2013年9月アーカイブ

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

秋晴れが続きますね~(10月にしては暑いですが)気持ちいいです☆

 

先日、包括支援センターのケアマネージャーさんのご紹介で訪問してきました。

ケアマネージャーさんも同席していただきました。

70歳代、男性、独居、糖尿性腎症、性格温厚。

早速、検査数値を見せて頂き、今現在の数値の説明と今後どうのようにして合併症を

防いでいくかや、どうにか透析療法を回避できいるような日常生活でのアドバイスを

行ってます。

『在宅ならでは』の栄養・生活アドバイスをする事が私達の一番の仕事です。

この男性は大変小まめに煮物、スープ等を作りおきしタッパーで冷蔵庫保存されてました。

塩分制限がでているため、自分の味付けはこれでいいのか?と日頃疑問に思ってられたようです。

そこで、是非、料理の味付けをみて欲しいとのことで冷蔵庫から3品ほどでてきました。

概ね使用された調味料の量を聞き味見をしました。

色々指摘させていただき、なるほど!との事でした。ケアマネージャーさんも一生懸命ノートにメモってくださってました。

冷蔵庫をあけながらよく使用される食材の栄養価についてもお話できました。

資料をみながら、机に向かいながらではなく冷蔵庫の中身を見ながらお話できるって

とてもリアルな栄養指導ができると自負しています。

冷蔵庫の中を見せて頂けると大体どんな食材を購入され摂取されているかが一目瞭然です。

わかりやすいのです!本人様からも質問もでやすいです。

やっぱり、どんどん自宅へ上がりこんで実生活に沿ったアドバイスを行っていきたいです。

ケアマネージャーさんやヘルパーさんも一緒だと尚、嬉しいで~す☆

一緒に栄養アドバイスを聞いてもらえるからです。

この男性はかなりレベルが高く食事が作れるので(塩分制限もできる)週1回から栄養コントロール食の糖尿性腎症食をお届けし勉強してもらう事になってます。

これからも在宅での食事作りが中心となられるので検査数値をチェックしながらサポート

していきます。

 201309291440001.jpg

 最近よくバッティングセンターにいってます。写真はわかりにくいですが・・・

中学生の娘がソフトボール部に所属していて試合前で練習に付き合ってます(苦笑)

私もかなりへたくそですが、バッターBOXへ。

あたると超気持ちいいです。最近のストレス解消法?

 

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

すっかり秋っぽくなりましたね

事務所周辺の田んぼの稲も、ついこの前までは青々していたのに、すっかり黄色くなって。穂先も下がってきました。

もう10月。早いものですσ(^_^;)

さて、先日伺ったKさま。当日に病院をご退院されてきたところです。

退院当日ということもあり、姪御さま夫婦に、また別の姪御さんのご主人もおられ、室内はゴタゴタ・・・

面談中も、途中で電話がなったり、ご近所さんが訪問してこられたり、民生委員さんも、奥様用の配食の手続きに来客があったり、何度も中断σ(^_^;)

ザワザワした中での面談となりました。

糖尿病で入院していたと伺っていたのですが、栄養指導が受けておられず、よくよくヒアリングしてみると、腎臓の機能が1/3程度になっていると聞いた、と姪御さんのご主人が言い出しました。

さっそく、腎臓を守るためのアドバイスをしつつ...

病院で出されていた食事内容をご本人に伺うと・・・

「バナナやキウイがついていた、お澄ましは美味しかった。」

うん?何かオカシイですね・・・

血液検査の結果もなく、どうしたものか・・・と考えていると、

出してこられたのは、病院から渡された封筒。宛先は、私が栄養指導をさせて貰っているクリニックの先生宛ではないですか。

なんとラッキー(≧∇≦)

「私、この先生とこで栄養指導してるんですよ。私から直接、先生に確認取らせて貰います!今後は先生と検査結果を確認、連携させて貰いますね。」

ご家族に安心感が漂いました。

減塩の必要性を伝え、面談終了。

帰り支度をしていると、テレビで美味しそうなステーキや海鮮丼の映像が...

「美味しそうやなぁ・・・」とKさまがポツリ

ステーキが好きだとか。

「テレビは目の毒やなぁ.・・・」と苦笑い。

「たまには食べて貰っていいですよ。その代わり、普段は減塩と食べる量を守ってくださいね。」とKさま宅を後にしました。

後で入院していた病院のソーシャルワーカーさんにも確認でき、今回は栄養指導先の先生が主治医にもなるので連携もスムーズにできそうです。今回に限らず、はーと&はあとでは普段から病院、地域の開業医の先生、ケアマネージャー、訪問看護、ヘルパーさん他との連携をしています。

在宅生活、こと食事や食生活に関してはお任せください☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

先日まで暑いといっていたのに、夜は急に涼しさを超えて少し肌寒くなりましたね。バイクの運転で体が冷えました。

 さて、春先から栄養コントロール食を利用しながら減量に取り組まれてるK様のお話です。クリニックでの栄養指導がきっかけで配食を利用しながら減量に取り組んでいきましょうと療養されています。

ただ、3か月に一回の栄養指導ではなかなか減量の成果が得られていません。膝がお悪いのでそんなに負荷のある運動はできないのですが1食450kcalの栄養コントロール食でカロリー調整をしているので、少しずつは体重が落ちてもよさそうなものですが???

