2013年3月アーカイブ

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

暖かい日が増えてきました。寒さの次は花粉に注意ですね

冬の間はランニングをまったくさぼっていたので体がなまっています。また少しずつ走る習慣をつけて今年こそフルマラソンにチャレンジできる体を作っていきたいと思います。

さて、今日は栄養指導先でのお話です。

血糖安定と減量にとりくまれているKさま(60代女性)

膝の負担を減らすために減量が必要ですが、血糖の少し高くまずは血糖の安定にご飯の量や間食、果物の量を守りながら療養してもらっていました。

3ヶ月で血糖の安定がみられ、次にカロリーを調整しながら減量に取り組んでいただくことに。

ただ、目安にお伝えした主菜・副菜の量を守っていただきたかったのですが

指導にこられたさい

「先生、なかなか大変。ダメだわ。ご飯の量はいわれたとおり100gから150gを守れるけど、おかずの量がわからないわ」と相談

そこで、

 「大変ですか~なるほど。おかずの量も守らないとなかなかカロリー調整はうまくいきませんし、減量も実感できてこないですよね。

じゃあ、一度配食でおかずの量を勉強してみますか。1日1食だけでも何回かとられてみて、全体の量とバランスを体験してみてはどうですか?」とお勧めし

「そうねぇ、そしたらお昼に一度試してみようかしら」

「Kさんがお昼とられたら、ご主人の分だけ別に作ることになっちゃいますか?」とお聞きすると

「大丈夫です。主人は主人で勝手に作って食べてますので。うちは昼の食事管理は自主性なんです」と。

「じゃ、お昼に利用して大丈夫ですね。お昼の量を目安に夕食も気をつけてくださいね」とお願いし、現在、カロリー調整しながら減量に取り組み中です。

 

代謝がよくなる春から夏にかけての減量がうまくいくようサポートしながら、自他ともども目標達成していきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
桜の開花宣言がありましたね。お花は気分を明るくしてくれるので、早く満開の桜が見たいです。

先日訪問した利用者様。70歳台、男性、糖尿病性腎症。
見た目はとてもお若いです。
一応介護認定は受けてはおられますが、今の所、ご自分で何でもできるということで介護サービスは受けておられません。
ただ食事については、腎臓の数値が少しずつ上がってきているということで、ケアマネージャー様からのご紹介ではーとにご連絡いただきました。
奥様が10年ほど前にお亡くなりになり、それまではかなり厳しく食事療養に取り組んでおられたようです。

しかし、その後は緩くなったそうです。それでも、調理を覚え、自炊もされてます。

野菜を食べないとと、朝にはサラダを用意されています。奥様の今までの教育のおかげでしょうね。
しかし、煮炊き物やうどん、みそ汁などの汁物が多く、また外食もよくされるため、塩分摂取が多いです。また間には何かおやつを必ず食べると。

病院の先生からは体重を落とすことと塩分を控えるように指示されたということで、体重のコントロールと塩分を制限していくことになりました。
訪問当日、試食を一緒にお持ちしたので、見てもらうと。
「あーやっぱり食べ過ぎているわ・・・」と。
そう、はーとのお食事は今までのご自分の食事と比べて何が違うか勉強してもらうためのものです。

はーとのお食事で色々な発見をしてもらいたいと思っています。

味付けが違うな、量が多いな、調理法が家とは違うな等々。

そして、そうやってご自分で気づいてもらえるようにアドバイスをしていきたいです。

はーと&はあと管理栄養士松政千佳子

こんにちは、カスタマセンター小山です。

近くの商店街に買物にいくと、和菓子屋さんには、うぐいす餅や桜餅など、

春のお菓子がたくさん並んでいます。

どれもおいしそうで、迷ってしまいますね・・・。

(近所の商店街ですが、"萌えキャラ"があり、賑わっています!!)

 

さて、はーと&はあとでは御食事をお届けするだけではなく、

お客様の食生活全般のサポートをしております。

サポート内容は、配達時の様子報告や、内服確認、食生活の疑問にお答えする、検査数値などの具体的な栄養相談など、多岐に渡ります。

 カスタマーセンターには、御食事に「不安」を感じていらっしゃるかたからのお電話の第一報を受ける場所です。

お客様が、どんな「不安」をお持ちであるか、不安を解決できるように、

サポートするのも、わたしたちカスタマーセンターの役目でもあります。

お客様のニーズを瞬時に把握できるよう、

しっかりアンテナを張っていきたいです★

 

はーと&はあと管理栄養士 小山祐子

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!管理栄養士の柴田です。

大阪茨木市にデイサービスがオープンして約2週間が経ちました。

無料体験にきていただいたり、契約をしていただくご利用様も増え、

忙しくなってきました!

