嚥下障害の方へのサポートの最近のブログ記事

みなさん、こんにちは!京都管理栄養士の竹輪です。

退院後の食事の相談で、担当ケアマネージャーの方から相談を受け、入院中の病室に面談に行ってきました。

88歳の男性で、肺炎・リウマチで入院され、入院中に嚥下能力の低下がみられ誤嚥性肺炎を発症された方でした。

面談時のアセスメントで、MNA8点:低栄養のおそれあり(①体重減少②歩行状態③ストレス④BMIの4項目で減点)

2か月ほど入院されており、現在は病院食(ソフト食)も全量摂取されていました。

退院日も決定し在宅に戻るにあたり、誤嚥性肺炎の予防の為にも病院と同じソフト食をご希望でした。

ご家族様が病院に来られている時は奥様の食事介助で咽(ムセ)なく食べられていますが、自分で食べようとすると咽てしまうことがあるそうです。

本人様食欲旺盛で自分の口の中にまだ食べ物が入っているのに、次々と口内に入れようとし掻き込むように食べていることが原因だろうとの事。

奥様に「私が食べさせてあげればいいのだけど、本人は自分で食べたいというのだけど、どちらがいいんでしょうか?」とのご質問を受けました。

以前、食事介助の研修に行った時にこのようなことを聞きました。

私達は目の前に並んだ食事を見たときに、ほとんど無意識のうちに何から食べようかな?どんな味がするだろうかな?などを考えています。

そのため、食事介助を受け自分で口に運べないときに、自分が食べよう・食べたいなと思ったものとは違う食べ物が口に入ったらとてもがっかりしてしまうのです。

また、嫌いな食べ物があった時にそれを口に入れられるのも嫌ですし、途中でお茶を飲みたいのにどんどん食事を進められるのもとてもストレス感じてしまいます。

本人様の食べたいという意識を尊重しながらも咽ないようにするために、本人様の自力摂取で①小さめのスプーンを用意し少量ずつ口に運ぶようにする。②食事⇔水分(とろみ)を交互に喫食(交互嚥下)し残渣が残らないようにする、事を提案しました。

今週退院されご自宅に戻られるので、お食事の喫食状況確認しながら、誤嚥せずに自宅で安静に過ごせるように引き続きフォローしていきます!

はーと&はあとのソフト食

ソフト食はーと&はあと 京都管理栄養士 竹輪美里

こんにちは。北摂 管理栄養士 杉浦です。

 

やっと6月後半から梅雨らしい天気になってきましたね。

梅雨と言えば『しとしと』と降るイメージですが最近は警報レベルの雨も多く・・

原付で移動することが多いので、緊張の連続です。

髪も大変なことになっています。。。

 

さて、この4月より豊中・池田・淀川区のエリア担当になり早2か月経ちました。

 今回は6月から補助食品をご利用されている方のお話をしたいと思います。

 

豊中市在住の70代男性 Aさん

喉癌で手術をされ、飲み込みがしづらいので食形態に工夫が必要な方です。

粒がある食事はムセやすいためミキサー食を摂取、またそれだけでは栄養量摂取に不足が出るので間食に野菜ジュースやプリン、また補助食品としてメイバランスmini やメイバランスソフトJellyなどもご利用されていました。

 

咀嚼・嚥下障害がある方では、ミキサー食・ソフト食をご利用されている方が多くいらっしゃいます。ただ、これらはミキサーを使う際にどうしても水分を加える必要があり、1食分の量が多くなってしまいます。

1度にたくさん食べることが困難な方は3食の食事だけでは必要な栄養素確保が難しい事があり、Aさんも補助食品を取り入れるなど色々と工夫されておりましたが、食事の聞き取りよりたんぱく質の摂取不足が見られました。

 

たんぱく質の不足は、筋力の低下、免疫力の低下から様々な症状を引き起こします。

特に高齢の方ですと、寝たきりや褥瘡、肺炎になりやすい方が食事調査をするとたんぱく質が不足していたという事があります。

 

Aさんは1日4食に分けて食べられており、これ以上食事量を増やすことが難しい為、『SLプロテインパウダー』(3.6g×50包)をご紹介し、現在1~2包/日ご利用されております。

 

 SLプロテインパウダー

この商品は粉末状で溶けやすい為、おかゆやおかず・汁物に入れることで量を増やすことなくたんぱく質を摂取できること、商品自体は殆ど無味無臭の為食事に入れても風味をかえないという特徴があります。

 

補助食品はたくさんありますが、どの商品が適当であるかは使う方の身体状態や食事内容・生活環境によって変わってきます。

 小食の方、咀嚼・嚥下障害がある方、褥瘡がある方など食事が足りているかな?とご不安な方は是非一度ご相談ください!

 

今後もAさんの食事量や栄養状態などをお伺いし、在宅で安心・元気に生活を続けられる様お力になれたらと思います。

5月に兵庫県立美術館で『不思議の国のアリス展』が開催されていたので行ってきました。

挿絵を描いているテニエルの原画やアリスをオマージュしたシュールな作品など色々ありとても楽しかったです♪

 

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 管理栄養士 杉浦 和希

 

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。


このたび当デイサービスの施設長を引き継ぐこととなったため
施設長 兼 生活相談員の末藤と変わります(笑)


管理栄養士が消えた理由は管理者は生活相談員の他は兼務できないため
当デイサービスでの栄養改善加算などの計画立案などはサロン管理栄養士の冨林さんへ
全て引き継いでいただくこととなりました!!


