2013年9月アーカイブ

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

台風18号、観光地嵐山や福知山他日本のあちこちを水浸しや破壊しながら去っていきました。

実家に泊まっていたところ、16日の4時前に避難指示が出ました。山が近い住宅地で土砂災害の危険性があるとかで・・・避難指示を発令と、役場の宣伝カー?が回ってきたのですが、1回きりの呼びかけで、大雨の音で避難指示なのか、勧告なのかがはっきり聞き取れず、テレビをつけたところで、4時台の番組ではなんの情報も得られず。まして、この豪雨、強風の中、どうやって!?と思いながら、結局、避難せずに朝を迎えました。

避難指示なので、ホントは避難しないといけなかったんでしょうが・・・

朝になって山から茶色の濁流が流れてるのを見て、改めて山が近いことと今回の台風の凄さを感じました。

さて、先日ケアマネージャーさんから相談がありました。

奥さんが身体に良かれと思って果物やら栄養のあるものを食べさていたため腎臓の機能が悪化してしまった。奥さんの力になって欲しいと言うものです

それは、それは是非ともお力に(*^^*)ノ

と、早速訪問してきました。

奥さんが良かれと、毎日しっかり果物を食べさせ、栄養つけなきゃ、とせっせと魚や肉を用意していたと。一度にサンマなら2匹は食べさてましたと。

( ̄O ̄;)カリウム値が5.7も納得。

すっかり自身を失いかけている奥さんに、腎臓の働き、今のご主人に必要な腎臓にやさしい食事とは何かを説明させて貰いました。

そして薬の話に・・・

薬の管理はご主人がしていると箱を持ってきた奥さん

2人で、どれどれと箱に入っている薬袋を見ると・・・

出てきたのは2月や4月の薬が。8月の薬もたくさん残っている( ̄O ̄;)

薬飲めてないですね・・・

とりあえず、朝、昼、夕に飲む薬をそれぞれまとめてもらえる事を伝えさせて貰いました。

この事態に、奥さまも「明日、この袋持って病院行って来ます。」と・・・

とりあえず、次の検査までは毎日の昼、夕食に利用してもらい、奥さまも減塩を知って貰う為に、1食食べて貰うことになりました。

ここで、奥さまのカリウム値が5.6もあることが判明( ̄O ̄;)

聞けば、果物好きの奥さま、毎日グレープフルーツを3玉も食べていると・・・

奥さまにもカリウム制限が必要ですね。

訪問後、担当のケアマネージャーさんへ奥様のカリウム薬のことも報告。

「そうなんです。なかなか奥さまも危機感がなくて。薬のことも言ってくれてありがとう。」と喜んでくれました☆

訪問するとホントいろいろ見えてきます。

私たちがお手伝いできることのヒントも訪問すると見えてきます。

このご夫婦のお手伝い、始まったばかりですが少しでもご主人の腎機能維持に一役買えれば・・と思います。

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

2020年東京オリンピック決定しましたね♪

私の娘は2000年生まれの現在13歳なので、7年後のオリンピックの2020年はちょうど20歳!

一緒にお酒でも飲もうと約束してます☆が、現在は中学2年生で反抗期でてこづってます。

娘の成長は楽しみですが、その時の私の年齢は・・・うっひょー恐るべし、恐るべしです(苦笑)

 

先日、ケアマネージャーさんからのご紹介で訪問してきました。

ケアマネージャーさんも同席して頂きました。同席いただけるととても嬉しいです。

何故なら、ご紹介いただいた方への栄養アドバイスや今後の事を一緒に聞いていただけ、管理栄養士の

関わりをとてもわかっていただけるからです。今回も私が利用者さんにお話している内容をノートにしっかりメモっていただいていました。話しが聞けてよかったと面談後、おっしゃってました。

70歳代、男性、慢性腎不全、性格温厚、夫婦同居、奥様が熱心に食事を管理されているが大変になって

きてられるとの事。

検査値をみながら、いつものように食事の重要性について語りました。

そして目的はなんとかこれ以上腎機能が悪化しないように、利用者様にあったお食事が届く事と

私がサポートさせて頂くことをお伝えし安心していただきました。

そのご面談で、本人様、奥様、ケアマネージャーさん、私は目的をしっかり共有しとっても

やるき満々ムードで面談を終える事ができました。毎日夕食のお届けとなっています。

食事の味が薄いとか、魚が小さいとか・・・だって、腎臓食ですもの・・・

そういう問題を超越して(納得してもらうよう話し込む)みんなで悪化しないように関わる!

