2013年6月アーカイブ

こんにちは☆ 北摂の管理栄養士の大都です(^ ^)ノ

ようやく梅雨らしく、不安定な天候になりました。

体調くずされないようお気をつけ下さいませ。

今日は、あるケアマネージャーさんから相談があり、 その方と一緒に訪問してきました。

糖尿病のある70代の女性、Wさま。 ご主人と息子様とお住まいです。

膝痛、腰痛があり日々の食事の用意はご主人と息子様がされています。

この度、腎機能が悪化し腎臓食にするように・・という指示が出たのです。

指示が出た・・と言うか、主治医の先生からは 「食事療養については本を買ってきて自分で読んで勉強して。」 とざっくりと言うのか、雑というか・・・

読んでもわからん・・と困ったWさまは担当のケアマネージャーさんに相談し 私に繋がったのです。

Wさまはもともと不安が強い性格なので余計です。 混乱と不安が会話からも伝わりました。

普段、食事の用意をするご主人に、腎臓の働きや、塩分・蛋白質の制限の必要性、 カリウム制限の必要性、エネルギー確保の説明、食事を作るポイントを伝えさせて頂きました。

ご主人はWさまとは対照的に落ち着いて聞いて頂き、メモを取りながら

「だいぶ、不安が解消しました。これならやれそうです。やってみます。」 と力強く答えて頂きました。

その横で「どうしていいのかわからん。」を繰り返されるWさまには 「食事はご主人が用意して下さるので、Wさまはとにかく薄味になっても少々 我慢して食べて貰えれば、大丈夫です。あとは、間食を控えることですね。」と・・

そう、足も腰も痛くほとんどご自分の指定席に座って過ごしているので、手の 届くところにお菓子がいっぱい(^^;

ご飯を50g程度しか食べずに、お菓子を食べる習慣がすっかり身についてしまってい るのです。

これにはケアマネージャーさんも苦笑い。

しっかりとご飯を食べ、間食は時間を決め、ゼリーなど蛋白質の少ないものを食べる ことを約束してもらいました。

特に糖尿から腎症を合併した方は、今までの食事療養とは違う「油を摂る。」という ことに混乱と戸惑いが生じます。

そんな皆様の不安が少しでも解消できれば幸いです。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

毎年6月24日は、はーと&はあとの『危機管理の日』です。

日々、様々なサービス提供やお食事の提供、

大切な情報をお預かりしたり・・・・・・どんな仕事にも付いてまわるいろんな危機。

もちろん毎日、しっかり取り組んでいますが、年に1回深く考える日としています。

私達の日常生活でも『危機』だらけですね~思い浮かぶもの列挙すると書ききれない

くらいです。私は毎日、バイクも乗るしな・・・気が緩んだ時、危ない事が多いと思われます。

公私とも気持ち引き締め頑張らないといけませんね。

 

さて、私は月に2回ですが、クリニックの栄養指導にもいってます。

栄養指導日=危機管理の日=リセットの日という女性がいます。

50歳代女性、糖尿病、脂質異常症、高血圧、肥満。家族同居。性格温厚。

栄養指導にきていただくようになり、1年くらいが経ちます。頻度は2ヶ月に1回。

意識変容はばっちりできていて、意欲も満載。栄養指導の教材の栄養コントロール食ももちろん

利用していただいた実績もあり、現在の検査数値は横ばいですが、

行動変容がなかなかうまくできない事が多いです。季節によって行動が伴わないことがあるものです。

現在は全く減らない体重を減らすためにどうするか?の作戦を練ってます。

なんとか、結果をだせるようさらなる私からのアプローチが必要です。

でも、この女性は「いつもやるべき事はわかっていて

ここへ来て(栄養指導)リセットしているのよね~よし、また、やろう!!!って。

危機感も感じているし、このままではだめだって思えるわ。また、2ヵ月後にきますね~

何か少しでも結果を出して、『これができました』といいたいのよね。」と、私の役割はもちろん

数値を改善(悪化させない)、なのですが、モチベーションの維持も重要な仕事です。それが、数値安定に

繋がるので・・・

今後もこの女性の作戦を一緒に考えながら、療養をサポートしていきたいです☆

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 ランチを食べに入ったショッピングモールに早くも七夕の飾りつけがされていました。

7月7日晴れるといいなー

はーと&はあと管理栄養士 山村豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

先日TVで季節痛のニュースを見ました

梅雨の時期、台風や梅雨前線などの影響で気圧が変わると、その影響で体にもむくみや神経痛などの変化が現れるようです。この季節だけ起こる現象のため、体の変化や痛みを感じて病院に行って検査をしても異常なし原因不明と診断されてしまうこともあるとか。季節ごとに体にも限定的な変化が現れるものなのですね。

