2015年8月アーカイブ

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

お盆を過ぎると暑さが落ち着くかと思いきや、まだまだそうですね。

先日、地域包括支援センター主催の地域の方向けの勉強会に講師として参加してきました。10数名の方にご参加いただきました。

脱水予防と暑い時期の食事ということでお話をしました。

夏バテチェックをし、上手な水分補給の方法、食事のバランスの摂り方などのお話をしましたが、皆さん優秀な方ばかりで、普段の生活習慣を気にされている方が多かったです。

見学に来られていた市の職員の方のほうが、「夏バテ気味です~」とこそっと手をあげておられました。

最近、色々な行政区でこういった勉強会があり、ありがたいことにお声を掛けていただき、講師として参加させていただきます。

私は、管理栄養士として、このような場でお話をさせていただくことをとても嬉しく思っています。

というのは、普段は、食事に何かお困りなことがある方を訪問したり、お話をする機会の方が多いため、今は特に問題がなかったり、その問題に気づいていない方にお話をすることで「食事って大切だな~」と思っていただけるからです。

そして、「この人に相談したいな」と思ってもらえると、さらに嬉しいですね。

食事って毎日欠かさずすることなのに、まだまだ、その重要性を知ってもらえていないと感じることが多いです。

もっともっと、食事の大切さを広めていきたいです。

 

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

 

こんにちは。京都 管理栄養士 相山です。

まだまだ暑い日が続きますね!

   

日中の暑さで体はぐったりして疲れているはずなのに、ベットに入るとなぜか、なかなか眠れない、、、

そんな寝苦しい夜を過ごしていませんか?

   

眠れずに睡眠不足になると翌日に響いて体力的にも美容にも悪いので、夏バテをする前に睡眠のリズムをきちんと整えておきたいところです。

    

そこで、寝つきをよくするために冷たいシャワーを浴びたりエアコンをつけて寝てみたりと対策をとっていますが、実は日常摂取している食べ物や飲み物こそが寝つきを悪くしていることがあるのです。

そこで、"寝つきを妨げてしまう"可能性のある意外な食べ物や飲み物を紹介します。

一つめは、◆グレープフルーツ◆

夏が旬の果物の一つですが、グレープフルーツ特有の苦みのもとである"ナリンギン"には食欲を抑える働きがあります。

さらに、香り成分の"ヌーカトン"は脂肪燃焼を促進すると言われていてダイエットにいいと有名ですよね。

   

ですが、このヌーカトンは自律神経の交感神経を刺激する特徴があるので、食べる時間帯が遅いと睡眠の質を落としかねません。

  

二つめに、◆チョコレート◆

チョコレートには、"テオブロミン"という、興奮・覚醒作用がある物質が多く含まれています。

夜にチョコレートを食べる習慣がある人は、見なおしてみましょう!

  

三つめに、◆オレンジジュース◆

コーヒーほどではありませんが、それでも紅茶のティーバックと同じくらいカフェインが含まれています。

みなさんもよくご存じかと思いますが、カフェインには眠気を醒ます性質がありますので、ぐっすり眠りたいときには控えたほうがいいでしょう。

すっきりした気分で、一日スタートを切りたい"朝"飲むことをおすすめします。

  

寝つきが悪い夜に、ここち良くぐっすりと眠るために、食べ物や飲み物を上手に摂取して睡眠不足を防ぎたいですね。

健康三原則は、栄養・運動・睡眠!

この三つが適切に保たれてこそ「健康で長生きする」ことができるのです。

私も、もう一度日々の生活を見直して元気に夏を乗り切れるよう健康な体作りに励みたいとおもいます。

      

はーと&はあとライフサポート  管理栄養士  相山 華菜

こんにちは。北摂事務所の仲野です。

毎日暑いですね。口を開けば「暑い、暑い」と言っている今日この頃です。

さて、今回は思いがけない再会を果たしたお客様のお話。

先日、お客様のご自宅に訪問し移動する準備をしていたところ、向こうの方から懐かしい顔が見えました。実は半年前に配食を止めてしまったお客様でした。やめた理由は血糖値が安定したから。

長らく糖尿を患っており配食を始めた当初はHbA1cが7.5でしたが半年後に6.5まで下がり、今後はご自身で頑張ってみる。との事でした。

それから、半年ぶりに思いがけず再会しました。「お元気ですか~?体調いかがですか?」と声掛けすると「あかんねん。また7.5まで上がってしまってん。お昼も見て、今からこれ食べるねん。暑くて作るのもしんどくて、こんなんばっかり食べてる」買い物帰りだったようで内容を見せて頂きました。

中身はロールパン1個、野菜ジュース1本。のみ。

これではダメだ!と思いましたが調理がしんどい気持ちも分かります。

当社でなくても他社でもいいので配食の利用なども再度検討されることをご提案。「そうやねん。やりたいと思っててん。来週からまた持ってきて」ということで再開することになりました。

この時期、特に暑さもあり簡単な食事になりバランスが欠ける事があると思います。

期間限定でも結構です。ちょっと食事の準備がしんどい。そういった時はぜひ思い出してほしいです。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。

あっという間にお盆突入!!

今年のお盆は奥さんと子供が帰郷の為、一人で過ごすことになりそうです。

まぁ~たまには一人で過ごすのも悪くないですかね!!


