つんとした冷たい空気に、ひんやりとした風。もう季節はすっかり冬ですね。
そんな中、先月1枚の写真が飾られました。とっても素敵でしょ。

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この写真は、ご利用者さんから貸していただきました。
お家には、ご自分で撮影された写真が飾られています。ある時、それが掛け替えられていることに気が付きました。沢山撮りためたものの中から、その季節に応じた一品を選び飾っているとのこと。

一品を撮るためには時間を惜しまない。光と影の構成を考え、雲の流れまでも待つ。ベストな瞬間が来たらそれを切り取る。まるで黒澤明監督ですね。
事務所にお越しいただいた方に見ていただけるよう、玄関に飾らせていただいています。
写真が1枚ある、それがこんなに心を癒してくれる空間になるなんて。ひんやりとした風にも負けずに訪問へ出発することができます。

この芸術作品の主は、寡黙で写真や読書が好き、静かな時間を大切にされている素敵な紳士です。その方にとっては話すこともリハビリになりますが、なにせ日本男児。日常で無駄な話はほぼなさりません。

ギャハハと笑いながら賑やかに訪問する看護師に付き合い、訓練や話をするのに苦労なさっていることと思います。でも当事務所の管理者の明るさにはこらえられず、なんと日本男児が爆笑されたのです。
訪問回数を重ねるたびに、自然な笑顔が多くなられたように感じます。
活動量も増え、食事も安全に食べるための努力を継続され、体重も少しずつ回復されています。介入当初より張りのある声で「○○をした。」という話しを聞けることが、とてもうれしく思います。

今後、写真撮影を再開されるまでになった時には、その作品も貸していただきたいと予約をしちゃいました(笑)。
これからも、ますます意欲的になられるサポートができれば幸いです。

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#晩秋#すすき#雲を描く#我が子は平凡な男児

はーと&はあとに勤務して、約2か月が経ちました。

訪問した利用者さんには様々な疾患を持った方がいらして、その対応はまさに十人十色。同じ病名であっても困ってらっしゃることは一人ひとり違うものです。その"困りごと"が何かと気づく力・速やかに解決方法を提供することが重要です。

その事例を紹介します。

その方は食事制限中です。毎日の食事に本人は勿論、食事を作る妻も大変負担になることが多々あるとのこと。すぐさま栄養指導へ出発。その方の取り入れられるメニューや食材・食べて良いもののチョイス・食べたいものを食べられるものへ代替え提案。

結果、週を追うごとに目に見える体調の変化が現れ、妻も驚きを隠せない様子でした。本人からも「ご飯食べてない」という発言が消えたのは、食事に満足したのでしょう。おいしいもの、食べたいものが食べられるってホント幸せですものね。

その人に必要な援助が細やかに行われれば、成果が表れ自宅で過ごせる時間が長くなるという良い結果が表れます。今や、『十人十色でなく一人百色(ひとりひゃくいろ)と個人を捉えて対応する時代だ』とセミナーで学びました。その百色の変化にいち早く気づけるよう、今後も自己研鑚に励みます。

今日も訪問看護がんばるぞ!!

こんにちは 管理者 髙石です。
記念すべき第一弾。
訪看はーとのブログで、上手く書けるかはらハラハラ、ドキドキです。

私は、訪問日以外でも、ちょこちょこ訪問させて頂いています。
さて、今回のエピソードは、「もらい泣き」

最初の関わりは、老老介護中のご夫婦で旦那様はほぼ寝たきり状態で、褥瘡での訪問が始まり、20日間程で完治したものの、家族様から健康管理で関わって欲しいと依頼があり、訪問続行となりました。

しばらくすると 体調不良があり、病院へ同行する事になり、肺炎と高カリウム血症と診断され、点滴治療をし、体調も回復傾向になっていました。

そんな中、利用者様のお誕生日を迎え、ステーションのみんなで、手作りの寄せ書きとレイを持ってお祝いに行くことになりました。

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みんなで歌を歌いお祝いさせて頂きました。すると、奥さまから、「毎年この時期は入院するか、体調を崩すかで誕生日どころじゃなく、夫婦の写真も何年も撮ったことがなった」と泣きながら喜んで頂き、また、利用者様は顔を両手で覆い 泣きながら「こんなん嬉しい、ありがとう、ありがとう。」と何度も私達に言われ 思わず私達は貰い泣きしました。帰り際にはベットから置き上がろうとして 両手を合わせ何度も「ありがとう」と言われました。

利用様に喜んで頂けとても嬉しく思ったのと同時に、私達は強いパワーを頂けた感じがしました。