さて、今日は最近クリニックで指導にこられた方の話です。

以前から腎臓を薬でケアされていましたが、ここ数カ月でクレアチニンの数値が高くなり一度指導をうけていただくことになったAさま。

数年前にも栄養指導を受けたことがあるようですが、ここ最近は特に食事を気をつけていたわけではありませんでした。

朝はパン食、奥さまが食事の用意ができないようで、昼はスーパーでガスコンロで加熱すれば食べられるおうどんを買って来られて、夕食は宅食 をとられています。

指導日の前日にDrから腎臓食のサンプルを持ってきてほしいと依頼を受け、当日は用意した栄養コントロール食の塩分・蛋白質調整食を見てもらいながら指導をさせていただくことに。

「Aさん、宅食は塩分制限されてないですよね」

「そうです。なので献立見て塩分の少ない日を食べるようにしています」

と、見せてもらった献立表に印をしてある日の塩分を確認すると3.2g、3.1g。3.5gや3.9gの日は×をしてありました。たしかに塩分の少ない日を選んでいますが、どちらにしても1食としては摂りすぎ。しかもお昼は毎日おうどんを食べられていて総摂取量もオーバーです

「Aさん、塩分は1食2g以下を目安にしないと腎臓の負担が軽減できません

あと、主菜の量もこの食事ぐらい少なめにしていく必要がありますよ」と栄コンをフードモデルとして説明。腎臓ケアの必要性と気をつけてほしい食品をお伝えすると、Aさんから

「もう宅食は来週でやめようと思っていたので、これを持ってきてください。しかし昼夕ともこの食事は費用的に負担があるので夕食だけお願いしたい。でも昼は家内が作れないから自分で用意するので簡単なものを教えてほしい」と相談をうけたところで指導時間の30分が終了

「Aさん、続きはご自宅で奥様と一緒に指導させてもらいますわ。週明けの月曜日ご自宅にいらっしゃいますか。」ということで、訪問指導にお伺いしました。奥様と一緒に面談したところ、作れないのではなく、作っても自分が好きなものを勝手に食べるのでAさんの好きなようにさせていることが判明。ご自身の分は各自で自炊するスタイルのようです。お昼も配食を食べられた方が体にはよいですが、費用的なことも考え、お昼には腎臓病用のレトルト商品や低塩のカップ麺などを購入して食べてもらうことになりました。

指導の後、きょうの健康を購入されていて「特集が腎臓病」

「私はステージ4なんですね、もうかなり弱ってることがわかりました」と体をケアする意識もでてこられようです。

次は体によい変化がでてくるようサポートしていきます。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンターの小山です。
やっと梅雨らしく、雨がふってますね。
これから、旬をむかえる果物や、野菜への、恵みの雨になるといいですね。


さて、先日、ハラハラ、心配なことがありました。
普段はお一人では外出されないご利用者さま。

デイサービスでご不在なとき以外は、通院などケアマネさんや、ご家族さまもご存知のはずですが、今回はどの方もお出かけ先をご存知ない。
雨もふるなか、いったい何処へ行ってしまわれたのか...。配送スタッフも心配するなか、しばらくたってから、ご自宅に連絡すると、なんとおひとりで傘をさして、手押し車を押して郵便局にお出かけされていたとのこと。
ひとまず、ご無事でよかったです。
今後も、ご家族さま、関係機関の皆様と連携&協力して、ご利用者さまの見守りをしてゆきたいです。

 

はーと&はあと管理栄養士 小山祐子

サロンの柴田です。

久しぶりの雨ですね!

足元が汚れたりジメジメするので、やっぱり晴れが好きです☆

 

そんな中、本日はサロンで

蕎麦打ち職人のによる手打ちそば実演をしていただきました!  

めったにお目にかかることができない蕎麦職人さんに

ご利用者様もくぎ付けです☆ 

 

そば粉と小麦粉を8:2で混ぜて・・・

 

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 あっという間に、丸く一つの塊になっていきます。そば.jpg

 

 

結構力を使う作業なので、

職人さんは汗びっしょり...!

 

 

 

 

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塊にしたものを平らに伸ばし、

ひだ状に折りたたんでから、

専用の包丁でリズミカルに切っていきます。

 

 

  

本日は、うちたてのお蕎麦を冷やしおろし蕎麦にして召し上がっていただきました☆

(出来上がりの写真を撮りわすれてしまいました!!)

コシがあり、そばの香り・甘味がとてもおいしく、ご利用者様も大喜びでした!

 

本日は、腎疾患を持ち、塩分制限のあるご利用者様もいらっしゃいましたが

昨日の夕食や今日の朝食、夕食の食事はいつもより塩分に気を付けていただくことを事前にお伝えしたり、

今日のお蕎麦もつゆは残す事をお願いしてお蕎麦を楽しんでいただきました!

食事療養が必要な方には、

『食べてはいけない』を伝えるのではなく

食べたい物を食べるための知恵として身に付けていただきたいと思ってます。

サロン 管理栄養士 柴田満里子

 

 

 

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