2012年2月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンターの小山です。
先日、藤本さんの地元の雪自慢(?)ではないのですが、
私も実家へ帰省したときに、滋賀県の彦根あたりからの雪のすごさに圧倒されました。
テレビでは、積雪60cmと報道されており、用心はしていたのですが
想像以上の雪と、路面の凍結!!
道路の温度計は-7℃。
琵琶湖沿いの道路を走っていたのですが、本当に危険な雪道でした・・・。
みなさんも、気をつけてくださいませ。

さて、先日より「便秘でどうにかなりませんか?」という相談を何件かお聞きしました。
確かに冬になると、そういった悩み事が増えてきます。
今回は、便秘対策について書いていこうと思います。

便秘で悩んでいる人には、特に高齢者の方が多くいらっしゃいます。
私も以前老人ホームに勤務していたころは、下剤を使用している方も多くいらっしゃり、
それでも出ない人は浣腸などもし、一苦労・・・。といった感じでした。
では、なぜ高齢になると便秘の方が多くなるのかというと、
①全体的な筋力の低下
②水分の摂取不足
③加齢の腸内環境の悪化
④薬の副作用

以上が主な原因と考えられます。

お問い合わせの中で、食事でなんとかできないかと相談を受けます。
冬になり運動量も低下、水分摂取量も少なくなります。
お食事でなんとかできるとすれば、
③の腸内環境の改善です。
加齢や喫食量の低下により、悪玉菌の割合が増殖し、腸内環境が悪化、たちまち便秘となってしまいます。
腸内環境を改善するには、善玉菌を増やす必要があります。
善玉菌は、乳酸菌がエサとなり増殖しますので、乳酸菌を務めて摂取すると効果が表れることもあります。
乳酸菌はヨーグルトや乳酸菌飲料の他、発酵食品に多く含まれます。

あとは、食物繊維を含む野菜や果物、海藻の摂取量を増やすのも有効です。
また、身体が冷えているとでにくくなります。
トイレでは、おしりがむきだしとなり、長居すると身体が冷えて余計にでなくなりますので、
便意を感じてからトイレに行くようにすると効果的だと言われています。

みなさんの、ハテナ?に少しでも多く答えられるように私も勉強中です☆
ちょっとした疑問などありましたら、お問い合わせくださいませ(^-^)


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは。
京都管理栄養士の寺田です。
毎日寒いですね~!

はーと&はあとの目利き商品「開運きんかん」を購入し、食べてみました!
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甘酸っぱくてやみつきになるおいしさ☆
ビタミンCをたっぷり補給してこの寒さを乗り切ろうと思います!

さて、毎月血液検査を提出してくださる糖尿病性腎症のM様、78歳、女性の方です。
はーとの食事は週2~3回。
毎日だと続けられないので、普段はご自身で料理をしていますが、
検査結果に応じて利用日を減らしたり増やしたりしてます。

M様はとても食事療養に対する意欲の高い方。

果物、魚、食べ過ぎてませんか?
味の濃いもの多くなっていませんか?
と指摘させていただくと、
「今月は刺身をたべすぎました。気をつけます。」
「果物の食べ過ぎかしら…」
と自分で食生活を振り返ってくださいます。

その成果あってか、
3年前にクレアチニンが4程度まで上昇し「透析まで1年位」と宣告されていたのに、
現在はクレアニチン3.5を前後しながら
腎機能を維持しておられます!!

「あと1年で透析といわれて、本当にショックで・・・
やっぱり頑張ってきたおかげなんだろうなあ。
本当は食べることが好きで、好きなものをたくさん食べたい、
お弁当はおいしくないから本当は食べたくないけど、
体のためを思って頑張って食べています。」と
今に至る気持ちを語ってくださいました。

いろいろと話していると、1名の来客が。

なんと、はーとを利用しているご近所のA様。
今日は、M様のご飯を食べに遊びに来たようです。

A様もM様同じ糖尿病性腎症(67歳、女性。)
最近HbA1cが9.1まで上昇して、「要注意ですよ!」
とお伝えしたばかりでした。

A様に直接お会いしてみると、あまり危機感をいただいていない様子…。

再度今の現状についてお話しさせていただくと、
「HbA1cが9もあったらだめですわ。せめて7台くらいにしなきゃね」
と友人のM様からもA様の状態を指摘してくださいました。
「そうやねえ~、やっぱり状態よくないんやねえ。気をつけなアカンねえ。」とA様。
さらに、「Aさんは食事の時間がバラバラだから、それがアカンね」
A様の問題点を的確に示してくださいました。

「A様はこれから食事時間を決めて、きちんと3食食べるようにしましょうか」と私。

A様の目標も決定です。


A様と仲がよく、食事療養の意識の高いM様と一緒に栄養相談させていただくことで、
私が知らないA様のことを教えていただいたり、
一緒に注意していただいたりと、
みんなで気づき合える、よい時間となりました。

食事療養を意識し、実行し続けることは大変です。
A様とM様のように、ご友人同士で励まし、教え合える関係は
とても貴重で大切な関係です。
同じ疾患を持ち、同じ悩みを共有できる仲間との交流の場がもっと増えれば
食事療養を継続できる人がどんどん増えるのでは?!