それが在宅支援です!みんな入院は嫌!と口を揃えておっしゃいます。

お食事をお届け開始して概ね1週間くらい経つ頃、本人様宅にお電話をしてお食事は食べれているか?

続けていけそうか?感想などまずお電話でフォローしています。

そろそろお電話でフォローしてご紹介していただいたケアマネージャーさんに報告のお電話をするタイミングだったのですが、なんと先にケアマネージャーさんが本人様にお伺いの電話をしていただいてました。

その結果を私に電話くださいました。

いつもと逆。でも、大変嬉しい☆

いい報告でした。食事は腎臓食なのにおいしく召し上がっていて、なんとクレアチニンの数値が下がっていた。

主治医の先生もびっくりされてましたよー。これからもサポート宜しくとの事です。

大変朗報ですが、数値改善するほどまだ食事をお届けしてないですし、奥様の食事作りの成果です!と

きっぱりお伝えしました。でも、今後、栄養コントロール食の威力が発揮されることもお伝えしてます。

今後もなんとか支援者みんなでフォローしていきます。

写真は9/1夕食、栄養コントロール食・軟菜食です。

軟菜食は胃腸疾患、手術後の方にご利用して頂いています。脂質を制限しています。

(左)はお届けしているお弁当スタイル(右)お皿に盛りなおした食事

【メニュー】鶏のケチャップ炒め、冬瓜煮つけ、

      ほうれん草とはんぺんの和え物  胡瓜の酢の物   

 【栄養価】エネルギー534KCAL  たんぱく質22.8g 脂質7.1g 炭水化物86.7g 塩分2.4g

 

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はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

今回は先週末に参加したプライマリ・ケア学会のお話です。

9月15日に兵庫医療大学にて『日本プライマリ・ケア学会 近畿地方会』が開催され参加してきました。

そもそも、そのような学会があることも知らなかった僕ですが、以前より懇意にしていただいている開業医の先生より教えていただき今回初めて参加してきました(ちなみに、前年は京都で、来年は大阪・豊中市で開催されます)

先生から(豊中市医師会の先生です)

「いま来年の学会運営委員をしていて、どのような地方会にするのが盛り上がるのか構想を医師会を中心に多職種連携で取り組んでいるところ。在宅訪問栄養指導している管理栄養士の方々の協力も得られると会も盛り上がるのでないかと思っている」と今年に入りお話をいただいていました。

「是非協力させてください」といったものの、どのような学会なのかも知らない状態だったので、同じく在宅訪問栄養指導をされている病院の管理栄養士の方と勉強&視察を兼ねの参加です。

ご存知の方もおられる思いますが、プライマリ・ケアとは・・・「身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療」また包括的医療を受けられることです。(詳しくはプライマリ・ケア連合学会で検索してみてください)

まさに在宅ケアの概念です。そのため講演や症例発表なども在宅訪問を行っている開業医・訪問看護・ケアマネジャー・訪問リハビリの取り組みなど多職種の方が、在宅でのケアの取り組み・課題・問題点などが議論されていました。今回の近畿地方会のテーマは【地域で絆(つな)ぐ生命(いのち)と健康ばくらし】です。

しかし、残念ながら管理栄養士が発表されている症例は少なく、在宅訪問栄養指導の発表やパネル展示もあまりありませんでした。以前はもっとあったようですが・・・先生や一緒に参加した管理栄養士の方とも「もっと管理栄養士が参加できる会だと面白いのにね。」とちょっとびっくりした感じです。
ただ、発表内容は在宅での透析患者の栄養管理の取り組みや認知症患者のケアについて、また嚥下・咀嚼に問題のある方へのアプローチなど、すべて僕たちが今取り組んでいる課題ばかりで、やはり多職種の人も僕たちと同じような方の医療やケアで悩みながら協同と連携を図って総合的な医療や介護に取り組まれていることを改めて再確認しました。そこに管理栄養士が1職種として参加できていない現状には残念さと力不足(PR不足)を痛感しましたが、逆にまだまだ活躍できるチャンスはあるな!と前向きに思考変換できた学会でした。
来年の豊中開催にむけ、どのような形で協力できるかはまだわかりませんが、少なくても在宅訪問の管理栄養士としていい発表をできるよう力をつけていきたいと思います。

