2016年3月アーカイブ

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

先日、栄養指導先で数件の栄養指導をしてきたのですが、何年も通っている方でも、

よくよく聞いてみると、食事療法が指示通りにできていなかったりする方を多いな~と感じました。

主に糖尿病の方が来院されるクリニックなのですが、糖尿病の基本は、食事療法・運動療法です。

両者でコントロールできなくなれば、薬物療法が加わります。

食事療法でまずお伝えしているのは、

①野菜から先にたべきる。分量は生野菜は両手一杯。

②野菜→おかず→ごはんの順番で。ごはんは(指示カロリーによる)指定量で。

③ゆっくりよく噛む。野菜からごはんまで

さらに、食後30分を目安に有酸素運動をするようにお伝えしています。

ステップアップして、様々な生活シーンに合わせて栄養相談を受けています。

よくよくきくと、野菜量が少なかったり、ゆっくりたべることができていなかったり・・・。

原因はさまざまな環境要因によるものです。

たべる野菜がカットしてなかった、同居家族が進める、腰が痛くて外出できない。などなど・・・。

人は様々な理由づけをして、面倒なことや、嫌なことから回避しようとします。

私の使命は、回避したままにせず、ちがった方法で食事療法が継続できるように提案することだと思っています。

そのためには、いろんな提案力が必要だ!としみじみ感じました。

まだまだ、未熟なので、日々精進です。

管理栄養士 小山祐子

こんにちは。
サロン管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。

少しずつ暖かくなり、チラホラと桜も咲き始めました。
満開になる日はいつだろうかと
胸をワクワクさせています。
今日のサロンのお昼ご飯は桜ご飯。
おやつは桜饅頭。
一足先に桜を感じていただいた一日となりました☆

さてサロンでは、午後2時ごろから
レクリエーション(以下レク)が行われます。
頭を使うレク、身体を使うレク、歌を歌うレク、何かを作るレク、など様々です。
ご利用者様の身体や認知機能を考慮しながら、

スタッフが頭を捻って考えたレクを提供しています。

今日は、13名の利用者様がいらっしゃったので、チーム戦で戦うレクをしました!
うちわ、卓球ボール、カゴを用意します。
利用者様は机の両端に座っていただき、
卓球ボールをうちわで机の端から端まで運びます。

ボール10個ずつ用意し、ゴール地点にあるカゴまで

多く運んだチームが勝ちです。
単純なルールですが、
ボールを受け取ってお隣に運ぶ時の集中力、
お互い声を掛け合ってボールをつなげる協調性、
動くボールを受け取る時の動体視力、

うちわを仰ぐ時の手首の力、
「あ~!」「それ~!」と叫ぶ時に使う呼吸筋...


身体のいろんな能力を使っていただきました!

うまくできた、できなかった、失敗したけど楽しかった、

面白くなかった、負けて悔しい、疲れたわ~...など、

皆さん、それぞれ色々な感情を抱かれた時間になったのではと思っています。

私は、サロンに来ていただくことで

そんな人間らしい、いろいろな感情を抱いて過ごしていただけることを

とてもうれしく思います。

今日も帰りの送迎者の中でも

「ここへ来るのが楽しみで、たくさん笑ってたのしかったわぁ」

「主人に、サロンであったこと早く報告したいわ」

「今日のレクは、○○があかんかったわ~」

などなど、一日を振り返っていろいろとお話ししてくださいました。

今日もサロンにきてよかったと思っていただけたと感じると

とてもうれしいです。

ご利用者様の多くは、普段は家で過ごされることが多く、

家族としか関わりがない、または家族とすら関わりが薄いという方もいらっしゃいます。

サロンという小さな社会の中でご利用者様が輝けるお手伝いができるよう

介護の技術はもちろん、人間力をもっと磨いていきたいなあと

改めて感じた一日でした!

サロン管理栄養士 兼 介護職員

柴田 満里子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

『暑さ寒さも彼岸まで・・・』とは良くいったものです。彼岸入りを境に暖かくなり、嬉しい限りです。

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こちら、吹田のとある場所。毎年菜の花畑が広がります☆

お彼岸に島の祖母のお墓参りを・・・と思っていたところ。

なんと、島の高校が春の選抜高校野球に出場することに。

そう、私が島というのは小豆島です。21世紀枠での出場です。しかも、開会式では選手宣誓まで・・・・

既に報道でご存知頂いたかと思いますが、島中が大騒ぎ。残念ながら初戦敗退となってしまいましたが、島の人に大きな歓びを与えてくれたと思います。ちなみに、小豆島は茨木市と姉妹都市を結んでいるんですよ(^^)v

