2014年10月アーカイブ

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。

     

先日の台風上陸に合わせて、友人の結婚式の為九州入りしていて大変でしたが無事帰ってこれました(笑)

車で約12時間、、、

せっかく行ったのに福岡の美味しい物を食べる事すら出来ず終いでした。

皆さんは台風の影響は大丈夫でしたか??

           

ちょうど福岡へ向けて出発する日の10月11日 「第10回高槻・島本嚥下栄養研究会」に参加させていただきました。

   

今回、高槻・島本地域の摂食嚥下障害への取り組みというところで、当デイサービスについての紹介をさせていただきました。

   

通所介護についての簡単な説明やデイサービスはーと&はあとのコンセプトの「口から食べることをあきらめない!!」ということについてや他のデイサービスと少し違ったサービス内容についてもお話ししてきました。

   

実際には時間もほとんどなかったので10分以内でささっとお話する時間をいただいただけですが、こういったデイサービスが地域にあるんだなということは知っていただけたのではないかと思います。

           

ちなみに他のデイサービスと違う点については、、

 

①専門職によるアセスメント

②地域連携の手段、ツール

③配食管理栄養士との連携

             などです。

         

①の専門職によるアセスメントについては、通常のご利用者様のアセスメント内容に加えて、機能訓練指導員(看護職)、歯科衛生士、管理栄養士がそれぞれご利用者様の状態を定期的にアセスメントし、カンファレンスを実施。

 

それぞれの専門職からのアセスメント内容を踏まえて食べることへの支援に繋げています。

 

機能訓練指導員(看護職)や歯科衛生士の業務内容、アセスメント内容については以前にブログでご紹介させていただきました。

 

デイサービスにおける看護師業務

はーとサロンの歯科衛生士業務♪

   

わたくしが行っている管理栄養士のアセスメント内容についてはまたの機会に、、、              

②の地域連携の手段、ツールについて

 

実際にカンファレンス等でスタッフで話し合った内容やご利用者様のご様子について1ヶ月のご様子という形でA4用紙1枚にまとめたものを作成しています。

 

ご利用者様へのフィードバック、ご家族様へのフィードバック、担当CMGへのフィードバック、そして少し他のデイサービスと違っている点がご利用者様の主治医へのフィードバックです。

 

もちろんご利用者様への説明・同意をいただいて行っています。

 

また必要に応じて他に利用している事業者様とも情報交換することにより、ご利用者様自身へバラバラな内容のサービス提供にならないよう意識して連携への取り組みを行っています。

 

ご利用者様の状態等によっては看護職が受診の同行をさせていただいていることもあります。              

③配食管理栄養士との連携

 

実際にデイサービスをご利用していただいている中に、はーとのお食事を取ってくださっている方もいらっしゃいます。

 

そういった方に関してはデイサービスでの食事摂取面だけでなく、在宅での食事についてもサポートしています。

 

デイサービスで管理栄養士と関わり、在宅では別の管理栄養士も関わりを持てる。

 

なかなか在宅で生活する中で、ここまで管理栄養士と関わりを持てる機会があるところは少ないかと思います。

 

通常、単独のデイサービスに管理栄養士自体配置しているところは少ないし、在宅生活の中で管理栄養士と関わる機会も普通はありません。

 

当デイサービスをご利用いただいて、はーとのお食事も頼んでくださっている方にはもれなく管理栄養士が二人もついてくるというVIP待遇!!

 

もちろん食事面でサポートの必要性がとても高い方に関しては連携してご利用者様の支援をしていきます。

       

まだまだ完璧に出来ていない点も多いかもしれませんが、「病院から在宅へ」という流れになっている今、こういった内容のサービス等が絶対必要になってくるのではないかと思っています。

   

食べることにお困りで、在宅生活を元気に過ごしていきたい方!!

 

デイサービスはーと&はあとがお待ちしております!!            

                  サロン管理栄養士 末藤

こんにちは。東京・管理栄養士の六波羅です。

連休最終日に、あいにくの風邪ひきだったワタクシ。

テレビの台風情報で、梅田のお店が早じまいする様子を

ぼんやりと眺めて過ごしました。

台風は東京の人ごみを避けるかのように、

真夜中、人の往来の少ない時間に通過していきましたが、

みなさまのお住まいの地域は大丈夫でしたか?