 

 はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

9月に入り、日の入りも早く18時にはもうあたりが薄暗くなってきました。

窓をあけていると涼しい風と共に鈴虫の鳴き声も響きわたり、「秋」を感じますね。

さて、今回はお問い合わせが増えている当社のサポートサービスについて、ご紹介したいと思います。

介護保険給付費や医療費の増加に伴い、入院日数の短縮などから、在宅での「介護」「療養」が増えている中、在宅で必要とされる「食事」についても多様化しています。

お問い合わせいただく中で、「ミキサー食の配食はしているのか」という内容が数件あります。

やはり、在宅介護者が増えている現状、病院や施設から帰宅されたあとの食事需要の中で「ミキサー食」を必要としている方も年々増えてきているのを感じます。

残念ながら当社では、ミキサー食の配食は取扱いがないのが現状です。

しかし、「ミキサー食の配食」は取扱いはございませんが、当社には「嚥下咀嚼サポートサービス」がございます。

当社の「サポートサービス」は、嚥下・咀嚼に問題のある方向けの商品のご提案から注文までを担当の管理栄養士が一括してサポートしているサービスです。

通販やスーパーなどでも、ミキサー食やムース食等販売されていますが、基本はお客様が選び注文するスタイルです。

自分がどのレベルの商品を、1食にどの程度とればよいのかわからないと思います。

そんなときに、相談できる窓口として当社の管理栄養士が担当制にてサポートしています。

お客様の嚥下・咀嚼機能をヒアリングし、喫食状況を確認しながら、ご注文の都度、適した商品のご提案をしております。

もし、お食事にこまっていらっしゃる方がいらっしゃれば、お気軽にお問合せくださいませ。

 

はーと&はあと 小山 祐子

こんにちは。

サロン管理栄養士の柴田です。

9月になりましたね。サロンがオープンして半年が経過しました。

この半年は、サロンのサービスを確立させるために、

常に手探りで走り続けていました。

半年たった今、スタッフも揃い、ようやくスタートラインに立っているような気がします。

はーと&はあとデイサービス=「感動体験サロン」は、 

「口から食べる」を支援いたします。

今まで食べられなかった食べ物が食べられるようになる、栄養状態が良くなる、血液検査データが良くなる、(低栄養だった方の)体重が増える、表情が豊かになる、ADLが向上する、介護が楽になる...など、期待される結果は数多くあります。

しかし、目に見える結果を出すためには、

ご利用者様が今どのような環境にあって、どのような身体状況、食生活状況、口腔機能の状況にあるのか、

正確に把握し、問題点を明確にする必要があります。

その上で、どのようにアプローチするのかが大切になってくるのです。

 デイサービスはーと&はあとでは、「結果」を形で残すために、新たな体制を整えました!

アセスメント項目を「口腔機能」「身体機能」「認知機能」「低栄養と食生活環境」に分け、

それぞれを歯科衛生士、看護師、管理栄養士がそれぞれの視点の評価を持ち寄り、

総合的に評価、問題点を抽出し、アプローチ方法を決定していきます。

これを1か月、3か月、半年など、ご利用者様に応じて再評価し、

アプローチ方法の見直しを実施していきたいと思います!

始まったばかりなので、まだまだ見直しは必要ですが、

他のデイサービスではできない、細かなアセスメントとケアを行って行きたいと思っております!

「入れ歯が合わなくて硬いものが食べられない」「現在刻み食を食べている」「最近ムセが気になる」など

食べることに不安と不都合を抱えている方は、

是非、デイサービスはーと&はあとにいらしてくださいね☆

まずは、無料体験利用でお待ちしております(^_^)/

【お知らせ】

9/25(水)18:30~19:30に口腔ケアの勉強会を実施いたします。

テーマは『明日から使える!口腔ケアについて』。

講師は、サロンの栩木瑞菜が歯科衛生士が担当いたします☆

ケアマネージャーやヘルパー、訪問看護の皆様、

またご家族様のために口腔ケアを覚えたい!という介護者の皆様、

どなた様でも明日から実践で使える内容になっておりますので

お気軽にご参加ください!

お待ちしております!

 

サロン 管理栄養士 柴田満里子

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管理栄養士プロフィール

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