島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の島田です。

想像通りの酷暑となってきました。日中の外出だけでなく24時間熱中症に気を付ける時期ですね。

訪問には細心の注意と冷却アイテムが必須です。

さて、まだ酷暑手前頃に再利用希望のご連絡をうけ、H様に訪問させていただきました。

最初の利用は6年以上前、糖尿病対応の食事で血糖管理目的に食事療法に取り組んでいただいたH様。

2年間しっかり療養され、最後は健康食を食べても血糖管理ができるようになったことで配食は卒業されました。

それから4年の月日が流れ(お休みされていた期間に状態の浮き沈みがあったのでしょうか)今回担当ケアマネジャーさんから

「以前使われていたH様の食事管理をまたお願いしたい」と相談をお受けしました。

持病も進行もあり、ご自身で食事を作ることがなくなって、主に食事用意はご主人様が買い物にいかれていました。そして、ご主人が買ってこられたものを出されたら、出された分だけ食べてしまう食生活が続き、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は9%をオーバー。TG(中性脂肪)も400オーバーに。

現在は、血糖管理の目安である8%以下の落とせるよう、毎日の夕食の配食を再開(再利用開始)されています。

ご主人が買ってこられる間食などにもアドバイスしていきたいところですが、まずは夕食を継続することで総摂取エネルギーを抑えて、またH様が卒業できるまでお手伝いしていきたいです。

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先日、仲良しのケアマネジャーさんが新たに事業所を立ち上げました!開業おめでとうございます。

お祝いの席でいただいたスノープリン

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

季節感を先取りする暑さと、時に逆行する寒さに体調管理がむずかしい5月ですね。例年は温暖にすぎていく印象が強い5月ですが、今年はコロナ感染症対策の転換月でもあり、公私にイベントごとも多く、とても長く感じています。

さて、今回は入院から4カ月ぶりに退院してくることになったH様のお話です。

以前はムース形態のスムースグルメをご用意していましたが、入院中に状態が変わりよりなめらかなミキサー食での栄養管理が必要とのことでした。

入院中の栄養ケア計画ではエネルギー2100kcal、たんぱく質80g、脂質60g、塩分7g、水分1200ml(補助食品含む)を目標で実質の摂取量は7割でした。

褥瘡があり、まだ完治してはいない状況で在宅ケアに移行となりました。

退院が決まったのは4月だったので退院時カンファには参加できず、後日個別に病院の管理栄養士の方から栄養情報提供書と自宅での栄養ケアアドバイスと注意点などを教えてもらいました。

自宅では病院ほどこまめに栄養摂取ができない環境になる点が栄養不足を招く一番の不安材料ではありますが、目標摂取量をエネルギー1600kcal、たんぱく質50gとして病院で摂取出来ていた栄養はとれるプランを作成。褥瘡の治癒と自宅で安心して生活できるよう支援させていただくことになりました。

退院後は、多職種での担当者会議にも参加して、ヘルパーさんと食事準備等について情報共有させていただきました。

まだ退院して一か月経ちませんが、食事は概ねしっかりとれているようです。

褥瘡ケアのため、今後はたんぱく質量のアップを目標にしたいと思います。

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天気のいい日に摂津峡までライニングしてきました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

例年より早い花見シーズンも終わりを迎えつつありますね。今年は一斉に満開になり、外出時は至るところで桜を堪能出来てうれしかったです。

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桜を楽しみながら美味しい食事とお酒を堪能した方とは別で、食欲不振と低栄養リスクを抱えた方のところに相談訪問にお伺いさせていただきました。

持病の難病を抱えるN様(80代、女性)。軽度認知症のあるご主人と二人暮らしをされています。

介護サービス等もご利用されていますが、元来の好き嫌いとあわせて最近は食欲がわかず、食事量が増えずにADLの低下が心配とケアマネジャーさんから相談を受けての訪問です。

食事時間や食欲にもむらがあるN様。お話をしていても、面談中何度も

「私はいいのよ。食べたいときは食べるし、食べたくない時は食べられないし」とやや自虐的な言葉を発せられ、食べて栄養を付けてほしいというメッセージにかなりストレスを抱えているようでした

(きっと、これまでも介護の方から同じことを何度も言われているのだと推測)

ケアマネジャーさんも、その点は周知で少しでも食べられるもの、食べたくなった時に手軽に用意が出来て食べられるものを提案してほしいと依頼を受けていました

配食のお食事では、きっと残すことや食べきれないと思い、N様には少量のおかずがカップにはいった、おいしゅと甘めのデザートのような栄養補助食品のサンプルを提示させていただきました。

