2013年2月アーカイブ

こんにちは。管理栄養士の柴田です。

2月13、14、15日の3日間、デイサービスはーと&はあとの内覧会を実施ししました。
お世話になっている多くの方々から素晴らしいお花や差し入れをいただきました。
まるでお花屋さんみたい!と驚きの声も上がるほどです。
はーと&はあとが多くの方々に支えられていることを改めて実感しました。
本当にありがとうございます。


内覧会ではケアマネージャー様を中心に3日間で約100名の方に足を運んでいただきました。
施設内を自由にみていただくだけでなく、在宅にお届けしているお食事や栄養補助食品、
開発中の凍結含浸法を展示し、
はーと&はあとならではの「食へのこだわり」を体験していただきました!
特に、手作りの「やわらか食」は大好評☆
「どうしたらこんなにやわらかくなるの?」といった驚きの声はもちろん、
本当にたくさんの方から「美味しかった」という声をいただきました。

やわらか食は、現在きざみ食を食べている方に食べていただきたいお食事です。
私たちは、食べることをあきらめていた人に「また食べたい!」と思っていただくお手伝いをしていきたいのです。
食べることをサポートするために、お食事だけでなく、
口腔機能を維持・向上するための口腔ケアやリハビリも行います。


デイサービスはーと&はあとは、「感動体験サロン」です☆
「脱☆きざみ食」を目指し、食べる感動を体験しにきてください!

間接照明やこだわりのカリモク家具を用いたこだわりのデイルームで
スタッフ一同心を込めてお待ちしております(^-^)


近日中にデイサービスのホームページもアップされる予定です。
詳しい内容については、デイサービスのホームページにてご紹介させていただきます。
乞うご期待ください★

管理栄養士 柴田満里子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

立春が過ぎたものの、まだまだ寒い日が続きますね。
早く暖かくなることを心待ちにしております。

先日、とても嬉しい話を聞くことができました♪
今は施設に入られたKさまの娘様が5月に結婚するとケアマネージャーさんから聞きました。
Kさまは出会った当時50代。社会人になって1年目の娘様と専門学校の学生さんだった娘様、高校生の息子様とお住まい。ご主人は単身赴任で中国に。

低血糖で倒れて、高次機能障害に。なんとも大変な障害が残ってしまいました。
料理はコンピューターの中でしかしたことない~って言っていた娘さま達でしたが、
長女さまはKさまの介護を・・と仕事を止め、自宅でできる仕事がしたいと
中国語の翻訳の勉強を始めながらKさまの介護をしていました。

ケアマネージャーさんをはじめ、主治医の先生、ヘルパーさん、ディのスタッフ、ショートスティ先のスタッフ、ご家族の協力と愛情で、Kさまの精神状態は落ち着き、今は施設で穏やかに暮らしておられるようです。

関り当時から、年ごろの娘様が安心してお嫁に行けることを願っていたケアマネさんや私たちにとってはとても嬉しい長女さまの結婚。
すぐにメールでお祝いの言葉を伝えさせて頂きました。

さて、前置きが長くなりました今日の主人公はOさまの奥様です。
ご主人のOさまは2010年の4月からご利用頂いています。
自宅でも着物お召しになったもの静かなご主人です。

そのOさまの奥様のことで担当のケアマネージャーさんから
「去年の夏頃から微熱が続き、検査をいろいろしてもらったが原因不明。
年明け頃から食欲が落ち、週末からほとんど食べられていない。
栄養面の相談にのって欲しい。」と相談がありました。
早速、刻み食を用意し、ケアマネージャーさん同行で自宅へ訪問。

ここ数日の摂取量をヒアリングしましたが、野菜ジュースやロールパン、プリン、いちご程度と
エネルギーも蛋白質も不足。
これでは体力も思考力も低下します。

刻み食のおかずから食べること、
自宅で用意できる食べやすいものを紹介しつつ、
エネルギーや蛋白質を手軽に補える補助食品の必要性を説明、提案。

そして、「口から食べて元気になってもらいたい!」ということを
奥さまに伝えさせて頂きました。

翌日朝イチ
「大都さん達が帰ったあと、刻み食のおかず半分以上と、ご飯1/3食べてくれた。
それから、台所の流しに置きっぱなしになっていた食器を洗い出して。
驚きました。」

といつも物静かなOさまが少々興奮気味に喜びいっぱいで℡をしてこられました。


早速、ケアマネージャーさんにも報告。

あれから、食べられる量が増え先日訪問した時は
椅子に腰かけられるまで体力が回復していました。

ご本人の「食べなきゃ」という意識が働いたことに感謝しつつ
食べることの大切さを実感しました。


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは、京都管理栄養士松政です。

立春も過ぎましたが、まだまだ寒いです。
さて、先日クリニックに来られた患者様のお話。

40歳代、男性、糖尿病。
無呼吸症候群で治療も受けておられます。
健診で毎年引っかかっていたが、ほっておき、今回、健診先の先生に「このままほっておいたら死ぬよ!」と言われ受診。
そんだけ悪いんだし、直ぐに薬を出されるんだろうなと思っていたと。
しかし、まずは食事療養だけでスタート。
内心「大丈夫かな!?」と思いながら、栄養指導を受けられました。

