嚥下障害の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

何度かこのブログでもお伝えしましたが嚥下が難しく、ブレンダー食、高エネルギー食を利用されている女性のお客様のお話です。

昨年8月からのご利用の方で当初は脱水、褥瘡と食欲不振で大変でした。

しかし、徐々に周りの方々のサポートがあり食欲もアップし、褥瘡も完治。

昨年8月では計測不可能だった体重も今年の2月時点では42kg、5月では43kg、そして今月は44kgになっており順調に体重も増えております。今年に入り英語で冗談を言ったりされていたのですが、5月に褥瘡が完治してからはご自身で着衣の乱れを直し、食事に対しての意思もはっきりお伝え頂けるようになりました。体重増加とともにADLの向上が明らかです。

さらに、当初は夜間に奇声を発することもあったのですが、徐々になくなりました。それに伴い、ご家族様も不快に思うこともが無くなったのか、今まで正直、ご本人様に対して無関心だった息子様がお部屋の掃除をして、お花も飾って下さるようになり、生活環境も良くなってきました。ADLも大事ですがQOLの改善がご本人様にとっては一番励みになるのかも。

そして、先日訪問した時は麻痺が残る手で一生懸命日記をつけていらっしゃいました。

「〇月×日、お風呂に入る。気持ちいい。」など、一行ではありますが『時間がかかってもリハビリです。』と笑顔を見せて下さいました。

日々、努力されている姿を見ると私も元気を頂けますし、さらにお役に立てるよう身が引き締まる思いです。「次の目標は外出ですね(^^)」とまた笑顔を下さいました。

↓ お客様からお手製の鶴を頂きました。とてもお上手です(^^)

1442217861397.jpg    ㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

はーと&はあとでは、生活習慣病の方や摂食嚥下困難な方や低栄養の方の栄養相談に乗らせて

頂いています。摂食嚥下困難な方には、昼食夕食のお届けという形態ではないのですが、たくさんある

メーカーさんの商品(レトルトやゼリー・ムース・ドリンク)を利用者さんの状況を把握して、カンファレス等で

関係者からヒアリングをして適正な食形態のものを選んでいます。

今日もメーカーさんを呼んで、実際の商品の試食・試飲をし勉強会を実施しました。利用者さんやケアマネージャーさんから

「どんな味?食べやすい?価格は?」など、色々聞かれる事も多く、栄養価や味を知っていないといけないので

管理栄養士は新しい商品にも目を光らせていないとならないです。

IMG_0211.JPG

先日、利用者さんのかかりつけ医の往診にケアマネージャーさんと同席しました。

80歳代、女性、夫婦同居、性格温厚。要介護Ⅴ。乳がん、認知症。誤嚥性肺炎を繰り返しておられました。

退院時カンファレスに参加し、在宅でのサービスが整いしだいご退院。食事は、ムース食を利用されています。

食事介助は朝・昼・夕ともヘルパーさんがされています。連絡帳を見ると、毎食のように「10割完食!」と記載が

ありました。ご主人にきいても、しっかり全部食べてるよ~~との事です。物足りないぐらいやと思うとの事。

なので、先生に食事の形態を上げてもよいか(嚥下状態は大丈夫か?)を質問しました。

訪問看護の情報からもけっこう状態はよくなっている(入院時、悪化はあっても回復は難しいと言われていた)

ので、食事を変更する事になりました。もうすぐショートステイに入られるので、その時にしっかり見守りの中、

形態を上げた食事を摂ってもらいましょうとなりました。私も食事風景、見学しにいきます。

食欲もとてもおありなので、しっかり摂取できるといいなーとケアマネージャーさんと話していました。

在宅での食事がより豊かになり、元気に過ごしてもらえる事が私達管理栄養士にとっても、すごく

やりがいのある事です。

アドバイスの引き出しを増やしてがんばります☆

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

毎日暑いですね。口を開けば「暑い、暑い」と言っている今日この頃です。

さて、今回は思いがけない再会を果たしたお客様のお話。

先日、お客様のご自宅に訪問し移動する準備をしていたところ、向こうの方から懐かしい顔が見えました。実は半年前に配食を止めてしまったお客様でした。やめた理由は血糖値が安定したから。

長らく糖尿を患っており配食を始めた当初はHbA1cが7.5でしたが半年後に6.5まで下がり、今後はご自身で頑張ってみる。との事でした。

それから、半年ぶりに思いがけず再会しました。「お元気ですか~?体調いかがですか?」と声掛けすると「あかんねん。また7.5まで上がってしまってん。お昼も見て、今からこれ食べるねん。暑くて作るのもしんどくて、こんなんばっかり食べてる」買い物帰りだったようで内容を見せて頂きました。

