2011年8月アーカイブ

こんにちは、めでぃ北摂の島田です。

夏風邪をひいてしまい長めにとったお盆休みも実家で寝込んでいました。もったいない。
せっかく海にでも目の保養に行こうと計画していたのにただ静養しただけのお盆休みでした。
夏風邪はかかると長いですね。
貫名マネジャーにもうつしたのに、まだ完治せずぐずぐずな残暑に耐えています。

さて、最近、巷ではスイート男子が騒がれていますが
先日お伺いした豊中市のNさまもスイーツというかお菓子が大好きな男子でした。

男子と言っても50代半ばのN様
これまで、健康診断ではまったく問題がなかったのですが
訪問時にみせていただいた数年間の結果をみると
LDL(通称:悪玉コレステロール)が徐々に増えてきていて
今年の検診でついに基準をオーバーしてしまっていました。

元来体型のよいNさま、以前は80Kgオーバーに腹囲90cmオーバーの体格で
しっかりメタボ判定も受けておられ今回、食事の見直しを希望され申しこまれてきました。

ご本人は平日お仕事のため奥様に面談しいろいろと食生活をお聞きしていると
朝:しっかり食べ、昼はおにぎり程度、夕食帰ってきて、しっかり食べ
その後、だらだらと10時過ぎまでお菓子などを食べている様子。

奥様曰く
「仕事のストレスもあると思うんですが、自分で
 好きなお菓子を買ってきて大量に食べているんです
 食べ過ぎっていってるんですが、なかなか聞かなくて
 これを機会に一度食事を改めてもらおうと思って」といわれ
どのようなものをどれくらい食べられているのか詳しくお聞きし
計算してみると、ざっと1週間で3000kcalオーバーのお菓子を食べていました。

お昼食の食事が軽すぎる以外は特別食事バランスに問題がなく
夕食後の間食を改善していくのがコレステロール低下と減量に
一番効果的であることを伝え、間食の改善のため
昼食をもっとしっかり食べていただくこと
間食をしない日を作ってカロリーを減らすことをお願いしました。

沢山食べているとは自覚・認識されていても
どれぐらいカロリーをとっているのかまでは、皆さん知らないものです。
一度細かく計算することで、実態がわかると
食事以上にお菓子でカロリーや脂肪を摂りすぎているのにびっくりされます。

現状を数値で見るきっかけになるのも栄養相談のメリット。
おいしく・甘いだけで栄養のないお菓子漬けの生活から
少しでも離脱してもらえるようNさまのフォローをしっかりしていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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小山祐子(こやま ゆうこ)
趣味 
 カフェめぐり
 柴犬ウオッチング
得意なこと
 押入れ収納
性格
 まじめ
 方向音痴
一言
 方向音痴のため、道に迷いながら進んでいます。
 みなさんの笑顔をたくさん引き出せるよう頑張ります★

こんにちは、めでぃ京都東川です。
私もお盆は、実家に帰り、ゆっくりさせてもらいました。

さて、先日、嬉しいことがありました。
夕方、会社に帰ってくると、机に一枚のメモがありました。
「T様の奥様からお礼のお電話ありました」というメモでした。
そう、その前の日にT様宅に訪問していました。
いつも奥様ともお話させてもらうのですが、奥様は外出中でお会いできませんでした。

T様は透析をされています。
水分制限が600mlと厳しく、いつも体重管理に困っておられます。
毎食後の薬を飲むだけでも、水分が無くなってしまいます。
毎回の水分量を計量し、喉が渇いても、氷をなめたりと努力もされているのですが、
つい、飲みすぎてしまうことがあると。
食事については、奥様が管理され、毎食の記録をつけておられます。
その記録を見せてもらうと、昼の食事の蛋白源(肉・魚類)が少なく感じました。
蛋白質が少ないと低アルブミン血症となり、栄養不良をもたらします。
透析をしている方にとって、低アルブミン血症は、死亡リスクを増加させてしまいます。
そのため、体重が増えないようにと食事量を減らしすぎてもいけません。
必要な蛋白質量をしては、標準体重1kgあたり、1.0~1.2g/日です。

このことを奥様にもお伝えしたかったので、奥様にもお電話させてもらいますねと伝え失礼しました。
奥様とお電話でお話しすると、T様、少し水分量を我慢していると。
東川さんが訪問してくれたので、少しやる気になったみたい。自分だけでは、どうしてもガミガミ言ってしまうので、たまに他の人から言ってもらうと助かる。東川さんと話すだけで、私のストレス発散にもなるしと。「ありがとう」と言ってくださいました。

そのお言葉がとても嬉しかったです。
自分が当たり前のことをしているだけなのに、こんな風に言ってもらえて贅沢だなと思いました。
だからこそ、しっかりとサポートしていかないとと改めて思いました。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは。めでぃ京都の寺田です。

