大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です。

先日のブログにも登場してもらった、東淀川区のNさま。

お父様と暮らしている30代の糖尿病の男性です。

お父様が購入するお惣菜の指導や、食事記録のチェック、食べ方の指導に

毎月、訪問看護のスタッフさんに同行して訪問しております。

昨日、訪問してきました。

体重は残念ながら変わりなく・・・

しかし、血液検査の結果は3月に13.7だったHbA1cが5月11.3と改善☆

そして、日々400ほどあった血糖値も最近では180~250とかなり下がってきていると看護師さんからの報告もありました。

食事内容も、サラダといえばポテトサラダやマカロニサラダだったのが、毎日のように登場していた肉団子も回数が減り、酢の物やマリネ、煮物なども登場するようになり、すっかり野菜を意識して購入して頂けるようになりました。キャベツの千切りを薦めたところ、きちんと毎朝の朝食に食べる習慣がつきました。毎日歩くことも続けています。

300cc以上飲んでいた牛乳も毎朝200ccと決まり、落ち着きました。

次の課題はポテトサラダとマカロニグラタンの組み合わせを止めること。週1回の外食(通院時)は丼や麺類だけにせずに野菜の小鉢を取り入れ、野菜から食べることを約束。

伝えたことはお父様もご本人もしっかり守ってくれて、助かります。

いつも近くの駅まで訪問看護の車に便乗させてもらうのですが

帰路の車内で看護師さんから

「本当に関わってもらって助かりました。私たちでは専門家ではないので、言う事に説得力がないから・・・。ホントありがとうございます。」

と言って頂きました。

「インスリンだけは打ちたくない。」というお父様の意向を尊重し、HbA1c13.7でもインスリンを導入していないので、私たちの目標はHbA1cを下げることです。

次は7月。「HbA1cが9台になっているといいですね~」と言って別れました。

管理栄養士として関わっている以上、やはり検査結果や食事内容が良くなると嬉しいものです。

そして、「ありがとう。」と言ってもらえること。この言葉が励みになります。

たくさんの「ありがとう。」が頂けるようこれからも頑張っていきたいです☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

梅雨入りした矢先ですが、「梅雨の中休み」が続くようです。

すっかり暑くなってきました。

先日、とある担当者会議が開かれ、参加して参りました。

吹田市在住のMさま。80歳代、糖尿性腎症の男性、娘様家族との同居です。

嚥下にも支障があり、利用当初はお届けする食事を娘様がミキサーにかけて食べておられましたが、最近では、そのままでも食べて貰えるようになっています。それと同時に食欲も上がる、上がる(^^; 最近では食べすぎ注意です。自宅ではほとんどベット上での生活なため、体重管理も必要です。

腎機能の数値は上がったり、下がったり・・往診の先生も訪問看護の看護師さんも「う~ん、このまま経過観察やねぇ・・」といった状況が続いていました。血糖コントロールは良好だったのですが、最近少しづつHbA1cが上昇。

そこで今回、娘さん、担当のケアマネージャーさん、訪問看護の看護師さんとで話し合いの場が設けられたのです。

ディサービスに週3日、リハビリと入浴目的に行かれているのですが・・・

よくよく聞くと、入浴目的のディでは、おやつの時間以外にサロンがあり、いつでもお茶が飲めるサービスがあることが判明。そこで鯛焼きを食べていたのです(^^; そう大きいものではないのようですが、鯛焼きも食べ、おやつの時間には皆と一緒におやつも食べていた・・・

そして・・

自宅での食事内容はそう問題がないのですが、食間に飲む薬が処方されており、その薬が苦く、「あと口に・・」と甘いものを食べる習慣がついていたことも判明。これがHbA1cを上げた原因かと思われますね。

ディサービスの献立表も見せてもらいましたが、塩分も多いため、可能な範囲で減塩に対応してもらうようお願いすることに。

そして・・鯛焼き。本人様の大好きであることを考慮し、おやつの時間に出してもらいサロンでは出して貰わないようお願いすることに。

どうしても、自宅ではベットで寝ていることが多いため、できればディの日をもう1日追加してもらい、活動量を上げることと、「あと口」に必要な甘いものは血糖値にあまり影響しないおやつを買ってもらうことを決めて担当者会議は終了。

いろいろなことが判明した担当者会議でした(^^;

訪問看護のスタッフとも意見交換ができ、新しい「気付き」を学べる機会なので担当者会議はありがたい時間です。

 

 

 

こんにちは☆ 北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

日差しが強くなって参りました。そろそろ毎年恒例の「パンプス焼け」が今年も始まります・・

最近はあちらこちらの庭先でバラの花が咲き誇っています。

そんな中、利用者様宅へフォロー訪問に走っております。

今日も、先週検査結果を出して頂いたYさま宅へ行ってきました。

糖尿病のYさま。少々認知もある吹田市在住の80代男性です。

時々、海外旅行も楽しまれています。

血糖コントロールは良好で2月のHbA1cは6.3。4月の結果は6.0と改善が見られます。ところが、血糖値が上昇していました。

早速、自宅へ℡。それも本人の不在をめがけて・・何故かというと・・奥さまに聞きたいことがあるから。

案の定、奥さまに話すと・・

「最近、はたから見てておやつが多いように思うんです。好きなもの買いに行くようになって。一度言うてやって下さい。私の言うこと気かしません。」と。

HbA1cは検査をする1か月半前の血糖の状態を示すものであり、このまま血糖値が高い食習慣が続くと、忘れた頃にHbA1cが上昇します。

Yさまの検査結果は4月にしたもの。その当時血糖値が高ければ、来月のHbA1cが上がっている可能性があります。

奥さまから申し出があったとおり、4日に一度、近所のスーパーに行き買い物をされていました。

「一度、レシートを置いてあるので見てやって下さいよ。」と出してきた5月に入ってからのレシートを確認すると・・ここでレシートをためていた奥さま、ナイスです☆

ドーナツに芋ようかん、マンゴープリン、ゼリー、バナナチップス、おかき、ミニケーキなどなど・・(^^;