先日の指導の際は、その辺をもう一度説明し、食生活のヒアリングを再度行いました。

するとKさまより

「食事は1食で満足して食べているのだけど。間に飲み物をよく飲むのがよくないのかなぁ」と

どんなものを飲んでいるのですか?とお聞きすると

「牛乳が好きで1日1L飲むときもあるの。家族用にリットルで買っているのだけれど、よくよく家族の様子を見ていると誰も牛乳飲んでなくて、私一人で1L飲んでいることがわかったの」と

えぇええええ!1Lってどんだけ飲むんですか!

ほかにも野菜ジュースやスポーツ飲料なども体にいいと思ってよく飲まれていたようで。飲み物は低カロリーだと思い込んでまったく気にされていなかったようです。僕もヒアリングが漏れていて問題点を指摘できないまま・・・

それでは減量などできなくて当然ですよね。反省です。Kさまにも、しっかり把握できてなくてごめんなさい、減量できていないのは僕のせいですとお詫びをして再度目標設定。

牛乳1Lは690kcalもあって配食の食事よりもカロリーが高いことを指導し、野菜ジュース・スポーツ飲料にもカロリーが含まれていて合計すると1日4~5食食べている計算になりますよ!ともう一度食事も含めた1日の摂取量を気を付けることを注意勧告。牛乳は200mlまでにして他の飲料は全部水かお茶にしてもらいました。

牛乳・ジュース類を飲まない僕にとっては信じられませんが、好きな人は好きなんですね~ヒアリング不足を痛感・反省した指導でした。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

 

 

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

9月も下旬になり、運動会の季節ですね。近くの小学校や中学校では、運動会の練習音が響きわたり、「秋」を感じます。

リレーや応援合戦など、懐かしいです。

さて、先日、ご利用者様から「お食事を再開したい」というお電話をいただきました。

2か月前に数日ご利用いただいた方、入院のため一時お食事のお届けを停止していましたが、今回退院が決まったので、とお食事ご希望されてのお電話です。

今回のご入院は、透析のための入院、ということでご入院前とはお食事内容も変わっているはずと思い、お話を伺うも「入院前と同じでいいと思います。透析食でお願いします」とお返事あり。

ひとまず、お食事再開の日程と利用頻度を確認し受付したのち、担当管理栄養士へ受付内容を報告し、フォロー要請しました。

結果、やはり入院前より異なったお食事内容が必要でした。

透析前と透析後では1日のカロリーやたんぱく質量は異なってきますが、

ご本人様や、ご家族様は身体の変化に伴いどういったお食事が適しているかということがわからないこともあります。

そういったとき、サポートできるように当社のサポートサービスがあります。

お客様の御身体の状態に"最も適したお食事のご提案"をさせいただきます!!

退院後、どういったお食事をしたらいいのか具体的に知りたい!と思われましたら、ぜひお問い合わせくださいませ☆

 

はーと&はあとライフサポート 小山祐子

 

胃瘻中のご利用者様

こんにちは!

サロン管理栄養士の柴田です。

台風が上陸した先週の連休とは異なり、今週はさわやかな秋晴れの3連休でしたね。

収穫の秋、ということで、北海道の祖母からブドウやマスカットがたくさん送られてきました!

食べきれないので、ブドウのジャムを作ってみました!

タネが多くて処理が大変でしたが、甘酸っぱくて美味しかったです☆

 

さてサロンでは、先週から胃瘻をされているご利用者様の通所が始まりました。

要介護Ⅴの女性、サロンは週3回ご利用いただいています。

脳梗塞歴があり、発作があった半年ほど前からずっと病院で入院していましたが、2週間ほど前に退院されたばかりでした。

キーパーソンはご主人。とても明るく元気に介護されていますが、ご主人は80歳を超えており、老々介護です。

胃瘻はこの入院中に作ったばかりで、ご主人が胃瘻の管理をしていかなければなりません。

ご本人様は、脳梗塞後遺症による嚥下障害はあるものの、水分はとろみなしで飲むことができる力を持っています。しかし、入院中、お食事は2,3口で嘔吐をすることも多く、十分な栄養摂取ができない、また誤嚥性肺炎の危険性があると判断され、胃瘻が増設されたとのことでした。

ご主人は、胃瘻ではなく、口から食べることを希望されており

「今は一時的に胃瘻で栄養を摂っているだけ。年内には胃瘻をなくす!」と張り切っています。

しかし、焦って口からの栄養摂取を過剰にし、再入院をしてしまっては元も子もありません。

入院先の言語聴覚士、ケアマネジャーや訪問看護師など関わる人皆で

「ご主人が焦って経口摂取を進めないように見守りましょう!」と意志統一し、

サロンでは、昼食は胃瘻からの栄養補給を、経口摂取はおやつの時のみとしていただくことになりました。

ご主人は奥様に、ヨーグルトや果物を中心に食べされているとのこと。

しかし、好き嫌いも多く、調子が良い時でも2,3口程度しか食べられないようです。

サロンでは、ゼリーやプリンなど、いろいろな物を試しながら、この方の好みを探って行きたいと思います。

また、経口摂取を美味しく、安全にすすめていくためには、口腔ケアも大切です。

口腔ケアに対してはご本人様の拒否がありますが、

看護師、歯科衛生士を中心に少しずつケアを進めていきたいと思います☆

【再☆お知らせ】

9/25(水)18:30~19:30に口腔ケアの勉強会を実施いたします。

テーマは『明日から使える!口腔ケアについて』。

講師は、サロンの栩木瑞菜が歯科衛生士が担当いたします☆

ケアマネージャーやヘルパー、訪問看護の皆様、

またご家族様のために口腔ケアを覚えたい!という介護者の皆様、

どなた様でも明日から実践で使える内容になっておりますので

お気軽にご参加ください!

お待ちしております!

 

サロン 管理栄養士 柴田満里子

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美