 

先日、NHKの『プロフェッショナル』という番組で、

訪問管理栄養士の活躍を取り上げたせいか、

ここ数日、ちょっとした反響をいただいています。

(私がテレビに出ていたわけじゃありません!...笑)

そういえば、いなげやにも管理栄養士がいたな。

と、連絡くださる。嬉しいことです。


そんな中、訪れたのは、とある難病をお持ちの女性です。

疾病の特徴は、体重が増えにくいこと。


なるほど、それならば、摂取エネルギーを増やすよう、

油脂の多いドレッシングやマヨネーズを足しましょう。

飲み物はお茶よりも、牛乳など、カロリーのあるもの。

はちみつやきな粉をプラスするのよいですね。

 

と、ここまでお話して様子を伺うと、なぜか浮かぬ顔です。

『それに近いアドバイスは、これまでもいろんな方からいただきました』

そうですか、そういうことだったんですか。

・・・・・脳みそフル回転開始!

早速、ご本人のこと、日常のこと、いろいろ伺いました。

いっぺんにたくさんの食事をとるのが大変だということ。

野菜ジュースやゼリー飲料をよく飲んでいること。

体力をつけようと散歩を日課にしているが、すぐに疲れてしまうこと。

栄養ドリンクの味がお好きだということ。

 

これらを踏まえ、以下のことをお話しました。

 

いっぺんに食べる量を増やさなくても大丈夫。

ただ、内容を少しずつ見直していきましょう。

例えば野菜ジュース。

原材料が野菜のみのジュースではカロリーが足りません。

野菜と果物の混合タイプを選んではいかがでしょうか。

また、好きな味のものがあるのなら、毎日摂っても大丈夫なので、

まず、しっかり食べるということを優先しましょう。

栄養ドリンクを上手く利用してください。

また、散歩で疲れてしまうのは、

身体を動かすための炭水化物(糖質)と、

体力を回復するためのたんぱく質が足りないのが

原因のひとつかしれません。

そこで、スポーツする人も多用するゼリー飲料を使いましょう。

運動前に、糖質の多いエネルギー補給タイプを摂って、身体を動かすガソリンとし、

運動後はたんぱく質(プロテイン・アミノ酸)補給タイプを摂って、

体力の回復を(運動後30分以内に摂るのがポイント)!


いわゆるセオリーとは少しかけ離れているのかもしれませんが、

ひとりひとりの生活や嗜好、希望をお聞きしながら、

実現しやすい方法を提案するのも、ひとつの答えなのかもしれません。

『プロフェッショナル』で登場した管理栄養士も、

低栄養の方への献立として、炭酸飲料を組み込んでいました。

100人には100通りの食事のありかたが存在する。

加えて言うと、一人ひとりの食事のありかたにも、無限の方法があります。

力が試されます。

日々研鑽です^^

 

東京・管理栄養士  六波羅 美幸

こんにちは。東京管理栄養士、金成です。

 

台風がきたりと台風一過で天気のいい日はバイク日和ですね。

 

 

さて、秋はさまざまなイベントがたくさんです。

先日は、病院での糖尿病教室に参加させていただきました。

一般の方に事業説明をすることは普段少ないのですが・・・

みなさん食事療養の意識の高い方ばかり・・・☆

いなげやで食事を始めたの?なんてさまざまな方にお声かけいただきました♪

お食事にしてもなかなか自宅で続けることに不安を感じる方も多く

少しでも力になりたいです。

 

 

また、病院でのイベントということで、普段は中々聞けない、理学療法士の方の自宅で出来る運動やなども

タオルを使いながら一緒に参加でき、私もちゃっかり楽しんでまいりました・・・笑

 

 

続けるためには運動も食事も楽しんで療養しないといけませんね☆

続けられる食事療養を提案できるように私も頑張ります♪

 

 

 

早いもので今月ではーとに入社し1年になりました☆

はやい!!

まだまだひよっこですがしっかり頑張ります☆

 

 

 

 

いなげや 管理栄養士 金成なつみ 

こんにちは。管理栄養士の島田です。

今日は皆さんにお知らせがあります。

9月より私島田は在宅事業部から異動し製造現場に関わらさせていただくことになりました。

今は主に食事療養のサポートして必要な病態食の製造・開発・品質管理を行っています。

これまでは、在宅での利用者さまとの訪問栄養指導風景などをブログに書いてきましたが

これからは製造現場から病態食がおいしく作られる風景や料理のちょっとしたテクニックなどを

お伝えできればと考えています。よろしくお願いします。

さて、そんな製造からの最初のブログは、ご飯をおいしく炊くには!です。

皆さん「ご飯の炊き上がりって米の量に対する水分率が一定なら炊き上がりも一定だと思っていませんか?」

(僕は長年そう思ってきました)

