2013年10月アーカイブ

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

10月はハロウインと私の誕生月です(笑)写真はハロウインのオブジェと

娘からもらったバナナの抱き枕です。一つ歳をとり(いえ、歳を重ね)中年女度は増しますが

心身共に鍛えて頑張ろうと思います。

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利用者様宅に栄養相談訪問にいってきました。

70歳代、男性、家族同居、会社経営、慢性腎不全、性格温厚。

定期的に検査数値を見せて頂いてます。最近のご体調や食欲、生活の変化等をヒアリングしてます。

この男性の奥様はもちろんいつも一緒に、栄養アドバイス聞いていただいていて、同居の娘様も

お話したことがあり、別居の息子様も知ってます。

本人様の職場にもお邪魔した事もあります。ご家族、職場をできる限り知って一番適切で長続きする

食事療養を提案する事を仕事としています。

とっても難しいのですが、楽しくもあり、一番、躍起になって取り組んでます☆

さて、この男性の最新の数値はなんとカリウムの値が高値に。原因は明らかでした。なんと、ぶどうをいっぱ

い摂取したとの事でした・・・

美味しくて、美味しくて止められなかったとの事(長い人生そういう事もあるでしょう)

もう止めましたがと・・・(ちょっと罪悪感ありな感じではにかんでられました)

カリウムが高値になる食材(生野菜・生果物)はお伝えしていたのですが、つい、手がとの事。

病院の先生からも指摘されたようで、もうたべません!ときっぱり!

ご自宅へいくと、これは食べても大丈夫?かしらと奥様からいろんな食材やおやつ類が出てきます。

1品づつお答えしてます。量さえ守れば食べてよい食品もあります。

ご自宅へ行くって本当に意味があると私は思ってます。

わかりやすく、実態にそった栄養指導、アドバイスが実行できます。

時には優しく、時には厳しく(数値をみながら)そこが重要です。

 

『在宅ならでは』の栄養指導をまだまだ追及したいです。

 

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

今年は台風が多いですね。警報等の情報にいつもより過敏になっている自分がいます。

さて、そんな台風が過ぎた青空のなか、先日ご訪問させていただきましたS様、80代女性。独居。

相談者は訪問看護の看護師の方からでした。「食事が満足にとられてなくて、塩分制限があるのに、ご飯と梅干や漬物、じゃこなどで食事を済ませてしまうこともある。腎臓、中性脂肪の値も高いし心配」との事前情報を受け、相談訪問にいってきました。

S様、長年されていたお仕事を今はやめられ一人でお住まいですが、外出機会が少なく、また足腰が弱ってきたこともあり近所への買い物もだんだんしんどくなってきていました。介護サービスも利用されていますが、あまり他者とのかかわりを持つのが苦手で訪問看護の導入もやっと許してもらえたという状況です。

お話しをお聞きすると、「お腹がすかないから果物などを食べることはあるけど、ご飯は少しでいっぱいになる。1合炊いたら3日は大丈夫。かぼちゃやさつま芋は自分で炊いて食べていて少しは調理もしないとダメだと思っている」など、簡単に口にできるものは少量とられていても全体的に食事量少なくバランスももちろん悪い状況です。簡易栄養状態評価表(MNA)でスクリーニングすると8ポイント「低栄養のおそれありAt risk」でした。腎臓の値は問題なし、中性脂肪は高かったですが、それより問題は低栄養になるリスクが高いことです。

しかし、S様の冷蔵庫には物がいっぱい。卵はこだわりの品種を直送で50個単位で購入されたものが20個以上あり(半分以上は周りに上げてしまうようです)近くに住むお姉さまが買ってこられただし巻き卵のパックや冷凍焼売など、おかずになるものがいっぱい入っていました。

S様、沢山食材あるのに、作って食べる。食事を用意する気力・体力が弱っていて簡単に済ませられる食事でなんとか生活されていました。

果物やかぼちゃ、さつま芋も栄養はありますが、糖質中心です。たんぱく質源となる肉・魚・卵・豆腐・乳製品を毎食食べないと筋肉がやせてしまって、今以上に外出や体力が落ちてしまうことをお話しし、食欲が少しでも湧くようお腹がすくよう家の中でもできる運動・体操をお伝えし、配食は毎日の昼をご用意させていただくことになりました。

ご自身で用意するのが億劫でも食事として1膳配食されれば、少しずつ食事量を増やしていくこともできるはずです。

訪問後は看護師と担当ケアマネジャーに指導内容を報告し、低栄養リスクを回避できるようサポートさせていただくことになりました。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

サロン管理栄養士の柴田です。

外はすっかり秋の風が吹いていますね。

今日から秋のコートを使い始めました。

皆さんも風邪をひかないよう温かい恰好でお過ごしくださいね!

