こんにちは。

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

すこしずつ秋らしくなってきましたね。

サロンご利用者様の服装も、衣替えされて

少し厚着される方もちらほら。

サロン内も、9月に入り、衣替えです。

夏の風物詩、花火の壁紙から、

秋らしく、実りのある光景に!

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サロンの入り口には、かかしと稲穂がたくさん!

デイルームは、こんなに感じです☆★

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これは、すべてご利用者様の手作りです!

今回は、お花紙を丸めて稲穂を作ったり、

折り紙で貼り絵をして、かかしを作ったりと、大忙しでした。

よ~く見ると、稲穂の上を、トンボやすずめが飛んでいます。

さて、クイズです♪

「すずめは何匹いるでしょうか?」

「とんぼは何匹いるでしょうか?」

写真ではよく見えないかもしれませんので・・・

サロンに遊びにいらして、数えにきてくださいね(^_-)-☆

こんなクイズがデイルームにあると

ご利用者様がすずめやトンボを数えようと

デイルームを歩くようになりました★

認知症の方も、何度も何度も数を数えようと頑張っていました!

とてもよい脳トレ&リハビリになっているようです(^^♪

さて、今日、こんな出来事がありました。

来所されてから、なんとなく元気がなかった92歳の男性。

いつもお元気で、冗談をたくさんおっしゃる方なのですが

お風呂の声かけをしても、「今日はしんどいからやめとくわ」

体操の声かけをしても、「しんどいからやめておくわ」

あげくの果てに、「寒気がするし、しんどい。もう帰りたい」 とのこと。

以前、脱水でふらつきも見られた方だったので、看護師からの勧めもあり、

経口補水液をコップ1杯程提供したのですが、ごくごく飲む様子もない。

ただ、表情はいつもよりしんどそうなご様子でした。

体温や血圧を測るも正常。

自宅に帰ってもおひとりになるので、

デイでゆっくり過ごしていただくことになりました。

昼食はほぼ全量召し上がり、食後30分ごろ。

お声かけすると、

表情も、いつもの状態に戻り、

いつもの冗談をおっしゃっていました~!!

昼食を食べ、元気になったのです!

どうやら体調不良の原因は、空腹だったようです。。

お話しを聞くと、朝ごはんもきちんと召し上がっておられなかったようでした。

その後、入浴もされ、レクリエーションにも参加され、

午後のおやつも召し上がって、本日は無事帰られました。

ご高齢者の方なので、スタッフ一同とても心配しましたが、

元気になってよかった!

「きちんと朝ごはん食べてきてね~」と皆で声かけさせていただきましたが

これからも同じようなリスクのある方。

次は速やかに気づけるよう、気を配っていきたいと思いました。

改めて、食事の大切さを感じた一日でした。

高齢者の欠食は、低栄養や脱水のリスク要因です。

デイサービスを利用することによって、

このように欠食など、体調の変化に気づくことができることはもちろん、

皆で楽しく、確実に昼食を食べることができます。

日中、お一人で過ごされている方、

きちんとご飯食べられているのかな?と心配なご家族様がいらっしゃる方は

是非、サロンに遊びに来てくださいね!

腹が減っては戦はできぬ(^◇^) デス★

サロン 管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。


さっそくですが、先月の28日はサロンオープン以来、初めての実地指導がありました。


今までの自分の仕事を見直す良い機会でもありましたが、いざ日にちが近づいてくるとドキドキ(汗)


指導に関しては全くと言ってよい程、指摘事項もなく無事に終えることができました☆


ちなみに、、、

実地指導の中でも加算の算定に関わるところはより鋭くチェックをされますが、私どものサロンでは色々な加算を算定しています!!


