松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
最近、夕立が多いです。「あ~もうすぐくるな!」というどんよりした雲が近づいてくるのです。

さて、先日、ある利用者様の退院時のカンファレンスに出席しました。
担当のケアマネージャーさんから、近々退院予定のため、出席して欲しいと依頼があり病院にお伺いしました。
出席者は14人、ご家族様、担当医師、担当看護師、ケアマネージャー、ヘルパーさん、デイサービスの方など、小さな会議室がいっぱいになりました。
入院時とは状態が少し異なるため、退院し自宅療養するにあたっての注意点などについて、それぞれの事業所で必要とされるサービスと照らし合わせ話し合いました。
どれだけ自宅で療養できるか分からないが、出来るだけ自宅でというご家族様、ご本人様の希望もあり、退院が決定しました。

食事については、心不全はありますが、90歳代後半ということもあり、担当医師から特に制限をするというのではなく、おしいく食べたいものを食べさせてあげてくださいということで、健康バランス食をお持ちすることになりました。
しかし、飲み込みが少し心配でもあるため、刻み食でお粥をお持ちすることになりました。
入院前は、刻みでは無く、形のある常食で米飯を召し上がっておられましたのですが・・・
お持ちするお食事は、しっかり残さず、偏らないように召し上がってもらいたいです。

今回のように退院時前のカンファレンスに出席させてもらうこともよくあります。
その時感じること、特にその方にかかわっている方々が多ければ多いほど、それぞれのサービスが連携し協力しあって、その方のためのサービスが完成しているのだと実感します。
だからこそ、自分達が求められていることは何かをちゃんと考え、サポートしていくことがとても大切だと思います。
そして、そのことは、私たちの配食サービスについても同じです。
注文を受け、献立を作り、調理し、お客様の元へ配送、そして、栄養相談、ひとつひとつの過程を確実に行い、連携する。
そのひとつひとつが、お客様からの信頼に変わるんですよね。頑張ります。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
最近はとっても過ごしやすくなりましたね~
去年はもっと残暑が厳しかったような気がします。
今年の冬は寒くなるのでしょうか・・・

さて、クリニックでの栄養指導のお話。
70歳代、女性、脂質異常症のA様。
以前からコレステロール、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、中性脂肪が高いと言われていたとのこと。
自分でも色々頑張ってみているけど、なかなか下がらないので先生に相談したら、
「じゃあ、一度栄養指導受けてみますか?」とのことで初めての栄養指導。

前もって食事記録もつけて来てくださいました。
「よそ行きの記録はだめでっしゃろ~だから、普段のありのままの食事内容を書いてきましたえ~。」と。
よく分かってらっしゃる。

普段から自分でも色々勉強し、コレステロールの多いと言われる食品、卵や魚卵はできるだけ控え、魚中心で青背の魚を積極的に食べてるとのこと。
しかし、話しているうちにポツポツと・・・
「昼間の間食は欠かせませんね。でも、ちょっとですよ。カステラ、饅頭、果物・・・」
そして、「砂糖はいいんでしょう!?よく料理に使いますわ。コーヒーにも入れますし。」
と引き続き話を聞く私。
「あっ、あと揚げ物が大好きでねースーパーでよく買ってきますの。楽でしょう。」
さらに聞く私。
「あっ、あとね、クロワッサンも大好きで。おいしいでしょう!?パン屋さんの焼きたてね~」

ととても楽しそうに話されている。でも、そろそろ、私からの話も聞いてもらわないとね。
話をされた順にアドバイス。
砂糖、油の過剰摂取は、中性脂肪に変わりやすく、肥満の原因になることを説明すると
目を丸くして「えっ!!砂糖はダメなんですか???」と。
そして、自己反省が始まりました。
「あ~そう言えば、娘から味付けが濃いと言われますわ~」
「あ~どうりで、ご飯は少なくしていてもあまり体重減りませんしね・・・」
「あ~~」と。どんどん小さくなっていくA様。

でも、この短時間で自分の食生活を振り返り、問題点に気づくことができたことは大きな進歩。
そのことを説明すると、沈んでいた顔を上げられました。
そして、次回までの目標を一緒に考え、栄養指導は終了しました。

次回は、目標に対してのご自分の頑張りを楽しそうに話されることでしょう。お待ちしております。


はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
ほんとうにお久しぶりです。

このブログは1ヶ月半ほどお休みしておりましたが、日々は毎日、流れておりました。
ホームページも少し変わっていることに気付かれましたか??
そう、管理栄養士に新しいメンバーが加わっております。
追って本人達より自己紹介ブログをアップさせていいただきますね。

さて、先日、病院に新規訪問しました。
退院後にすぐに利用したいとのことで訪問。

70歳代、男性、糖尿病、心不全あり。
心不全で二ヶ月前に入院されました。
ご本人様とはご挨拶程度で、主なお話しは奥様とさせていただきました。
「やっと退院できるんです。」と奥様もうれしそう。
でも、心配があると。

この方、入院前までは糖尿病でインスリンを自己注射されていました。
しかし、入院中の食事療養のお蔭で、お薬で血糖コントロールができるようになり、退院後もお薬で管理していくとのこと。
「入院前までも気をつけて食事療養をしてきたつもりだったけど、やっぱり違うのね~。食事療養がどれだけ大切か分かったわ。」と。
それと同時に奥様へのプレッシャーも大きくなったようで、食事を作る自分のせいで、また、血糖コントールが悪くなったらどうしようと・・・退院を前にだんだん不安になったそうです。
そこで、病院の相談員さんに相談したところ、こんな配食サービスがありますと教えてもらったと。