デイサービスオープンに伴い、クリニックで行っていた栄養指導も

藤本さんに引き継ぐことになりました。

このクリニックでの栄養指導は残りわずかですが、

最後まで精一杯ご指導させていただきます!

 

今回は、本日クリニックに来られた45歳女性、糖尿病の方です。

医師から初めて血糖が高いと言われて、初めての栄養相談です。

HbA1c8.9、中性脂肪350程度と、血糖コントロール不良。現在服薬はありません。

相談室に入ってくるなり、「私、食生活を変えるのは無理です!」と不機嫌なご様子。

ストレスがあると、すごく食べるんです。いろいろと言われるとそれがストレスになるから食べるのをやめろといわれても無理です、と。

ご家族も糖尿病でインスリンをされているため、糖尿病について知らないわけではない様子。

まずは病状についてお伝えし、合併症の怖さ、日常生活への影響などお話しさせていただきました。

食生活を変えるのは無理!と言っていますが、実はこの方、「食べる順番療法」を実践し、5kg程度痩せたとのこと。

できている所は褒めて、やればできる!という気持ちになっていただくことも大切です。

 

さて、この方、「私は食べています!」と宣言するほどだったので、改善策はないか、食生活を伺っていくと

夕食後の間食が止まらなく、おやつを2個3個・・・と、ずっと食べてしまい、家に食べるものがないと近くに買いに行ってしまうほどのようです。

ですから、この方には、「夜の間食は、好きなものを一つまで食べてもよい」という目標を立てていただき、1か月間実行するよう約束していただきました。

「よかった、夜の間食は一つなら食べてもよいんですね」とほっとしたご様子。

最初の不機嫌そうな表情も少し和らぎ、笑顔がみられました。

私もひとまず安心です。

 食事療養が嫌だとおっしゃる方には、何か一つだけでも、実行できそうな目標を立てていただくようにしています。

糖尿病の病状が悪化するとインスリン治療になったり、合併症である網膜症や神経障害、糖尿病性腎症というQOLに大きく影響する怖い病気です。今回の栄養指導で病気の怖さを知るきっかけ、そして食事療養をスタートするきっかけになっただけでも、この方の第一歩になったのではないでしょうか?

「無理」と言わず、「これならできる」を探すお手伝いをするのも管理栄養士の役割ですね!

クリニックでの栄養指導が終わってしまうのは非常に残念ですが、これからはデイサービスに来てくださる方に何か一つ「あなたに会えてよかった」と言っていただける存在で居られるよう頑張りたいと思います。

デイサービスのホームページもアップされたので、是非ご覧くださいね!

管理栄養士 柴田満里子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

ようやく暖かくなり春がやって来た~♪

嬉しい反面、花粉症持ちとしてはやっかいな季節です。

私は杉花粉ではなくヒノキの花粉症。

桜が満開の頃が花粉症満開です(涙)

 

さて、「食事療養のお手伝い」をさせて頂いている私たちにはいろいろな相談が来ます。

昨年の12月の半ばに受けた相談で

Sさまの「食事管理をして欲しい」という相談がありました。

毎日の昼食はヘルパーさんが調理をされ、夕食に配食を利用します。

その昼食内容を指導して欲しいというものです。

早速、ヘルパーのサービス提供責任者のMさんがサービスに入っている時間に訪問し、食事内容の記録を取ってもらうことに。

それから3ヵ月。毎日、朝、昼のメニューを使用した食材とともに記録してもらっています。そして、ヘルパーさんが調理している時間に訪問し、記録のチェック、ご本人様への説明をさせて頂いています。

ヘルパーさんに指導しても召しあがるご本人様が納得されていないと不満に繋がるので、きちんと説明をさせて頂きます。

当初の朝食は果物が多く、昼食は麺類が多かった内容も

果物の量を指導し、麺類や丼物の頻度は週1回になりました。

使用する野菜の品数も増え、ずいぶん野菜の摂取量が増えました。

魚を食べるよう話をしたところ、西京焼きやみそ漬けの登場が増え、

塩分過剰摂取になることを説明し、今では登場しなくなりました(^^;

野菜摂取量が増えたことで便通も整い、便秘薬が減りました。

調理するヘルパーさんの横で記録チェックをし、説明をするのですが

手際の良いことに感動します。

今日もあっという間に味噌汁、酢の物、野菜の煮物と煮魚が出来上がりました。

「野菜、野菜って言いながら用意してますよ。ここで調理したら家帰って家族の夕飯作るのがめんどくさくなりますよ~」

といいつつも、Mさんは自宅でも野菜料理が増えたようです。

 

私に「何を求めて相談してくれたのか」をしっかり感じとりながら活動したいと

改めて思う今日この頃です。

 

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

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