大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
毎日、ホント寒いですね。インフルエンザが大流行しております。
どうぞ手洗い・うがいを忘れずに・・

週末、北摂事務所の引越がありました。
私にとっては京都~豊中市曽根~茨木市中穂積に続き3回目になります。

今度の事務所は今までの事務所と違い、天井が低い。
というと語弊がありますね。今までの事務所が高すぎたのです。

暖房が効きやすく嬉しい限りです☆

さて、先日のクリニックでの栄養指導での相談。

50歳代の女性。お二人の娘をもつパートの主婦Yさまです。
健康診断で糖尿病と言われ、受診し、初めての栄養指導。

HbA1cが10.2
合併症のことを考えると早くなんとか下げてもらいたいところです。

聞けば、水分補給にペットボトルの紅茶やコーヒー(ブラックではない)を常に飲んでいることが判明。
水分補給を水かお茶にしてもらうよう伝えました。

話がひと段落した頃に、娘様の相談が・・

中学1年生と高校3年生の娘様のダイエットの相談でした。
とにかく食べない。母親としては心配だと。
身体をつくる時期にこんなダイエットをしていていいのでしょうか・・と。

中学1年生の娘様は学校に持って行くはずのお弁当はおにぎりだけ。
夕食もご飯は食べず・・
おにぎりだけの昼食ではお腹が空くので
帰ってきてからおせんべいやお菓子類をバリバリ・・

高校3年生の娘様は高額な?置き換えダイエットを長く実践中
家ではドリンクだけしか飲まず、
食べることへの意欲が無く、興味を示さないと言うのです。

最近の女子高生だけでなく女子中学生も大変・・
私が高校生の頃は昼までに菓子パンを食べて
昼食もしっかり食べていたのに(^^;
(今思えば菓子パンに問題がありますが・・)
部活のあとにもなんか食べてたなぁ(^^;

しかし、食べることに興味がないなんて・・
世の中、美味しいモノたくさんあるのにね。

ドリンク類しか飲んでいないと噛まないし
顔がたるむ原因にも繋がると伝えておきました。
食べることは栄養・美容にはもちろん大切ですし、
日本の文化も伝える大切な役割もあるハズです。

幼稚園や小学校だけでなく中学・高校でも「食育」って必要ですよね。

高校3年生の娘様の志望学部は栄養学科だそうです。
栄養士さんになることが夢のようです。

「先生、栄養士の先輩として何か言ってもらえませんか?」

「もっと食べること・食べるもの・自分の食生活にもっと興味を持ってもらいたいですね~」
と伝えておきました(^^;


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
今年も宜しくお願い致します。

今年最初の担当者会議が先日ありました。

利用者のYさま、娘様、担当のケアマネージャーさん、訪問看護の看護師さん、ヘルパー事業所3か所のサービス提供責任者、そして私が出席。

Yさまは腎臓、心臓の機能が低下した80歳の男性。お独りでお住まいです。

毎日の昼食をお届けし、夕食はヘルパーさんが調理をされています。
2年前の担当者会議で、当時調理担当のヘルパーさんがなかなか塩分、蛋白質制限、カリウム制限対応の食事作りができず、調理担当ヘルパー事業所を一本化し、食事記録をつけ私がチェックし指導すると決まってからのお付き合いです。

今ではすっかり慣れたヘルパーさんが調理をしておられ、検査結果も安定しています。

そんな中、開催された担当者会議。
今回は担当ケアマネ―ジャーさんが変更したこともあり、各事業所の役割分担やルールの再確認を行ったのです。

会議終盤、12月にみんなが気になっていたことが話題に上がりました。

それは・・
「アルコール」です。
日本酒1升瓶1本、ウイスキー角瓶2本、ビール1ケース

これは配送員さんが日誌に挙げていたYさまの玄関に置いてあったものです。

私をはじめ、訪問看護の看護師さんもヘルパーさん達もみんなが
「ご家族が年末年始にかけて呑まれるために購入したもの」と思っていたのです。

ところが、娘さま曰く「アルコールは買ってませんけど??」
もちろん、買い物担当のヘルパーさんも「買ってません!」

ご本人様が酒屋に電話をして配達してもらったことが判明。

その場の皆が、「あ~・・・なるほどね」と苦笑いです。
看護師さんは絶句してましたが。

既に、アルコールはYさまのお腹の中です。

「Yさん、もうお正月は終わりましたもんね。」私の一言で担当者会議が終わりました。

担当者会議では利用者さまの在宅生活を支える事業所が集まり、在宅生活をサポートする提案や問題点を一緒に考えます。


今年も担当エリアの管理栄養士として
在宅生活のサポートに携わりたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
毎日、ホントに寒いですね。今年の冬は長いようです・・

今年も残すところあと数日となりました。
今年も年末にかけてご退院が決まり、自宅へ戻ってからの食事が困る・・といった相談がありました。
その中のHさまのお話です。

Hさまは85歳。60歳の娘様とお二人で暮らしています。
心不全で入院し、肺にも心臓にも水がたまり、今回の退院は人工呼吸器をつけての退院となりました。

去年までは仕事をしている娘様の食事の用意もされていようです。

娘様曰く、「帰ったら(母が)食事の用意をしてくれていて、食べて寝るだけだったんです。」と。

そう、今回の退院で塩分制限の食事療養が必要と言われて一番困ったのがこの娘様です。
「私、ほんと料理らしいことできないんです。」

塩分制限って何をどうすれば良いのか?
栄養指導も受けて、病院の献立表も貰ったものの、検討がつかない・・
醤油の塩分を聞いても、それをどう使えば良いのか?
1日6g以下の塩分って、どうすれば良いのか?

