2014年9月アーカイブ

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

日増しに秋を感じる今日この頃。過ごしやすくなってきましたね。

今日は8月からお食事をお届けしている77歳・女性・慢性腎不全のため、蛋白制限の必要がある方のお話です。

この方、実は2年前にもお食事をお届けさせてもらっていましたが利用半年ほどたった頃、施設へ入所されることになり停止されていました。

そして、今年8月に息子様夫婦と同居されることになり、再びお食事をお届けさせてもらうことになりました。

お嫁様から「蛋白制限なんて怖い。食事が検査数値に反映するので責任が持てない」と強く配食を希望されました。

しかし、配食1か月が経過した現在、ほとんど召し上がっておられません。

理由は「家族と同じものが食べたい!スパゲティやお寿司が食べたい!」ということでした。すっかり、気持ちも沈んでおられました。

お嫁様も「せっかく自宅に戻ったのに好きな物を食べさせてあげられなくて申し訳ない。もう本人も食欲がないし、このままでいいです。」と仰っておられました。実際、食事の様子を拝見しても2~3口で箸が止まっていました。これではいかん!と思いケアマネージャーも交えて相談させてもらいました。

その後も食事内容を変えてみるなど提案しましたが大きな効果はありませんでした。

そこで、思い切って配食の利用回数を減らし、その分、冷凍の低蛋白弁当を利用する!という提案をしました。そうすれば配食ではなかなかお届け出来ない麺類やお寿司も利用できます。

「焼きそばもある!オムレツも食べたい!」とパンフレットを見ているとご本人様も嬉しそうでした。

正直言うと、うちの配食で何とか改善したい!という思いは強いのですが、せっかく、自宅に戻ることが出来たんですもの!何とか改善してほしい!食べて欲しい!そう願うばかりです。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは、管理栄養士の島田です。

諸事情でブログ更新を怠ってしまいました。大変申し訳ありません。

久しぶりに書かさせていただきます。またこれからは書けなかったブログを

こまめにアップしていきたいと思います。

さて、先月8月のある土曜日、病院の勉強会へ参加させていただきました。

いつもは聴衆側として参加することが多い勉強会ですが

今回はなんとパネリストして参加させていただきました。

その会は京都三菱病院が主催のチーム医療研究会です。

病院側から≪退院から在宅に戻られた方の症例≫を発表いただだき

その内容について在宅に携わる職種の方々がそれぞれどのようなサポートを

行うのがよいのかを意見交換する内容でした。

パネリストは開業医の先生、訪問看護の看護師、訪問介護のサービス提供責任者などなど

その中に在宅訪問栄養指導をされている管理栄養士として、はーと&はあとにお声がけ

いただきました。

本来は藤本さんが担当の地域ですが、当日の予定があわず、今回は代役として

参加させていただきました。

在宅で、それぞれの職種の方々がどのように利用者の事を考えてアプローチされているのか

いつも在宅にかかわっているものはよくわかっていますが病院の方々と連携がとれれば

よりそのアプローチや介入の仕方がよいものになることが実感できた会でした。

薄学の身ながら、厚かましくパネリストらしい発言をしてしまい少し恥ずかしかったですが

とてもよい経験をさせていただきました。

研究会自体も有意義でしたが、控室で病院の院長先生、副院長先生、看護師長の先生方と

歓談している中で

「配食=お弁当ととらえられると、味や価格だけに目がいきがちです。療養のための

 ツールとして、最終ゴールを自分でできるようになるために使うサービス=配食と認識できれば

いいですよね」と共感いただけたのが嬉しかったです。

姫路からこられていた先生からも「是非、姫路でも配食をお願いします」といわれてしまいました。

拠点さえあればいきますよ!そのうちに。と答えさせていただきました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。東京管理栄養士、金成です。

天気がころころ変わって体調も崩しやすい季節ですね。

金成も少しダウン気味ですが・・・皆さんお気を付けて下さいね。

 

 

さて、東京ではいなげやの従業員の方もお食事を利用しています。

目的は人それぞれですが、食事の確保から減量、糖尿病などの生活習慣病の方までさまざまです。

減量や生活習慣病の方には相談もしっかりさせていただくことも♪( ´▽`)

減量目的のご利用者様...社員さんなのでメールでのやりとりをよくしております♪

そんな中,食生活も変わり、

以前は朝食を食べる習慣がなかったのに今ではきちんと朝食を食べる習慣がついて

食事の選び方にも野菜を加えながら選ぶということが習慣になりました☆

習慣にするって中々難しいだろうなと思いながらも

なんだかんだ楽しんでやってるよ!

