2014年12月アーカイブ

新年あけましておめでとうございます☆

昨年も多くの方々にお世話になり、誠にありがとうございました。

年末にブログを書けなかったので、この場をお借りして

昨年1年に出会った皆様にお礼申し上げます。

2015年もどうぞ宜しくお願い致します。

今年は雪の元旦となりました。

元旦から雪が積もると、良い年になるそうです・・・

というのを聞いて、へぇ~♪と思いつつ、雪国の方は毎年良い年なのかしら?とツッコンでしまいましたが(^^;

はーとに入った初心を忘れず、地域の皆様のお力になれるよう努力したいと思います。

少しでも多くの方に笑顔になってもらえるよう、元気になってもらえるように。

今年も2014年に負けないような素敵な出会い、縁に恵まれますように。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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お正月花。全体が入らず上が切れてしまってますが(^^;

 

 

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

気づいたら、もう年末です。毎年、なぜこんなに慌ただしいのか?(苦笑)

忙しい事はいいことだ!と笑い飛ばせればいいのですが・・・

こんな年末でも、相談の依頼が舞い込んできます。食事療養が必要な方は年末年始、悪化傾向に

ありますので、1日も早く、出会って食事療養の話ができればと常に思っています。

70歳代、男性、糖尿病、腎不全、脳梗塞の既往歴もあり。本人はデイサービスに行ってられ

奥様と面談となりました。奥様、温厚。リビングにはビールのジョッキが山のように収納されていました。

見たこともないような、大きいものもあり、思わず、今まで浴びるように飲んでられたようですねと

言うと、奥様も苦笑いしながら、もうとっくに一生分のお酒は飲んでるんだけどね、最近はノンアルコールに

無理やり切り替えてるわ~と今後、食事療養を継続していく上で今までの生活習慣はとっても重要になって

きます。食事療養を余儀なくされ、奥様も気持ちが落ちそうになってられました。

病院の先生から、腎機能はかなり落ちていて、透析寸前!もう食事しかないと言われたとの事です。

今までも、一応、気をつけて調理はしていたけど、今回、野菜はゆでないといけない、果物はだめ、

缶詰の果物はOK、揚物もOK。え???どういう事?と理解できなかったようです。

ひとつづつ、ゆっくり説明しました。

なるほどと。でも、塩分やたんぱく質制限の食事は作れないので、宜しく頼みますとの事です。

お任せください。コントロールされたお食事をお届けし、なんとか透析を先延ばしできるよう

サポートさせていただきたいです。

次の訪問の方も、「透析寸前でなんとかしたい!」とのご相談でした。

もう少し、早く出会いたかったな~~と日々思うところです。

来年からも元気に食事の重要性を語り歩きます。もっとパワーアップしたいです。

来年もはーと&はあとの管理栄養士が頼られるよう、走っていきます。

何卒、宜しくお願い致します。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

今年最後のブログになりました。

皆様にとっては、どんな一年でしたか?

私は、育休から仕事復帰し、休みボケしていると思いながら、バタバタと気付けば、もう年末といった感じです。

私がこのはーとで仕事をするようになり、もう10年になりますが、改めて、在宅での食事や食事療養が必要だと強く実感した年でした。

それは、困っておられるたくさんの方に出会ったということと共に、自分自身が在宅での食事療養の大切さを今まで以上に熱く語った年だったからだと思います。

しかし、反省点としては、お客様一人一人と向き合える時間が少なかったことです。

来年は、お客様の声にもっともっと耳を傾け、そして、私達を必要と言ってくださる方々を全力でサポートしていきたいです!