今年度から新しく新設された中重度者ケア体制加算や、サービス提供体制加算Ⅰ1、入浴介助加算、個別機能訓練加算Ⅱ、口腔機能向上加算、栄養改善加算を取っています。


その中でもデイサービスではあまり取っているところが少ない口腔機能向上加算と栄養改善加算を取っているのでケアマネージャーさんからも珍しがられます。
というより、どういった内容か知らない方も中にはいらっしゃいます。
※口腔機能向上加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/1144
※栄養改善加算についてはこちら⇒(http://www.pt-ot-st.net/contents/kaigo/1089


栄養改善加算については生活相談員 兼 管理栄養士として登録している為、私が中心となり加算対象の方に栄養ケア計画を立てています。


栄養ケア計画を立てる上で自分の中でも悩んでいるポイントが「通所としてできる栄養ケア」についてです。


サロンを利用していただいているときだけ食事が食べられる。

サロンを利用しているときだけ本人に合った形状で食事が提供できる。

サロンを利用しているときだけ食事ができる口腔内の状態が整っている。

                                                    などなど


上記のような通所利用中のみの状態がいかに良くても、あくまでそれはデイサービスでの話。

在宅生活を送られているご利用者様にとっては生活の一部分でしかありません。



特に週1回のみのご利用の方にとっての食事で言えば、1ヶ月93食(31日×3食)のうちの4食(4日×昼1食)で、私たちが関われるのは月のうち約23食分の1食の割合!!


この1食をどれだけ極めたところで、残りの約22食分が満足のできる状態でなければ、その方の食生活はよくなったとは言えません。


そういったご利用者様にどのようなプランを立ててあげること(関わりを持つこと)が、在宅で生活されるご利用者様の食生活を改善するきっかけ作りや、支えになれるかどうかということが一番の課題です。


実際に取り組みをさせていただいているご利用者様がいるのでそんな弱気なことは言ってられませんが、「通所だから気付けること」や「通所から変えてあげられること」を突き詰めていき、より良い栄養ケアを行えるよう頑張っていこうと思います。


管理栄養士でありながら生活相談員である自分にしかできないプランニングのもと、サービスを受けていただけるデイサービスは全国探してもはーと&はあと位ではないでしょうか。


まだまだ未熟な部分も多いかもしれませんが、そんな貴重な体験ができる感動体験サロンをお探しの方はご相談ください。


最後に当サロンで毎月作成しております行事報告をひとつ

8月行事報告.pdf


ご利用者様やご家族様、地域のケアマネージャーの方々などにお配りしております。


少しでも私たちの取り組みを知っていただく為、これからも発信し続けていきたいと思います!!



サロン管理栄養士 兼 生活相談 末藤

こんにちは!

サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

夏の暑さも少しずつ落ち着いてきましたね!

お盆も過ぎ、甲子園も終わったので、

今年の夏も終わりに近づいているのだなあ...と

感じています。

私生活ではあまり夏らしいことはしていないのですが、

先ほど家の窓から花火が上がっているのが見え、

ちょっとだけ夏らしさを感じました☆

これからも夏バテしないように、体調管理もしっかりしていきたいと思います。

さて、サロンを利用される方の目的は、人それぞれですが

入浴を目的とされる方も多くいらっしゃいます。

サロンには、2つの個室のお風呂があります。

お風呂イメージ

きれいなお風呂でしょう♪

これは、オープン当初の写真ですが、今も変わらぬ美しさを保っております。

ご利用者様からも好評です!!

