2013年8月アーカイブ

こんにちは、はーと&はあと小山です。

先日、歯科衛生士さんの話を聞いてきたので、その話を少ししたいと思います。

まずは、歯茎の健康状態をチェックしました。

歯茎の色はピンク色?赤色?

歯茎の手触りはひきしまってかたい?ブヨブヨとやわらかい?

歯茎のかたちは三角形?丸い?

歯磨きで血がでる?出ない?

上記、1個でもあてはまるものがあれば、歯肉炎の疑いがあります!!

「歯磨きで血がでないし、自分は大丈夫!」と安心していたのですが、普段、自分の歯茎をまじまじと手鏡でみることがなかったので、

よーくみると、歯茎全体ではないのですが、歯並びの悪いところは、歯茎が赤みをおびていたり、丸かったりと・・・ちらほら発見しました。

歯肉炎は、日々のお手入れで防ぐことができます。

自分にあった歯ブラシと、正しいブラッシング&歯茎マッサージ、1日1回の丁寧な歯磨きが必要とのことです。

(歯ブラシの毛は、親指1本分の幅があれば奥歯までしっかりと磨けるそうです)

 また、唾液は口の中の洗浄効果があるため、唾液を多く出すことも、口腔内環境を整えるのには大事になってきます。

耳の下の顎部分から前顎に向かって、くるくるとマッサージすることで、唾液腺を刺激します。

食事をおいしくたべるには、まずは、口のなかの環境をととのえることが大事です!

みなさんも、一度、じっくり自分の「おくちのなか」とむきあってみてはいかがでしょうか?

 

はーと&はあとライフサポート 小山祐子

こんにちは☆

サロン生活相談員の柴田です。

世の中はお盆休みですね。私も少しお休みをいただいて、ゆっくりと過ごさせていただきました!

 

さて、各地で猛暑が続いています。

熱中症に関する話題もテレビでは絶えません。

犬などのペットも熱中症で倒れるほどだそうです。

サロンのご利用者様にも熱中症にならないように、6月から熱中症予防についてお話しさせていただきました。

先週一週間は栄養講座の一環として

市販のスポーツドリンクや経口補水液を試飲しながらその違いを比べてみたり、

「手作り経口補水液」を塩、砂糖、レモン水から作成して、市販のものと比較して

普段の水分補給について見直す機会にしていただきました。

 

ご利用者様にどんなもので水分補給をしているのか伺うと、

水、お茶、リンゴジュース、ポカリスエット、塩水など、様々でした。

中には、糖尿病ですが100%果汁ジュースは体に良いと思って

ジュースを水分補給として日常的に飲んでいる方もいらっしゃいました。

糖尿病ではなくても、ジュースやスポーツドリンクの飲みすぎは食欲低下や夏バテにつながります。注意が必要です。

 

今回スポーツドリンクの中でも、糖濃度が高い商品と低い商品、そして経口補水液の3種類を用意し、その味と用途の違いをお伝えさせていただきました。

試飲すると、ご利用者様は、糖濃度の高い商品を「甘くておいしい」「飲みやすい」との声が、糖濃度の低い商品は「物足りない」「飲みにくい」、経口補水液は「しょっぱい」「おいしくない」との声が上がりました。

通常のスポーツドリンクは、水に比べて効率よく水分補給ができる組成になっていますが

「甘くておいしい」と感じるスポーツドリンクには、運動時に失われた糖分補給も目的としている場合が多いため、糖分が多くなっている場合が多いです。

激しい運動をしない高齢者にとって、糖分補給を目的とした甘いスポーツドリンクを飲みすぎないよう注意が必要です。

どちらかというと糖濃度が低く「カロリーオフ」と書かれたものの方がよいでしょう。

 

経口補水液は、通常のスポーツドリンクより塩分濃度が高く、脱水時に効率良く水分補給ができる組成で作られています。

下痢、嘔吐、発熱、汗が大量に出たとき、食事が摂れていない時など脱水状態の時に適しています。

経口補水液は、ほかのスポーツドリンクと比較してお値段が割高です。

ですから、手作り経口補水液のレシピを知っておけば、気軽に効率のよい水分補給ができるでしょう☆

今回は、水1Lに塩小さじ1/2、砂糖大さじ4強、レモン水大さじ2 を混ぜて作るタイプと

トマトジュース300g、水700cc、塩小さじ1/2、砂糖大さじ4強、を混ぜて作るタイプの両方を作ってみました!

