食事療養のサポートを現場から発信

謹んで「大阪北部地震」災害及び、西日本での大規模な水害のお見舞いを申し上げます。


お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な日々が戻りますよう、そして復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。

先日、クリニックで『~水分補給の大切さと夏バテ予防~』をテーマにした集団栄養指導を行い、15~20人の方にご参加いただきました。

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☆1日にどれくらいの水分を排出し、どれくらいの摂取が必要か

☆高齢者の脱水について

☆簡単にできる脱水チェック

☆夏バテとは

☆夏バテ予防に効く食材と栄養素

についてのお話を行いました。

皆様1日に2L以上水分補給されている方がほとんどで、こまめにお茶を飲んでいる方ばかりでした!

お話のあとに、実地日が6月末だったこともありご自宅で簡単に作れる『水無月』のレシピ紹介と、調理のデモンストレーションを行いました。

皆様ご自宅にある材料で簡単に作れることに驚かれており、ご試食いただいた感想もとてもご好評いただきましたのでそのレシピを紹介しますね^^!

【材料】(6個分)

・牛乳パック     1個

・薄力粉     100g

・甘納豆     100~150g

・砂糖     50g

・水     300g

【作り方】

①牛乳パックをきれいに洗い側面中央を切り、底に甘納豆を敷く。

②薄力粉、砂糖はふるい、水を加えて甘納豆の上に流し入れ、上をテープで閉じる。

③電子レンジ600w6分で出来上がり。

④出来上がったら粗熱をとり、冷蔵庫でさまし、切り分ける。

※牛乳パックを止める時は絶対にホッチキスは使わないでください

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京都の方々は6月30日に水無月を食べることで、この半年の身の汚れを払い、暑い季節も夏バテせずに元気でいられるように願掛けをします!

「毎年買ってたけど今年は作ってみようかな」「抹茶を入れてアレンジしてみてもいいかもね」など、皆様に楽しんでいただけて良かったです。

脱水は、自己チェックも簡単にできるのでぜひ皆様一度チェックしてみてください!

・手の親指の爪を押す

指先には毛細血管があります。水分が不足している状態では血流が悪くなるので、親指の爪を押したとき白い状態から赤い状態に戻りにくくなります。 目安は3秒。3秒程度で赤みが戻らない場合は、脱水症の疑いがあります。

・手の甲の皮膚をひっぱる

皮膚には水分が多く含まれています。脱水症では、皮膚の水分も不足し、肌の弾力が減るため皮膚がもとに戻りにくくなります。目安は3秒。3秒で皮膚が戻らなければ脱水症の疑いがあります。

・舌の状態を見る

健康な人の舌は色が赤く、表面はなめらかです。対して、脱水症になっている状態だと、舌の表面に光沢がなく、赤黒く乾いています。

 

 

はーと&はあと 管理栄養士 竹輪 美里

この度の北摂地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申しあげます。

 

余震が続き、ガスが復旧するまで、ご不安な日々を過ごされた事と思います。

 

いつもバイクで走っている道路、街並みが、普段と違う景色に変わっており、私自身も非日常的な1週間を過ごしておりました。

弊社の給食施設もガスの供給が止まり、急遽、京都の給食施設で製造を依頼、対応頂きました。

御利用者様に、ご迷惑とご心配おかけしました。

お電話で、緊急対応お知らせした際、逆に、利用者様から温かいお言葉を頂きました事、深く感謝致します。

 

我が家でも、普段から水と飴、少しの菓子類は非常袋に入れていたものの、懐中電灯は電池が切れており、使いものにならない状態でした。今回を機に防災意識を高めていきたいです。

備蓄しておくべき食品はどんなものが良いか。

●茨木在住:大都マネージャー談

ガス、電子レンジ使えず、水と電気が使えた場合、備蓄してて良かったのは、 スティックの伊右衛門の粉茶←やはり日本人、緑茶で落ち着く...カップ麺、カップの味噌汁、青汁の粉←野菜不足解消に。果物の缶詰。おかず系はご飯が無いと味が濃いと食べにくい...

あとお餅はトースターが使える場合は、良い。

●災害時の食事バランスガイド

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ネットより引用。

日持ちするものばかりですが、用意した食品の賞味期限も定期的に確認しないといけませんね。

●糖尿病の方、災害時のポイント

以下リンク先、日本糖尿病協会の資料です。

インスリンが必要な糖尿病患者様は是非参考にされてはいかがでしょうか。

https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/disaster_manual.pdf

 

阪急電車の中から見るとビニールシートで覆われている破損した屋根が何軒も見られます。

皆様のご無事と一日も早い復興をお祈り致します。

 

北摂管理栄養士 徳山

 

こんにちは☆ はーと&はあと 京都 管理栄養士 相山です。

     

今日は、ほんとにここ最近で一番暑かったです!携帯電話で温度をみると35℃!

