小山祐子のブログの最近のブログ記事
こんにちは。カスタマーセンター小山です。
暑かったり、寒かったり・・・。気温差が激しいです。羽織るものなど携帯して、風邪をひかないように気を付けたいものです。
さて、最近お電話での相談で多くなってきているのが「食べられない」というご利用者様のお声です。
咀嚼、嚥下機能が落ちてきた。
原因は何か?を追究することが第一歩です。
機能的なものか? 認知的なものか? 食事形態があっていないのか? 義歯不適合か? 食事姿勢か? 食べる環境か? 内服薬の副作用か?などなど・・・。
「食べられない」には、いろいろな理由があります。
担当させて頂く、管理栄養士が一緒になって、原因追究と、お食事の提案をさせてただきます。
弊社には、「食べられない」という不都合に対して、ご提案できる商品、そろっています。
是非、ご相談くださいませ。
★本日の透析食★
米飯・カラスガレイの揚げ煮・豚肉と野菜の生姜炒め・きんぴらごぼう・ほうれん草の和え物
584Kcal 蛋白質19.1g 脂質17g 食塩1.9g
魚は油で揚げることでカロリーUP。揚げてから煮ることで食べやすくなります。
炒め物に使う野菜は、一旦湯でこぼすことで、カリウム減しています。
はーと&はあと管理栄養士 小山
こんにちは。
カスタマーセンター 小山です。
9月に入りましたが、まだまだ日中は暑いですね。朝晩は涼しいですが・・・。
体調を崩しやすい時期ですので、体調管理はしっかりしたいものです。
さて、栄養指導先で、今年の春から栄養指導している患者様のおはなしです。
当初はHbA1cが10%越え、肥満症の患者さん。
栄養指導を機に、生活習慣を見直しされ、
食後のウォーキング、飲酒制限、食べる順番療法(野菜から食べる)に取り組むようになり、
HbA1cは基準値内に収まっていらっしゃいました。(体重も順調に減ってきていました)。
今回の栄養指導でも、行動変容を継続できていたら、栄養指導は一旦終了しようかな・・・と思っていたのですが、
2か月後にお会いしましたら、あら?少し丸くなったかしら?と思い、いざ体重計に乗って頂いたところ、
案の定、2Kg増加していました・・・。
原因を一緒に追究しますと、
地蔵盆等の地域の付き合いで、外食が続いた。それにより、飲酒量も増えた・・・
食後のウォーキングも、できていなかった・・・など。
原因がわかれば、改善もできます!
自ら「また気を引き締めて取り組みます」と仰っていただきました。
継続は力なり。
目標を公言し、共有することで、継続できる力が湧いてきます。
しばらくは、栄養指導も継続です。
本日の透析食
八宝菜 野菜のフライ オクラと胡瓜の梅ドレッシング和え 春菊と人参の板麩あえ
571Kcal たんぱく質20.6g 脂質90.0g 塩分1.9g
★野菜はフライにすることで、カロリーUP。減塩にもなります。
はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 小山祐子
こんにちは、カスタマーセンター小山です。
連日、暑い日が続きますね。
暑い日がつづくと、食欲が落ちます。 食欲がないと、食べられなくなり、体力も落ちていきます。
そうならないように、予防が大切になってきます。
・バランスのとれた食事
・こまめな水分補給
・適温を保つ(クーラーの使用、換気など)
・適度な運動
などなど・・・。
特に、「バランスのとれた食事」はとても大切です。
夏になると、「そうめんだけ」「お茶漬けだけ」・・・など、単品で、簡単なもので済ませてしまう方多くいらっしゃると思います。
炭水化物をエネルギーにするためには、おもにビタミンB1やB2、ナイアシンなどのビタミンB群が必要です。
これらのビタミンが不足している人は、体内で炭水化物をエネルギーにしにくい。よって、エネルギー不足になり、疲れやすくなります。
ビタミンB1を多く含むのは、豚肉全般(特にヒレ肉、モモ肉)、大豆、ピーナッツ、うなぎ、玄米など。
ビタミンB2を多く含むのは、かつお、さけ、さば、さんま、まぐろなどの魚、牛のレバー、バナナなど。
ナイアシンを多く含むのは、たらこ、豚レバー、牛のレバー、かつお、まぐろ、さばなど。玄米やピーナッツなど・・・。
食品には、様々な栄養素が含まれており、それを考えながら調理をするのはとても大変です。
簡単にできる方法として、食事は単品で済ませるのではなく、主食・主菜・副菜を食べるように心がけましょう。
主食(ごはん・麺・パンなど)、主菜(肉・魚・豆・卵など)、副菜(野菜・きのこ・海藻など)
3品が大変でしたら、丼や麺でも、使用している食品が多いものを選びましょう。
先日、「かいけつゾロリ」展にいってきました。
マンガの世界って、たのしいですね。
一緒にいった子供(3歳)に、「どのラーメンがいい?」と聞いたところ、
ノーマルのラーメンが良いとの事・・・。 まだまだ遊び心がわかっていないようです(笑)。
カスタマーセンター管理栄養士 小山祐子
こんにちは。カスタマーセンター小山です。
梅雨、そして台風の季節がやってきました。
夏場の水分補給、しっかりできていますか?
弊社では先日、「経口補水」について勉強会を行いました。
脱水による救急搬送は、成人よりも、高齢者・小児に多く、さらに重症化するのは高齢者と言われています。
成人の体内水分が60%に対し、高齢者は50%と低いのも原因といわれています。
また、水分は筋肉で保持されるため、筋肉量の少ない高齢者は脱水になりやすい。
さらに、口渇の訴えがすくなく、さらに、トイレに行きたくない、と水分摂取を控えている方も多くいます。
そこで、今回は脱水症の簡単なスクリーニング方法をご紹介します。
◆中指の爪部分を5秒圧迫し、解放します。 もし、2秒以上爪が白くなった状態がつづけば脱水の可能性あり。
◆手の甲の皮膚をつまみ、解放します。 もし、いつまでもつまんだ状態のしわが残る様なら脱水の可能性あり。
◆尿量が少ない。舌が渇いている。手足が冷たい。こむらかえりが頻発する。 などなど・・・
今回、サンプルをいただきました。
さわやかなりんご味で、飲みやすかったです。普段飲みに最適です。
ゼリーはりんご味とゆず味です。 嚥下に心配な方は、とろみをつけるよりも、ゼリータイプがおすすめとのこと。
(とろみ剤の糖質が入ることで、バランスが崩れ、吸収速度がおそくなるとのこと)。
また、経口補水液を飲用する場合は、お食事とはわけて取るのが望ましいとの事でした。
(食事の水分で薄まってしまう。 起床時、寝起き、風呂上りなどお勧め)
本日の透析食(1食あたり) 600Kcal たんぱく質22.2g 脂質9.5g 塩分1.8g
米飯200g
鮭のしそあんかけ 添え)大根おろし
筑前煮
ほうれん草のナムル
きゅうりの酢の物
★献立の工夫★
●魚を唐揚げにすることで、カロリーUP。 しその風味で調味料を減らし、減塩。
●筑前煮は鶏肉を油揚げに変更し、たんぱく質量を調整。 粉飴でカロリーUP。
●その他、ごま油や酢を効かせることで、調味料を減らし、減塩。
管理栄養士 小山祐子