 

さて、4月に骨折され、その後入退院、ショートステイを繰り返していたS様が

ようやくご自宅に戻られることになり、サロンの利用を再開することになりました。

S様は3月中旬ごろからサロンをご利用されていましたが、

その当時、食欲不振でサロンの食事はほとんど残す、

味覚障害があり、何を食べても味は「わかりません」と答えることがほとんど、

会話やコミュニケーションをとっても不明瞭で

ベッドで横になって過ごす事も多いような状態の方でした。

 

しかし、今回再びサロンに来られることになったS様の状態は、

人が変わったように元気になって戻ってこられました。

サロンの食事は全量食べられるようになり、

お食事のおいしい、そうでもないという感想をはっきりおっしゃるようになり、

会話、コミュニケーションも以前と比較すると、かなり良好です。

ベッドに横になりたいという訴えもなく、

奥様によるとサロンに行くことを心待ちにされているとの事でした。

 

直接サロンでアプローチをした結果ではありませんが、

数か月で状態が本当に良くなったS様。

入院中のリハビリを頑張ってこられたこと、ショートステイで自宅以外で過ごす時間が

S様にとってよい刺激になったのではないでしょうか。

私は本当にうれしく思います。

何より、食欲不振、味覚障害を少しでも克服されたこと、

そしてその結果、会話、コミュニケーションの面で明らかな変化を遂げられた様子を見ると

食べることができるようになったことも回復の大きな要因の一つなのではないかと思っています。

 

今後は、S様の口腔ケアをしっかり行っていきたいと思います。

見せていただくとプラークも多く、まだまだアプローチの余地があります。

ご本人様は「入れ歯は絶対に嫌です!口腔ケア、よろしくお願いします」

とおっしゃっています。

歯科衛生士を中心に、スタッフ一同でS様の口腔ケア、そして食べることを支え、

サロンに来ていただくことがS様の生活の楽しみになるように

全力を尽くしたいと思います!

 

サロン管理栄養士

柴田 満里子

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

事務所の周りの田んぼでも稲刈りが終わりました。いよいよ秋ですね〜

とは言え、日中はまだ暑い(・・;)

この調子だと秋がないまま冬に突入しないか、心配になりますσ(^_^;)

さて、前々回のブログで紹介したTさま。開始後3週間経過しました。

開始当初は食べて頂いていたのですが、先週から食欲不振が始まり、食べられていないと配送員から報告が上がってきました。

慌てて奥さまに連絡をしたのですが、不在。

ケアマネージャーさんと連絡を取り、急遽、担当者会議を開くことになりました。なかなか危機感が持てない奥さまに看護師からもアプローチしてもらう魂胆です。

開催日は市民病院を受診した翌日の朝イチ。

担当者会議当日の朝、奥さまから電話があり、「昨日の診察で栄養が足らんから、なんでもたくさん食べさせるよう言われたのでお弁当を止めたい。」と(・・;)あらら〜

とは言え、とりあえず担当者会議に向かいました。

相変わらず、薬は飲めておらず・・・近くのクリニックにはご本人も連れて行かれていません。

食べていなかったからか、足の力も弱くなりほぼ寝たきりに・・・そんな状態なので、入浴もままならない状態。2週間入浴していないとのこと。感染症が心配・・

血液検査もカリウム値は下がったものの、腎機能の数値は上昇。

このままではいけない!とケアマネージャーさんと私とヘルパーさんとで介護や看護スタッフの介入を渋っている奥さまを説得。

週一回の訪問看護の利用を納得して貰い、気に入っているベットを電動ベットに換えて貰うことと車椅子を導入することを承諾して貰い・・

止めると言った配食も昼夕の利用を昼食のみに頻度を減らして継続に。

その際、ケアマネージャーさんから

「お弁当を利用するというより、Tさまの健康管理には大都さんのお知恵も借りないと無理なので、はーとさんを使って欲しいんです!」

というありがたいお言葉を頂きました。

配食の全量摂取ができないので、エネルギー不足を補うために食べやすい補助食品(ゼリー)も利用してもらうことも提案。

2日後にケアマネージャーさん同席で、いつも薬をもらっている医院へ本人を連れていく段取りもできました。良かった☆ 一歩前進です。

Tさまの体調管理と在宅生活をサポートする

在宅介護・療養のチームの一員として仲間に入れて頂けて良かったです。

 Tさまの体調回復につながるよう、奥さまとケアマネージャーさんのサポートができればと思います。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

 

 

 

こんんちは。北摂管理栄養士の山村です。

10月なのに本当に暑いですよね~

先日、ケアマネージャーさんと同行で栄養コントロール食利用希望の女性のご自宅へ訪問してきました。

別居の娘様も同席頂きました。

60歳代、女性、同居の息子様はいらっしゃるが仕事でほぼ独居状態。性格、温厚。

境界型糖尿病、脂質異常症、うつ病。最近、下肢のむくみあり。

食生活をヒアリングすると、薄味にしていて野菜も食べれている様子。

デイサービスにも週2回いかれ、ヘルパーさんも最近入られたようです。

 本人の希望は塩分制限した食事を利用したいとの事でした。特に主治医の先生から食事制限は出ていま

せんでしたが、ケアマネージャーさんも娘さんも塩分制限の食事を利用スタートしてみましょうとの事でした。

普段の生活や食事いろいろお聞きしてご自宅を出ました。

ケアマネージャーさんと娘さんも一緒に外へ・・・・

山村さん、あのね~

娘さんより・・・さっき母は薄味は大丈夫っていってましたけど、実は普段はかなり味の濃いものを食べてます・・・

野菜もあまり好きでないのです。

カルビ丼やカツ丼、学生さんが食べるようなものをガッツリ!

そうなのよ~とケアマネージャーさん!

でも、ここらでちょっとバランスのとれた食事をい摂らないといけないと思ってね。栄養コントロール食は続く

かわかならないけど、あの手この手で届けて欲しいです・・・

感は的中。そうだと思ってました。利用者様によくある言動です。

まず本人の希望の塩分調整食を届けてみて、あまりにも食べれないようなら、健康食(漬物残す)をお届け

予定です。まず、本人様の言動を尊重してうまく在宅で生活していただけよう軌道に乗せたいというのが

目標です。

娘さん、ケアマネージャーさんと作戦を練りながらサポートさせていただきます。

 

 

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

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管理栄養士プロフィール

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