食事療養のサポートを現場から発信

透析回避!

こんにちは。 京都 管理栄養士 相山です。

暑さの厳しい8月も、暦では立秋でだんだんと暑さが落ち着いてくる時期です。

でも、、、まだすごく熱いので水分補給をしっかりとしながら踏ん張りたいです。

     

本日訪問した利用者様 80歳女性。ご夫婦で仲良く住んでおられます。

ケアマネージャーさんから、「腎不全で、透析の話も出ている。退院時に、病院の栄養士さんから食事に関してアドバイスをしてもらったが、なかなかわからず資料を元にもう少し詳しく説明をしてあげてほしい」とSOSがありました。

少し道に迷っているところご主人様が玄関先に出てきてくださりあったかく出迎えてくださりました。

今年の3月に心臓の弁の手術をしてから、腎臓が急に悪くなってしまって・・・透析の話もでてどうしたらいいかわからない。

奥様は、体調もすぐれず横になっておられることも多く、お食事の用意などすべてご主人様がされています。

ご主人様は、すごく熱心で奥様のためと思い食事も減塩醤油をつかって味もうすくうすく作っているとのこと。

もともと、ご主人様は田舎そだちで濃い味噌汁に、塩辛い漬物があればごはんがたべれるという生活をされていたそうです。

ご主人様は、奥様の為にと水臭く食事をつくっておられる様子でしたが、逆に奥様の食欲を低下させてしまっているかもしれないこと、今は食事の量もあまりとれていないのであまりご主人様も神経質になりすぎないようにとお伝えしました。

奥様は、体調がすぐれないのもあり、最近は食事量もすごく落ちてきているとご主人様がすごく心配されていました。

   

血液検査の結果を見せてもらうと、やはり腎機能数値はたかく腎機能も12%くらいでした。

なんとか、透析を回避したい!!透析にならないように維持したい!!!という思いでの食事スタートです。

カリウム、リンについても、最初は全く未知の世界だったそうですが、今勉強されてなんとなくわかっていた。

話を聞いて少し楽になったよと言ってくださりました。

   

先生からの指示は、1600Kcalで、たんぱく質 30g、塩分 6gです。

体系からして、高カロリー、低タンパク質もなかなか厳しい数字です。

弊社のお届けするお食事は、たんぱく質に合わせるとカロリーが不足してしまうので、ゼリーやドリンクを提案し、捕食で(200Kcalほど)補ってもらうこととなりました。

奥様の透析回避と、ご主人様のサポートできるようがんばりたいです。

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先日、姪っ子が誕生して1か月たちました。

ほんとに寝てる姿も、あくびしてもなにしてもかわいいです。

最近の癒しです。元気にすくすく大きく育ちますように☆

       

はーと&はあと 管理栄養士 相山 華菜

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