お仕事の都合上、夜勤があり、外食や買って食べることが多い方です。
それでも野菜を買える時は野菜を買い、野菜から食べるように。
外食時には揚げ物はやめ、野菜炒めや野菜の付いた定食を選ぶ。
寝る前に食べていた好きなチョコは、とりあえずやめてみるなどを実行してもらいました。
するとHbA1cが10%→9%→8%→7%と下がってきました。

初めは半信半疑だった食事療養で効果が出たため、バスで通っていた会社も自転車に変えたりと体を動かすことにも取り組んでの成果です。

そして、先日、会社の健診を受けた時に、看護師さんに呼び止められ、疑われたそうです。
「○○さん、ちゃんと尿検査しましたか?出し直してもらえますか。」と。
「なぜですか?」と聞き直すと。
「毎年、尿糖が+4も出ていたでしょ。今回-だし、おかしいでしょ。」と。

自信を持って
「ちゃんと尿を提出しました。治療もしてますし!」と応えたそうです。
すると看護師さんが「薬飲んでるの?」と。
「いいえ、食事と運動だけですけど」と。
ビックリされている看護師さんを見て、嬉しくなって、もっと頑張ろうと思えたそうです。

仕事で外食が多くなったり、夕食が遅くなったり、出張が多くなったりとどうしても食事が不規則になられる方は多いです。
それを理由に「できないです!」と言う方もいるのですが、反対にそういう状態でもちゃんと管理されて頑張っておられる方も多いです。

どんな状況、生活環境でも実践できる食事療養を提案していきたいです。

はーと&はあと管理栄養士松政千佳子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
先週の日曜日、木津川マラソン大会に参加しました。5,281名の参加でした。
練習不足でしたがなんとか、完走できました☆
10km地点までは、めちゃめちゃ気持ちよく
走れていたのですが、ちょうど10km地点を越えたところで、足が・・・痛い!!!
練習不足がたたっているなーと痛感していたら、12km地点に
「足の痛いのは気のせいだ」という張り紙があり、そうだ、そうだと
同感し、走りました。張り紙に感謝?やっぱり完走の達成感は格別です。

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先日、開業医の先生のご紹介でご自宅へ訪問してきました。
70歳代、女性、性格温厚、独居、慢性腎不全、パーキンソン病。
先生から腎臓食をすすめられたとの事でした。
ご病状は最近少々悪化気味。何年分もの検査数値を保存されていて、
最新の検査値と見比べながら
お話ししました。
お伺いした時は遅めの昼食を召し上がってられたので、昼食のアドバイスも
できました。スーパーで購入された焼きそばだったので、塩分が高いことなど
をお話ししています。
ご自宅へ伺うとまず、暮らしぶりが見えるのが最大の良いところです。
テーブルの上や台所にある食材、冷蔵庫の中まで見せていただく事もしばしば
あります。
実生活に沿った具体的なアドバイスをする事で本人様自身で、理解し
食事療養をスタートしてもらってます。
この女性はご担当のケアマネージャーさんがおられるので、ご報告に訪問しました。
今後も、主治医やケアマネージャーさんと連携をとり、支えさていただくのが
仕事です。

あたり前ですが、お1人お1人暮らしぶりや食生活は全く違います。
状態に応じて一緒に考えていくことがやりがいであり、一番難しいところです。

お役にたちたいので小引き出しを増やすよう勉強で~す☆


はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

1月末からの引っ越しのバタバタも大分と収まりました。
引っ越しで出たごみを多さにびっくりしながら
ごみ屋敷に住んでいたような錯覚に陥りました。
やっぱり無駄な書類などはこまめに破棄しないとだめですね
新しい事務所では、すっきりした状態でずっと
仕事ができるよう物は溜めこまないよう気をつけようと思います。

さて、先日、病院の栄養指導に同席してきました。
胃を全摘された新規の御利用者Kさまから退院と同時に配食サービスで
軟菜食を利用したいと相談を受け、丁度退院日に栄養指導があり
病院の管理栄養士の方から同席の了解を得られたので
はーと&はあとの栄養士さんも一緒に受けてほしいとのことで
病院へお伺いさせていただきました。

病院の栄養指導に同席することはまれにありますが
あまり体験できないことなので楽しみにお伺いしました。

病院の栄養指導を担当されたのはまだ若い管理栄養士の方で
先輩の管理栄養士(たぶん僕より少し年配な方)が指導員としてついての
栄養指導でした。

内容は胃をとられた方の食事として気をつけてほしいポイントを
丁寧に指導されていました。
1.消化を助けるために少しずつを数回に分けて食べましょう。
2.消化の悪い食品や刺激の多いものは避けましょう。
3.ゆっくり時間をかけて食べましょう。等々

でも、他人の栄養指導を聞いているとダメ出しをしてしまいたくなるのも
性なのでしょうか。
(話すスピードが早い、あいづちがうんうんばかり、
 声のキーが高すぎて聞き取りづらい時がある)とか・・・
きっと自分が指導している時も気をつけないといけないポイントが
客観的にみるとよくわかります。

指導に同席させてもらった後で、少しだけ僕の方から補足を
1.胃切除の方は、だいたい1年かけてすこしずつ食べられるようになります
2.切除後の三ヶ月が体重減少がもっとも起こりやすく体力も落ちやすいので
  最初の三ヶ月で体重が落ち過ぎないようこまめにカロリー補給しましょう。
手術は成功しても術後の安定には食事管理がもっとも重要になります
ゆっくり時間はかかっても、以前同様、好きな食事が食べられるよう
サポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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管理栄養士プロフィール

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