2015年2月アーカイブ

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

暖かくなり、春の気配を感じますね。

今日はある利用者様のお話。

ケアマネジャー様から、食欲が低下してこられていて、低栄養の心配がある方がいるとご相談がありました。

90歳代、男性、要介護Ⅴ、脳梗塞の既往があり、左半身麻痺ありのM様。

毎日ヘルパー様が食事の介助に入っておられます。

訪問し、お食事内容を確認しました。

以前は他社の配食を昼と夜ご利用されていたようですが、食べられなくなり、ヘルパー様が作られたものを少しだけ召し上がっておられました。

内容はお粥やおにぎり、たまに、鰻の蒲焼き。

一度にたくさん食べることができず、お粥だけで終ってしまうようです。

往診の先生も心配され、エンシュア(栄養不良の方に処方される栄養剤)を処方されているのですが、それだけでは、いけません。

やっぱり、口から食べないと!

嚥下状態も低下気味ということで、はーと&はあとでも取り扱っているあいーと(形はそのまま残っていて、舌で潰せるぐらいやわらかいおかず)とペースト状のレトルトのおかずをお持ちする事になりました。

その場で試食もしていただきました。

その後、一週間程経つと、ご本人様の食欲の回復がみられ、お腹が空くと訴えがありました。

そのため、お弁当スタイルのTaBeLu+(やわらかく調理したお食事)へ変更することになりました。

ケアマネージャー様もヘルパー様も私も意外と早く食欲が戻ってきたことにビックリ。

この調子でしっかり食べれられるようになってもらいたいです。

この方のように食欲減退がきっかけで低栄養になられる方は多いです。

食事内容を見直し、食欲が回復するサポートをしたいです。

DCIM0310.JPG

 ちょっとみにくいですが、こちらがあいーとの商品です。

冷凍でお届けします。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

2月は28日間ということもあり、あっという間に3月ですね。

先日、朝の天気予報で日中の気温が16度と放送されて、春はもうすぐだ!とわくわくしながら出勤しました。その日もバイクで京都市内を走りまわりましたが、寒くなかった!!風が気持ちよかったです☆

お花見をしながら、お団子を食べるのが楽しみ楽しみ♪

   

        

       

さて、前回のブログでは、お客様にしっかりとはーとのことを説明し、食事療養の大切さを伝えられるよう事前準備のロールプレイングの話でしたが、、、

     

     

    

いよいよ実戦編

 

最近は、私がメインとなりお客様とお話をさせてもらっています。

訪問前には、イメージトレーニング→先輩栄養士とロールプレイングし、どのような方かなとドキドキわくわくしながら向かいます。

お客者様との会話の中で、今の食生活や健康状態などを聞き、どこかに問題点、改善点はないかな?見つけるぞ!という心構えでいくのですが、、

    

     

いざ訪問!!

お客様の話に聞き入ってしまい、質問はできても、お客様の質問には自信をもって答えれなかたっり、、話がいったりきたり、、

わかりにくい言葉の表現をしてしまい、、???

   

力不足を感じ、帰りのバイクの運転時は先輩の背中がすごく大きく見えます。。

 

全力で取り組んでいますが、、私の説明だけではまだまだ不十分。

先輩栄養士にサポートに入ってもらっています。

訪問後は、その日の訪問の流れや説明の仕方の見直しをし、アドバイスをもらいます。

先輩が、サポートしてくださったところは私の力不足なところ!

その自分の足りない所を見つめ直し、成長できるよう精一杯頑張ります!!

     

食生活に困っている方のお役に立てるよう早く一人前になりたいな!

 

はーと&はあと  管理栄養士 相山 華菜

こんにちは。北摂管理栄養士の仲野です。

先日新規訪問させて頂いたお客様のお話です。

K様、82歳男性。今年1月に奥様が認知症の為施設に入所されてからは独り暮らしをされています。

糖尿病を患っているにも関わらず日々の食事はうどん中心。たまに近所に住む息子様が惣菜を買って来られる程度で食事療養は全くと言っていい程出来ていません。

見かねたケアマネージャー、訪問看護師が配食の導入を進め、利用に至りました。

初回面談では実際の食事を持参し説明させて頂きました。とてもにこやかにお話され、召し上がり方などの説明も納得頂けたようでした。しかし、二回目のお届けの後に「こんなもの食べられるか!」と叱りを受けました。

すぐに訪問し状況を確認すると、どうも温めずにそのまま召し上がった為、ご飯が硬く感じられ不快な思いをされたようでした。

改めて説明しようとするも「もう、いい!」と聞いてはもらえませんでした。

面談し、一見納得頂けたように思い込み、ご不明な点に耳を傾けていなかったのかも。慣れるまでは確かに分かり辛いですよね。申し訳なく思いました。

ただ、うちの配食を使わなくても日々、「うどん中心の食事」では食事に偏りが見られ糖尿病の悪化だけでなく低栄養の心配が出てきます。

せめて、他社でもいいので何か利用されることを切に願い、ケアマネージャーには「これなら大丈夫!」という他社のお弁当、特殊食品の説明をさせてもらいました。

初めのサービスには不安がつきものです。お客様の不安や不都合を敏感に感じる配慮が足りなかったと反省した一日でした。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。

