポートサービスをご覧くださいませ☆


はーと&はあと管理栄養士
柴田 満里子

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