足の力がなくても立てる!? ~立ち上がり動作の核心にせまろう~

 みなさんは普段どうように立ち上がっていますか?

①     前方にあるものに掴まって立ち上がる

②     太ももや膝に手をついて立ち上がる

③     座っている座面に手をついて立ち上がる

④     何も持たずに立ち上がる

①~④で簡単な順番(足の力が要らない順)に並べてみましょう。

答えは①、③、②、④です。

 次に、なぜ①は難易度が低いのでしょうか?

答えは、手やうでの力を利用し、足の力をカバーしているからです。

③は?

座面に対し手をつき、ひじをピン!と張る力(プッシュアップ)を利用し、お尻を持ち上げているからです。

②は?

手で太ももや膝を押すことで反動をつけることができ、また、手をつくことで自然に上体が前に倒れるからです。

立ち上がり動作において、最も重要なことは、前にしっかりと体重(重心)を移動することです。

立ち上がりは単純に足の力ではなく、身体の位置(重心)で難易度が大きく変わる動作です。重心が前へ移動しなければ足の力があっても立ち上がることはできません。逆に言うと、重心が前方へ移動していれば少ない力でも立ち上がることができます。

イメージしてください。

×悪い例:身体をまっすぐにしたまま真上に立とうとする。たつ.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像

     →なかなか立てない

〇良い例:1度「お辞儀」をしてから立つ

     →比較的スムーズに立つことができる

 ここまで説明したところで上記の質問に戻ってみましょう!

②の「手をつくことで自然に上体が前に倒れるから」というのは、つまり無意識のうちに前への重心移動ができているんです!!

 では、ここで①~④の難易度に合わせた1人でもできる簡単な自主練習を紹介します。

①レベル1

安全性のあるものを前に置き、両手でつかみ、腕で引っ張ることはせずにお辞儀をしてから立ち上がる。

③②レベル2~レベル3

太ももや膝に手をついて立ち上がる。徐々に触れる程度を弱めていく(手の力を減らしていく)。

④レベル4

胸の前で両手を組み、腕を伸ばしていきながら前へ重心移動させ、そのまま立ち上がる。

以上が1人でも簡単にできる自主練習になります。

 これまで立ち上がりについて話をしてきましたが、

立ち上がりは、ちょっとしたコツでぐっと楽になります。無理のない範囲で今日からぜひ試してくださいね。毎日の「立ち上がる」を少しでも安心で楽なものにしていけるようこれからもお手伝いさせリハビリ.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像てください。

 

不安な点があればいつでもリハビリスタッフにご相談ください。