一度にたくさん購入している日もありました。以前はトマトジュースだったのに、最近は果汁入りの野菜ジュースに変わっていることもレシートから判明。

買い物もリハビリに一貫なので、買い物に行くことは止めず、食べたいものを購入することも許可し、その代わり、間食の時間と1回の量は奥様の管理にすることを約束してもらいました。

次の検査は6月、その結果をもらうのは7月。忘れた頃になりますが、次回の結果が悪くても凹まず、約束をしっかり守ってもらうよう伝えて帰りました。

帰社後、夕食を届けた配送員から

「今日のYさま、なんとなく元気なかったです。」との報告が(^^;

私のお説教で元気がなかったかな。

しかし、恐るべきはレシートです。買ったものが全て表示されているのですから。捨てずにとっておいた奥さまの「勝ち」ですね。

レシートで指導するのも良いかも(^^;

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

すっかり5月らしい気候とり新緑がキレイですね☆

さて、前回ブログで紹介した「検査結果がでるまで‐その2」に登場した吹田市の男性。その後のご報告です(^^;

5月に入り検査結果が出たとの報告がありました。

結果は見事、HbA1cが6.4まで下がっていました!

というわけで、約束のおはぎを持参して訪問してきました。

途中、またまた「止めようかなぁ」といったことをこぼしていたのですが合言葉の「5月の検査結果がでてから一緒に考えましょう。」と言いつつこの日を迎えました。

約束の7.0をきることができ、ご本人様もご満悦♪

「なんで(去年の)秋に9.0まで上がったのかわからんわ。」と仰るので、HbA1cは1ヵ月~1ヵ月半前の食生活が影響するため、忘れた頃に上昇するとを伝え、去年の夏の食生活を思い出してもらいました。

すると・・『そういえば毎日、あずきバーを食べていたわ(^^;』

それですね。秋には食べていなくても夏のあずきバーが影響したと判明。

この夏も同じことをしないようにして貰わないと・・・

訪問した時間が11時頃だったので、「おはぎは昼食後に食べて下さいね。それから、1つは奥様の分ですから2個も食べないで下さいよ。」と念押し。

病院でおはぎを話したところ、病院の栄養士さんはあまり良い顔をしなかったようです。でも、7.0を切るまで好きなおはぎを食べず、食後のウォーキングも欠かさず、結果を出した暁には「ご褒美」もないと。

その「ご褒美」の頻度が高くなったしまうとダメですが、結果が伴えば「ご褒美」がないとやる気も続きませんし。

「次の結果が悪くなると(おはぎを許した)私が怒られますから、次の結果も悪くならないよう頑張って下さいね!」と伝えると

「わかっとるよ。せっかくここまで下げたんやしな。」とにっこり。

来月の結果が出るまで、また前向きに取り組んで貰えそうです☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

 

 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

「寒の戻り」というのでしょうか、今日はまた寒くなりました。

体調管理にはお気をつけ下さいませ。

今日も先日のブログにも書かせて頂きました合言葉

「検査結果がでるまで」その2を紹介します(^^;

 前々回登場したNさま。吹田市の70代の男性です。

次の検査を一緒に確認しましょうね、と約束したのですが、

利用開始2週間後ごろから「飽きてきた。」との声が上がるようになりました。

「飽きてきた」と言うにはまだ早いのですけど・・(^^;

ここで「検査結果がでるまで頑張りましょうよ。」となだめること2週間。

検査結果が出たというので早速訪問してきました。最初に訪問した時より

随分と血色も顔の表情も良くなっていました。

検査結果は血糖値に大きな変化はなかったのですが

HbA1c9.1→7.5まで下がっていました。

クレアチニンは1.2→1.3と横ばい

HbA1cが思った以上に良くなっていたことに気を良くしたNさま。

止めたいまで口にしていたのですが

「やっぱり食事って大事やなぁ。」とにっこり。

「Nさまの努力に成果ですよ。届くお弁当だけ食べていたらよくなるわじゃないですからね。自分で用意する食事にも気をつけるようになったからですよ。」

そう、届く食事だけでは良くなりません。他の食事や食習慣も改めて頂かねば結果はでません。

帰り際、「おはぎが食べたいわぁ」

大好物のおはぎを我慢していたのです。

「結果が出たのでご褒美として食べて貰っていいですよ。」と声をかけたのですが

「いや、止めとくわ。次の結果が出るまでは止めとく。次の結果がまた良くなってたらにするわ。」とにんまり。

「じゃあ、そういうことで。次の結果でるまでね。」と合言葉で別れました。

次の結果は5月。おはぎでお祝いする予定です☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

 

 

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