藤本祥代のブログの最近のブログ記事

こんにちは、管理栄養士の藤本です。

 

今回のブログはちょっと私事の報告をさせていただこうと思います。

わたくし藤本、先日、結婚しました!

結婚準備、式の準備、引っ越し・・・とここ数か月間ばたばたとしていたり、

8月9月はお休みをいただく日も多かったのですが、

結婚式も無事に終わり、先週はがっつり1週間お休みをいただいて、新婚旅行でハワイにも行かせていただきました~☆

 

仕事を初めて5年目。

こんなに長くお休みをいただいたのは初めてだったので、なんだかそわそわしてしまいました!

職場の皆様にも、ゆっくりリフレッシュしてきてね~なんて言われていたのに、

頭の片隅には、あぁ帰ったらあれしなきゃ、これしなきゃ・・・なんて考えたり。笑

 

そうは言いつつも、本当にゆっくり過ごすことができ、

そして、南国ハワイの雰囲気を十分に味わうことができました!!

少しだけですが、写真から、ハワイを感じていただければ幸いです♪

 写真 2.JPG  写真 4.JPG

 写真 1.JPG  写真 3.JPG

 

さてさて。一時期ひとり暮らしをしていたものの、基本実家暮らしだったので、

家を出て、仕事をしながら、家事をこなす、という一日にただいま悪戦苦闘中です。

あらためて主婦の皆さんはすごいな~と痛感しています。

これまで、栄養指導の際にも簡単レシピはないですか?なんて相談をうけることもしばしばでしたが、

こうやって自分が主婦になってみて、簡単レシピの重要さを再認識!

いかに時短できるか、食材の使い回し、などなど、

これからは主婦の目線でもアドバイスできる引き出しを増やしていきたいと思っています。

 

心機一転!

女性としての階段を少しだけ上ったところ。これからも少しずつ成長していければ、

そして、それを糧に、仕事でも成長していけるよう、頑張ります!!

 

仕事上は、旧姓・藤本のままですので、

今後とも、どうぞよろしくお願いします☆

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

 

こんにちは。京都管理栄養士の藤本です。

 

だいぶん涼しくなってきました~。

こないだキンモクセイが咲いているのを発見!

秋を感じている今日この頃です☆

 

さて、今日の題名にも書きましたが、先日ヘルパーさん勉強会の講師をしてきました。

ヘルパー事業所単位で勉強会を依頼されることはこれまでもありましたが、

今回は、事業所の垣根を越えての勉強会。

事業所のサービス提供責任者の方々へのお話で、今回のテーマは治療食。

在宅のサービスでは、ヘルパーさんが調理をすることは珍しくなく、

なかには、糖尿病食や減塩食、腎臓食を作らないといけない場面もあります。

そんな時に役立つ、ちょっとした調理のコツのようなものを教えてほしいとの依頼です。

 

私が勉強会をする時は、楽しくワイワイと勉強して、

ひとつでも多く学んで帰ってもらうことを意識しています。

活発な意見交換や質問ができること、そして座学で学んだことを実際に体験・体感できること、

この2点はとっても重要。

これができると印象に残る勉強会になると思っています。

今回の勉強会では、座学で基礎的なことを勉強したあとに、

はーと&はあとの栄養コントロール食を試食していただいて、

学んだことを体感していただく形式で行いました。

 

勉強会の内容としては、

糖尿病食と腎臓病食のポイントを中心にお話しました。

この2つ、全然違う食種に見えますが、ちゃんと糖尿病食から展開して調理できます。

糖尿病食はバランスの良い、いわゆる健康的な食事といった内容。

それに対して、腎臓病食は、減塩・低たんぱく質・カロリーアップが必要。

これはほんの一例ですが、

例えば、糖尿病食が鮭の塩焼きだったとすれば、

腎臓病食では、同じ鮭でも、分量を1/3少なくして、

塩焼きではなく、ムニエルにしたり、フライにしたりして、油を使う料理に変えます。

副菜の野菜は、共通でもいいですが、糖尿病食が生野菜サラダだったら、

腎臓病食ではゆで野菜サラダに変えるのもよいです。

 

こんな感じで、まったく違う材料を使わなくても、

調理法を少し変えるだけで、糖尿病食から腎臓病食へ展開できます。

だから、例えばヘルパーさんが夫婦の分を作らないといけないけど、ご主人は腎臓病、

なんて時は食材は一緒で調理法を変えることで、

食卓を囲む際も献立がバラバラ!なんてことにはなりにくいです。

 

