2014年12月アーカイブ

一人で悩まないで!

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

寒くなった上に雨の日も多く、既に凍えてます。

インフルエンザも流行りだしているようなので、ご注意くださいね。

 

さて、クリニックでの栄養指導でのお話。

糖尿病専門のクリニックであるため、妊娠糖尿病の方も来られます。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に血糖値が高くなったり、血糖値が高い状態が初めて発見された場合を妊娠糖尿病といいます

妊娠中に血糖値が高い場合には、母体のみでなく、胎児にもさまざまな影響が出てきます。

つわりで食べることが出来ないために、食事が偏ったり、お腹が空くために、甘いものが増えたりすることが原因の一つと思いますが、ほとんどの方が、その後は、赤ちゃんのためにと一生懸命、食事を注意されます。

しかし、心配なあまり、食事量を減らしすぎたり、ご飯を抜いたりされる方がいます。それは、大間違いです!!

妊娠中は、赤ちゃんとお母さんの二人分の栄養が必要です。

また、赤ちゃんは糖質を栄養として大きくなるため、ご飯などの炭水化物を抜いてしまうと赤ちゃんが大きくなれません!

検査に引っかかった後、インターネットなどで情報を収集され、まず、自己流で食事療養をされて来院される方もいますが、色々な情報を入れすぎ、余計に心配になったという方もいらっしゃいます。

指導中に「大丈夫ですよ!」と言うと「心配すぎてどうしたらよいかわからなかった」と泣かれた方もいらっしゃいます。

甘いお菓子の摂り過ぎや偏った食生活はいけませんが、バランスよく、主食、主菜、副菜を揃えて、しっかり食べて下さい。

食べ方のポイントは、野菜からゆっくりよく噛んんで食べることです。

野菜から食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

お腹が大きくなり、一度にたくさん食べることができない場合は、分けて食べてもらっても大丈夫です。

一人で悩まず、専門家に聞いて下さい!!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。



12月にも入り寒さも増す一方ですが、サロンのご利用者様は大きく体調を崩される方もほとんどおらず嬉しいかぎりです。



最近は、「現在入院中の方で退院後にデイサービスの利用を検討したいのですが。」という問い合わせもいただいており、入院中の状態を見に行かせていただいたり、退院時のカンファレンスに参加させていただくこともあります。



そんな中、12月より退院翌日から新規利用開始となったK様(男性、73歳、要介護5)



ほとんど寝たきり状態で入院中には主食は全粥、副食は極小刻みにトロミあんをかけたものを召し上がっておりました。



少し状態も良くなってきたとのことで、入院中の食事風景を見に行かせてもらったときにはムセもなく召し上がっておられましたが、少ししてから誤嚥性肺炎の疑いで退院延期となりました。


その後、副食はペースト食となり誤嚥なく状態安定したとのことで退院。


翌日からデイの利用が開始されました。


こちらでは主食は全粥、副食はペースト状のものとソフト食(ミキサー固形食)を組み合わせた状態での食事を提供。


退院直後ということや、午前中に入浴もあり体力消耗されたこと等もあったせいか食事時には傾眠みられ覚醒促すために声掛けや顔や首、肩のマッサージ、手を動かす等を繰り返し行いました。


目がしっかりと覚めるまで続けてから食事介助を開始。


入院中の水分摂取はトロミを使用しマヨネーズ状くらいの強めのトロミを付けて飲用されていましたが、ゼリー類はスムースに摂取出来ているとのことだったのでお茶ゼリーを提供。


トロミのお茶よりもスムースに飲み込みできているようでした。


食事の方はペーストよりもソフト(ミキサー固形)の方が咀嚼も促されK様の反応も良くこちらもムセなく摂取されていました。


どなたにも同じことが言えると思いますが食事介助時のペース配分はとても大事です。

本人に声掛け行い、何を口元にもっていってるか。

口に入れるタイミングを伝えられているか。

口に入れたあと飲み込みはしっかり行えているか等の確認はできているか。


ただ単に時間をかければいいというわけではないですが、丁寧に状態を観察しながら行うことが食事介助の基本になるかと思います。


特に誤嚥性肺炎の既往がある方なので、状態観察を行いながら食事介助をしていき、これからも安全に食べていただけるよう支援していき、もっと良い状態になって下さるよう頑張りたいと思います!!




120.JPG
車で出勤しているときの帰りに、自宅から上がっていったところで夜景を見ながらコンビニコーヒーを飲むことが最近の癒し。

寒くなってくるとこういう景色が綺麗に見えますね。



サロン管理栄養士 末藤

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

先日、ケアマネージャーさんからの要望でご夫婦で配食利用をされているお客様のお宅へ食事をしている様子を伺いに行ってきました。

このお客様は今年の6月から毎日の昼、夕食をご利用頂いています。

ケアマネージャーさんから「最近週2回通っているディサービスでも食事量が減っている。ヘルパーの話では配食もほとんど食べられない日があるの。」との事。

私が3か月前に訪問させてもらった時は全量摂取できていました。

しかし、ご主人は2か月ほど前に体調を崩されてから徐々に摂取量が減ってきていたそうです。奥様はご主人を心配するあまり、食欲がなくなってきた様子。

私が訪問した時もご主人様がご飯50g程度、おかずは2割ほどしか召し上がれず。奥様はご飯50gにおかずが半量程度。お二人とも嚥下には問題はない様子。硬い物もしっかり噛めていました。