さて・・・

1月から関わっていた、吹田市の94歳の女性Hさま。

腎機能が悪く、減塩食と栄養指導を目的に担当のケアマネージャーさんからの相談があり訪問させて頂きました。

10歳若いご主人が主介護者です。Hさまは94歳でありますが、毎年確定申告の書類を書くくらいのしっかり者です。

減塩の必要性と、必要エネルギーの確保をご主人も一緒に聞いてもらいました。

それから2か月・・・・

食事が摂れなくなってきたと連絡が入りました。

栄養補助のプリンのサンプルを持って自宅へ訪問。次回のお届けの食事を

健康バランス食へ変更し、食べてもらうよう話をして帰りました。

その三日後の朝、入院することになったと連絡が入り・・・・

たまたま、訪問していた病院の駐輪場で担当ケアマネージャーさんに出会い、「この病院に入院したんだけど、一緒に行く?」と声をかけてもらい、一緒に病室へ・・・・・

病室にはご主人と酸素マスクをしたHさまが。

『30分前に息を引き取りました・・・』

最期の晩餐は、健康バランス食少しと、私が持って行ったプリンだったそうです。

既に入院した時点で、先生からは「多臓器不全で、どうしようもありません。」と言われたようです。

ご主人から『もう少し、早く減塩食始めてしたらもっと生きてくれたかなぁ・・・』

帰りながら、ケアマネージャーさんが『私が出会ったのが10年前。80歳後半に向けての食事制限、なかなか厳しく言えなかった。それが数か月前に減塩したいと言って来られて、はーとさんを紹介した。いつから始めていたら良かったんだろ・・・・。』

いつから始めたら良かったのか・・・・それは解りませんが

確実に言えるのはもっと若い60~70代のうちに食習慣の改善が必要と知ってもらうことは大事だと思います。

要介護になる前に、元気なうちから・・・・

そんなことを、もっと多くの方に知ってもらいたいと思います。

Hさまのご主人がつぶやいた「子供も居らんから、ワシは誰に看取ってもらうんやろか・・・」

あ~、わが身も同じだ・・・・

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。京都管理栄養士の山村です。

重症花粉症な私。とっても、つらい時期です・・・とほほ・・・

その頃、高校生の娘はグアムに研修旅行に行き(写真)、超楽しい時を過ごしたようです。

いいな~

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先日、食事療養をしないといけなくなったと連絡があり、ご自宅へ訪問してきました。

60歳代、女性、夫婦同居、心疾患、肝疾患、性格温厚。

以前ケアマネージャーをされていてという事です。なので、はーとさんを自分の担当利用者を大勢紹介してたのよ・・・と。

そして、自分自身も食事療養を指示され、そうだ!はーとさんにお願いしようと思っていただいたとの事です。

嬉しい限りです。

現在はご家族の仕事を手伝ってられるようです。多忙だったケアマネージャーの仕事をリタイアして、

少しゆっくりしようと思ったけど、なかなかそうはいかないね(笑)と。

でも思いのほか、自分の食事を制限どうおり作るなんて難しすぎる・・・

そうなんです。栄養価を考えて、塩分制限して、バランス整えてとなると労力がすごいです。

きっちりしようと思うと違う病気になりそうだわと、冗談交えながら、話して頂きました。

困ってられる時にお役に立ちたいと毎日思ってます。

多忙な女性の病状が悪化しないよう、サポートさせて頂きたいです。

「食事って本当に大切なんですよ~~」まだまだ、伝え続けなければなりません!!!

がんばります☆

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。管理栄養士の島田です。

まだまだ寒い日が続く中、1月から始まった合計7回の介護支援専門員(ケアマネジャー)の研修がやっと終了し、このたび介護支援専門員の認定をいただきました。

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連日朝から夕方までびっしり講習を受けて、自分で面談に行ってその人の課題を分析して、居宅サービス計画書を作ってサービスを提案して、社会資源を調査して、提出したプランのダメ出しを受けて、修正して。体力的にも精神的にもヘロヘロになりましたが、なんとか終了できてよかったです。

研修は学ぶべきことも多くてとても大変でしたが、すごく勉強になりました。

その方の課題(ニーズ)を聞き出すためのカウンセリングの仕方、課題の分析の仕方、サービスの方針の決定とその方の目標達成のためのプランの提案方法など、これまで関係者として見ていた居宅サービス計画書の中身がよくわかるようになりました。訪問栄養指導にも使える技法もあり、さっそく実践していきたいと思います。

各自の症例検討を行ったグループワークでは、とても個性豊かで素晴らしい方々(保健師さん、ヘルパー責任者、特養のリーダーさんなどなど)とグループを組むことができ、新しい人脈を得られました。

(みなさんすぐにケアマネジャーをされる予定はあまりないようです。僕もそうですが制度の勉強の目的として資格を取られた方が多かったです)

特に大変だと感じたのが2025年問題対策として国が提案している地域包括ケアシステム

団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。

地域で自分らしく暮らしていただくために今からそのシステム作りが必要といわれています。今まで以上に医療・介護のサービスだけでなく、配食やボランティアなどのインフォーマルなサポートとの連携が必要になってくるとのこと。

今回研修で勉強させていただいたことを忘れず、地域の相談員として管理栄養士として地域に貢献できるようスキルアップしていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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