混ぜて溶かすだけなので、とっても簡単です!

 下痢、嘔吐、発熱や大量の発汗時など、脱水状態の回復、予防に、是非お試しください☆

ただし、特に脱水状態ではない場合は、水やお茶で十分ですので、

経口補水液の飲みすぎにはご注意くださいね!(特に、水分制限、塩分制限がある場合)

デイサービスはーと&はあと

生活相談員 柴田満里子

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

暑いですね~のご挨拶はもう言い過ぎて、いいたくありません(笑)この酷暑、栄養をしっかりとって

乗り切りたいものです。

先日、ケアマネージャーさんと一緒に栄養コントロール食を利用希望の男性の自宅へ訪問してきました。

70歳代、男性、夫婦同居、心不全、腎機能低下、性格温厚。

病院からは特に食事制限指示は出ていないとのことでしたが、腎機能低下が気になっていて、ケアマネージャー

さんに相談していただき私をご紹介いただきました。

血液検査の結果を見せて頂くと、腎機能の数値がやはり高値。たんぱく制限と塩分制限の食事を毎日昼食に

お届けさせて頂くことになりました。なんとか、これ以上腎機能が低下しないよう食事で守りたい事を奥様に

伝えるとすごくほっとして頂きました。

本人様も病識はおありで、奥様の食事作りの大変さを思ってのご利用。

本人様がご入院されていて最近、ご退院されてきました。そして、同時期にお孫様が誕生!!!

娘様がお孫様を預けにこられる事も多く、お世話されていて、めまぐるしく忙しい様子です。

ちょうど、ご自宅に訪問時、お孫様(4ヶ月)がおられケアマネージャーさんと、私は赤ちゃんに釘付けでした。

かわいい~~っと癒されていました☆が見とれてばかりいられません!

腎臓の食事療養についてお話しました。

早く出会えてよかったです。なんとかこれ以上腎機能が悪化しないよう、サポートさせていただきます。

最近、透析導入直前の方々に立て続けにお会いしたので、もっと早く会いたい、早く会いたいとばかり

思っていました。 早く出会えるようがんばります☆  

写真は8月15日夕食、栄養コントロール食・塩分調整食です。

メニュー:豆腐の南蛮漬、チンゲン菜の和え物、鶏と野菜の炊き合わせ、コールスロー、しいたけ煮つけ

572KCAL、たんぱく質19.0g、脂質13.1g、炭水化物87.6g、塩分2.0g

写真(左)がお届けの状態で(右)がお皿に移し変えてみたものです。可能な方にはお皿に盛りなおして

召し上がってもらってます(少数ですが・・・)    はーと&はあと管理栄養士 山村豊美                                            201308152036001.jpg   201308152042001.jpg

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(*^^*)ノ

毎日、酷暑( ̄▽ ̄;)

この暑さは異常ですよね・・・

日中はウロウロせずに、こまめに水分摂取を心がけ下さい。

さて、タイトルにあるとおり今日は半年かけて改善したSさまの話です。

お独りでお住まいの70代の糖尿病の女性です。

日曜日を除く毎日ヘルパーさんが昼食の調理をされています。

ケアマネージャーさんからの依頼はヘルパーさんが作る食事に対して指導をして欲しいということでした。

そこで、毎日作った昼食メニューを記録してもらい、夕食ははーとのお弁当を利用してもらいます。 夕食に入るヘルパーさんにはお弁当を温めて配膳してもらい、朝食の準備をしてもらいます。

