大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

事務所の周りの田んぼでも稲刈りが終わりました。いよいよ秋ですね〜

とは言え、日中はまだ暑い(・・;)

この調子だと秋がないまま冬に突入しないか、心配になりますσ(^_^;)

さて、前々回のブログで紹介したTさま。開始後3週間経過しました。

開始当初は食べて頂いていたのですが、先週から食欲不振が始まり、食べられていないと配送員から報告が上がってきました。

慌てて奥さまに連絡をしたのですが、不在。

ケアマネージャーさんと連絡を取り、急遽、担当者会議を開くことになりました。なかなか危機感が持てない奥さまに看護師からもアプローチしてもらう魂胆です。

開催日は市民病院を受診した翌日の朝イチ。

担当者会議当日の朝、奥さまから電話があり、「昨日の診察で栄養が足らんから、なんでもたくさん食べさせるよう言われたのでお弁当を止めたい。」と(・・;)あらら〜

とは言え、とりあえず担当者会議に向かいました。

相変わらず、薬は飲めておらず・・・近くのクリニックにはご本人も連れて行かれていません。

食べていなかったからか、足の力も弱くなりほぼ寝たきりに・・・そんな状態なので、入浴もままならない状態。2週間入浴していないとのこと。感染症が心配・・

血液検査もカリウム値は下がったものの、腎機能の数値は上昇。

このままではいけない!とケアマネージャーさんと私とヘルパーさんとで介護や看護スタッフの介入を渋っている奥さまを説得。

週一回の訪問看護の利用を納得して貰い、気に入っているベットを電動ベットに換えて貰うことと車椅子を導入することを承諾して貰い・・

止めると言った配食も昼夕の利用を昼食のみに頻度を減らして継続に。

その際、ケアマネージャーさんから

「お弁当を利用するというより、Tさまの健康管理には大都さんのお知恵も借りないと無理なので、はーとさんを使って欲しいんです!」

というありがたいお言葉を頂きました。

配食の全量摂取ができないので、エネルギー不足を補うために食べやすい補助食品(ゼリー)も利用してもらうことも提案。

2日後にケアマネージャーさん同席で、いつも薬をもらっている医院へ本人を連れていく段取りもできました。良かった☆ 一歩前進です。

Tさまの体調管理と在宅生活をサポートする

在宅介護・療養のチームの一員として仲間に入れて頂けて良かったです。

 Tさまの体調回復につながるよう、奥さまとケアマネージャーさんのサポートができればと思います。

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

 

 

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

すっかり秋っぽくなりましたね

事務所周辺の田んぼの稲も、ついこの前までは青々していたのに、すっかり黄色くなって。穂先も下がってきました。

もう10月。早いものですσ(^_^;)

さて、先日伺ったKさま。当日に病院をご退院されてきたところです。

退院当日ということもあり、姪御さま夫婦に、また別の姪御さんのご主人もおられ、室内はゴタゴタ・・・

面談中も、途中で電話がなったり、ご近所さんが訪問してこられたり、民生委員さんも、奥様用の配食の手続きに来客があったり、何度も中断σ(^_^;)

ザワザワした中での面談となりました。

糖尿病で入院していたと伺っていたのですが、栄養指導が受けておられず、よくよくヒアリングしてみると、腎臓の機能が1/3程度になっていると聞いた、と姪御さんのご主人が言い出しました。

さっそく、腎臓を守るためのアドバイスをしつつ...

病院で出されていた食事内容をご本人に伺うと・・・

「バナナやキウイがついていた、お澄ましは美味しかった。」

うん?何かオカシイですね・・・

血液検査の結果もなく、どうしたものか・・・と考えていると、

出してこられたのは、病院から渡された封筒。宛先は、私が栄養指導をさせて貰っているクリニックの先生宛ではないですか。

なんとラッキー(≧∇≦)

「私、この先生とこで栄養指導してるんですよ。私から直接、先生に確認取らせて貰います!今後は先生と検査結果を確認、連携させて貰いますね。」

ご家族に安心感が漂いました。

減塩の必要性を伝え、面談終了。

帰り支度をしていると、テレビで美味しそうなステーキや海鮮丼の映像が...

