仲野ひとみのブログの最近のブログ記事

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

4年ぶりに配食を再開されるご利用者宅に訪問させて頂いたお話です。

以前は高血圧を改善する目的で減塩食を利用されていました。その後、体調が戻られたようで半年ほどで停止されました。

それからご自宅で頑張っておられたようですがだんだん足腰も痛くなり買い物も大変ということでこの度配食を再開されることになりました。

私は初めてお会いしました。とても食事療養に熱心な方でご自宅でも減塩醤油、生の魚を味付けなしで食べるなど、とても注意されていました。

ただ、血液検査の結果にも異状がなく、脂質異常、肝臓、腎臓ともに問題はありませんでした。ですので、「大丈夫です。減らすことばかりでなく、ちゃんと食べる!ということも大事ですよ。」とお伝えしました。そうすると、「そう言ってもらえて安心しました。これからも安心するために はーとを使います。」と言って下さいました。異常値が無くても今後のお体のことを考えて利用される方もおられます。

この方、89歳です。ご本人様は「100まで頑張る!」と意気込んでおられました。

これからも「安心」を届けたいと思いました。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野 ひとみ

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

先日訪問させて頂いた方のお話です。

3年前に脳梗塞を患い床上生活を続けならリハビリにも積極的な99歳・男性の方です。

食事は全てブレンダー食かムース食で対応し、娘様ご夫婦・お孫様ご家族が協力しながら調理されています。

そして、今回ヘルパーさんからの依頼で「栄養士の目から見た現在の食事を指導してほしい」と依頼があり訪問させて頂きました。

ヘルパーさんはこの3年間ずっと介助をしてきて「ご家族様はものすごく頑張っておられますが食事量が徐々に減ってきている気がする」と心配されていました。

身長165cm、体重不明。・・・なので、せめて上腕周囲長、下腿周囲長を測定したかったのですが初対面の私を警戒されている様子が分かったのでそこは次回測定。とさせて頂きました。しかし、明らかに低栄養状態でした。

食べている様子も見させて頂きました。お粥は子供茶わん半量。あとは80gのヨーグルト、エンシュアのみ。これではカロリー、蛋白、ビタミン不足が心配されます。徐々に摂取量が減っているということはこれからも注意が必要です。褥瘡もなく、食事への取り組みがなされている今気づいてよかった。とお話しをして食事の見直しを提案させてもらいました。

ご本人様はとてもお洒落さんで毎週日曜日には髭をそってもらって身だしなみを整えないと気が済まないような方です。「体重を増やすというよりも肌つやをよくしたい!」とはっきりと要求されました。

ご家族様と相談し、まずは高カロリー、高たんぱくゼリーから始めることにしました。本来の必要なたんぱく質を確保しビタミン補給を段階的に進めたいとお伝えしました。

周りが気付き、早い段階で低栄養改善に取り組むことが何よりです。

「何だか最近食欲がない」と思った方はぜひ、ご相談下さい!

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

桜の開花が聞こえてくる今日この頃。春の足音に心を躍らせている毎日です。

先日新規訪問させて頂いたお客様のお話です。

70歳・女性・ご主人と2人暮らし。介護保険を利用せず自立した生活を送られています。

以前は買い物が大好きでよくお出かけされていたようですが今はほとんど外出されていません。その理由は2か月ほど前から入れ歯の調子が悪く、歯茎が炎症を起こしており硬い物を避けるようになり、ほどなくしてお粥、卵豆腐、プリンなどしか食べられなくなり気分がすぐれないからです。

2か月前より体重が2kg低下。(身長からみてもこれ以上の体重低下は避けなければならない状態でした)ご本人様も「これでは低栄養になる」と危機感を感じ配食を利用されることになりました。

ご自身で低栄養を危惧されたこともあり、私の話にとても熱心に耳を傾けて下さいました。コレステロールが高いので最近は卵豆腐もやめていた。と仰ったので「まずは体重を戻すことを第一優先としましょう」とお伝えし積極的な摂取を促いました。

ただ、残念ながら弊社の摂食嚥下支援食「TaBeLu+」でも難しく、配食の利用は止まったのですが他社の製品を用いて再度指導。とにかく、今気づいてよかった!ご本人様もやる気になっているのでまずは色々な提案をしてみよう!と思います。また、明日も訪問します。「歯医者にも通う意欲が出てきました。」とお電話を頂き、本当に良かったです。

まずは、食べれるもの、食べやすいものを!私も一緒に頑張ります(^^)

はーと&あはとライフさぽーと 管理栄養士 仲野 ひとみ

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

今回はとっても嬉しい事があったので報告させてもらいます!

たびたびこのブログにも登場している嚥下サポートをさせてもらっている女性のお客様。

もともとは脱水で入院されていたのですが、生活環境が整ったので在宅に戻られました。在宅生活を開始された当初は意思疎通はおろか、少しのゼリーを食べるのがやっと。自力での寝返りは不可能で低栄養状態でした。そして、仙骨部に5cm程度の褥瘡がありました。

その日からご家族様も働きながら深夜の床ずれ対策、日中はヘルパーさんが食事介助、入浴介助、入浴が無い日はスキンケア。そして私は摂取状況を確認しながら徐々にカロリー、蛋白そして亜鉛。もちろんその他の栄養素も充足していきました。

皆が一致団結して取り組んだ結果、半年をかけてついに褥瘡はなくなりました。もちろん再発する可能性はありますがとりあえずは収束しました。

3か月を経過したころにはほぼ完治していたのですが、またすぐに悪化したり・・・・。今回、やっと(^^)でした。

本当に嬉しかったです。ご本人様と関係者一同、皆で「ばんざ~い\(^^)/」と笑顔、笑顔でした。ご本人様も「やったとやな~」と笑って下さいました。

一番頑張ったのはもちろんご本人様。熱があった時も食欲は一切落ちませんでした。食欲=元気の源。ですね。

これからもケアは続きます。次のステップに進めるように皆で頑張ります!

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野 ひとみ

こんにちは。北摂管理栄養士の仲野です。

先日新規訪問させて頂いたお客様のお話です。

K様、82歳男性。今年1月に奥様が認知症の為施設に入所されてからは独り暮らしをされています。

糖尿病を患っているにも関わらず日々の食事はうどん中心。たまに近所に住む息子様が惣菜を買って来られる程度で食事療養は全くと言っていい程出来ていません。

見かねたケアマネージャー、訪問看護師が配食の導入を進め、利用に至りました。

初回面談では実際の食事を持参し説明させて頂きました。とてもにこやかにお話され、召し上がり方などの説明も納得頂けたようでした。しかし、二回目のお届けの後に「こんなもの食べられるか!」と叱りを受けました。

すぐに訪問し状況を確認すると、どうも温めずにそのまま召し上がった為、ご飯が硬く感じられ不快な思いをされたようでした。

改めて説明しようとするも「もう、いい!」と聞いてはもらえませんでした。

面談し、一見納得頂けたように思い込み、ご不明な点に耳を傾けていなかったのかも。慣れるまでは確かに分かり辛いですよね。申し訳なく思いました。

ただ、うちの配食を使わなくても日々、「うどん中心の食事」では食事に偏りが見られ糖尿病の悪化だけでなく低栄養の心配が出てきます。

せめて、他社でもいいので何か利用されることを切に願い、ケアマネージャーには「これなら大丈夫!」という他社のお弁当、特殊食品の説明をさせてもらいました。

初めのサービスには不安がつきものです。お客様の不安や不都合を敏感に感じる配慮が足りなかったと反省した一日でした。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

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