今年のお盆にお休みをいただき、北海道の実家に帰省しました。
北海道は涼しかった!!!
涼しいというか、寒いくらいでした・・・(><)
私が帰省した時期は天気も悪く、ちょうど寒かったようで気温が22~25℃程度。
関西との気温差は10℃以上ですよっっ 
気温差以上に湿度の違いにも違和感を感じました。
同じ日本とは思えません!
気温の変化で風邪をひかないように体調管理には気を付けようと思います♪

さてここ最近、ご利用者様のご入院先の病室にて新規訪問をすることが続いております。
今日は、先日病室にお伺いした新規のご利用者様のお話しです。

約1月ほど前に体調が悪化し入院となり、
2週間前から透析開始となった方。
退院後すぐにお食事をお届けできるように、
ご病状の確認や食事確保に関する状況など
お伺いさせていただきました。

『透析になり、退院後の食事が不安で不安で・・・
どうしたらいいでしょうか。
配食は朝昼晩すべてもってきてくれるんでしょうか・・・』
か細い声で、何度も何度も同じ質問を繰り返されました。

担当のケアマネージャー様からは
金銭面や食事支度の能力を踏まえ、
まずは夕食のみでとのご意向あったので
まずは夕食のご利用からスタートさせていただくことを
ご提案させていただきましたが、ご本人様はとてもご不安なご様子。

「朝と昼はいったいどうしたらいいのでしょうか。
食事はないし、何もできないし、いったいどうしたらいいのでしょうか…」
と何度も何度もご不安なお言葉を漏らされておりました。

病院で担当されていたケースワーカー様も一緒に同席してくださったので
この方のご様子をお伺いすると、
この方は、自分で買い物も行けるし、調理もできる。
ただ、今は自分では何もできないと思い込んでいるところがあると
教えてくださいました。

ご不安な気持ちが強すぎて、話を受け入れにくい精神状況ではあったので
とりあえずご退院後の食事の注意点として、
塩分と水分、リン、カリウムなど注意すべき点を簡単にお伝えし
退院したら、ご自宅にも訪問させていただき、
担当ケアマネージャー様と一緒に、
配食以外のお食事のこともアドバイスに伺うことをお約束させていただきました。

その後無事退院されたので、昨日この方のご自宅に訪問させていただくと、
やはり病室では確認できなかったことがたくさん見えてきました。
病室でこの方は「おでんのレトルトがたくさんあって、そればかり食べている」と
おっしゃっていたのですが、実際に確認すると、
腎疾患の方向けの特殊食品のレトルトおでんでした。
その他、マクトンゼリーやマクトンオイルがありましたが
腎疾患ではない旦那様も一緒に食べていたりと
特殊食品ご利用の意味も把握させていませんでした。
ご本人様が特殊食品であるという認識がなかったので
実際に訪問しないと、気づけないことでした。

病院での新規訪問は、
ご入院中のご様子を看護師様から伺うことができたり
ドクター指示、血液検査や服薬状況などを確認しやすい環境というメリットがあります。
しかし、ご利用者様の状態によっては、
ご自宅での普段の生活のご様子を把握しにくい場合もあります。
退院後すぐにお食事をご用意させていただくことも多いので
病室での新規訪問はこれからも増えてくるのではと思っています。
病院だから確認できるメリットもきちんと生かし、
かつ、ご退院後のご自宅での生活をご入院中にもきちんと把握できるよう
もっともっと腕を磨きたいと思います!!

管理栄養士 寺田満里子

こんにんちは、カスタマーセンターの大都です。

毎日、猛暑が続いております。
くれぐれも、こまめな水分補給と、適度な温度管理をお忘れなく。

前回のブログでも少しさわりに触れました、担当者会議の話をしたいと思います。

担当者会議は、利用者様が在宅で過ごすために関わる人たちが集まって話し合いを行います。

今回の利用者様は前回の担当者会議が4月にあり、その後入院され、今回退院となったNさまです。
今回の入院の原因は、原因不明(あとで聞くと、高齢によるものだとか)の血液内の酸素量が低くなり入院となったのです。

退院にあたり、同じ酸素量の低下早期発見が目標です。
退院後も毎日の夕食と週3回の昼食をお届けします。
酸素低下にともなう症状を訪問看護の看護師さんから手ほどきをうけ、
食事つくりをするヘルパーさんのサービス責任者の方との連携を約束し・・

担当者会議では食事管理が必要な方への栄養指導や制限の必要性や
検査データーの見方やその説明を利用者さまだけでなく、関わりのある方にも説明します。
ここが楽しい(^^;

在宅での食事療養を継続するためには、
それぞれが専門分野での役割を発揮し、協力する必要があり、みんなでサポートしなければ
いけません。
そう、うちの配送員さんも巻き込んで・・です。


安心して、在宅での生活を続けてもらえるようみんなでサポート、フォローする。
ここが、在宅を支えることの楽しいところです。

在宅での生活を支える一人として、はーとの栄養士は毎日奔走しています。
どうぞ、お気軽に担当者会議にもお呼びくださいませ(^^)ノ
  
管理栄養士  大都 宏子

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管理栄養士プロフィール

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