という声が嬉しい限りですね。

体重もしっかり減量中・・・。なんでも入社前より体重が減ったとか(*^_^*)

これからもしっかりサポートさせていただきます☆

 

 

いなげやの従業員の方以外のご利用者様からも早く嬉しいお言葉頂けるよう

しっかり頑張ります☆

 

金成は最近会う人に太った?とよく聞かれます・・・笑

お客様に減量のお話をしているのに自分が管理できないなんていけませんね。

これ以上太らないように気をつけまーす・・・♪

 

 

 

いなげや 管理栄養士 金成なつみ

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。

 

朝晩は本当に寒くなってきて、窓を開けて寝ていると寒さで起きてしまうことがある今日この頃、体調崩されたりしていませんでしょうか。



季節の変わり目での体調の変化にご注意を!!


サロンをご利用していただいているM様


利用開始前の退院時カンファでは常に吸引が必要で窒息や誤嚥のリスクがあるとのことで、デイサービス利用時にも吸引を必ず行うとのことで利用が開始されました。


入院中の食事形態は主食は全粥、副食は極刻みにトロミあんを混ぜ合わせた状態で提供がされており、自己摂取半分と食事介助半分という形でした。


サロン利用開始時には凍結含侵法を用いた食事形態でトロミあんを準備して食べていただきました。


今までは何を食べているかわからない状態での食事が、形のある状態のものを確認してもらい目の前で食べやすい状態につぶしての提供という形をとりました。


痰がとても多く出ていたので、食事中にも痰が絡んで飲み込みがスムーズにいかないところがありましたが職員がついて注意しながら一部介助を行っていました。


サロン開始から1ヶ月が経つ頃には、在宅生活で座位で過ごすことが多くなったせいか痰の量がどんどん減っていき毎日の吸引が必要ない状態まで回復され、それに合わせて食事摂取もスムーズに行えるようになってきました。


摂取状態が良好になって食事形態も凍結含侵法を用いたものからサロンで調理しているやわらか食にアップし、リウマチによる手指の変形で上手く食具が使用できなかったのがサロンでのリハビリもあってか手の開きがとてもスムーズになりしっかりと食具を使用できるようにもなってきました。


またサロンで他の利用者様とのコミュニケーションを取ることによる発声や口腔リハビリ等によって舌の動きの向上も食事摂取状況の改善に繋がったのだと思います。


少しでも安全に口から美味しく食べ続けていただく為に、できる限りの支援を行って参ります。




サロン管理栄養士 末藤

こんにちは。東京管理栄養士の六波羅です。

東京には長居無用とばかりに、夏が去ろうとしています。

残暑らしい残暑もなく、外回りも爽やか☆

そして、迫り来る食欲の秋の足音。。。。。(笑)

我が社の管理栄養士は、1日の大半を外回りに費やします。

当然移動時間も多く、スクーターに乗りながら様々思いを巡らせます。

東京で事業を始めたばかりの頃、土地勘もなく、

私の頭の中はうろ覚えの地図でいっぱいでした。

徐々に道を覚えて余裕が生まれた今、

頭の中の占有率に変化があらわれています。

・・・団地でおひとり住まいの○○様。

食欲がないという報告を配送員から受けるけれど、

しっかり食べていただくにはどうしたら良いだろう。

・・・そういえば△△様。昨日が病院の受診日だったっけ。

検査数値は改善したかな。

・・・××様はショートステイ利用が始まったな。

お食事の状況を聞きに行ってみよう。

気づけば、利用者さまのことばかり考えています。

気になりすぎて、そのままご自宅へ訪問しちゃったことも。

ホスピタリティを大切に育てたいな。

そんなことを思う自分のことを、

ちょっと嬉しく思ったりもする道中です。

考えすぎて前方不注意にならないように気をつけながら、

もちろん法令遵守で(笑)、今日も行ってきます☆

東京いなげや  管理栄養士   六波羅  美幸

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管理栄養士プロフィール

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