こんにちは。
サロンの管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。
今日は七夕ですね。
サロンでも、笹の葉を用意し、
お願い事を書いた短冊や手作りの七夕飾りをつけて七夕気分を味わっています。
短冊には家族や御自身の健康を願う方、俳句や詩を書かれる方など様々。
80代女性の方の方の俳句をご紹介。
「日帰りで 行ってみたいな あの世まで」
あの世への興味(?)を上手に書かれておられますね(^o^)
ご利用者様の中でも時々弱気になる方もいて、
「早くあの世へ行きたいわ」なんておっしゃる方がおられますが、
「あの世も渋滞中ですよ!
だから、もっとこっちで楽しく過ごさなあきませんよ~!!」
と、サロン介護職員Tの笑顔\(^o^)/
いつも笑い声たっぷりのサロンです。
さて、私事ではございますが、先日久しぶりに39度を越す高熱を出してしまいました(*_*)
激しい関節痛に頭痛、さらには水分以外はうけつけないいわゆる食欲不振状態でした。
何か食べなきゃと思うのですが、胸のむかつきもあり、
固形物を食べようとすると吐き気を催しました。
熱が落ち着くと、ゼリーや果物、鍋焼きうどんなど、少しずつ食べれるようになりました。
以前、東京管理栄養士の六波羅のブログにも書かれていましたが、
本当に味わえないってつまらない! です。
私の場合、食べたいと思えないってツライ!! と思いました・・・
久しぶりに「食べたくない」を体験した私。
ご利用者様から時々耳にする「ゼリーなら食べられそう」
「(おやつを)見ると胸やけがします」といった声も
今ならよ~くわかります!!
食欲不振など摂食障害では、原因疾患を取り除く事が第一です。
ですからその原因が何なのか見極めるために医療機関を受診する事も大切です。
しかし、その原因が特定できたとしても、
その原因が精神疾患だったりとすぐに解決できないことも多くあります。
サロンではそのような方のお役に立ちたいと思っています!
まだまだ手探り中ではありますが、
これなら食べられる!!を一緒に探せる管理栄養士になりたいなぁと改めて感じました。
サロン管理栄養士 兼 介護職員
柴田満里子
こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。
最近は暑かったり涼しかったり、雨降ったり降らなかったりで気候の変化が激しく体を合わせるのが難しいですね。
日中は暑いけど朝晩は寒かったりで、寝るときの格好や室温管理も大変。
ご利用者様の中にも体調を崩されている方もおられますので、皆さんお気をつけください。
今回は当デイサービスでの食事提供等について少しご紹介☆
通常のデイサービスでの食事提供では献立が一つあり、その献立の中で食事形態が分かれているといったものが一般的です。
たとえば普通食(常食)、一口大、刻み食、ミキサー食のような感じ。
かわって当デイサービスでの食事提供では献立が一つではなくご利用者様の状態、疾患等に合わせて分かれておいます。
・特に制限がなく咀嚼等にも問題がない方は健康バランス食といういわゆる普通食(常食)
・疾患があり制限(エネルギー制限、蛋白制限、脂質制限、塩分制限等)が必要な方の食種の栄養コントロール食
・咀嚼機能が衰えていて刻み食を食べておられるような方や義歯を使用されていることにより硬い物が食べにくい方向けのやわらか食
・嚥下機能の低下がある方へのソフト食やペースト食
そういった形で食事形態だけが豊富なのではなく、食種(献立の種類)も豊富に取り揃えているのが特徴です。
もちろんこのような食種の多さが対応できるのはご自宅に多彩な食種の食事を届けているはーと&はあとだからこそ!!
食事の風景としては、同じテーブルで食べている方々のメニューがバラバラということも起こってきますが、一人一人に合わせた食種と食事形態で対応しております。
また、月に数回行事食として統一のメニューの日も用意しております。
おやつの提供に関しても高カロリーや低カロリーの栄養補助食品等もご準備しております。
ですのでおやつもご利用者様の状態に合わせたものになっています。
利用者様によってそれぞれ食べることに必要な物や事も変わってきますので、できるかぎり状態に合わせて対応させていただければと思います!!
管理栄養士としての関わりをもっと濃くしていき、デイサービスで気付いたことをご自宅での食生活に活かしていただけるようスキルを磨いていきたいと思います。
食生活に不安と不都合をかかえる人のお役に立てるよう日々精進していきます!!
管理栄養士 兼 生活相談員 末藤
こんにちは!
