2013年3月アーカイブ

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

あんなに寒かったのを忘れそうに暖かいですね。早くも花粉に苦しめられてます。

でも、春です!スタートダッシュの春です(笑)

先日、食事療養サポートサービス希望の女性の自宅に訪問してきました。

60歳代後半、女性、糖尿病(ヘモグロビンA1C10%)、独居、性格社交的、心配症。

女性の依頼は糖尿病の数値が高くなってきたので、心配なのでお電話くださいました。

心配な割りにはご自身の病気のステージがどこにいるかがわかってられない様子。

ヘモグロビンA1Cがかなり高いのですが、心配だが危機感はないという事です。

こんこんと糖尿病を語り、このままだとどうなるかをお話ししました。

そんな事になるなんて信じられない様子。悪化していても自覚症状があまりなくどんどん進行していく

厄介な病気が糖尿病です。食欲も気力も落ちません。本人様も元気だしたいしたことないと思っている方がすごく多いのが現状です。

いつもは、「今日会えたのでよかった」と言ってもらえ嬉しく思ってるのですが、この女性のように

私から、「今日会えてよかった!」と言う事もよくあります。

食事療養をスタートしてもらいなんとか、この女性の数値改善をしたいです。

こんなに人がいる中、何かの縁で出会えたのです。

一つ一つの出会いがとても新鮮で緊張感があり、何とかしたい気持ちを奮いたてます。

 

 はーと&はあと管理栄養士  山村豊美

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

少し暖かい日も出てきたでしょうか。季節の変わり目か

非常に顔が乾燥しますね。体の中も外もこまめなケアの大切さを

実感しております。

さて、先日デイサービスはーと&はあとの内覧会の合間に

相談訪問にいってきました淀川区のFさまのお話です。

病院で腎臓病の指導を受けられて、これまでは自宅で腎臓病用の冷凍食品や減塩の特殊食品を利用されながら奥様がFさまの食事を用意されていました。ただ、実践すればするほど、制限食材や調理方法などがわからなくなってきてしまい、ご自身ではどうしてよいかわからず困っていたところ、地域の介護職の方からはーと&はあとを紹介されたとのことでした。

最初はご自分でできると思い実践して、知れば知るほど食事療養が難しく感じてしまうことってありますよね。方法が正しいのか間違っているのかもわからなくなってしまうこと。(私自身の身にもよく振りかかる課題です)

誰かに相談して、正しいのかどうかの後押しをしてほしいことってありますよね(その気持ちよくわかります)

相談では、11月に「以前より腎臓の数値が高くなってきた」とDrにいわれて食事に気をつけ出したけど1月の検査も悪くてどうしようというのが最初の質問でした

減塩しょうゆを使ったり、低たんぱく米を取り寄せたり、また冷凍の腎臓食を定期注文されてご自身で可能なことにはトライされていました。もちろんカリウムの摂りすぎ予防に茹でこぼしもしっかりされています。

ただ、少しだけ食事からのたんぱく質の摂取量が多い傾向でした。牛乳は病院でダメだといわれたのでジョアを飲んでいたようですが、「ジョアも蛋白質は含まれているのですよ」とお伝えし、一緒に定期購買されていたカゴメのラブレをジョアの代用に飲んでいただくことをお願いしました。

漬けものや加工食品からの塩分摂取もちょこちょこ見られ、せっかく減塩しょうゆを使っているのに効果相殺です。当面は漬けもの・梅干し・加工食品は食卓に並べないようお願いしました。

食事療養の効果がなかなか実感できないとのことでしたが、腎臓病専門のDrの指導のもと食事療法に取り組んでも、検査結果にしっかりと食事の効果がでてくるのは半年はかかるといわれていることをお話し、「11月から始められたのですからまだ数か月時点での数値の変化はあまり気にせず、頑張ってあと数カ月はしっかりと療養に取り組んで5月の連休明けに少し変化を実感できることを目指しましょう」と御約束させていただきました

効果が実感できないと、なんでも継続は難しいものです。でも、まず半年を最初の目標にサポートしていきたいと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

最近、少し寒さが和らぐ日もありますね。ポカポカと暖かくなる日が待ち通しいです。
先日訪問した利用者様。
当社をご利用されて一年余り。
80歳代、男性、慢性腎不全のH様。
利用当初はクレアチニンが6.6でした。
ご本人様、とても意識が高く、奥様も協力的です。
そのため、この方の場合、普段は食事療養は自立されています。
はーとの食事を週2回、減塩、低タンパクを実行されており、クレアチニンは5台を維持。
しかし、夏場に5台前半だったのが、5台半ばになってきたので、食事内容を一度見直してみましょうということで訪問してきました。
食事内容をヒアリングすると、きっちり実行されていることがわかります。
ただ、夕食でのお肉、お魚の量が若干多かったので、そのタンパク質を減らし、減らした分のカロリーをゼリーで補充することにしました。
カロリーアップには油を使ったりもしますが、油物は食べたくないということだったので、間食で補充することに。
H様とお話をしていて感じたことは、やはり自立できているということ。

お食事の話をしていると、ご自分で理解され、「これが原因かな!?」と原因をご自分でを追求されます。素晴らしいですね。
このように食事療養の自立を目指しサポートしていきたいです。

はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、カスタマーセンター小山です。
先日、久しぶりに主人の実家へ行ったところ、
1年半前から糖尿病と診断された母より相談されました。
現在は、服薬なして血糖コントロールを継続しています。

数値を聞くと、「HbA1c5.9でそこそこ良好と医師から言われたけど、
中性脂肪が300mg/dlくらいあって・・・。どうしたらいい?」と。

中性脂肪の基準値は30~150mg/dl。
今まで検査していたのは、HbA1cと血糖値だけだったようで、中性脂肪は検査していなかったとのこと、
今回、一般的な項目を全て検査依頼したことで発覚したようです。
気をつけていたのに・・・とショックを受けていました。

本人は、「コロッケをよく食べてたからかなあ」・・・と。

もちろん、揚げ物も食べすぎてはいけませんが、
他にも原因があります。
夕食の時間は遅くないか?
夕食に果物やお菓子、炭水化物をたべすぎていないか?
日々の活動量は少なくないか?
等にも注意が必要です。

食生活は、やはり夕食を重点的に食べており、
果物も、家族が揃う夕食後に食べている。
寒いこともあり、じっとしていることが多い・・・などなど。

現在は、血糖コントロールのために食べる順番(野菜から先)に気をつけていましたが、
今後は、「食べる時間帯」も意識してもらうようにしました。

食事療養は、継続することに意義があります。
はーとをご利用していただいているお客様も、
「継続は力なり」です。
家族はいつだって「長生きしてほしい」とおもっています。

今後は、もっと食事療養を無理なく継続できる提案力を身に付けたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

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