中身はロールパン1個、野菜ジュース1本。のみ。

これではダメだ!と思いましたが調理がしんどい気持ちも分かります。

当社でなくても他社でもいいので配食の利用なども再度検討されることをご提案。「そうやねん。やりたいと思っててん。来週からまた持ってきて」ということで再開することになりました。

この時期、特に暑さもあり簡単な食事になりバランスが欠ける事があると思います。

期間限定でも結構です。ちょっと食事の準備がしんどい。そういった時はぜひ思い出してほしいです。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

暑い中、いよいよ甲子園の開幕が迫ってきました。わが福井県代表の気比は初戦から強者明徳義塾が相手ですが、頑張ってほしいものです。

さて、今回はその暑い中、病院の退院時カンファにお伺いしたK様(男性、70代、奥様同居)のお話です。

脳梗塞歴のあるK様、今回脳出血を発症されたことで、パーキンソン症候群が見られ、現在は病院にて『えんげ訓練食』を食べられていました。5か月のリハビリ期間を経て今月から自宅復帰となり、その退院時カンファに担当のケアマネジャーさまよりご依頼を受け参加させていただきました。

病院からの情報提供では、嚥下力に問題はないが、パーキンソン症候群の影響により咀嚼力が弱っており、形の大きいものは咀嚼がむずかしく、また誤嚥のリスクもあることから、病院ではえんげ訓練食を提供されていたとのこと。

奥様からは「自宅にもミキサーはあるので、ミキサー食を作って食べさせてあげようと思っている。ただ、病院で食事介助をしているともう少し形のあるものも本人食べられそうなんだけど、自宅ではミキサー食以外を食べさせていいでしょうか」と相談があがり

先生からは「つぶすことができれば飲み込みはできると思う」とアドバイスをいただき、当面は病院の形態に合わせて、少量ずつ形のあるものにもトライしていくことになりました。

自宅に戻られた後はデイケアにもいかれる予定ですが、デイケアでは細かく刻んだ食事にとろみをつけて食事提供をされる計画です。

自宅では奥様の食事の負担軽減に、レトルトのブレンダー食と少し粒のあるやわらかい食事を用意させていただきました。体格も痩せておられていましたので、しっかり1日分の必要量をとってもらえるところからのスタートです。

一番暑い時期に退院されるのってお体的には負担があると思いますが、やっと自宅に戻ってこられるK様の在宅療養がうまくいくようサポートしていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

祇園祭が近づくにつれ暑くなってきましたね。今週の前半は、やばいぐらいの紫外線に意識が途切れそうでした。

さて、先日大阪箕面で開催された「阪神摂食嚥下研究会」なるものに参加してきました。

豊中市にある合同会社ヒューマンケアサポートLabの大泉さんが発起人として立ち上げられた研究会で、まわりまわってのご縁があり研究会のメンバーとして参加させていただくことになりました。

研究会の目的として「全ての人が安全に美味しく生涯を通じて食べる」ための取り組みをされています(素晴らしい目的)。まだまだ発足したばかりの研究会ですが、今回の研究会ではヒロデンタルクリニック・アリス箕面にて「経口維持加算」をテーマに開催されました。

在宅が主戦場なので施設の加算などがわからず、今回は初めて知った経口維持加算についてですが、とても勉強になりました。

一つはこれまでの嚥下摂食判定に必須だったVFやVEといった検査が必ずしも必要ではないこと。もちろん、検査による判定診断も大切なのですが、水飲みテストや食物テストを実施して摂食機能障害による誤嚥が認められる方に対して算定できるそうです。

歯科医の先生が行う検査以外に、ケアスタッフが行える検査で摂食機能障害を判定してサポートを実施できるって、素晴らしいですよね。日々患者さまにかかわっているスタッフの気づきや観察が誤嚥や摂食レベルを低下を防ぐことにつながる加算だということがわかりました。

在宅では簡単に検査が行えなかったり、病院では検査されていても訪問相談時にその情報が手元になかったり、提供してもらえなかったりと色々あり、まだまだスタッフ間で摂食機能障害への理解度やケアするスキルも統一ができていなかったりと、手探りどころかほぼほぼ孤立しやすい状況に陥りますが、研究会などで多職種の方と交流でき、経口維持のためのアプローチを勉強できました。

次回は栄養士が講師で「摂食嚥下機能別食形態支援のポイント」を発表する番です(たぶん自分もかかわることになりそうですが)他の施設ではどのように食形態を判定して・調理・提供されているのかまた勉強させていただきます。

研究会.JPG

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 末藤 浩平
  • 徳山 沙紀子
  • 原 満
  • 竹輪 美里
  • 富林 かおり
  • 山本 博子
  • 杉原 和希