今回参加いただいたヘルパーさんからは、なるほど~といったお声もいただき、

また試食をして実感できた部分も多かったように感じます。

 

在宅の食事を支えるとなった際に、ヘルパーさんの力はとっても大切です。

調理に入らなくても、例えば買い物だけであっても、

知っているのと知らないのとでは、利用者様への接し方が変わるはずです。

利用者様が言ったものを必ず作る・買うのではなく、

疾患のことも踏まえたうえで、利用者様のリクエストに対して的確なアドバイスができると

その方の食事療養がうまくいく可能性は高い!

ヘルパーさんという利用者様に近い存在の方に、

食事に対しての意識を高めていただければ、勉強会をした甲斐があるというもの。

これからも、在宅を支えるチームとして、一緒に活動していければいいなと思います。

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、京都管理栄養士の藤本です。

涼しくなってきて、からっと過ごしやすい日が続いていますね。

急な雨には困りものですが、やっと暑い夏が終わってきたな、という印象です。

季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆様お気を付けくださいね☆

 

さて、先日、再開のお電話がありました。

2011年までご利用だった糖尿病の女性の方。

入院中に病院の管理栄養士さんから、退院後のお食事の事を言われ、再開を決めてくださりました。

 

再開のご連絡をいただいてから、以前の利用時の記録をいろいろと見てみると、

最後やめようと決心された理由は、

「美味しくなくて食べられない」「この食事に気持ちがついていかない」

 

・・・再開やけど、大丈夫かしら???

再開訪問時にしっかりお話ししなくては!

 

という思いでいざ、ご自宅へ。

すると、今回、本人様のモチベーションはかなり高かったのです!

話を伺うと、糖尿病の合併症である、網膜症のおそれがあるとのこと。

そのことで頭がいっぱいのご様子。

今回はしっかり頑張ります、とのお言葉も自然とでてきました。

お好きな果物や漬物も自主的にきっぱりやめておられます。

 

かなり気合いを入れて自宅へ向かった私でしたが、

そんなに頑張ってお伝えするまもなく、しっかりとご理解・そして実践をされていました。

 

でも、大切なのは「継続」です。

自宅でのコントロールは、病院のような閉鎖的な環境ではないため、時にはくじけそうになることだってあります。

甘~い誘惑だってあります。

そんな中で、食事療養を継続することはとっても大変。

今の「頑張ろう」という気持ちを続けてもらえるように、

配送員からも私からもエールを送り続けたいと思います!!

  

  

余談ですが・・・

先日新しくケアマネになられたケアマネさんとお話していた時のこと。

在宅におられる高齢者さんの高血圧率、糖尿病率がかなり高い!

なのに、食事のことはあまり重要視がされていない!

とびっくりした、と話してくださりました。

そうですよね~、そこが私ももどかしい部分なんです!!

今日のブログに書いた方のように、なにか合併症が出てきたり、身体に痛みなどがあったりすれば危機感も違うと思いますが、

高血圧も糖尿病も、症状がでていない間が肝心要。

ケアマネさんと一緒に、ことあるごとに食事は重要ですよ、と伝えていきたいと改めて思った瞬間でした。

前進!前進!!

小さな1歩でも、私自身があきらめちゃダメですよね!!!

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、京都の管理栄養士の藤本です。

涼しくなってきましたね~。急な変化にびっくりしています。

なんだか風邪でもひきそう・・・皆様もご注意くださいね!

 

さて、先日、ヘルパーさんの研修会に講師として参加してきました。

大きいヘルパーさんの事務所の研修会。

何回かに分けて開催し、1回の参加人数は10~15名ほど。

今回のテーマは、嚥下。

ヘルパーの皆さんが実際にサービス提供される際、嚥下の問題はやはり困ったり迷ったりすることが多いと思います。

そんな皆様の少しでもお役に立てるように、楽しく、記憶に残る研修会にしたいと、講師・藤本張り切りました!笑

  

時間が30分ということで、本当に1テーマしか話せない中で、選んだのは「とろみ茶」!