バイクの運転中も、太ももが痛かったです!今にも、湯気がでそうでした。

この時期は、湿気が多いので食中毒と体がまだ暑さに対応できずで熱中症にもなりやすいので

気を付けてお過ごしください♪

   

今日は、2008年(10年前)からご利用いただいている方のご自宅に、ご挨拶と最近の食生活状況の確認にお伺いしました。

86歳女性 独居 介護2の方です。

ヘルパーさんが週3回、買い物、掃除、ゴミだしに入っておられ、日曜日はデイサービスに外出されます。

生活状況は、若いころから夜はなかなか寝られず、昼12時ごろに起床されるそうです。

なので、朝ごはんはなしで1日2食。

今は、食欲もわかず昼、夕に配食(健康バランス食ミニサイズ)を分けて召し上がっておられます。

活動量も低いですが、明らかにカロリー・たんぱく質不足です。

最近、徐々に体重も減り40kgを切り一時期は35kgまでになったという声を配送員が拾い、カスタマーセンターの管理栄養士がすぐに、状況をヒアリングしました。

食事は、入りにくいが飲み物はよく飲めるとのことで、体重が戻るまでは栄養効率よく補給できる栄養補助食品クリミール(200Kcal、たんぱく質7.5g 普通食の食事半分くらいの栄養価)を1日1本飲んでいただくこととなりました。

栄養状態の指標として、体重が一番わかりやすいのでまた教えていただきます。

  

これからの時期、暑くなり食欲低下し、体重も一緒に落ちてしまうという悪循環にならないように

早めに利用者様の声や状況をキャッチしたいと思います。

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先月、5月の連休に宮古島に行ってきました。

海がきれいで感動しました!!シュノーケリングをして、念願のうみがめにも出会うことができました。

夏を先取りして、海に入れて最高でした。リフレッシュ☆★

  

はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜

 

   

この度の大阪府北部地震について、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げます。


今回の地震は、6月18日7時58分頃、日本の大阪府北部を震源として発生。

最大震度6弱を大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で観測されました。

気象庁が1923年(大正12年)に観測を開始して以来、大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは初めてとのこと。


私は地震発生時、すでにサロンのフロア内で書き物をしていたところでした。


大きな「ドンッ!!」という音と激しく突き上げる揺れに一瞬座っていた椅子からお尻が浮くような感覚とともに、食器類の割れる音とけたたましく鳴る携帯からの緊急地震速報のアラームに驚きながら何が起こっているのか少し理解できずにいました。


少し揺れが落ち着いた時点で外に出て、施設長と状況の確認。


ライフライン(水、電気、ガス)は使用可能。


利用者様のおやつ用のティーカップとお皿が激しく割れている以外は本棚が倒れていたのと色々なものが少し移動している程度でした。


当サロンは都市ガスではなくプロパンを使用していたこともありガスは使用できる状態でしたが、外のボンベを確認すると固定するための鎖は止めてあった根元のねじ部分が地震で吹き飛んでいました。

奇跡的にボンベは少しズレていただけで倒れることもなく持ちこたえていました。


そうこうしているうちに出勤予定のスタッフから交通網がストップしており出勤できないなどの連絡が入りだしました。

電話はほとんど通じない状況であったため、メールやLINEを使用して連絡を取り合いました。


次に利用者の安否確認のため手分けして電話をかけていきましたが、やはり電話回線が混み合いなかなか通じない状態でした。

つながる方には状況をお聞きして、つながらない方には原付で手分けして確認しに行くこととなりました。


サロンでの食事については、当社の在宅食事療養サポートサービスとしてご自宅にお届けしているお弁当形式のものをサロンで盛り付け直しして再加熱後に利用者様へ提供するスタイルであったため、昼食時に提供予定であったお食事も必要に応じてご自宅にお届けしました。


幸いなことにご利用いただいている全ての利用者様にお怪我はなく、安否確認も取れました。


夕方にはガスの点検もしていただき、完全に使用可とのことで次の日からデイサービスの営業は可能な状態となりました。


今回はガスが止まってしまっている地域が多く、自宅でお風呂が入れないという声がたくさん聞かれ、臨時の対応なども行いました。


また、当サロンがある南茨木周辺もガスが止まっているところが多く、近隣のマンションの方に呼びかけをしてデイサービスの営業終了後にシャワーの一般開放も行いました。

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小さなお子様連れの方が多く、あっという間に予約も埋まってしまいましたが皆さんとても喜んで帰っていかれました。


地域的に当サロン周辺はガス復旧作業が遅かったこともあり、地震発生から5日経ってもお問い合わせが続いています。

建物の方は多少の影響はありましたが安全面に問題なく営業行えています。

 
今回の対応について、見直す点など再度検討し、同じような災害があった場合のシュミレーションを更に深めていく必要はあると思いました。


災害時に自分ができることも改めて見直しておきたいと思います。




管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

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