2015年11月アーカイブ

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

一気に寒くなってきてサロンご利用者様の中でも血圧が高くなったり、体調不良でお休みされる方も出てきています。

これからさらに寒くなっていくので体調管理には充分気をつけていきたいですね!!


さて、今回は高槻ケアネットのデイサービス部会で、私どものデイサービスでの口腔ケアと口腔リハについてお話させていただきました。

口腔ケアのところでは実際の詳しい磨き方等の話ではなく、当デイサービスで行っている口腔ケアに関する一連の流れや、衛生面、口腔ケア用品の取り扱い等についてご説明いたしました。

口腔リハでは、口腔機能向上加算算定についての話から、食事前口腔体操と歯科衛生士が考えて実施している口腔リハの内容を参加されている皆さんにも説明しながら体験していただきました。

食事前に行っている口腔体操では、腹式呼吸、首、肩、舌、頬、口唇のストレッチや唾液腺のマッサージ、口を大きく動かしながらの発声を行いました。

次に歯科衛生士が考えた口腔リハを今回は3つ紹介しました。

1つ目は、ストローとお弁当に使用するバランを使って行うものです。

バランを机の上に置き、ストローを口だけで加えた状態で吸引力でバランを持ち上げてもらいました。

持ち上げてもらう時間や回数により難度が変わってきます。

唇で加え、保持することにより口輪筋が鍛えられ、吸うことで呼吸の訓練にも繋がります。

 2つ目はストローと百均などで手に入るデコレーションボールを使用したものです。 紙の空白部に五百円玉より一回りほど大きめの円を書いていただき、デコレーションボールをストローでゆっくりと吹いて円の中に入れてもらう内容です。

1つ目の内容と違い、微妙な力加減が難しくなっています。

ご利用者様にはひらがなの五十音表を使って、三文字の頭の文字だけ穴抜けになっているワードを出して、そこに文字を当てはめて言葉を完成させてもらい、頭文字に該当するひらがなのところまでデコレーションボールを吹いて止めてもらうといったものも実施しました。

脳トレと口腔リハを合わせてゲーム風にアレンジ!!

3つ目は紙風船を使って、勢いよく吹いてもらうもの。

呼吸は吸うことだけでなく呼気が非常に大事になります。


その他ちょっとした工夫等を交えてお話させていただきました。


参加して下さった方々からは、「明日からすぐに実践できる内容で良かった!!」という意見も頂き、嬉しく感じました。

これからも口腔ケアの必要性や口腔リハをしている方が増えるよう、しっかりとアピールしていきたいと思います!!




個人的な話ですが、自分は体幹トレーニングとしてバランスクッションとダンベルを使用し日々鍛えております。 といっても始めてあまり経っていませんが(笑)

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サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは。東京管理栄養士の六波羅です。

食欲の秋です。もちろん、私の食欲も右肩上がり!
↓ リコッタチーズのクリームパンケーキ ↓
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写真が横向きでスミマセン・・・(汗
日頃ストイックにランのトレーニングをしているので、
たま~に、ごくたま~に、
こうして自分にご褒美を与えています(笑

地域包括支援センターの催しとして、
食事の話をして欲しいという依頼が増えています。
どんな題目で話そうか、打ち合わせの中で、
『沖縄と長野はなぜ長寿なのか』
が気になるとのお話を頂き、それをテーマに話すことになりました。

むむむ。言われてみれば確かに気になる。。。
そこで調べてみると、これがかなり興味深いのです。

都道府県別平均寿命で、沖縄県は下記のように推移しています。
(昭50年⇒昭和60年⇒平成7年⇒平成12年⇒平成17年⇒平成22年の順)
男性 10位⇒1位⇒4位⇒26位⇒25位⇒30位
女性 1位⇒1位⇒1位⇒1位⇒1位⇒3位

男女共に1位だったことがあるほどの長寿なのは、
離島ならではの独自の食習慣が理由だといわれています。
★魚のほか、古くから肉食(豚肉)を食べていた
 ・・・たんぱく質摂取が多く、栄養状態が良好だった
★塩分摂取が日本一少ない
 ・・・温暖な気候で農作物に不自由する季節がなく、保存食が発達しなかった
★精製糖を使用せず、ミネラル豊富な黒糖を利用していた
★食物繊維豊富な海藻を良く食べていた
これらの相乗効果で、生活習慣病がとても少なかったのです。

しかし戦後、沖縄の食習慣は大きく変貌します。
米軍が駐留し、食生活が欧米化していったのです。
そこに、元来からの飲酒量の多さが絡み合います。
沖縄といえば泡盛。特に男性は酒席が多い。
これが男性の平均寿命の変遷に大きく影響したという説も。。。
もちろん一説であり、これが全てではないのですが、とても興味深いですよね。

ちなみに、沖縄では
食べ物のことを『ヌチグスイ(命の薬)』と呼ぶそうです。
命の薬。まさにその通り。
我々の命は、食べ物でできている。
食べることは、命を頂く行為。
今日も手を合わせて、有り難く、いただきます。


東京 管理栄養士  六波羅 美幸







こんにちは。東京 管理栄養士 金成です。

めっきり寒くなり辛い季節となりました・・・。体調管理に気をつけないと!と思いながらもここのところ咳が止まらず不調です・・・。

 

 