そう感じる訪問になりました。

はーと&はあと 管理栄養士 寺田満里子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。
毎日寒い日が続いております・・・
インフルエンザも流行っています。水分と栄養と睡眠を十分に。

タイトルにあるとおり、久しぶりに再開となったHさまの奥さまから再開の依頼がありました。
2007年の8月に止まってから約4年半ぶりの再開です。

Hさまは糖尿病のお寺のご住職さまです。
2007年の8月には結果が良くなったはずだったのですが
この4年半の間に、すっかりHbA1cが上昇・・

主治医の先生から入院を薦められた、
と言うより強制的に入院を宣告されたのです。

お寺の住職という職業柄、入院なんてとんでもない!!
なんとか、食事で下げます!!

と先生を押し切り、はーとを思い出し電話をしてこられたのです。

面談は奥さまとだったのですが
私の話にしきりに、
「やっぱり、だんだん食べる量が多くなってしまって・・。」
「ついつい、私も出す(おかずの)量が多くなってしまって・・」と。

だんだん、量や味やらが乱れてくるんですよね・・
何はともあれ
次の検査まで、入院したつもりで頑張りますと
今、真剣に取り組んでおられます。

まだ成果は出ていませんが思い出してくれて良かった(^^)

食事療養は長~いお付き合いになります。
途中で、寄り道?や曲り角?もあるかと思います。
そのタイミングで軌道修正をさせて頂ければと思います。

Hさまが大切なお仕事をいつまでもお元気に続けられるよう
サポートさせて頂きます!

管理栄養士 大都宏子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
本当に寒すぎる日が続いてますね。インフルエンザも流行っているので、気をつけないと
いけないですね。予防第一です。

先日、仕事を終え、帰宅しようとした時1本のお電話が鳴りました。
ケアマネージャーさんからのお電話でした。
現在、ご入院中、糖尿病、認知症。食事の段取りができないと病院から退院できない様子。
お電話頂いた担当のケアマネージャーさんも何とかしたい思いがヒシヒシ伝わってきました。
キーパーソンである娘様は仕事をされており、いつでもお会いできないということです。
ケアマネージャーさんの事業所で面談をして栄養指導をして欲しいというご依頼。
お問い合わせのエリアが大阪北摂エリアで担当者のスケジュールがその日、詰まっていました。
思わず、私がいきます!といい訪問する事になりました。
かなり久しぶりに、ケアマネージャーさんやご家族と面談しました。
カスタマーセンターではお電話での対応がほとんどとなるので・・・
やはり、ご家族からの合併症は避けたいと切実な訴えを聞くと、
何とかしたい!という思いがふつふつと沸いてきます。
折角、出会えたので、病状が悪化せず、在宅で暮らして頂きたい!再入院はさせない!という思いでいっぱいです。
私の一番の仕事だと思います。やりがいを感じます☆

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2/3の朝食です。定番のオープントースト、ロールキャベツ、わかめとえのきスープ
アロエヨーグルト、コーヒー。私と娘はパン派、主人はご飯派で、味噌汁が必要。
塩分を摂りすぎてしまうので、減塩味噌使用してます。
主婦は忙しいです(苦笑)

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

寒さが続きますね。スポーツデポで室内用の暖かい部屋着を買ったのに
先月の電気代の請求額がめちゃくちゃ高くてびっくりしました。
月9,000円にも達する額に体が固まってしまいました。
今日から節電に努めようと思います。

さて、先日長らく配食をご利用いただいていたO様から停止の
ご連絡をいただきました。

2010年の夏、大腸癌の手術をされた後に病院で面談させていただき
退院後は栄養コントロール食の軟菜食をご利用され
状態の回復に合わせて、その後は脂質の少ない脂質調整食になり
最近までは、健康食をご利用いただいていました。

状態が回復されるまでは1食を数回に分けて食べたり
ご自宅でもヘルパーさんに調理を気をつけてもらい
姪御さまの助けを借りながら、一人暮らしで療養を続けていました。

持病からくるめまいで受け取りが大変なときやお体がしんどい
時もあるのですが、その都度配送さんからの声掛けや見守りを
させていただき、1年半が経ちました。

最後にご本人様から直接停止のお申し出を受け
「長く使わさせてもらったけど、最近はお宅や周りに
 頼りすぎてしまい、先生からももっと自分でできることは
 自分でしないと気持ちが弱ってしまうよ!と激励を受け
 ちょっと自分で頑張ってみようかなと思うの。
 また、お願いすることがあるかもしれないけど
 これまで、島田さんにも配送さんにも、ほんとに
 よくして頂いて、止めると伝えるのは心苦しいのだけど
 お食事、停止してもらえるかしら」
と、大変うれしい言葉をいただきました。

ご利用中も大変丁寧な方で配送全員、毎日の配送が楽しかったようですが
最後にもほんとに丁寧なご挨拶をいただきました。

気が付けば1年半も経っていますねとO様と少し感慨にふけりながら
「また、大変なときはご相談ください」とお答えしました。

頼りすぎになるのもいけないのですが、頼られるサービスであり続けたいなと
改めて感じる停止連絡でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美