退院後、毎日昼食と夕食に栄養コントール食・塩分調整食をご利用いただくことになりました。

ご本人様、身体的にも少し介護が必要で、奥様が一人でお世話をされています。
あれもこれもと頭がいっぱいのご様子。
でも、ご主人様のために頑張りたいという気持ちがこちらにまで伝わってきました。

面談後、「これで食事は安心できるわ。」とほっとした笑顔をみせられたのが印象的でした。
ご病気のご本人様だけでなく、食事支度などのお世話をされているご家族様にも安心をお届けできる。
「すごいことだ。」と改めて実感しました。

「入院中は管理ができるのに、退院後が心配!」という方、たくさんおられると思います。
そうです、私たちの毎日は、そんな方々にもっともっとはーとのことを知ってもらい、食事療養の大切さを伝える、それが私たちの毎日なのです。

%21cid_01%40080818.073148%40_____F903i%40docomo.ne%5B1%5D

ブログお休みの間に、私の枝豆もすくすくと成長しました。
一応枝豆はできたのですが・・・かなりちっちゃい。

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
梅雨なんですが、最近は運よく、私が外に出るときは、晴れてたり曇ったり。

先日、ある利用者様の息子様から連絡をいただきました。
「ちょっと聞きたいことがあって。東川さん教えて!」と。
利用者様は、80歳代、人工透析をされています。
糖尿病の合併症で腎臓が悪くなられました。
もともと独り暮らしだったのですが、透析療養を開始されるにあたり、負担も大きく、今は息子様と同居されています。
なかなか制限のある食事は・・・ということで、はーとの塩分・蛋白質調整食をご利用いただいています。もう二年近くになるでしょうか。

息子様も少しでもお母様の透析療養がうまくいくようにと一生懸命で、自分でできることはしてあげたいと。

そんな息子様から「担当の先生から、成績優秀で褒められました。」と。
「だから、あともう少し蛋白質を増やしてもいいと言われて・・・。」と。
「先生はゆで卵とか簡単なので、たまにプラスしてあげれば?」と。
「でも、本人、ゆで卵嫌いなんですよね・・・。」
「卵に代わるものって何ですか?あとどれくらい?」と。

卵に代わる、お肉、お魚の量を説明し、本人様がお好きな料理でのアレンジ方法などをアドバイスしました。

そんなに長時間は話していません。
最近のご本人様のご様子、そして質問、アドバイスで、ではまたと。
でも、そのちょっとをとても嬉しく思います。
ちょっと困った時、分からない時に「あっ!そうや!」と思い出してもらって頼りにしてもらえる。
利用者様、またそのご家族と信頼を築けたと実感できる一瞬でもあります。

食事療養で困った時、不安な時、分からない時、そして、嬉しい時は、はーとさん、そして、東川さんと、そんな存在であり続けたいです。
皆さんのそのちょっとを応援したいんです。私に食事療養をお手伝いさせてください。お待ちしております。

 

【枝豆成長日記】
私の枝豆、こんなに大きくなりました♪
毎日欠かさずお水あげてます。なかなかかわいいもんです。
ヒョロヒョロすぎて、枝豆がちゃんとできるかは分かりませんが・・・
良い苗を残して、他は間引きしないといけないのですが、なんだかかわいそうでできません。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。


先日ある利用者様と電話でお話ししました。
配送員から「○○様、本日通院だったようです。」と報告を受けたため、検査結果はどうだったかと思いお電話しました。
慢性腎不全で透析はなんとか避けたいと思い食事療養を継続されている利用者様です。
私がはーとに入社する前からはーと&はあとの栄養コントロール食をご利用いただいています。
前任者から引継ぎを受け、今日に至ります。
本当に長い間食事療養に取り組んでおられるため、私もできるだけのサポートをしたいと思っております。
電話や自宅に訪問してご相談をお受けしております。

数ヶ月前、少し体調を崩され、検査結果があまりよくありませんでした。
担当の先生にも「このままでは、透析の準備をしないといけないな・・・」と。
その報告を受けた配送員から連絡が入り、慌てて私も本人様に連絡を入れました。
自宅へ訪問し、普段の生活で変わったことはなかったかヒアリングしました。

親類の法事があったりと外出することが多く疲れたと。また、その時に外食も多かったと。
塩分や蛋白質が多いのは分かっていたんですが・・・・と。
でも原因がわかったため、普段通りの生活に戻してもらいました。
そして、今度外食する時の注意点を説明し、自宅での食事についても再度確認しました。

その後、数ヶ月経ち、検査結果は以前の数値ぐらいまでに下がり、落ち着いています。
担当の先生にも「しばらくこのままで様子をみましょう。」と言われたとのこと。
少し安心しました。でも、油断はできません。
ちょっとした変化が病状を急激に悪化させてしまいます。
そのため、少しでも生活パターンが変わる際は注意しないといけません。

相談を受ける際、今後の予定についての確認もするようにしています。
外食をする機会が無いかなど。
でも予定は未定であって、いくら注意しようと思っていても、できなかったり、予定よりも外食の頻度が増えることもあります。
そんな時でもご自分でしっかりと調整できるように指導していかないとと実感しました。

この方、いつも私の体調のことも心配してくださいます。
「あまり無理したらあかんでー体大事にしてや~。」と。
頼りにしてくださる方がいらっしゃる以上、自分の体調管理もしっかりしようと思いました。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美