大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

桜が満開です♪桜のピンクがあちらこちらで見られ、景色がパァ~っと明るくなりますね♪

さて、前回のブログに書いた10月にHbA1c6.9まで改善してご卒業頂いたのですが、再びHbA1cが上がり再開となったSさまです。

10月のご卒業頂いた後、年末年始に暴飲暴食(アルコールは飲んでいませんでしたが)をし、2月の検査結果でHbA1cが8.5まであがってしまいました。

「次回の検査結果で改善されていなければ入院してもらいます。」

と主治医に怒られ、入院だけはしたくないと私に電話をして来られたのです。

永年糖尿病とお付き合いをしているので、腎機能もやや低下がみられました。合併症の話をし、血糖コントロールと塩分制限の必要性を伝えたところ、入院だけでなく、合併症も嫌だわと更に奮起。

間食も控え、頑張って頂いた結果3/26にHbA1c7.8まで下がりました。

途中、味が無い・・とぼやくSさまに

検査結果がでた当日に一緒に確認しましょう。とりあえずは検査結果がでるまで頑張ってと励まし、なだめながら・・

当日は娘様とお孫様まで同行して(入院になるかもしれないと)検査結果を聞きに行かれたようです。

もちろん、改善がみられたので入院は避けることができました。

当日の午後に訪問したところ

「もう入院しなアカンかと覚悟して行ったんやけど、ほんと良かったわ。」と泣き出してしまいました。よっぽど入院したくなかったようです。

次のご褒美は「月一回の娘様とお孫様と外食を楽しむ。」

以前から娘様やお孫様との外食を楽しんでおられたのですが、2月以降行かれていません。娘様から禁止がでたのです。

今度の結果が良ければ、「娘と孫に見せなアカンから、外食の許可書書いてな。」と約束しています。

やっぱりご褒美もないとね。

前回、頼りにしてくれたNさまも合言葉は「検査結果が出るまで頑張りましょう」

最近の私の周りの合言葉です☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

大阪ではほとんど桜は開花しておりませんが、東京では満開を迎えているようです。まだ肌寒い日もありますが、自然界では、ちゃんと春が来ています。

梅が終わると、桃の花やチンチョウゲの花が咲き、もうすぐ桜も咲きますね。

秋は金木犀、春はチンチョウゲの香りで季節を感じます。

さて、先日訪問したNさま。吹田市の70代の男性です。

昨年の年末頃から血糖値が上がりだし、1か月病院で過ごし退院となったのです。腎機能はギリギリ基準値内でしたが、わずか基準値を超えてきたところです。現役の頃から糖尿病と診断されていたので、そこそこ気をつけ(ご本人様曰く)今回の入院前まではHbA1cも6.5辺りをウロウロしていたようです。

糖尿病性腎症の食事を・・と紹介先の病院からの指示でしたが詳しい栄養指導がなかったのか、(いや、あったとは思うのですが本人にはどうも響いていなかったようです。)

「これはダメとか、どうしたらいいのか何も言うてくれんかったで。」

糖尿病から腎症への合併症への話、検査項目の説明、塩分を控える必要性、必要エネルギーの確保の重要性をいつものように説明させてもらいました。

次の検査結果を一緒に確認する約束をして

「あんた、頼りになるなぁ・・誰も詳しい話してくれんからよ~わからんかったで。」 と喜んで頂きました。

その後の一言「こんなしっかりした嫁さんやったら、旦那さん可哀そうや。尻にひいてんのやろ。」と。

え~っ!?そんなことは決してない(^^;

 

はーと&はあとには在宅の食事療養をお手伝いするために

必ず、担当の管理栄養士がつき、食事療養のために必要な話をきちんと説明、アドバイスさせて頂きます。

どうぞ、頼って下さいませ☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

ようやく暖かくなり春がやって来た~♪

嬉しい反面、花粉症持ちとしてはやっかいな季節です。

私は杉花粉ではなくヒノキの花粉症。

桜が満開の頃が花粉症満開です(涙)

 

さて、「食事療養のお手伝い」をさせて頂いている私たちにはいろいろな相談が来ます。

昨年の12月の半ばに受けた相談で

Sさまの「食事管理をして欲しい」という相談がありました。

毎日の昼食はヘルパーさんが調理をされ、夕食に配食を利用します。

その昼食内容を指導して欲しいというものです。

早速、ヘルパーのサービス提供責任者のMさんがサービスに入っている時間に訪問し、食事内容の記録を取ってもらうことに。

それから3ヵ月。毎日、朝、昼のメニューを使用した食材とともに記録してもらっています。そして、ヘルパーさんが調理している時間に訪問し、記録のチェック、ご本人様への説明をさせて頂いています。

ヘルパーさんに指導しても召しあがるご本人様が納得されていないと不満に繋がるので、きちんと説明をさせて頂きます。

当初の朝食は果物が多く、昼食は麺類が多かった内容も

果物の量を指導し、麺類や丼物の頻度は週1回になりました。

使用する野菜の品数も増え、ずいぶん野菜の摂取量が増えました。

魚を食べるよう話をしたところ、西京焼きやみそ漬けの登場が増え、

塩分過剰摂取になることを説明し、今では登場しなくなりました(^^;

野菜摂取量が増えたことで便通も整い、便秘薬が減りました。

調理するヘルパーさんの横で記録チェックをし、説明をするのですが

手際の良いことに感動します。

今日もあっという間に味噌汁、酢の物、野菜の煮物と煮魚が出来上がりました。

「野菜、野菜って言いながら用意してますよ。ここで調理したら家帰って家族の夕飯作るのがめんどくさくなりますよ~」

といいつつも、Mさんは自宅でも野菜料理が増えたようです。

 