今回は研修内容のご報告☆

8月8日(土)に在宅栄養ケアスタッフ研修会に参加してきました。

研修の目的は、近年疾病予防や介護予防において栄養管理が重要であるとされ、特に在宅療養者の栄養・食生活を改善し、ADL・QOL低下を防止するために、食事内容ばかりでなく食思不振の対応、栄養状態の判定や食形態を把握する知識と技術が求められおり、そのような在宅療養者や介護者のニーズに対応できる人材の養成です。


また、在宅における栄養ケアに関するニーズに応じた食支援を効果的・効率的かつ継続して実施できるようにするためのと、地域の実情に応じた栄養ケアを担う人材を養成し、地域の栄養ケアの体制の構築を図ることが研修の目的です。


今回の研修は基礎研修として4回に分けて実施し、僕が参加した豊能地区では1、2回を8月に実施し、3、4回目を9月に実施の流れでした。


午前中のプログラムでは今回の研修の趣旨説明、在宅療養者の栄養ケアの必要性、各疾患と栄養管理の関係等々の講義がありました。


その中で訪問看護ステーションの所長をされている方の話もあったのですが、在宅の現場に入っていて食事の内容について支援したい利用者がいたとしても、それをお願いできる管理栄養士がどこにいるかわからないとのことでした。


自分は在宅に関わる管理栄養士ではありますが、「デイサービスの」っていうところもあり、はーと&はあとの、在宅食事療養サポートの管理栄養士の方々に比べると在宅にがっつり入れていないところはありますが、お願いできる管理栄養士がいないというのはショックでした。


やはり自分たちが在宅の現場に突っ込んで入っていけるような地位を確立しなければならないんだなぁと改めて考えさせられました。


午後の内容では在宅医療・介護保険制度と診療報酬・介護報酬について学びました。

介護保険制度については介護の現場で仕事をしているので理解できているところが多かったですが、実際在宅における医療制度や診療報酬については知らないことがたくさんあったのでいいきっかけになりました。


その後はグループディスカッションがあり、在宅栄養をする上での不安や問題点等々で意見を出し合い、どうしていけばよいかを班ごとに発表しました。


自分が参加していた班の中の結論としては、在宅栄養を進める云々の前に管理栄養士としての立場が低い現状がある為、まず管理栄養士自体がスキルアップをして多職種から認められる立場を確立することから始まり、認められることにより多職種との情報共有ができ、在宅療養に関する仕組みづくりも出来上がっていくのではとの結論に至りました。


今回の研修では新しい出会いもあり、気付かされること、勉強しなければならないことなど課題がたくさん見えた研修でした。


国としても在宅ケアの流れになってきている中、振り落とされずにその先頭に立って走れるような管理栄養士になっていきたいと思います!!


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サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤

こんにちは。東京管理栄養士の六波羅です。

今年も、夏の甲子園の季節がやってきました。
35℃を超える猛暑、球場は更に高温となっているでしょう。
スタンドで声援を送る皆も暑そうだ。
ガンバレ高校生!その若さが眩しいぞ!!

さて、私も日中は外回りの身分。毎日が暑さと紫外線との闘いです。
33℃くらいでも涼しいと感じてしまうのは、
上手く高温に順化したのか、それとも、感覚が鈍化したのか。。。
・・・とても暑い夏であることには変わりありません(汗)。

職業柄、高齢者のお宅に伺うことが多いのですが、
各メディアで冷房の上手な活用を呼びかけているせいもあり、
エアコンや扇風機を上手に取り入れている方が増えた印象です。

でも、たまーに、とてもとても我慢強い方がいらっしゃるんです。
私との面談も、額ににじんだ汗を拭き拭き、
まるでサウナか我慢大会か。。。
そもそも冷房が苦手な場合もあり、決して無理強いはできませんので、
そんな時は、手の届く場所に水分を置くように勧めています。

夏の水分補給は、液体なら何でも良いわけではありません。

例えば『喉が渇いたからビール!』という方、
アルコールを分解するには水分を要します。
つまり、アルコールを摂取すると、
むしろ脱水症状が進んでしまうことがあるので要注意です。
しかし、夏の楽しみを奪うのはあまりに酷なので(笑)、
アルコール飲料とノンアルコール飲料を交互に飲むよう勧めています。

冷たいお茶やアイスコーヒーも良いですが、
発汗で失われたミネラルの補給には、麦茶もオススメです。
麦茶は、コーヒーや緑茶と違い、カフェインを含まず、
一日中安心して飲めるのも長所です。
夏の飲み物として定着しているのには、ちゃんと理由があるんですね。

発汗で失われるものとして注目され始めたのが、塩分です。
汗をかいて乾くとザラザラすること、ありませんか?
発汗で失う塩分は侮れません。
近頃『経口補水液』について質問を受けることが多くなりました。

経口補水液は、飲む点滴と呼ばれることがあるほど、
速やかに脱水状態を改善するには効果的です。
ただ、これを夏の水分補給用として常飲するには、
少し塩分が多すぎます。
市販されている経口補水液500mlに含まれる塩分は約1.5g。
これは、味噌汁一杯分、梅干1個分とほぼ同じ。
日本人の1日あたりの塩分摂取目標は、
男性8g未満、女性7g未満(18歳以上)ですから、
食事を摂れる人なら、塩分摂取は充分間に合います。
(むしろ、塩分過多の人が多いほど!)

夏の水分の摂り方で困ったら、いつでもご相談くださいね。

夏のランは涼しい場所に限ります。
というか、涼しい場所じゃないとムリ!
週末、『小平グリーンロード』を走りました。
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なんと、こんなに涼しげな場所が隠れていました!知らなかった!
日頃、小平市をスクーターでグルグル巡回しますが、
車道からではうかがい知れない表情です。
暑くて汗をいっぱいかいたので、
スポーツドリンクは水で二倍に薄めて補給しました★


東京 管理栄養士  六波羅 美幸

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