「美味しそうやなぁ・・・」とKさまがポツリ

ステーキが好きだとか。

「テレビは目の毒やなぁ.・・・」と苦笑い。

「たまには食べて貰っていいですよ。その代わり、普段は減塩と食べる量を守ってくださいね。」とKさま宅を後にしました。

後で入院していた病院のソーシャルワーカーさんにも確認でき、今回は栄養指導先の先生が主治医にもなるので連携もスムーズにできそうです。今回に限らず、はーと&はあとでは普段から病院、地域の開業医の先生、ケアマネージャー、訪問看護、ヘルパーさん他との連携をしています。

在宅生活、こと食事や食生活に関してはお任せください☆

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

台風18号、観光地嵐山や福知山他日本のあちこちを水浸しや破壊しながら去っていきました。

実家に泊まっていたところ、16日の4時前に避難指示が出ました。山が近い住宅地で土砂災害の危険性があるとかで・・・避難指示を発令と、役場の宣伝カー?が回ってきたのですが、1回きりの呼びかけで、大雨の音で避難指示なのか、勧告なのかがはっきり聞き取れず、テレビをつけたところで、4時台の番組ではなんの情報も得られず。まして、この豪雨、強風の中、どうやって!?と思いながら、結局、避難せずに朝を迎えました。

避難指示なので、ホントは避難しないといけなかったんでしょうが・・・

朝になって山から茶色の濁流が流れてるのを見て、改めて山が近いことと今回の台風の凄さを感じました。

さて、先日ケアマネージャーさんから相談がありました。

奥さんが身体に良かれと思って果物やら栄養のあるものを食べさていたため腎臓の機能が悪化してしまった。奥さんの力になって欲しいと言うものです

それは、それは是非ともお力に(*^^*)ノ

と、早速訪問してきました。

奥さんが良かれと、毎日しっかり果物を食べさせ、栄養つけなきゃ、とせっせと魚や肉を用意していたと。一度にサンマなら2匹は食べさてましたと。

( ̄O ̄;)カリウム値が5.7も納得。

すっかり自身を失いかけている奥さんに、腎臓の働き、今のご主人に必要な腎臓にやさしい食事とは何かを説明させて貰いました。

そして薬の話に・・・

薬の管理はご主人がしていると箱を持ってきた奥さん

2人で、どれどれと箱に入っている薬袋を見ると・・・

出てきたのは2月や4月の薬が。8月の薬もたくさん残っている( ̄O ̄;)

薬飲めてないですね・・・

とりあえず、朝、昼、夕に飲む薬をそれぞれまとめてもらえる事を伝えさせて貰いました。

この事態に、奥さまも「明日、この袋持って病院行って来ます。」と・・・

とりあえず、次の検査までは毎日の昼、夕食に利用してもらい、奥さまも減塩を知って貰う為に、1食食べて貰うことになりました。

ここで、奥さまのカリウム値が5.6もあることが判明( ̄O ̄;)

聞けば、果物好きの奥さま、毎日グレープフルーツを3玉も食べていると・・・

奥さまにもカリウム制限が必要ですね。

訪問後、担当のケアマネージャーさんへ奥様のカリウム薬のことも報告。

「そうなんです。なかなか奥さまも危機感がなくて。薬のことも言ってくれてありがとう。」と喜んでくれました☆

訪問するとホントいろいろ見えてきます。

私たちがお手伝いできることのヒントも訪問すると見えてきます。

このご夫婦のお手伝い、始まったばかりですが少しでもご主人の腎機能維持に一役買えれば・・と思います。

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

 

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^-^)ノ

カンカン照りだった日が懐かしい・・ あれだけ雨降らないかなぁって思っていましたが、こう大雨が続くと困りますね。

以前、このブログでも紹介したOさまのご報告です。

6月から利用頂いた糖尿病の男性です。5月末にHbA1cが10.5もありましたが、奥さまと娘さまの協力もあり、 ご本人の努力の結果が報われ、8月末には目標とした7.0まで下がりました〜(((o(*゚▽゚*)o)))