基本的には、座位が取れる方なら入浴可能な仕様になっており、

安全に入浴できるよう介護スタッフが必要な介助をさせていただいています。

8月に入り、私も入浴介助もさせていただく機会が増えてきました。

まだまだ初心者なので通常より時間がかかってしまうのですが

安全第一で、最新の注意を払って介助させていただいています。

入浴介助では、ならではの注意点もあり、ならでは発見もあります。

上半身に麻痺や痛みのある方は頭や身体を洗うことができないし、

足を曲げることが難しいかたは足元を洗うのも一苦労。

洗身後に立ち上がる時のふらつきがないか、

浴槽を跨ぐ時や入水時は安全な状態であるか、など、

ご自分でできることはやっていただき、できない部分をサポートする、

その兼ね合いが難しいのですが

浴室という個室の中でご利用者様と一対一で過ごすこの時間は

介護スタッフとしては気を抜くことができない緊張の時間なのです。

その一方で、ご利用者様にとっては癒しの時間。

入浴は身体の汚れを洗う清潔という目的だけではなく、

入浴そのものが気持ちのリフレッシュになったり、

日常のストレスを入浴の時間にスタッフに話してストレス発散をしたりと、

必要不可欠な時間です。

私たち介護スタッフは、入浴という時間をご利用者様と過ごすことによって

身体的な変化だけでなく、気持ちの変化や環境の変化にも察知して

サポートしてあげられたらよいのだなあ、と感じています。

一人暮らしの要介護高齢者にとって、

自宅の浴室は、転倒のリスクが高い場所の一つです。

ですから、自宅で安全に入浴するために住宅改修をしたり、

ヘルパーの見守りの上入浴される方もいらっしゃいます。

また、サロンで入浴するということも安全に入浴するための一つの手段です。

自宅でのお風呂はちょっと怖くて...という要介護高齢者の方は

ぜひ、サロンのお風呂に入りに来てくださいね☆

もちろん、サロンにお越しいただいたら、

お風呂だけ...では終わりません♪

お食事や、口腔ケア、レクリエーションに楽しいおしゃべり、などなど

サロンを堪能していってくださいね(^◇^)

サロン管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

あっという間にお盆突入!!

今年のお盆は奥さんと子供が帰郷の為、一人で過ごすことになりそうです。

まぁ~たまには一人で過ごすのも悪くないですかね!!


今回は研修内容のご報告☆

8月8日(土)に在宅栄養ケアスタッフ研修会に参加してきました。

研修の目的は、近年疾病予防や介護予防において栄養管理が重要であるとされ、特に在宅療養者の栄養・食生活を改善し、ADL・QOL低下を防止するために、食事内容ばかりでなく食思不振の対応、栄養状態の判定や食形態を把握する知識と技術が求められおり、そのような在宅療養者や介護者のニーズに対応できる人材の養成です。


また、在宅における栄養ケアに関するニーズに応じた食支援を効果的・効率的かつ継続して実施できるようにするためのと、地域の実情に応じた栄養ケアを担う人材を養成し、地域の栄養ケアの体制の構築を図ることが研修の目的です。


今回の研修は基礎研修として4回に分けて実施し、僕が参加した豊能地区では1、2回を8月に実施し、3、4回目を9月に実施の流れでした。


午前中のプログラムでは今回の研修の趣旨説明、在宅療養者の栄養ケアの必要性、各疾患と栄養管理の関係等々の講義がありました。


その中で訪問看護ステーションの所長をされている方の話もあったのですが、在宅の現場に入っていて食事の内容について支援したい利用者がいたとしても、それをお願いできる管理栄養士がどこにいるかわからないとのことでした。


自分は在宅に関わる管理栄養士ではありますが、「デイサービスの」っていうところもあり、はーと&はあとの、在宅食事療養サポートの管理栄養士の方々に比べると在宅にがっつり入れていないところはありますが、お願いできる管理栄養士がいないというのはショックでした。


やはり自分たちが在宅の現場に突っ込んで入っていけるような地位を確立しなければならないんだなぁと改めて考えさせられました。


午後の内容では在宅医療・介護保険制度と診療報酬・介護報酬について学びました。

介護保険制度については介護の現場で仕事をしているので理解できているところが多かったですが、実際在宅における医療制度や診療報酬については知らないことがたくさんあったのでいいきっかけになりました。


その後はグループディスカッションがあり、在宅栄養をする上での不安や問題点等々で意見を出し合い、どうしていけばよいかを班ごとに発表しました。


自分が参加していた班の中の結論としては、在宅栄養を進める云々の前に管理栄養士としての立場が低い現状がある為、まず管理栄養士自体がスキルアップをして多職種から認められる立場を確立することから始まり、認められることにより多職種との情報共有ができ、在宅療養に関する仕組みづくりも出来上がっていくのではとの結論に至りました。


今回の研修では新しい出会いもあり、気付かされること、勉強しなければならないことなど課題がたくさん見えた研修でした。


国としても在宅ケアの流れになってきている中、振り落とされずにその先頭に立って走れるような管理栄養士になっていきたいと思います!!


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サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

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