体重を確認するとお二人とも1か月前から-1kg。

たまにお饅頭などの間食はされるそうですが朝食も少なくエネルギー不足が考えられます。今後はケアマネージャー、ヘルパー、訪問看護を交えて食事内容の確認を定期的に行い、高カロリー・高たんぱくのおかず、おやつなどの導入も検討。私も当面は毎週訪問し確認します。

お二人とも高血圧が若干ある程度で大きな疾患はありません。ですので「食欲が無いときはお饅頭でもいいので食べて下さい」とお伝えしました。

1日でも長く在宅で気持ちよく過ごして頂くために少しでもお役に立ちたいと思います。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野 ひとみ

こんにちは。東京・管理栄養士の六波羅です。

この時期から、当社管理栄養士のブログには、
寒い寒い!の文字が繰り返し記されるハズ。
原付に乗っての外勤が必須の仕事柄、
吹きつける風によって、体感気温がみるみる下がります。
私も、寒さ対策にと膝丈のダウンコートを買いましたが、まだガマン。
なぜなら、今から着てしまうと、
本当に寒くなる1月2月を乗り越えられなくなってしまうからです(汗)。
私が入社したのは昨年の11月なので、2度目の越冬です。
冬登山用のウエアは絶対に暖かいはずだと気になっているんですが、
さすがにそれを着て原付に乗るのはやりすぎですよね。。。

寒い中頑張っているのは、管理栄養士だけではありません。
日々お食事を届けるドライバーも、365日休まずお食事を届けています
さらに、ドライバーはお食事を届けるだけではない、
さらに重要な役割を担っています。
それは『利用者様のちょっとした変化に気づき、不都合の発生を未然に防ぐ』こと。
ドライバーは、継続的に直接利用者様とお会いしているため、
顔色の違い、服装や身なり、体調の変化、家周りの整理整頓などなど、
日々の変化に気づきを持つよう、特に気を使っています。
配送終了後には、日々の利用者様の情報をレポートに記録。
時系列で積み上げていくと、過去に遡り、現在の様子の比較などができます。
日々のお届け中ではわずかすぎて気づかなかった変化も、
数ヵ月後、大きな気づきとなる場合があるのです。

毎日のお届けの中で、ぜひドライバーとの会話も楽しんでくださいね。
食事確保だけではない、毎日の安心をお届けします!

東京は、寒い日ほど空が青く澄み渡るんですよ。
来る日も来る日も快晴なのが東京の冬です。
外回り中に富士山がキレイに見えると気分が上がります♪ 
そんなわけで、原付を停めて一枚パチリ☆(少し雲がかかりザンネン)
念を押すようですが、のどかすぎるこの場所も、ちゃんと東京です(笑)

IMG_1404[1].JPG

東京 管理栄養士  六波羅 美幸

こんにちは。東京管理栄養士・金成です。

なんだかめっきり寒くなりました・・・☆ホッカイロが必要な季節になりました♪

 

 

 

さて、今回は結果を出された方のお話です。

いなげや社員のお客様☆5月のお食事スタートと同時に食事の利用をされていました。

当初は糖尿病予備軍と医師から言われているものの危機感はなく、

お届けするお食事のない日はおにぎりとサンドウィッチ、スパゲティサラダと炭水化物に偏ったお食事に・・・。

しかし!6月に医師から糖尿病と診断されてしまったとのこと・・・。

そこから食事療養をきちんとしようと決意され、本人様もやる気十分!!

大好きだった炭水化物を極力減らして食事をされていました・・・。

減らしすぎていたのでこのくらいまでなら食べて良いですよ~お届けするお食事のご飯の量までなら食べても良いことをお伝えし、食事量はお届けするものを参考にしていただきたかったので会社内で食べるお昼に加え、

週に一回夜のお食事をとっていただき奥様にも見ていただくことに・・・☆

お野菜も食卓に並ぶようだったので積極的に食べるようにお伝えしました。

 

 

そしてお食事が始まり半年ほどたちました・・・☆

なんと!!

体重が6月は74kgだったのに66kgまで減量しHbA1cも7.3から5.9に!!!

本人様の頑張りの成果ですね♪

本当にすばらしい限りです!!

予備軍の段階で食事療養をやる気にさせなくてはいけなかったと管理栄養士としては反省もしますが・・・

合併症も服薬もなく安定されていることで結果オーライです♪

よかったよかった☆

いなげや社員だけでなく在宅で食事療養される方のお役に立ちたいです!!

 

 

 

 

先日紅葉を見に新宿御苑まで行ってきました。

もみじももちろんきれいでしたがいちょうもとってもきれいでした☆

IMG_4913.jpg

 

 

 

 

いなげや 管理栄養士 金成なつみ

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美