今年もありがとうございました。来年も宜しくお願いします。

良いお年をお迎えください♪

はーと&はあと 管理栄養士松政千佳子

こんにちは、管理栄養士の島田です。

暖冬というニュースが流れていたのに、寒さが厳しい日が続いていますね。

自身も含めて体調管理、うがい、手洗いが大切な季節です。皆さん気を付けましょう。

さて、今日は勉強会のお話です。

前回のブログでプライマリ・ケア学会の報告をさせていただきましたが。今回の勉強会はその学会にご協力いただいた在宅訪問栄養指導をされている先生が世話人をされている会のお話です。

 

世話人の先生から「ケアマネさんに在宅訪問栄養指導をもっと在宅ケアに活用してほしい。そのためにはどのようなことが私たちにできるのだろうかを考える勉強会を企画している」「そんな会に講師として来ていただけるケアマネジャーさんを知りませんか?」とお声掛けいただいたのがきっかけでした。

大変なお題ですが、在宅ではまだまだ認知も活躍度も他の職種に比べたら存在が小さい我々在宅訪問栄養士が直面している課題です。(ちょっとだけ考えて)

「まかせてください。それでしたら凄腕のケアマネジャーさんを知っています」とお返事し、勝手に地元で懇意にしていただいているケアマネジャーのY様を連想し、講師依頼を受託したあとでY様に「是非講師をお願いします」とお願い。ご多忙なところY様から快く「いつでもいいですよ!」と了承をいただき、今回

【居宅介護ケアプランについて~管理栄養士による栄養ケアサービス導入~】をテーマとした勉強会で

Y様に『他職種の理解・ケアマネについて知ろう!~連携への第一歩~』を講演いただきました。

独自にこの勉強会の為にアンケートを行っていただいた集計を元に現状を勉強させていただきました。

在宅ケアでは、生活習慣病は元より低栄養や嚥下・咀嚼に問題がある方が多いこと。そんな時は担当医や看護師などに相談することはあっても管理栄養士に相談をするケアマネジャーさんが少ないこと。相談したいことはあっても施設以外の在宅ではまだまだ連携がとりづらいこと。でも、うまく連携できたケースでは栄養改善結果が得られたことを教えていただきました。

その後のグループワークでも、他職種の先生方と情報交換・交流ができ、とても楽しく・有意義な勉強会でした。

 

まだまだ認知度が低く、在宅ケアに入り込めていない管理栄養士ですが、可能性と期待値は非常に高いことを実感して、これを現実にできるよう来年も在宅ケアのためにできることを一管理栄養士として、営業、交流、スキルアップ含めてバージョンアップしていきたいと思いました。

 

今回のブログが今年最後のブログとなると思いますが、皆様がよい年を迎えられるよう心よりお祈り申し上げます。

P.S 講師をうけていただいたY様へ 

この場を借りて改めてありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。

今回は以前より楽しみにしていた日本リハビリテーション栄養研究会学術集会に参加した時のレポートとさせていただきます。

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12月13日土曜日に名古屋駅からすぐのウインクあいちで開催されました。

全国様々なところから来られており、600人を上回る人数が参加されていました。

各会場にてそれぞれ内容が進行していくためすべての内容を聞けるわけではありませんが、自分の気になる内容のものについて各会場へ足を運びました。

最近、サルコペニアやフレイルといった言葉もよく耳にするようになり、それに伴いリハ栄養という言葉も広がっているように感じます。

初めの会長講演では若林秀隆先生による「サルコぺニアと日本リハ栄養研究会の展望」について、国際的なサルコペニアに対する認識と国内での認識の違いや、サルコペニアを保険病名にすること等への目標、日本リハ栄養研究会はこのままのスタンスで継続していくことなども話されていました。

ワークショップ①では「リハビリテーション栄養と食支援について、「私」は何をすべきか・何ができるかを考える」をテーマにPT、ST、DH、NS、Dr.、管理栄養士それぞれの職種の方々が発表。

その中で個人的にとても勉強になったのは吉村芳弘先生の「見える化」についての取り組み。

給与栄養量の算出についてはどこでも行われていることですが、リハ栄養ではリハビリを実施することによる消費エネルギーの内容を把握し、きちんと提供量に付加できているかということが大切です。

またその消費エネルギーに対してどのくらいでどれくらいの付加量になるのかを他職種が理解できるように「見える化」していることが重要。

これだけではありませんが先生の病院では病院独自で「見える化」しやすいよう基準を作り、他職種がカルテで確認できるようにしているとのことでした。

ディスカッションでは全体的に医療現場での話が多かった為、在宅の現場ですぐに活かせるような内容ではありませんでしたが、それぞれの職種で自分たちがすべきこと・できることを考えておりとても良い刺激になりました。


続いてのランチョンセミナーは高畠英昭先生による「脳卒中におけるリハビリテーション栄養」

先生の積極的なリハ栄養の内容に興味津々で昼食の弁当を食べる箸は止まったままスクリーンに釘付け!!