来月でサロンがオープンして丸2年になります。

自分自身はオープン当初からはおらず、オープンして8ヶ月目からサロンで仕事させていただいています。

特養の管理栄養士として仕事していたときとは全く違った仕事内容に戸惑いばかりでしたが、なんとか踏ん張れているのかなぁと思っています。

正直、管理栄養士としてご利用者様の役に立てているのか不安になることがほとんどですが、管理栄養士としても生活相談員としても頼ってもらえる存在になりたいと思っています。


そんなこんなでデイサービスの職員として馴染んできだしたところに、よくブログでも書かせていただいている北摂総合病院ケアプランセンターの坂本さんが立ち上げた「02会」の第2回デイサービスを面白くする勉強会が2月13日デイサービスはーと&はあとで行われました。

 

今回のテーマは「リハビリ」

リハビリデイなどが増えてきている中、デイケアやデイサービスで行われている各事業所の取り組み等についてプレゼンを行い、その後グループディスカッションを行う形で開催されました。

 

02会の勉強会はいつも本当に多くの人が集まるのですが、今回は51名の参加!!

なかなか別々のデイ職員が集まる機会等少ないことや、介護スタッフが前に立ってプレゼンするという機会も珍しく、色んな意味で刺激をもらうことができました。

 

今回プレゼンしていただいたのは4事業所!!

・介護老人保健施設ふれあいデイケア

・ポラリスデイサービスセンター

・JOYまごころ

・宇都山医院通所リハビリテーション

 

とても良い内容でリハビリに力を入れている通所の色々な形を見ることができました。

またリハビリの内容だけではなく、通所サービスにおける展望や葛藤等リアルな現場の状況や熱い想いも感じることができ、勉強になることが多くありました。

開始時のPC設定で自分がもたついてしまったことと、どの事業所も熱いプレゼンを行った結果、グループディスカッションができなかったのが残念ではありますが、他の通所事業所の取り組みについて知る機会ができ本当によかったです。

 

今度は自分たちも発信できる側に立って参加したいなぁと心新たに頑張っていきたいと思います!!

DSC02246.JPG

 

 

サロン管理栄養士 末藤


 



こんにちは。東京・管理栄養士の六波羅です。
ほのかな春の兆しのようなものを感じる今日この頃です。
花粉の兆しも・・・(苦笑)

ここ1週間ほど、利用者様のお宅を訪問する機会が増えています。

ケース① 認知症の女性。2世帯住宅。昼間はご主人と二人でお過ごしです。
配食を開始し、はじめは喜んで食べていたのに、急に拒否するようになり、
近頃はヨーグルトやプリンなどの口当たりのよいものばかり食べている、
というご主人の報告を受けて、
担当ケアマネジャーの訪問と合わせて同行し、話を聞いてきました。
ご主人とお嫁さんが同席し、生活全般の聞き取りから行います。
生活に変化はないか、服薬の増減はどうか。
デイサービスやショートステイで、健やかに過ごしているか。
お薬手帳や、各サービスの報告書を見ながら確認していきます。

デイサービスやショートステイでの食事記録では特に問題ないようです。
なぜ、家では食べてくれないのだろう・・・
ふと、思い当たる節がありました。
配食の天ぷらを、硬いと言って残したという、ご主人の報告です。
もしかしたら、自宅での食事は硬いとインプットされてしまったのではないだろうか。
可能性のひとつではありますが、もしかしたら。

体重も減っていて心配なため、
家では少量でエネルギーが確保できる、
ドリンク剤やゼリーを、ひとまずおすすめしましたが・・・

きっと、そういうことではないのだろう。
なぜ、『家では』食べてくれないかを、もっと考えなければならないのだろう。
ご家族や関係機関、日々のお届けのなかで交流をもつ配送員と連携し、
答え探しを始めたいと思っています。

2月22日は、東京マラソン。
12㎞地点から40㎞地点に移動しながら応援してきました!

IMG_1690[1].JPG

12㎞地点でのトップ集団、
速すぎてブレちゃいましたが、スピード感は伝わるでしょうか?
(いや、私の写真の腕が悪いのだw)。

個人的には、私が走るきっかけとなった2012年の福岡国際マラソンで、
公務員ランナー・川内優輝選手とデットヒートを繰り広げた今井正人選手が、
2時間7分台(日本人歴代6位)で日本人トップ。これは嬉しかったー!
箱根駅伝の『元祖・山の神』、マラソンでの覚醒の瞬間に立ち会えました!!


東京 管理栄養士  六波羅 美幸








このブログを購読する

管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美