嚥下障害の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の島田です。

夏祭り、花火大会、送り火、甲子園と夏のイベントが終わり夏が過ぎようとしていますが、まだまだ危険な暑さが続いています。今年も冷却グッズは爆売れだったんではないでしょうか。羨ましいかぎりです。

さて、先日、ご家族様から健康食を試してみたいとご相談を受け事前訪問にお伺いしたM様(90歳、女性。独居の方)。

最初のお電話で食事についてお聞きしたところ、特に食事制限や嚥下に問題はないようで健康食のおかずと御粥のセットでまずはご試食をご希望でした。

ご自宅にお伺いし、最近の体調や食生活をお聞きすると、体力の低下と消化力の低下から脂っこいものや揚げ物は食べられてなく、また咀嚼力も年齢相応に少しずつ弱ってきていて、ごぼう・蓮根などの根菜類や、きのこ類はお召し上がりではありませんでした。

健康食だと揚げ物や脂っこいもの、ごぼう・蓮根などの根菜類も献立の組み合わせによってはご提供しています。ご希望の通り健康食と御粥のご試食をご用意しても、御粥は喫食できる思いますが、おかずが現在食べられている内容とかなり変わってしまうため半分も食べられないかもしれないなぁと判断。代わりに栄養コントロール食の軟菜食と、咀嚼が弱ってこられた方用のやわらか食・ホスピタグルメの試食を提案させていただきました。

軟菜食とホスピタグルメの両方を1食ずつご試食いただき、M様の食べやすい食事でしっかり栄養を取ってもらえるのが一番ですとご同席いただいたご家族様にもお伝えさせていただきました。

食事の受取に玄関まで出るのもADLの低下で難しいといわれたM様。お電話ではなかなかヒアリングしきれない食事のお困りごとを事前訪問でしっかりお聞きできたことで、よりお身体に負担なく栄養が摂取できる解決策を共有できることができました。

軟菜食かホスピタグルメ、どちらかがM様のお口に合えば幸いです。

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国会議事堂.jpg

夏の旅行で東京に行った際に、国会議事堂見てきました。

泊まった宿が皇居のちかくだったので、皇居まわりのランニングコースを走ってきました

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

季節感を先取りする暑さと、時に逆行する寒さに体調管理がむずかしい5月ですね。例年は温暖にすぎていく印象が強い5月ですが、今年はコロナ感染症対策の転換月でもあり、公私にイベントごとも多く、とても長く感じています。

さて、今回は入院から4カ月ぶりに退院してくることになったH様のお話です。

以前はムース形態のスムースグルメをご用意していましたが、入院中に状態が変わりよりなめらかなミキサー食での栄養管理が必要とのことでした。

入院中の栄養ケア計画ではエネルギー2100kcal、たんぱく質80g、脂質60g、塩分7g、水分1200ml(補助食品含む)を目標で実質の摂取量は7割でした。

褥瘡があり、まだ完治してはいない状況で在宅ケアに移行となりました。

退院が決まったのは4月だったので退院時カンファには参加できず、後日個別に病院の管理栄養士の方から栄養情報提供書と自宅での栄養ケアアドバイスと注意点などを教えてもらいました。

自宅では病院ほどこまめに栄養摂取ができない環境になる点が栄養不足を招く一番の不安材料ではありますが、目標摂取量をエネルギー1600kcal、たんぱく質50gとして病院で摂取出来ていた栄養はとれるプランを作成。褥瘡の治癒と自宅で安心して生活できるよう支援させていただくことになりました。

退院後は、多職種での担当者会議にも参加して、ヘルパーさんと食事準備等について情報共有させていただきました。

まだ退院して一か月経ちませんが、食事は概ねしっかりとれているようです。

褥瘡ケアのため、今後はたんぱく質量のアップを目標にしたいと思います。

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天気のいい日に摂津峡までライニングしてきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

寒波が厳しく、雪の影響等で外出や移動が制限される日々が続いている今年の冬は、感染状況に関係なく、室内を暖かくして巣籠生活中です。特に今年は物価上昇により覚悟はしていましたが、明細を見て電気代よりもガス代の値上げ率にびっくりしています。巣籠でも出費が大きい。

さて、先日懇意にしているケアマネジャーさんより

「以前ご利用されていたK様が、久しぶりに入所先から帰宅されるので、短期間になるが食事の用意をお願いしたい」と、ご相談を受け、担当者会議に出席してきました。

K様90歳後半、女性。摂食嚥下障害あり。

入所前は、目標栄養量をエネルギー1400kcal、塩分6g未満の食事管理の依頼を受け、倶楽部商品のミキサー食やエネルギー補給ゼリーなどを組み合わせて目標の食事管理ができるように献立を作って栄養管理していました。