先生のトークの上手さもありますが、先生ならではの術後のリハ内容について驚かせるばかりでした。

今までリハを開始してもよい状態かを慎重に見定めてからという頭しかなかった自分にとって、術後すぐに積極的なリハを行うことで術後の状態に大きく差が出ることを実感。

自分は病院での管理栄養士経験はないので、もともとイメージも持ちづらかったところもありますが早期からの介入がいかに大切かを知りました。


その後、コーヒータイムを挟みつつ書籍の物販や各メーカーのブースを見学。

栄養補助食品もどんどん新しいものが出てきており自分たちも内容を把握することに必死!!!!

各メーカーさんより新製品等の情報や最新のエビデンスについてお伺いしていると、、、

大学の同じ学科だった子とばったり!!

場所は違いますが、同じ介護・福祉の現場で管理栄養士として頑張っている友人に出会いやる気もアップ!!

同じ職種で頑張っている同級生がいるというのは本当に励みになります。


その後、ポスター発表や教育講演を聞き、ワークショップ②の「多職種・地域での食支援」ではOTによる認知症患者に対する摂食場面での介入やSTによる誤嚥性肺炎に対する取り組み紹介等ありました。

薬剤師の豊田先生による「地域においてフレイルをどう捉えるか」に関しては保険薬局としての訪問薬剤師の活動内容を新たに知ることができ、それぞれの職種で地域に対しての活動を広げていることの進捗を知ることができました。

歯科衛生士の石黒先生の「京滋 摂食・嚥下を考える会の現在~滋賀の活動を中心に」では様々な取組やネットワークづくりについての紹介もあり、多職種による活動内容の充実さを実感させられました。
常日頃から活動に興味がありホームページ等をチェックしていましたが、活動力の凄さに自分たちももっと頑張らなければならないなと思いました。

最後のイブニングセミナーではたけうちファミリークリニックの竹内有城先生による「在宅での切れ目のない診療と食支援」

実際に長年病院での経験をしてきた中で、新たに在宅医療を始めた先生だからこそ見える在宅医療・介護、リハビリテーションの現実についてお話くださいました。

とても共感するところが多く、病院から施設、施設から在宅へという流れになってきているものの連携がうまく取れておらず患者、家族が翻弄されている現状についてもリアルな内容を聞かせてくださいました。

自分たちも在宅生活を送る高齢者の方々と関わる中で、主治医の関わり方の薄さや病院から在宅へ帰るときの一方的な連絡や説明をたびたび見てきている分、国が理想としている在宅復帰への流れはまだまだ体制づくりの面や各事業所等の意識面でのズレが生じているのが現状です。

ただ武内先生のように在宅医療の現場積極的に頑張っている先生の話を聞くと、自分たち在宅生活に関わる事業者として自ら発信していけるような働きかけをもっとしていかなければならないなと感じました。


今回参加してとても濃い1日を経験することができ、モチベーションアップにつなげることができました。

これを実際に業務に活かせるよう自分自身ももっとスキルアップさせていき、在宅生活を支える一人としてご利用者様のよりよい支援を続けていきたいと思います。




ちなみに、、、

せっかく名古屋まで来たので美味しいものを食べて帰ろうと、名古屋駅周辺でひつまぶしを食べれるお店を検索して行ってきました。

そんなにくる機会もないので少しくらい並んでもいいかと並んだ結果、、、

1時間15分待ってやっと入店。

とても美味しかったのですが、待ちくたびれて空腹のピークも過ぎてしまい不完全燃焼。

空腹は最高のスパイスという表現もありますが、本当にそうですね。

美味しかったのは美味しかったので、良しとしましょう。
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サロン管理栄養士 末藤

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美