私に「何を求めて相談してくれたのか」をしっかり感じとりながら活動したいと

改めて思う今日この頃です。

 

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

こんにちは。春が待ち遠しい北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

この冬は寒くなるのが早かったので冬が長いですね(-"-;)

内覧会も無事終わった途端の先週、1年ぶりに風邪をひき寝込んでしまいました(ToT)
去年はインフルエンザから虚血性腸炎になり1週間休んだことを思うと軽く済んだのですが、以前の私なら、葛根湯飲んで一晩寝たらすっきりしてたはず。
長引くようになったのは歳のせいでしょうか(-"-;)

さて、寝込む前に久々にTさま宅へ訪問しました。
Tさまとのお付き合いはもう5年ほど。糖尿性腎症の男性です。
ここ最近は電話でのやりとりや、手紙を書いたりしていたのですが今回は久々に訪問しました。

Tさま宅は玄関の中にベンチがあり靴を脱がずにゆっくり話ができるのです。

いつものように私がベンチに座り、Tさまは玄関に座り、最近の様子を伺ってきました。

顔色も表情も良く、腎機能も特に問題ない様子。
歯の調子がイマイチのようでしたが、食欲もあり体調は問題ナシ。

ところが、ところが声だけで全く気付いていないことがあったのです。

それは、Tさまの足。
だんだん、足の動きが悪くなったとは聞いていたのですが、
今回、玄関で座り込んで話をしたところ、立ち上がれないことに。

すっかり足が悪くなったよう。
歩き始めると歩けるようですが、座り込んだら自力で立ち上がることができないのです。

奥さまと私で抱えて立ち上がってもらったのですが、このままでは問題です。
とりあえず、痛みがないのでちょっと足を動かしてもらわねば・・

自宅の階段に手すりがあるので、階段を利用して階段昇降を毎日するよう提案。
通所リハビリの情報も・・

聞けば、最近Tさまは要支援になったとのこと。
早速、担当の地域包括に行き、一度通所のリハビリが必要ではないかと相談に行ってきました。


電話の声だけでは気づかないことも訪問すると見えてきます。
あえて聞かなければ、足のことは元気な声だけでは解らないものです。

やっぱり、訪問って大事ですね・・・

というわけで、
今日も10月に停止になり昨日から再開になったSさま宅へ行ってきます。
ケアマネージャーさん曰く、せっかく下げたHbA1cがまた上がってきたとのこと。
検査結果他、見て来ます(^^)ノ

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

立春が過ぎたものの、まだまだ寒い日が続きますね。
早く暖かくなることを心待ちにしております。

先日、とても嬉しい話を聞くことができました♪
今は施設に入られたKさまの娘様が5月に結婚するとケアマネージャーさんから聞きました。
Kさまは出会った当時50代。社会人になって1年目の娘様と専門学校の学生さんだった娘様、高校生の息子様とお住まい。ご主人は単身赴任で中国に。

低血糖で倒れて、高次機能障害に。なんとも大変な障害が残ってしまいました。
料理はコンピューターの中でしかしたことない~って言っていた娘さま達でしたが、
長女さまはKさまの介護を・・と仕事を止め、自宅でできる仕事がしたいと
中国語の翻訳の勉強を始めながらKさまの介護をしていました。

ケアマネージャーさんをはじめ、主治医の先生、ヘルパーさん、ディのスタッフ、ショートスティ先のスタッフ、ご家族の協力と愛情で、Kさまの精神状態は落ち着き、今は施設で穏やかに暮らしておられるようです。

関り当時から、年ごろの娘様が安心してお嫁に行けることを願っていたケアマネさんや私たちにとってはとても嬉しい長女さまの結婚。
すぐにメールでお祝いの言葉を伝えさせて頂きました。

さて、前置きが長くなりました今日の主人公はOさまの奥様です。
ご主人のOさまは2010年の4月からご利用頂いています。
自宅でも着物お召しになったもの静かなご主人です。

そのOさまの奥様のことで担当のケアマネージャーさんから
「去年の夏頃から微熱が続き、検査をいろいろしてもらったが原因不明。
年明け頃から食欲が落ち、週末からほとんど食べられていない。
栄養面の相談にのって欲しい。」と相談がありました。
早速、刻み食を用意し、ケアマネージャーさん同行で自宅へ訪問。

ここ数日の摂取量をヒアリングしましたが、野菜ジュースやロールパン、プリン、いちご程度と
エネルギーも蛋白質も不足。
これでは体力も思考力も低下します。

刻み食のおかずから食べること、
自宅で用意できる食べやすいものを紹介しつつ、
エネルギーや蛋白質を手軽に補える補助食品の必要性を説明、提案。

そして、「口から食べて元気になってもらいたい!」ということを
奥さまに伝えさせて頂きました。

翌日朝イチ
「大都さん達が帰ったあと、刻み食のおかず半分以上と、ご飯1/3食べてくれた。
それから、台所の流しに置きっぱなしになっていた食器を洗い出して。
驚きました。」

といつも物静かなOさまが少々興奮気味に喜びいっぱいで℡をしてこられました。


早速、ケアマネージャーさんにも報告。

あれから、食べられる量が増え先日訪問した時は
椅子に腰かけられるまで体力が回復していました。

ご本人の「食べなきゃ」という意識が働いたことに感謝しつつ
食べることの大切さを実感しました。


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美