海老とブロッコリーのグラタン(大量調理版)

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【材料】   (2人分)

  ・むきえび・・・80g

  ・ブロッコリー・・・60g

  ・しめじ・・・20g

  ・玉ねぎ・・・60g

  ・人参・・・20g

  ・油・・・小さじ1杯

  ・小麦粉・・・8g

  ・低脂肪牛乳・・・100cc

  ・バター・・・10g

  ・白ワイン・・・小さじ2杯

  ・コンソメ・・・2g

  ・塩・・・小さじ1杯

  ・胡椒・・・少々

  ・とろけるチーズ・・・15g

  ・パン粉・・・少量

  ・パセリ・・・少々 

  

【作り方】

①むきえびは半解凍にする。

②ブコッロリーは小房に切って、ボイルする。

③しめじは、石づきを取り、ほぐしておく。

④玉ねぎはスライスに、人参も玉ねぎと同じ程度の幅に短冊切りにする。

⑤鍋にバターを敷き、玉ねぎ、しめじ、人参を軽く炒めてから牛乳、調味料を加えて全体に火が通りなじむまでゆっくり混ぜ続ける。

⑥別の鍋で小麦粉と油を入れ、火にかけながら混ぜ合わせ、小麦粉がダマにならないようにルーを作る。

⑦ルーができれば野菜と牛乳を合わせていた鍋に数回に分けて流しいれ、均一になるまで混ぜ合わせホワイトソースとグラタンの具を作る。

⑧むきえびとブロッコリーは少量のホワイトソースを絡ませておく。

⑨耐熱の紙容器に⑦を盛り、むきえびを右側、ブコッロリーを左側にきれいに揃えて盛りつける。

⑩上からとろけるチーズ、パン粉、パセリをふり、グリルで焼き色が均一に付くまで焼き上がる。

 

【栄養価】 (1人分)

 エネルギー 213 kcal 、 塩分1.3g

 

 

栄養士からのおススメアドバイス

今回はヘルシーブログで大量調理用グラタンをご紹介します。

ホワイトルーを失敗せず作るために、具と牛乳を先に味付けしてしまい、油と小麦粉でルーを作ってから混ぜ合わせるのがポイントです。普通はバターを入れて少量ずつ小麦粉を焦げないよう混ぜ合わせて、少しずつ牛乳を加えてダマにならないよう仕上げて味付けしホワイトソースを作り、野菜を炒めた鍋にホワイトソースを加えて仕上がるのが一般的ですが、それぞれの分量が多い大量料理ではご家庭と同じ作り方をすると必ずソース作りで失敗してしまいます。

別々に配合して最後に併せて具を作る。そこが大量料理ならではの時短で仕上げる方法です。

盛りつけも本来なら、えびとブコッロリーはちりばめて盛りつけたほうが見た目はいいのですが、今回はえびとブロッコリーを左右に分けて盛りつけました。大量に一度に焼くため、焼きムラが起こりやすいのを防ぐ工夫です。なんとかブロッコリーを焦がさず焼き上げることが出来ました。えびはボイルせず半解凍でそのまま焼き上げることで身が小さくなりすぎてしまうのを防ぐのも一手間かけた工夫です。

寒さで抵抗力が落ちやすい冬の季節には、えびのタウリン、野菜の抗酸化物質、乳製品のカルシウムが一度にとて免疫力アップを図れるグラタンをご賞味ください。

管理栄養士 島田天心