サロンの管理栄養士 兼 介護職員の柴田です。
梅雨という事もあって、蒸し暑くなったり、肌寒くなったりと
洋服に困る季節ですね。
サロンの室内も、クーラーを入れてみたり、
扇風機をかけてみたり、窓を開けてみたり・・・
と温度調整に気をつかっています。
梅雨になると、「嫌だなあ、早く梅雨が終わってほしいなぁ」と毎年思うのですが
梅雨が終わると今度は暑~い夏がやってきますよね。
灼熱の夏のことを思うと、やっぱりまだ梅雨で良いか...
と思う今日この頃です。
夏といえばニュースでは、熱中症注意への呼びかけがなされます。
暑い夏はもちろん、熱中症は、梅雨のこの時期から気をつけなければいけません。
という事で、サロンでは、熱中症対策レクリエーションを実施。
「経口補水液を作ろう&熱中症3択クイズ」です★
経口補水液とは、塩と砂糖をある一定の濃度になるように水に溶かしたもので、
脱水時に、失われた水と電解質を速やかに体内に吸収させることができるものです。
経口補水液の作り方はとっても簡単!
塩3g(小さじ1/2)、 砂糖40g(大さじ4杯半)、
お好みでレモン汁30g(大さじ2)を用意し、
1Lのお水で溶かすだけ。
サロンでは、体操前に作り、体操後にご利用者様に試飲していただきました!
美味しくない、意外においしい、甘い、しょっぱい...
感想は人それぞれです。
味はさておき、大切なのは経口補水液は、脱水時に飲むこという事。
作り方さえ覚えておけば、急な脱水時に役立ちます。
実際にご利用者様の目の前で作ると、皆さん、その砂糖の量に驚かれます。
「こんなに砂糖が必要だなんて~(*_*)」
「私糖尿病だから飲むのはやめておくわ」
と反響は様々。
そう、市販のジュースには、実はもっとたくさん砂糖が入っている物も多いのですよね。
実際に目で見るとよくわかります。
しかし、今回のテーマは熱中症対策!
高齢者は脱水になりやすい事、1日に身体から出ていく水分量のこと、
1日に摂りたい水分量、水分の摂るタイミングのことなど、
3択問題でクイズをしながら脱水について学んでいただきました。
発熱時、下痢・嘔吐の時、1日3食の食事が食べられない時、大量の汗をかいた時は、
特に脱水症状になりやすいです。
このような状態の時の水分補給は水ではなく、
経口補水液を飲みましょう!
ただし、上記以外の通常の水分補給は、水で十分です。
(経口補水液やスポーツドリンク、清涼飲料水には、
たくさんの砂糖、塩が含まれていますからね!)
場合によって、飲み分けられるように
ご利用者様にはこれからも伝えていきたいと思います!
サロンでは、来所時、レクリエーションの前後、体操の前後、入浴の前後など
ご利用者様への水分補給の声掛けを徹底しています。
大切なのは、一度に飲むのではなく、
こまめに水分補給することです。
ご利用者様から、
「ここはお茶地獄だわ~(笑)」なんて言われることもしばしありますが...(#^.^#)
ご利用者様の熱中症ゼロ! を目指して
スタッフ全員で取り組んでいきたいと思います。
サロン管理栄養士 兼 介護職員 柴田満里子
こんにちは、サロン管理栄養士 兼 生活相談員の末藤です。
雨が多い季節になり、デイサービスでの送迎時にはいつも以上に注意が必要な時期になってきました。
高齢者にとっては一度の転倒で大きく生活状況が変わってしまう為、安全に介助できるように心掛けています。
さて、サロンでは外部講師の方に来ていただいてご利用者様のADL低下予防のための取り組みをしておりますが、そのひとつに音楽療法があります。
毎月第一木曜日の午後にお二人の先生をお招きし実施しており、今月で始まってから6回目になります。
ご利用者様の中でもこの日をとても楽しみにしてくださってる方がおられとても好評です!!
第一木曜日だけなので別の曜日にご利用されてる方はその日の為に振替利用を希望される方もおり、嬉しいことに定員いっぱいの状態です☆
(日本音楽療法学会の定義)
音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて音楽を意図的、計画的に使用する事
実際にサロンでは、音楽のもつ素晴らしい力によって、生活の質の向上、行動変容などを期待し、「食べる」ための口腔内外や体の機能維持・改善を目的としています。
皆様が笑顔になれるようなメニューを準備しており、楽しく歌い、楽しく楽器を奏でていただいています。
普段食事前に毎回行っている口腔体操とも共通しているところはたくさんありますが、先生の進め方や場の雰囲気の違いもありご利用者様もとても楽しみながらリハビリが実施できているようです。
好評なこともあり7月からは月2回来ていただけることにもなったので、さらに多くのご利用者様に体験していただきたいとおもいます!!
サロン管理栄養士 兼 生活相談員 末藤