松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

私事でありますが、現在第二子を妊娠しており、10月末をもちまして、退職することになりました。

はーとに入社し11年、本当に長い間ありがとうございました。

この11年を振り返ると長かったような短かったような・・・

色々なことがありました。

社会人としても管理栄養士としても未熟だった私が、ここまでやってこれたのも、本当にたくさんの方々に支えていただいたお陰だと感謝しております。

数え切れないほどの方々とお会いし、その都度、後悔しないようにと努めて参りましたが、お役に立つことができなかったり、力不足のこともたくさんあったと思います。

また、反対にご利用者様から「ありがとう」と言っていただき感謝していただいたり、励ましの言葉をいただいたこともたくさんありました。

その事が私の原動力となり、管理栄養士としての自信につながりました。

ありがとうございました。

今までの貴重な経験を大切にし、今後に活かしていきます。

しばらくは、子育てに専念しますが、その経験も無駄にしないようにしたいです。子供を持ち、ここ最近は、子供の食育は、とても大切だと日々実感しています。

そんな、違う分野での引き出しも増やし、いつかまた管理栄養士として復職したいです。

本当にありがとうございました。

 はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

すっかり秋めいてまいりました。

この季節、やっぱり美味しいものが気になりますね。

 

私が行っている栄養指導先でのクリニックでも、「食欲が出てきたんです...」という方がおられました。

40歳代、男性、糖尿病。

ついつい先に野菜を食べることを忘れ、早食いになってしまい、食べ過ぎてしまった。

飲み会の時も、ついつい食べ過ぎてしまいましたと。

その結果、糖尿病の指標であるHbA1cが悪化。

でも「その事に気付いているからいいんですよ。ちゃんと反省しているじゃないですか。」と私。

しまったと思えば、それを続けないことが大切です!

悪い習慣を続けると病気を悪化させたり、新しい病気を誘発させてしまいます。

だから、しまったと思えば、次の食事、次の日で調整を!

甘いものを控える、ご飯を少な目にする、野菜を食べる、揚げ物は、やめておく、いつもより多めに歩くなどなど。

その積み重ねです。それが、自己コントロールです。

でも、ご自分の食生活の中で、何がしまったなのかわからない場合は、早めに私達、管理栄養士に相談をしてください。

しまったと思っていなくても、お話をお聞きしていると、その方の「しまった」はちらほら出てきます。それを見つけ出すのが私達の仕事です。

自己コントロールができるようにサポートします。

 はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

涼しくなり過ごしやすくなりましたね。でも、スッキリしない天気が続き残念です。

さて、今日は、ある利用者様のお話。

90歳代、女性、要介護Ⅲの利用者様。

昨年までは、お家で過ごされていましたが、入退院を繰り返し、常に見守りが必要ということで、施設に入所されました。

娘様がお世話をされていましす。

施設入所のため、はーとの役目は終了かなと思っていたのですが、ありがたいことに、「はーとの食事が一番合っている!」ということで、現在も引き続き、施設にお持ちしています。

しかし、先日娘様と連絡を取らせていただいたときに、

「食事は体調に合わせながら食べられているが、肩や手に痺れが出てきて、上手く口に運べなくなった」と。

リュウマチもある方なので、その影響のようです。

今まで、ご自分で食事を摂取されていた方なので、なんとかその動作を継続してもらいたいというのは、娘様も私も同じ。

はーとでは取り扱いをしていませんが、介護用の食器やスプーンがあることをお話ししました。

手に力が入らない、利き手が使えないなど上手くお箸を使えない方などが利用されます。握りやすくしてあったり、先が割れていたりと色々あります。

スプーン.jpgスプーン②.jpg

私も詳しくは、分からなかったため、サロンの末藤管理栄養士に資料をもらい、お伝え。

その方が利用されている福祉用具の会社でデモ器もあるようなので、使ってみられることになりした。

少しでも食べやすくなるといいのにな~

その後のご様子を確認したいと思います。

食べることの不都合は、何を食べるかだけでなく、どのように購入して、どのように調理し、どのように食べるかなど、様々な問題があります。

そんな様々な問題を解決していきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

しばらく雨が続きそうです。夕方大きな雷が鳴り、事務所のクーラーが止まってしまいました。

急な雷雨気を付けてくださいね。

さて、そんなことがあった日、ある利用者の息子様から私宛にお電話がありました。

それは、利用者様であるお母様が先月お亡くなりになったということ・・・

102歳でした。はーとの利用者様の中では、一番のご長寿ではないでしょうか。

長年ご利用いただいており、当初は、心臓が悪いことから塩分制限の栄養コントロール食を、そして、食事量が落ちてからは、健康バランス食のミニ食を、そして、嚥下や咀嚼機能が低下してからは、あいーとやムース食、補助食品等をと息子様と相談しながらご利用いただいていおりました。

印象的だったのは、家族様が本当に一生懸命だったということ。

5人お子様がいらっしゃり、毎日交代でお世話をされていました。

「最後の二日間は、何も食べることができなくなったが、苦しむことなく安らかに逝きました」と。

「色々相談に乗ってもらってありがとう。家族もできるだけのことはできました」と。

悲しいお知らせではありましたが、歴代の管理栄養士のことも覚えてくださっており、頼りにしてもらっていたということは、少しでもお役に立てたのかなと思いました。

ご利用者様の悲報が入ると、「私に何ができたのかな?」といつも考えてしまいます。

その答えは、なかなか出ないかもしれません。

でも、「こうすればよかった」と後悔しないよう、利用者様やご家族様の想いを共有し、サポートしていきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

お盆を過ぎると暑さが落ち着くかと思いきや、まだまだそうですね。

先日、地域包括支援センター主催の地域の方向けの勉強会に講師として参加してきました。10数名の方にご参加いただきました。

脱水予防と暑い時期の食事ということでお話をしました。

夏バテチェックをし、上手な水分補給の方法、食事のバランスの摂り方などのお話をしましたが、皆さん優秀な方ばかりで、普段の生活習慣を気にされている方が多かったです。

見学に来られていた市の職員の方のほうが、「夏バテ気味です~」とこそっと手をあげておられました。

最近、色々な行政区でこういった勉強会があり、ありがたいことにお声を掛けていただき、講師として参加させていただきます。

私は、管理栄養士として、このような場でお話をさせていただくことをとても嬉しく思っています。

というのは、普段は、食事に何かお困りなことがある方を訪問したり、お話をする機会の方が多いため、今は特に問題がなかったり、その問題に気づいていない方にお話をすることで「食事って大切だな~」と思っていただけるからです。

そして、「この人に相談したいな」と思ってもらえると、さらに嬉しいですね。

食事って毎日欠かさずすることなのに、まだまだ、その重要性を知ってもらえていないと感じることが多いです。

もっともっと、食事の大切さを広めていきたいです。

 

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

 

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