温めてもらい、食器を移すので1食の量やバランスをヘルパーさんには覚えて貰い、昼食調理時の目安にして貰いました。

当初、パン、牛乳、果物だけだった朝食に野菜サラダを用意してもらうようになりました。

昼食も麺類が続いたり、野菜不足やイモ類の重なりがあったりしていましたが、最近ではすっかり改善されてきました。

記録をチェックするための訪問時には必ず責任者のヘルパーさんに同席してもらい、その時々に気になったことを伝えてきました。

ご本人様には、野菜から食べ、しっかり噛むことを伝えてきました。

そして・・・

今年の1月に10.2あったHbA1cが7月に7.2まで下げることができました。

ご本人の努力とヘルパーさん達の努力の結果ですね。

普段あまり感情を出されないSさまも、この結果にはすごい笑顔を見せてくださいました。

調理をされるヘルパーさんからも、自宅で作る夕飯のバランスを考えるようになったという声も・・・

あとはこのHbA1cを維持していくことが大切です。

今後も定期的に訪問してフォローさせて頂きます。

やはり成果が見られると嬉しいですね。

これからもご本人やご家族、みんなが笑顔になれるようお手伝いができれば・・と思います。

今日も暑いですが、頑張ります(^^;

はーと&はあとライフサポート 大都宏子

 

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

今年の暑さは僕たち以上に利用者さんやご高齢の方にはつらい夏になりそうですね。体調不良や脱水によるご入院が先月から非常に増えているのを実感します。水分補給の必要性と体調管理の難しさを痛感します。

さて、今回は初めて栄養指導にこられた方のお話です。月に1回整形外科に通院されている方に栄養指導を行っていて、指導患者の半分は高尿酸血症の患者さんなのですが、今回は初めて栄養指導にきていただいたKさま、70代男性。

これまでも尿酸が高かったようですが、先生から(他クリニック)は薬だけ処方され特に指導を受けることはなかったとのこと。今回なかなか尿酸が下がらないことから当クリニックを紹介され栄養指導をうけてもらうことになりました。

指導にこられて開口一番。Kさまより

「先生、今日は尿酸が高い原因と食べてはダメなもの、食べていいものを教えてください。そしたら今日からはそのとおりの食事をします。ダメといわれたものは一切食べないつもりで今日指導を受けに来ました!」と気合十分で指導がスタート。

 食生活をヒアリングすると

1.ビールは毎日欠かさず飲むこと

2.イカ・タコ類が好きでよく食べること

3.奥様が料理には鯵や秋刀魚などの干した魚をよく使用されること

が判明。(すべて尿酸を上げる原因です。)

尿酸を上げるもとのなるプリン体の多い食品摂取に偏った食生活であることをKさまにお伝えし、なぜ高尿酸が痛風を起こす原因になるのかを説明し、それを予防・改善するためにはどのような食生活をされたほうがよいのか・・・と話を進めていくと、徐々にKさまの気合がしぼんでしまいました。

好きなもの、よく食べているもののほとんどが高尿酸にとってリスクが高いものであることがわかり

「先生、私、よく食べるものばかりですわ。それを止めたら食べるものありませんね」と最初の気合の入ったコメントは、とても実行不可能なことであることを知り、ショックを受けられたようです。

「食べるのを止めることではなく、頻度と食べ方を気を付けるようにしてください」とフォローし

1.ビールに頻度を少し控えてもらうこと

2.水分をしっかりとって尿酸値を下げること

3.イカ・タコ・干した魚など、プリン体の多い食品は奥様に気を付けてもらって食べすぎないようにすること

をお願いしました。(野菜は毎食欠かさず食べられていたので、尿をアルカリ化するためにもこれからもしっかり食べてもらうこともお願いしました)

最後は食事療養への気合を取り戻されたKさまから

「もっと、早くに教えてもらえていたら気を付けられたのに、薬だけで全然食事のことを教えてもらえなかったわ。今日は来てよかった」と言っていただきましたが

「まだまだ修正可能な段階ですので、今日から気を付けてもらえれば大丈夫です。今からでも十分療養には意味ありますから。二か月後によくなったKさまに会えるのを楽しみにしています」とお答えしました

今日から出来ることがある間に指導に来ていただけてよかったです。 

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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