ですが、、、

もちろん管理栄養士としての心はなくしていませんので
管理栄養士・生活相談員の経験を活かした管理者として
当デイサービスのレベルをさらに上にあげていけるよう精進していきたいと思います。




さて、4月後半から利用を開始した要介護4の女性Nさんについて


今までお付き合いのなかったケアマネージャー様からのお問合せです。
少食で週2回訪問看護による点滴をしながら過ごしておられ
認知症の進行とともに栄養状態も悪くなり入院となった利用者の、
退院後の利用について、との連絡を受け、退院時カンファから参加させていただきました。


身長145㎝で体重22.8kg(BMI10.8)の状態で嚥下機能の低下もみられ病院ではペースト食。
なおかつ食事摂取が進まないためハーフ食での提供でそれを5割摂取の状態、、、
明らかな低栄養状態で、そもそも覚醒レベルも低く食事時間ずっと起きておくこともできない状態でした。


退院され同居されている娘様もお仕事をされている関係から月~金の週5回の利用開始となりました。


利用開始当初は病院同様の食事形態で提供をして様子をみていきました。


病院でお聞きしていた状態と同じようにデイサービスでも体力がなく
覚醒状態が保てず食事時間も傾眠が多く見られており摂取量は8割いけば良い方でした。


体力確保の面から分食対応にして一回の食事にかかる時間を少なくし
最後まで食べ切れるようベッド臥床を挟みながら提供していきました。


看護の方では褥瘡ができやすい体型となっているため定期的な除圧や体交をこまめに実施。


歯科衛生士からは食事時の覚醒状態の維持と食事前の準備として
口腔マッサージ等を実施。


理学療法士では姿勢保持のための体幹トレーニングを中心に実施していきました。


そういったケアを続けだして2週間くらいから食事の摂取量、摂取スピードも改善傾向に向かい、
座り直しやベッドからの起き上がりを自力でやろうとしたり、表情が出てきて会話も増え
身なりも気にしだすようになってこられました。


そうこうしている中で管理栄養士を中心に他職種で相談しながら食事形態をペースト食からムース食に変更。
変更後の方が咀嚼して舌でうまく食塊形成を行い嚥下できている状態を確認。


まだまだ体重も十分に増えていない状態ではありますが、
デイサービスで他職種が関わる事でここまで利用者様の変化が
体感できることを嬉しく感じました!!!!


これぞまさに「感動体験サロン♡」


これからもそんな感動をいっぱい届けれるようより良い施設にしていきたいと思います。

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サロン施設長 兼 生活相談員 末藤

こんにちは、京都管理栄養士の島田です。

さすがにここ数日の冷え込みは厳しいですね。今年もあとわずかで、今年最後のブログになります。

最近の新規のご相談者の方は、摂食嚥下障害をお持ちの方が増えてきました。

今月だけで5件

1.転倒から入院され、入院中に廃用症候群になり、嚥下力が低下(たぶん、以前から低下ぎみだったのでしょうが、わからず)入院中はずっとムース食を召し上がられていたT様

退院後も、とろみも濃い目で、ムース状のものを食べて下さいと栄養指導を受けて退院され、同居の奥様や娘様では作られないと、ムース食と栄養補給用のプリンを利用していただくことに。

2.脳梗塞を繰り返され、言葉を発することが出来なくなり、咀嚼力も落ちていることから同じく病院ではムース食を召し上がられていたK様。

退院時カンファでは嚥下は問題ないから、形あるものが食べたいのでしたらとソフト食を提案、しかし実際にソフト食を食べてみると口腔内に残渣が残ってしまうことから、ご自宅ではムース食を利用しながら、奥様も作れる料理はムース状にしてお食事をされています。

3.入れ歯があわないわけではないけど、噛むと口の右の内側に痛みが走るということから噛めないと訴えられ、噛まずに食べられるソフト食をご利用いただくことになったM様

4.食道がんで狭窄があり、喉をつまらせないようご主人が見守り気を付けながら食事をとられているT様。ご主人が仕事に行かれる昼食は一人で食事をされるため、もし詰まってしまっては心配と、飲み込み負担の少ない食事がほしいとのことから、ソフト食をお試しいただいています。

5.転移性がんの影響で嘔吐と嘔気がひどく、食べたものを吐かれてしまい、経口での栄養摂取がきわめて少なくなってしまっていて少しでも消化負担なく食べられる物をと。脂質制限をご利用いただくことになったR様(病院ではペースト食を召し上がられていました)

ご相談にお伺いし、ご提案・ご利用いただくことになった食事の形態や内容は異なりますが、皆さん、咀嚼や嚥下に障害があり、食事をよく噛んで食べるという当たり前に思えることが難しくなってきたことによる栄養障害が見られました。

年齢を重ねると共に、食事へのこだわりが強くなる!食事だけが楽しみ!というご利用者様も多くいらっしゃいますが、美味しさよりも安全なものを選択しないといけないことと向き合わなければならないご本人様やご家族もおられます。ご本人様やまたその方を在宅で支援する関係機関の方々の不安や不都合を少しでも取り除くことができるよう来年もスキルを磨かないと、と決意した2016年最後の月でした。

※ちなみに、弊社のムース食やソフト食は美味しさにももちろんこだわっていますのでご安心ください。

営業最後のランチ

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毎月のように訪問している事業所の一筋違いで見つけた定食屋さん。探せば美味しいお店はまだまだあるものですね。来年の訪問も楽しみです。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

はーと&はあとではソフト食スタート元年を記念して今年は

【やわらかおせち】を用意させていただくことになりました。

 やわらかお節.pdf

詳細はPDFにアクセスしてご参照ください。

ソフト食と同じ凍結含浸法や日本食ならではの細やかな技法を駆使し、やわらかさはもちろんのこと

見た目・味も食材本来のおいしさを追求したおせちです。

咀嚼嚥下にお困りの方にも、新年を祝う気持ちを食を通して感じていただきたい。

数量限定ではありますが、ご希望の方は是非お申込みくださいませ。

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