日々の活動報告の最近のブログ記事

こんにちは。管理栄養士の島田です。

今週は卒業式の週だったんですね、街のいたるところで、袴姿のきれいな女性を拝見しました。

3月は分かれの月、4月は出会いの月といいますが、今年は自分にもその機会が訪れることになりそうです。

(昨年もそうでしたが・・・)やり残りがないよう3月残りの日を大切にしたいと思います。

さて、今日は先日阿倍野区民センターで開催された

「在宅療養における栄養ケア事業」の研修会に参加したお話です。

ちょっと前のブログでも書きましたが、最近はリハ栄養ブームですね。今回の研修会でも理学療法士の先生の講演から始まり、現在在宅でリハを行っている方のエネルギー不足をどのように補うのか、またリハビリの成果が出る効果的な栄養の補給はどうしたらよいのか情報提供と問題提起がされていました。

ご周知のように、高齢者における要介護の原因の10%は骨折や転倒が原因です。そして、その骨折や転倒してしまう原因の1位は筋力の低下です。早い人は30代から普通の方でも50代から年々筋力は低下することがわかっています(何も予防策をとらなければ)筋力の低下は筋肉の機能の低下(動く早さ、柔軟性、反射速度)を当然起こすことになり、最悪は寝たきり生活へつながるリスクを含んでいます。

そうならないようにリハビリ指導が行われるわけですが、いま、リハビリの効果を得るためにはリハビリで消費されるエネルギーを負荷した栄養をとらないと効果が得られにくいことがわかっています。また、リハビリが必要な高齢者が低栄養状態だった場合は、それを改善するためにエネルギーの蓄積量を増やす必要があり、さらに栄養を負荷してあげないといけないことが指摘されています。

しかし、その必要な栄養をどのように摂取すればよいのかをアドバイスできる管理栄養士が在宅の現場にいない(もしくはいてもすごく少ない・・・)ことを講師の先生は残念に感じつつ、来場していた管理栄養士達にエールを送られていました。

そういう講演を聴くと、管理栄養士の出番だな!と思いますが、次に講演された在宅訪問指導を行っている管理栄養士の先生からは(僕も個人的に大変おせわになっている先生ですが)

「ぼーとしていると訪問栄養指導の仕事を理学療法士や歯科衛生士、言語聴覚士の方にとられる。それくらいに他職種のかたは低栄養やリハ栄養について勉強している。管理栄養士は在宅でチカラと立場を確保できるような症例を早く多く積み上げる必要がある」と訴えていました。

まったくそのとおりですね。先の理学療法士の先生も患者さんにウェアラブル端末をつけて基礎代謝や活動量を測定記録しながらリハビリの効果を検証されていました。独自で食事記録もヒアリングして食品成分表から1日の摂取カロリーを計算して、エネルギーの不足になっていないかも考察されていました。(それって管理栄養士の専売特許だったのに。。。)今の時代、必要エネルギー量の算出や摂取カロリーの計算なんて誰でもできますよね。無料のアプリがいっぱいありますから。

じゃ、それ以外に管理栄養士が立場を確保する方法って何?それだけは管理栄養士さんじゃないと!といわれる、他職種から頼られるチカラって何?何なんでしょう?(講演を聴きた後も、ぼんやりとした答えは見えてても、まだまだ頭の中がスッキリせず悩み中です。。。)でも、そのチカラがないと在宅での立場は絶対に勝ち取れません。そのチカラを身につける、またそのチカラを強固な武器にして訪問にいかないと在宅に行く意味がないことは理解できます。

結論のないブログになってしまいましたが、4月までには自分の中でベストな答えを見つけて、そのチカラをつけられるよう新しい年度をスタートさせたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。東京管理栄養士の六波羅です。

春らしくなってきましたね。
日々のかなり多くの時間をスクーターに乗って過ごしていると、
季節の移ろいにとても敏感になります。
昨年4月に、東京での事業を開始して、季節が一巡りしようとしています。

右も左もわからない状態から、地図に印をつけるところから始め、
道に迷いながら、初めて会う人々に事業の説明をする。
とても重要で、パワーの必要な役割です。
日々迷い迷って、悩みに悩みました。
在宅での食生活に不安と不都合のある方のお役に立つこと。
食べることは生きることに直結する。
私たち管理栄養士に課せられた重責です。

でも、少しずつ理解してくださる関係機関の人が現れ、
頼りにしてくださるお客様が増えてくると、
その重責ゆえ、喜びに変わる瞬間があるのです。
まだまだ、ささやかな喜びではあるけれど。

管理栄養士になってよかったなあ、と
春の日差しのようなほのかな感情を抱く今日この頃です。

3月8日、名古屋ウィメンズマラソンを走ってきました。
前日の雨はすっかり上がり、気温もぐんぐん上がり(暑かった!)・・・
そんな中、沿道とおしゃべりして、楽しく走って4時間00分28秒。
記録的には4時間切りに少し足りなかったけれど、楽しかったのでOK☆
運営もボランティアのサポートも、沿道の応援も素晴らしい!
桜モチーフのティファニーもらえたし、大満足でした。

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東京 管理栄養士  六波羅 美幸




こんにちは、管理栄養士の島田です。

二月も終わりいよいよ春到来でしょうか。心持ち早朝や調理場内の寒さも緩和されてきているような気がします。

残念なことに今年の健康診断の結果は経過観察と診断された項目が3つもありました。。。

もっともショックなのがHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が基準上限の5.6%だったことです(昨年度は5.3%)ちなみに血糖値は89です。