とりあえず1回食べてみてもらってからのスタートになりました。ご夫婦でご自宅で過ごす時間が続くよう、来年の桜のシーズンまで健やかに生活が送れるようにお手伝いさせていただきます。

お花見とは別ですが、いつも懇意にさせていただいている方から、ランチにお寿司をご馳走になりました(^^) ランチにしてはボリューム満点。仕事中だったので飲めなかったのが心残りです。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、管理栄養士の島田です。

寒波が厳しく、雪の影響等で外出や移動が制限される日々が続いている今年の冬は、感染状況に関係なく、室内を暖かくして巣籠生活中です。特に今年は物価上昇により覚悟はしていましたが、明細を見て電気代よりもガス代の値上げ率にびっくりしています。巣籠でも出費が大きい。

さて、先日懇意にしているケアマネジャーさんより

「以前ご利用されていたK様が、久しぶりに入所先から帰宅されるので、短期間になるが食事の用意をお願いしたい」と、ご相談を受け、担当者会議に出席してきました。

K様90歳後半、女性。摂食嚥下障害あり。

入所前は、目標栄養量をエネルギー1400kcal、塩分6g未満の食事管理の依頼を受け、倶楽部商品のミキサー食やエネルギー補給ゼリーなどを組み合わせて目標の食事管理ができるように献立を作って栄養管理していました。

入所中はエネルギー1400kcalの摂取は難しいようで目標1300kcal(実摂取量は1000kcal未満の日もあるよう)として栄養ケアを受けておられました。

今回は短期の在宅復帰を月に2回トライされるため、以前に購入された商品の在庫と量を確認し、不足している商品、代替え商品をご提案させていただきました。

ヘルパーさんが24時間介護に入られるようで、食間の水分摂取のためトロミの付け方も併せてお伝えし、短期の在宅復帰が少しでも過ごしやすく楽しい時間になるよう食事面でのアドバイス等をさせていただきました。

自宅での生活に少しずつ慣れていただき、また栄養ケアを担当させていただける日をお待ちしております。

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3年ぶりに開催された地元高槻シティハーフマラソンに参加してきました。(通常よりも参加人数が多くてびっくりでした。皆さん走りたくてうずうずしていたのでしょうか。)

寒波の影響で満足に練習ができませんでしたが、なんとか2時間で完走出来ました。

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はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

明けましておめでとうございます。ご挨拶が遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。

365日の休みなしのサービスのため年始に休めることが少ない例年ですが、今年はメンバーのご厚意を受け正月3ヶ日は帰郷して自宅でゆっくりできました。

箱根駅伝もリアルで見れて、楽しく過ごさせていただきました。年末年始も配送、カスタマー業務に出勤してくれて仲間に感謝いたします。

さて、たまたまかもしれませんが、最近はがんの方の食事について栄養相談をお受けするケースが重なっています。

がん治療のため食欲が落ちている方、食べるものが制限されている方、栄養がとれていないと思うががどうしたらよいかわからないなどのご相談で訪問しています。

残念ながら、はーとではがんに対応した食事はありません。また、糖尿病や腎臓病ほどに確立された食事療法のガイドラインというものも乏しい中、僕たちでできる限りの提案をさせてもらっています。

①食欲が落ちている方には、少量で栄養がとれる食事の工夫や補助食品を。

②食べるものが制限されている方には、体や消化吸収にもっとも負担のない食種の提案を。

③栄養が足りていないと思われる場合は、どの程度とってもらうのがよいのか、目安を提示する。

選択肢は限られますが、すこしでもいままでより楽に栄養管理ができるように、その方の食べられる・消化できる能力や体力を聞き取りながらご相談をお受けしています。

特に、がん患者さまでは悪液質がみられ、炎症マーカーのCRPが高い方がおられます。

一般的にCRPが3~5よりも高いと異化期といわれ、栄養の投与量の調整が必要です。食べられていないからと無理に食事量やエネルギー量を増やしても体が受け入れてくれません。

炎症が収まるまでは体調維持を優先して、炎症が収まってきたことを確認して栄養補給の量を増やしてあげる必要があります。

ご本人や、ケアをされているご家族にもそのことをお話し、お身体の状態にあった栄養摂取ができるよう、無理せずでもあきらめない食事療法を提案できればと思います。

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ずっと飲んでみたかった、個人的には幻のお酒、而今(じこん)を美味しい料理とともに飲むことができました。コロナ禍で、しんどかった2022年の最後にご褒美貰いました。

2023年は、皆さんと一緒に高く跳ねる年でありますように。

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