2013年2月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
先日、ケアマネージャー様より、こんな質問がありました。

「透析の方で水分制限が700mlだが、なかなか守れない方がいらっしゃります。
カロリーも取れるし、濃厚流動食を水分代わりに進めてみたいと思うが、
商品は取り扱っていますか?」と。

当社では、サポートサービスにて、様々な商品の取り扱いをしています。
今回、問い合わせいただいた商品も取り扱いをしているので、
商品のお届けまでの流れを説明させていただきました。

しかし、濃厚流動食を水分のかわりに摂取するのは、
濃度も高く、逆に水分を必要とされる可能性もある旨、お伝えさせていただきました。
透析の方の水分制限は皆さん、悩みどころですよね。

私がいた特別養護老人ホームでは、
口の中での滞留時間が長く喉の渇きを紛らわしてくれる氷や、
ミニゼリーなどを凍らしたものを口に含んで頂き、
喉の渇きを潤していたのを思い出し、アドバイスさせていただきました。

ケアマネージャー様も、納得していただいた御様子で、
「また、相談させてもらいますね!」とおっしゃっていただきました。

ただ、一つ、
「どの商品が、サラっと飲みやすい?」と質問され、
私自身、飲み比べたことが無く、お応えできなかったことが残念でした。
担当栄養士からまた、回答させていただくことを約束し、失礼しました。

商品を取り扱っているからには、
味などの比較はできるように、今後も商品知識を増やしていきたい!
まだまだ勉強不足でした。
今後は、たくさんアドバイスできるよう、知識増に努めます★

はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

1月30日、新しく完成したばかりの北摂オフィス&デイサービス(写真)にて、
社員へのお披露目を兼ねた、勉強会が開催されました。

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勉強会は、嚥下・摂食障害をテーマに「食医とは~知っておきたい口の機能」と題され、
講師には、医療法人美和会 平成歯科クリニックの小谷泰子先生をお迎えしました。


はーと&はあとでは、在宅での食事療養のサポートを理念に掲げ、
1人暮らしの高齢者や生活習慣病患者の方々に食事を提供してきましたが、
その延長線上にある次のテーマは、嚥下・咀嚼が困難な方へも食事を提供することであり、
勉強会の内容は、まさに私たちがチャレンジしようとするテーマにふさわしいものでした。


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会場は3月にスタートする併設のデイサービスを使用し、
約1時間半にわたった勉強会は、真剣で熱気あふれる空気に包まれました。
実際に誤嚥の起こる仕組みを体感したり、
液体が気管支に流れ込む瞬間を動画で見たりと、
より身近に嚥下障害と口腔ケア、そして食事について勉強することが出来ました。
終了後も担当の利用者を思い浮かべた管理栄養士が熱心に質問を続けるなど、
新たなチャレンジが動き始めた象徴的な時間となりました。

(勉強会の内容は柴田管理栄養士のブログでもう少し詳しく紹介しています)

小谷先生には、予定時間を大幅に超えて熱心なご指導を頂き、本当にありがとうございました。

今後とも密に、長くご指導頂けることを願っております。

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管理栄養士プロフィール

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