実際にとろみ茶を作っていただいて、飲んでいただきながら、お話しました。

とろみ茶っていざ作ると、ダマができてしまったり、難しいものです。

ダマができにくいようにの工夫や、みそ汁などとろみがつきにくいものにつける際の注意点などお話ししました。

そして、試飲。初めて飲むという方もいらっしゃって、

皆さん口々に「あ~こんなんなんや」「おいしくないな~」など感想を言ってくださったり、

なんだか渋~い顔をされたり(・・・おいしくなかったんですよね?)。

提供する側として、どんな味や食感なのか、わかっているのとわからないのでは、利用者様とのコミュニケーション力が変わると私は思っています。

だからこそ、今回とろみ茶を飲んでもらいたかった。

こんな感じなのか、とわかっていれば、利用者様との会話の内容も変わってくるはず、と思っています。

 

その他、誤嚥するってどんなことか、なぜとろみをつける必要があるのか。

そんな座学も交えながら、

もちろんはーとのデイサービスの話も入れつつ(やや宣伝もいれつつ 笑)、

楽しく30分間学んでいただきました。

 

研修会の中でも話しましたが、

私たち管理栄養士やケアマネさんたちは、利用者様の毎回の食事場面に訪問することは困難です。

そんな中で、利用者様の変化に気が付けるのは、実際に食事提供・介助されているヘルパーの皆さん。

近くにいるからこそ、小さな変化にも気がついてもらえたり(もちろんいいことも悪いことも両方です!)、

もっとこうしたらいいのでは?ここが問題なんじゃない?なんていう提案もしてもらえます。

ヘルパーの皆さんのチカラって偉大なんです。

ちょっと経験しているだけで、ちょっと勉強しているだけで、

それだけでも「気づき」の幅は広がります。

今回の研修会がヘルパーの皆さんのお力になれていたら幸いです

 

研修会を通して、私自身も嚥下のことを勉強出来ました。

私もまだまだ勉強中!!

在宅を支えるチームとして、これからも一緒に切磋琢磨していきたいな~と思います!

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、京都管理栄養士の藤本です。

ここ最近のお天気は変ですね・・・。

京都の福知山や岐阜の高山など、驚くほどの雨。

みなさまの生活が早く安定・安心のものになることを祈るばかりです。

 

さて、今回のブログは、糖尿病の女性が主役。

約1か月前に退院となり、在宅での食事療養を続けるためにお食事をお届けしています。

実はこの方、退院前に担当のケアマネさんからお話をいただいた時に、とある情報をいただいていました。

入院中でも血糖が高いんです。

おそらく先生や看護師の見えないところで、売店などで何か買って食べておられるんです。・・・と。

血糖コントロールすべく、デイサービス以外の昼夕をご希望。

正直、続けられるかな・・・と少々不安の中でのスタートでした。

 

あれから、1ヶ月。

最近のご様子をうかがうと、食事はちゃんと食べてるよ~と。

飽きもきていないようで、しっかり完食しているとのこと。

朝はパンとコーヒーやし、それ以外はなにも食べていない!と高らかに宣言。

足も悪くされているため、買い物はヘルパーさんに頼まれているのですが、

ヘルパーさんに聞いたらわかる!甘いもんは買ってない!と。

 

家に戻られたらどうなるかな~と思っていた私は、ひとまず安心。

でも、その後いろいろと話しているなかで、

お腹すいたら飴ちゃん舐めてる、という言葉が・・・。

その飴ちゃん、どんな飴ちゃんですか?と聞くと、黒飴と。

病院では低カロリーの飴あったけど、この辺のスーパーや薬局には売ってないねん、とのこと。

 

それなら、とはーとの物販で低カロリーの飴を買ってもらうことを提案して、

なるべく血糖があがっていかないように、と再度本人様とも話し合い。

病院の先生から【低カロリーの飴は1日3個まで】とルールを決められていたとのことなので、

家でも1日3個までにと約束させていただきました。

 

血糖のコントロールは退院後が肝心です。

病院の生活と同じにはできない在宅だからこそ、いろんな壁にぶつかる時もあります。

そんな時に、そっと相談してもらえる、担当管理栄養士でいたいなと思います。

【1日3個まで】、頑張ってくださいね!

 

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美
  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 松政 千佳子
  • 柴田 満里子
  • 小山 祐子
  • 金成 なつみ
  • 六波羅 美幸
  • 末藤 浩平
  • 仲野 ひとみ
  • 相山 華菜
  • 原田 靖子
  • 徳山 沙紀子