最初の1週間は毎晩食べて貰い、半強制的に減塩を体験。 その後の3週間は週3日の夕飯を、その後の2ヶ月間は週2回の夕飯に利用して貰いました。 それまで、奥さまに隠れて食べていたお菓子も止め、ビールも1本までに減らし、間食はカロリー表示を見ながら、80kcalを目安にするようになり・・・

奥さまも届くお弁当の量を目安に夕飯と昼食の愛妻弁当を用意してくれ、本当にご協力頂きました。

目標が達成できなければ、更に利用期間を1ヶ月伸ばす約束でしたが、めでたく目標達成となり、8月末でご卒業となりました。

このOさまのように、素晴らしい結果が出ることもあれば、なかなか出ない人もいらっしゃいますσ(^_^;)

今から訪問看護の看護師さんと一緒に訪問するNさま。聞くところ、落ち着いた血糖値がまた最近上がって、体重も増えてきたと。

せっかく野菜摂取が見に着いたのですが、8月の猛暑以降、麺類ばかりになっているようです( ̄O ̄;)

7月にお会いした時は順調だったんですが、猛暑による食欲不振が今も継続中。

精神疾患のあるNさまに、どうアプローチするか、支えているお父さまにどうアプローチするか・・・

いろいろな性格、生活環境の中でアプローチ方法は様々です。人の数だけあるように思います。 まだまだ私の引き出しの数を増やさないといけませんσ(^_^;) 悩む事も多いですが、 そこが奥深くてやりがいなんです☆

 

はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

長~い猛暑日のあとの雨です。このブログを書いている外は大嵐です(^^;

毎日灼熱の中、外を原付で走っていますが、日差しとアスファルトの照り返しと熱風で大変です。

いつも思うのが、『このアスファルトの熱から電力が作れないものか?』

誰か賢い人が考えて、近い将来電力にできる日が来るかもしれませんね。

さて、今日お会いした80代女性のTさま。約3年前にご利用頂いた方です。が、私はお初にお目にかかります。

普段独居のため、お盆休みの間に息子様が来られて、一緒に食事をされた時に血糖値が高いことを心配され、「それなら、また1週間くらい使ってみようかしら・・」とお電話頂いた次第です。

初回お届けした翌日に再開訪問として自宅で訪問してきました。

80代ですが、もともと料理が好きな方

そのため、「やっぱりお弁当は嫌やわ~。」と。1週間の夕食が続けられそうにないご様子。

普段の食事内容をヒアリングしたところ、夕食はきちんとご飯も計量して冷凍し、野菜や魚中心のおかずを用意されており、問題なさそう。

問題は昼食。最近ではそうめんが口当たりがよく、そうめんばかり食べているとのこと。

自分で料理することも大切です。そこで私が提案したきたことは夕食ではなく簡単に済ましてしまいがちな昼食に使ってもらうこと。1週間の約束を4日に減らし、その後は週1回、バランスと量を覚えるために利用するということです。その代わり、朝食にも野菜を用意し、野菜から食べること。昼食は麺類にせずにきちんと主食と副菜を用意すること、夕食後は食べないこと。そして起床時間が遅く、食事時間が遅め・・なのにもかかわらず就寝時間は早め(^^;という生活リズムをも少し早めて頂くことを約束してもらいました。

1週間の利用が苦痛だったTさまにとっては、1週間嫌々食べてもらっても「身につかない利用の仕方」です。利用頻度を減らして配食以外の食生活を改善してもらい、永く関わらせて頂く方がよっぽど身につきます。

次の検査結果楽しみにしてますね。とTさま宅を後にしました。

帰りがけ5年前に亡くなったご主人の話をしてくださいました。誤嚥性肺炎で口から食べることができず、鼻から栄養を入れていたようです。

「うなぎを食べたいと言ってたのに食べさせてやれなかったことが悔やまれます。」と涙を流されていました。

こんな想いをするご家族が少しでも減らせればいいなぁと思いながら・・

 はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 大都宏子

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管理栄養士プロフィール

  • 大都 宏子
  • 島田 天心
  • 小山 祐子
  • 磯好 幸枝
  • 竹本 敏美