さて、先日お伺いした新規訪問のお客様。

糖尿病で食事療養が必要と思い利用を開始です。

食べちゃダメってわかっているけど・・・と柿を出され、家で柿が出来るからつい食べちゃう・・・と仰っていた方でした。

初回ということもあり、まず柿などの果物は半分までに量を決め、日が沈む前に食べることをお約束。

お届けするお食事はどのような食事かまずは見てもらうことからスタート。

夜のお食事でスタートです。

 

お届けを開始し配送員から・・・

食事が物足りない!スーパーのお惣菜も合わせて食べている。

そのようなお話をしていたと話がありました。

 

お話を聞くために訪問させていただくと味が薄くて物足りない。ついスーパーで餃子を買ってしまい一緒に食べてしまう。その時に罪悪感もあるからご飯を減らして食べるようにしている。

そのようなお話でした。

また、最近は夜中にお腹が空いて眠れなくなるからお菓子を食べてしまうことも発覚。

悪循環です。

まずはお届けしているお食事に他のお惣菜を付け足さないことをお話し、味が薄くて食べられないようであれば自宅になっている柚子で風味付けをしたり、七味や生姜など香辛料を利用してもらうことに。

ご飯についてはしっかり食べて良い事をお話し、減らしてしまうことで夜中にお腹が空いてしまっているので減らそうとしないで欲しいことをお話しました。

 

初めは薄味に感じると思いますが1ヶ月続けると慣れてきます!

それまで頑張りましょう☆

 

 

先日お休みの日に高校時代のお友達に入籍のお祝いをしてもらいました♪

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美味しいものを食べた分がんばります♪

いなげや 管理栄養士 金成なつみ

こんにちは、カスタマーセンターの小山です。

すっかり秋めいてきました。近所のお寺の紅葉も色づいてきました。

朝の澄んだ空気に浮かぶ、お寺と紅葉、ナイスマッチ!

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さて、先日、当社をご利用いただいている方より質問のお電話がありました。

「糖尿病の交換表にごはん50gが一単位ってかいてあるけど、この前病院で栄養指導うけたときはごはん120gが一単位だっていわれたんや。本によってちがうんかな?」と。

この方は、奥様が当社の腎臓病食をご利用されており、ご主人がカロリー計算をされています。

腎臓病食で、食品交換表といったら・・・。

糖尿病の場合は80Kcalで1単位という計算ですが、腎臓病の場合はたんぱく質3gで1単位と違いがあります。

もしかして、腎臓病の食品交換表を用いて栄養指導を受けた可能性があると思い、その場合はごはん120gでタンパク質が3gとなるため、1単位となる旨を説明し、納得されました。

「じゃあ、現在軟飯を食べているけど、軟飯にしたら何グラムになるの?」と。

当社でお持ちしているごはん量でお答えさせていただきました。

今後も、ちょっと気になる、聞きたいなどのご質問にも、しっかりとおこたえさせていただきたいと思います★

はーと&はあと管理栄養士 小山

こんにちは。
サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

昨日から急に寒くなってきましたね。

風邪をひかないようお気を付けくださいませ。


さて、今日、一名体験利用の方がいらっしゃいました。
といっても、その方は初めての方ではなく、
サロンオープン当初に、2ヶ月程ご利用してくださっていた方。

なんと約2年半ぶりの再会でした!

私のことも覚えていてくださって、とてもうれしかったです。

この方は腎疾患をお持ちで、病院から指導された食事療養を的確に守り

きちんと行いすぎてちょっとしんどい...といわれていました。

ですから、その当初は、はーと&はあとでお勉強しましょう!

ということになり、

週1回、配食をご自宅にお届けし、味付けや量などを学んでいただき、

そしてデイでは、他のご利用者様との交流も楽しみつつ、

血液検査をもとに個別に栄養相談させていただきながら

食事療養を成功させるという目的でご利用いただいておりました。

レクリエーションで、食事に含まれる塩分あてクイズをしたこともありました。

この方だけでなく、ほかのご利用者様も、食事のことは

みなさん興味を示してくださるなぁと感じた記憶があります。

しかし当時は、3,4人しかご利用者様もいらっしゃいませんでした。

もっとお話ししたいのに、お話しする人が余りいなくて...

当時はそうおっしゃっており、またご家族の都合もあって

途中で来られなくなったのでした。

以前と比べ、今は、ご利用者様も増え、活気があります☆

「お話できる方も多いし、今日は楽しかったです。」

そうおっしゃってくださいました。

今日は、月に2回行われている音楽療法の日。

音楽好きなこの方は、

とても良い笑顔で歌ったり、歌を鑑賞されているご様子で

今日体験に来ていただいて本当によかったなあと

思いました。

この方にお会いして、私も久しぶりに

オープン当初のことを思い出しました。

今は、たくさんのご利用者様に来ていただき

本当にありがたいことです。

我々スタッフも、初心を忘れず、ご利用者様に

安心していただける、そして楽しんでいただける

よいサービスができるよう

もっともっと頑張っていきたいと思います。

2015年も残り1か月ほどとなりましたが、

改めて、これからもよろしくお願いいたします(^^)/

11月のサロン内壁紙です。

テーマは秋!

ミノムシとダンゴムシ、紅葉をイメージしています。 

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こちらは、本日行われた音楽療法の様子です。

壊れたDNAを修復してくれる音叉を聞きながら

曲あてクイズもしました♪

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次回の音楽療法は、12月3日(木)の予定です!

興味のある方は、是非サロンまでいらしてくださいね!

サロン管理栄養士 兼 介護職員 

柴田 満里子

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