娘様は大パニックです。不安いっぱいの表情です。

まずは、塩分の多い食材(干物や練り製品、ハムやベーコンなど)を伝え、それらをなるべく使わないこと、漬物や佃煮類は出さないことを伝えました。

そして、病院で頂いた献立表を見てもらい、使われている濃口醤油の「重さ」をみてもらいました。
使用する醤油は2gや1.2g・・
「g」で書いてあるので
濃口醤油の小さじ1杯が6gに値することを伝え、2gイコール小さじ1/3程度であることを伝え、

和え物や魚の照り焼きの調味料を確認してもらい、一人分を小さじ1/3程度で味付けをすれば良いと伝えました。3人分で小さじ1杯になりますね。

ようやく、「なるほど、なんとかできそうな気がします。」と笑顔になってもらえました。

しばらくは配食を使ってもらいますが、ちょっと調理に自信がついてこられたら頻度を少なくしてもらう予定です。

用意する方がガチガチに考えていたら、ストレスで続けてもらえません。
ちょっと肩の荷を降ろしてもられるよう、配食と私の「言葉」がお役に立てば嬉しいです。

今年もたくさんの人に出会い、別れもありました。

「ありがとう」と言ってもらえることを励みに、来年も「食べること」が「健康」に繋がることを
たくさんの人に伝えていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子


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年に1回しか焼かない、スポンジケーキ(^^;
今年もクリスマスケーキに・・と焼きました☆
デコレーションはセンスが無いので、スポンジケーキをパシャ☆
焼き立てより2日後位に生地が落ち着いてしっとりフワフワの食感になります。

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

師走・・よく言ったものです。
バタバタと気忙しい時期がやってきました。

毎年のことなのに、もっと余裕を持って過ごさないとダメだわ・・と改めて感じる今日この頃です。

さて、先日訪問したT様。
この度、ご退院となり担当のケアマネージャーさんと一緒の新規訪問となりました。

Tさまは70歳代の男性。
奥様が糖尿性腎症のお食事の用意をされたきたようです。
ケアマネージャーさんからは奥様の「お力になってもらえませんか。」と。

食事作りの負担軽減と、奥様の相談相手にと選ばれたわけです。

今まではエネルギーを控えることを優先みたいに
揚げ物ダメ、ドレッシングはノンオイル、マヨネーズはカロリーハーフのものを・・と
してきた患者様にとって

蛋白質を控えて、エネルギー確保のために揚げ物OK,油の入ったドレッシングOK、
油を使いましょう・・は頭の切り替えがなかなか難しいものです。

奥様にも蛋白質の制限とエネルギー確保の重要性を伝えながら、
エネルギーアップになる調理方法をお伝えさせて頂きました。

その横で奥様にも負けず、熱心にメモっておられたケアマネージャーさん。
『知らないことだらけですわ(^^;』

ケアマネージャーさんも栄養指導を受ける機会、ないですしね。

春になったら、ちょっと旅行にでも行きたいというTさまご夫婦の
お力になれれば・・と思います。


お届けする食事で1食の量や味付けの目安を知ること、
お届けする食事以外の食事はどうするのか、普段気をつけて頂く食習慣などを
利用者さんの生活に合わせて提案すること、

これが私たちの栄養指導(相談)です。

お届けする食事と、私たち管理栄養士を上手に使って在宅での食事療養を続けて欲しいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

早いもので今年も残り1ヶ月となりました。
一年あっという間に過ぎてしまいますね。

さて、先日、10月に胃の手術をされ退院後のお食事にご利用いただいているⅠさまから
相談のお電話がありました。

Iさまは60代の男性、おひとり様です。
退院後の食事の用意が困難で・・と利用になった方です。
おひとり様なのでほとんど自炊をすることなく
外食が主な食事になります。

胃の切除後でもあり、退院後は軟菜食をお届けし
その後、脂質調整食(揚げ物などのメニューがない食種になります。)を段階的に
利用され、現在は健康バランス食をお届けしています。

胃の経過は順調のようで何より。

とそこまで確認したところ
「最近血圧が上がってきて。塩分控えた食事にした方がいいやろかと思って。」と
相談されたのです。

もともと、朝食は喫茶店のモーニングを利用すると聞いていたので
今一度、モーニングの中身を確認・・

「食パンと野菜サラダと紅茶程度かなぁ。」

なるほど。でももうちょっと突っ込んで聞いてみなければ・・

「ウインナーやベーコンとかは付いていないですか?
ゆで卵にお塩とかかけて食べてないですか?」

これには問題がないようでした。

そこで補食を確認・・・

出てきました!

犯人は毎日食べていた梅干とインスタントの味噌汁

病院では毎日梅干がついていたから身体に良いモノだと思って
毎日せっせと食べていたということが判明。

「病院でも出ていたし、梅干しは身体にいいと思っていたわ。」

まずは、毎日食べていた梅干しとインスタントみそ汁を止めてもらうことに。
特に食種変更はせずとも大丈夫でしょう・・

と説明すると
Iさまからは
「病気してから親戚に、病院代と食事代はケチるなと言われたから、栄養コントロール食の塩分調整食にしてみるわ。(笑)」と・・

なるほど(^^;

あまり口数の多くないIさまが
困った時にちゃんと相談して下さったことを嬉しく思いました。


ちょっとした疑問があれば気軽に
相談のお電話お待ちしております★


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

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管理栄養士プロフィール

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