朝昼がおにぎりやパンなどの粗食が多く、夕食にアルコール量が増えていた半年の不摂生が原因ですね。

この際に保健師さんの特定保健指導をうけて食事改善したいと思います。

さて、今回は鶏の唐揚げです。皆さんお好きな方も多いでしょう。

最近ではおいしく揚げられる唐揚げ粉も市販されているので、そんなに失敗のなくできる料理ですが、はーと&はあとの食事は市販の揚げ用粉を使うと塩分やら栄養価などが、ぶれてしまうのでシンプルに片栗粉をはたいて揚げるだけの、普通の唐揚げです。

これを普通に衣を付けてはたいて揚げると色がところどころ茶色っぽい仕上がりになります。肉のわずかな厚さや形で火のとおりにムラができるんでしょうね。また、大量調理マニュアル基準にそって中心温度75度以上を確認後1分以上の加熱が必要ですから、お店なら揚げすぎぐらいの仕上がりがベストの揚げごろになります。(だから変色もしやすい)

そんな唐揚げを揚げていた僕に調理師さんが「ちょっとだけ、綺麗にあげましょうか」と残りの片栗粉に水を加えて液体状にし、その中に鶏肉を混ぜ込み、均一に液を漬け込みます。

それをそのままフライヤーで揚げると、とても綺麗で表面が真っ白なカラッと揚がったようにみえる唐揚げに仕上がりました。水を少し含んでいる分均一に火が通りやすくカラッと揚がるんですね。

(おお、これ鶏料理店や居酒屋で出てくる唐揚げじゃん。)と感動しました。つまみぐいさせてもらいました(おいしい!ビールがほしくなる唐揚げです!!)

別の方法なら二度揚げなどもおいしく揚げるコツですが、流れ作業で次々揚げていく大量調理では二度揚げなどしていられません。水を加えても栄養価変わりませんし、市販の粉を使うより安上がりで同じ出来栄えになるなら、いいこと尽くめの方法です。

皆さんも一度試してみてください。衣を水で薄めて揚げる料理なら天麩羅、フライなどにも応用できる手法です。

管理栄養士 島田天心

2月は28日間ということもあり、あっという間に3月ですね。

先日、朝の天気予報で日中の気温が16度と放送されて、春はもうすぐだ!とわくわくしながら出勤しました。その日もバイクで京都市内を走りまわりましたが、寒くなかった!!風が気持ちよかったです☆

お花見をしながら、お団子を食べるのが楽しみ楽しみ♪

   

        

       

さて、前回のブログでは、お客様にしっかりとはーとのことを説明し、食事療養の大切さを伝えられるよう事前準備のロールプレイングの話でしたが、、、

     

     

    

いよいよ実戦編

 

最近は、私がメインとなりお客様とお話をさせてもらっています。

訪問前には、イメージトレーニング→先輩栄養士とロールプレイングし、どのような方かなとドキドキわくわくしながら向かいます。

お客者様との会話の中で、今の食生活や健康状態などを聞き、どこかに問題点、改善点はないかな?見つけるぞ!という心構えでいくのですが、、

    

     

いざ訪問!!

お客様の話に聞き入ってしまい、質問はできても、お客様の質問には自信をもって答えれなかたっり、、話がいったりきたり、、

わかりにくい言葉の表現をしてしまい、、???

   

力不足を感じ、帰りのバイクの運転時は先輩の背中がすごく大きく見えます。。

 

全力で取り組んでいますが、、私の説明だけではまだまだ不十分。

先輩栄養士にサポートに入ってもらっています。

訪問後は、その日の訪問の流れや説明の仕方の見直しをし、アドバイスをもらいます。

先輩が、サポートしてくださったところは私の力不足なところ!

その自分の足りない所を見つめ直し、成長できるよう精一杯頑張ります!!

     

食生活に困っている方のお役に立てるよう早く一人前になりたいな!

 

はーと&はあと  管理栄養士 相山 華菜

こんにちは。北摂管理栄養士の仲野です。

先日新規訪問させて頂いたお客様のお話です。

K様、82歳男性。今年1月に奥様が認知症の為施設に入所されてからは独り暮らしをされています。

糖尿病を患っているにも関わらず日々の食事はうどん中心。たまに近所に住む息子様が惣菜を買って来られる程度で食事療養は全くと言っていい程出来ていません。

見かねたケアマネージャー、訪問看護師が配食の導入を進め、利用に至りました。

初回面談では実際の食事を持参し説明させて頂きました。とてもにこやかにお話され、召し上がり方などの説明も納得頂けたようでした。しかし、二回目のお届けの後に「こんなもの食べられるか!」と叱りを受けました。

すぐに訪問し状況を確認すると、どうも温めずにそのまま召し上がった為、ご飯が硬く感じられ不快な思いをされたようでした。

改めて説明しようとするも「もう、いい!」と聞いてはもらえませんでした。

面談し、一見納得頂けたように思い込み、ご不明な点に耳を傾けていなかったのかも。慣れるまでは確かに分かり辛いですよね。申し訳なく思いました。

ただ、うちの配食を使わなくても日々、「うどん中心の食事」では食事に偏りが見られ糖尿病の悪化だけでなく低栄養の心配が出てきます。

せめて、他社でもいいので何か利用されることを切に願い、ケアマネージャーには「これなら大丈夫!」という他社のお弁当、特殊食品の説明をさせてもらいました。

初めのサービスには不安がつきものです。お客様の不安や不都合を敏感に感じる配慮が足りなかったと反省した一日でした。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

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