入所中はエネルギー1400kcalの摂取は難しいようで目標1300kcal(実摂取量は1000kcal未満の日もあるよう)として栄養ケアを受けておられました。

今回は短期の在宅復帰を月に2回トライされるため、以前に購入された商品の在庫と量を確認し、不足している商品、代替え商品をご提案させていただきました。

ヘルパーさんが24時間介護に入られるようで、食間の水分摂取のためトロミの付け方も併せてお伝えし、短期の在宅復帰が少しでも過ごしやすく楽しい時間になるよう食事面でのアドバイス等をさせていただきました。

自宅での生活に少しずつ慣れていただき、また栄養ケアを担当させていただける日をお待ちしております。

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3年ぶりに開催された地元高槻シティハーフマラソンに参加してきました。(通常よりも参加人数が多くてびっくりでした。皆さん走りたくてうずうずしていたのでしょうか。)

寒波の影響で満足に練習ができませんでしたが、なんとか2時間で完走出来ました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

暑さが増し増しで厳しくなってきました。皆さん外出時はとくに気を付けましょう。

さて、先日訪問看護のST(言語聴覚士)さんからのご紹介で脳血管疾患後の後遺症で嚥下食を食べられている方(H樣、70代、女性)に訪問させていただきました。

主な介護者はご主人で、奥様の食事用意含めてお一人で準備されていました。平日は他の配食お弁当をミキサーにかけてどろどろの状態にして食事を作られていて、土日はスーパーやドラックストアで市販されているミキサー食を購入常備され朝昼夕とも用意をされていました。

STが訪問に入られてから、ミキサー食でなくムース食でも喫食は可能と評価頂き、今回、スムースグルメのご提案とご相談にお伺いしました。

ムース食を喫食される方の多くは以前までは普通食や刻み食を喫食されていた方が多く、最初は形や内容に戸惑いや、不安を示されますが、H様のご主人は長らくミキサー食を作ってこられたことから、むしろスムースグルメの写真を見て

「こんなにいいものがあるなら是非お願いしたい。もっと早くに紹介してほしかったわ。作るの大変やったんやから」とすごく前のめりに話をきいていただき、早速7食セットのお任せ便で定期的にご利用いただくことになりました。

スタート後はH樣、しっかりムース食・スムースグルメを完食していただいて、お届の度に配送員にも感謝の言葉をかけていただいています。

後日ご紹介いただいた担当STの方とお話ししたところ、

「ご主人が色々こまめに奥様の介護や食事の準備をされているのを見ていたので、他社を提案するのは失礼かなぁ?どうかなぁと思ったけど紹介してよかったです」と

専門領域以外の提案はどこまで踏み込んでしていいのかは難しいと思いますが、H様にとっては、はーと&はあとをご紹介いただけてよかったです。

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2年ぶりの東京出張で、汁だくだくのスープスパゲッティをいただきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。京都管理栄養士の島田です。

桜もそろそろ見納めでしょうか(今年も花見とお酒を一緒に楽しめず残念です)

4月新学期がスタートして人流も増えてきました。新しい年度のスタートですね。戦争の影響が大きく大変な年になりそうですが、少しでも支援できればとユニセフ基金をクリックさせていただきました(支援が届きますように)。

実は3月後半はコロナ陽性者となり10日間自宅療養しておりました。

なかなか熱が下がらず、10日もある療養期間中に色々やろうと計画していたこと(掃除、衣替え、溜まった資料の整理、読書)はかなわず、仕事も溜まってしまい、個人的には今年は例年以上に期初からバタバタして2022年度がスタートしました。

さて、療養明け、久しぶりに訪問相談に伺ったY様のお話です。

持病の糖尿病があり3月末の退院直後から配食をご利用いただいています。ただY様、高齢にて嚥下状態の低下もみられ、咀嚼はできるようですが病院では刻みのとろみ食で食事をされていたようです。

覚醒もやや悪く、1日3回の食事時間帯に必ずしも食事がとれていない状況でした。

糖尿病の悪化も心配ですが、まずは栄養不足状態を少しでも改善できればと、食事時間以外にも食べてもらえる栄養支援茶碗蒸しやアイソカルジェリーなどをご提案させていただきました。

詳しい商品は下記よりご覧ください(P.44 P.56)

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介護をされているご家族様には、3度の食事時間よりも覚醒の良い時に、食事と水分をこまめにとってもらるようお願いしました。

当初は昼夕で利用を希望されていましたが、Y様の体力的に昼夕を完食することは難しいと思い、お昼を分けて召し上がっていただくことになりました。

(今後食事量が増えれば昼夕でお届け予定です)

ほぼ24時間見守りが必要なため、ご家族へのご負担が心配ですが、食事に関しては少しでも負担や不安を和らげられるようなサポートができればと思います。

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訪問のお昼の食べた、京野菜たっぷりの豆乳スープスパ

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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