ところが、毎日ご飯を炊いていると、同じ炊き上がりになることのほうが少なく、毎日微妙に違います。

同じ釜で、同じ米飯量に水分量、蒸らし時間も同じようにしているつもりでも、炊き上がりは違います。(正直びっくりしました)

大量調理なので、お米は無洗米を使用しています。無洗米は洗浄しなくていいって思って直接水に浸漬してから炊いていました。しかし、それだと炊き上がり後のご飯は釜の周りがべちゃ米(米粒がつぶれた感じ)になって

冷却のため容器に移した後に、釜にのこってしまうご飯も非常に多く、破棄もでるし、後で釜を洗うのも大変でした。

無洗米でも数回すすぎをするといいと知り、実践してみるとのと炊き上がりの米のきれいさが違います。

さらに、30分以上、流水にさらしてから炊いたものは、炊き上がりのこげもなく、とてもきれいに釜から

ご飯を取り出すことが出来(破棄も減らせます)均一に炊き上がります。

それでも、それから冷却にかけ、盛り付けをするころには、微妙においしさが違います。

もちろん、冷却時間によってご飯の硬さや水分量がかわるので、同じご飯のおいしさを毎日確実に提供できて

いるかといわれると、毎日異なります!とお答えするのが正直なところです。

どうしたら、毎日おいしいお米がお届けできるのか!

お米屋さん、冷却機のメーカーさん、長年お弁当を作られている老舗の同業者さんに聞いても

「お米をおいしく炊くのはむずかしいですよ。米の銘柄、湿度、気温、季節で変わりますし、

 機械で米の量も水分量も計量してても炊き上がりは違ってきますから」といわれてしまいました。

お米を食べて育ったのに、そのお米をおいしく炊くことがこんなに奥が深いことだとは思っていませんでした。

(さらに、お米をおいしく炊く方法を知らない自分の知識のなさにショックです)

最近は糖質制限やご飯離れの食文化も普通になり、ご飯はあまり食べません。夕食はご飯は抜いています

といった患者さんの声もよく聞きます。

個人的には「主食のご飯をしっかり食べろよ」っていつも思っていましたが、そのご飯をおいしく炊くのは難しい。

製造現場では最初の課題、ご飯をおいしく炊くにはどうしたらいいのか!にトライ中です。

皆さん、よい情報があれば教えてください。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

みなさん、こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

事務所の横の稲も、自宅前の稲もすっかり黄金色になり、実りの秋ですね。

先日の台風一過のあとすっかり気温も下がり、過ごしやすくなりました。

原付での移動も快適♪快適♪

そんな私の最近の悩み・・・食べられない方へのアプローチ

最近、癌の治療中、もしくは癌末期という方からの相談が増えました。

生活習慣病の方への「制限」はあれやこれやとアプローチができるのですが食欲がない、食べられない方へのアプローチに悩んでおります。

先日もターミナル期の男性の退院後の食事をご用意させて頂くことになり入院先の病院へ・・・

腎不全もあり、カリウム制限と言われています。

奥様から普段の食欲や喫食量を伺いながら、腎機能のことを考えると必要エネルギーはできるだけ確保しないとなぁと思いながら・・・・

「病院の食事もほとんど食べてくれないのよ。」と心配そうな奥様の顔を見て

「食事が摂れないようなら、カロリー補給や蛋白質補給の飲み物やクッキーなどもありますよ。なんならご用意できますからご相談くださいね。」

と声をかけて面談が終了。

その後、主治医の指示を確認する約束をしていたので栄養課へ・・・・

喫食量に応じて、カリウム制限の方でも飲めるジュースやクッキーなどの提案をさせてもらいましょうかと報告したところ・・・・

「身体にとって負担になるのでしなくて良い」という返事が返ってきました。

食べられないままで良いの?

退院後の様子を伺うも、やはり奥様からは

「ご飯は3口くらい、おかずはほとんど食べられない。」と心配と不安いっぱいの報告が・・・

この方以外にも癌の術後、治療中の利用者様のご家族から

「どうやったら食べてくれるかしら・・・」という悩みが届きます。

なかなか、これといった成果もでないまま・・・・・まだまだ私の「ひきだし」の数は少ないようです。

食べられない方へのアプローチ・・・・私に何ができる???

う~ん・・・・悩み進行中・・・・

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

実りの秋・・・実家で採れた栗を使って毎年作っている「栗の渋皮煮」

今年も作りました☆

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美