2014年8月アーカイブ

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。

暑い暑いが口癖となり、利用者様には「熱中症に気を付けてください!」と言う毎日ですが、ある利用者様は、クーラーにかかりすぎて体調不良になられたのこと。

クーラーの温度設定にも気を付けてくださいね!

さて、今日は、夏場の水分補給について少しお話ししたいと思います。

そもそも、どうして水分補給が大切なのかというと、私たちの体の50~60%(成人は55~60%、高齢者は50~55%と体内の水分量が少なくなっています)は、水分で、この水分は、体温調節をしたり、体内への栄養分の運搬や老廃物の排泄をしたり、血液や細胞にも存在し重要な働きをしています。

そのため、汗をかくことで体内の水分が失われたのであれば、水分補給をしないと熱中症などを引き起こし、命に危険が及ぶことがあります。

しかし、皆さんは、水やお茶を飲むことだけが水分補給と思っていませんか?

それは、間違いです。

水やお茶だけが水分補給ではありません。

通常、水分の6割~7割は食事から摂取していると言われ、三回の食事から約1000ml摂取することができます。

つまり、食事からも水分補給をしているのです。

よって、夏場になり、食欲が落ち、食事量が減るということは、同時に水分不足にもなっているということになります。

そのため、水分補給のためにも、バランスの摂れた三度の食事が大切です。

ただ、やっぱり食欲がなくて、たくさん食べることができない方は、食事に汁物をプラスしてみてはどうでしょうか。

汁物は、体に必要な水分と塩分を摂取することができます。

お好みの野菜などを入れ、具だくさんにして味噌汁などを召し上がってください(水分と塩分の制限がある方は、ご相談ください)。

高齢者の方に多い飲み水を控えがちな方や自分でたくさん水分を摂ることができない小さいお子様にもおススメです。

私の息子は、1歳2か月で、いつの間にシャワーを浴びたの??というくらい、本当によく汗をかきます。

脱水が心配になり、お茶を飲ませるのですが、なかなか上手く飲んでくれません。

そのため、水分補給のために、食事に汁物をプラスしています。

ただ、汁物が苦手という方います。

そんな方は、食後にゼリーはいかがでしょうか。

柑橘系のゼリーなどであればさっぱりしていいのではないでしょうか。

ただし、糖尿病や肥満気味の方は気を付けてください。

 しっかり食事を摂って、暑い夏を乗り切りましょう!!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の仲野です。

私達、管理栄養士は月に数回、クリニックに栄養指導に行かせて頂いています。今回はそんな栄養指導中でのお話をご紹介致します。

65歳女性。体重が20kgオーバーされており、中性脂肪は250。減量を目的として指導に来られています。

食事の聞き取りを行ったところ、ご飯が少なく、おかず、間食の摂取過剰が見られる食習慣でした。

※間食も和菓子ならOKと思われていました。

ご本人様は指導当初「ご飯は太るので控えています。」と仰っており、ご飯=太る→食べない方がよい。と自己判断されていました。

しかし、この方は無理にご飯を減らすことでおかずが多くなり、かえってカロリー、脂質、塩分の摂取過剰になっている傾向にありました。

そこで、配食をお届けし、目安の量、味を見ていただく事になりました。

当初は「そこまでしなくても・・・」と消極的でしたが、試してみると

「以外にご飯、お魚も食べる事が出来て満足しました。お腹もすくことがなかったのでその日は間食もしませんでした」とお声を頂きました。

間食が減ることでぐっと摂取カロリーを控えることにつながり、改めて食事を見直すきっかけになったようです。

「これからは配食を『教材』として月に1回程度利用し、目安量、味を確認し間違わないようにします!」と仰って下さいました。

まさに、百閒は一見に如かず。ですね。

話術だけでも行動変容に繋がる指導をしないといけないな。と反省もありつつ・・・、とりあえずきっかけ作りが出来て良かったと思える出来事でした。

㈱はーと&はあとライフサポート 管理栄養士 仲野ひとみ

こんにちは、サロン管理栄養士の末藤です。


あれよあれよという間に娘も約6ヶ月経ちました。


本当に早い!!!!!!!!


そして自分自身がはーと&はあとの管理栄養士として入職してから9ヶ月が経とうとしています。


こちらもまた早い!!!!!!!!!!



あとほんの少しでいいから時間がゆっくり進んでくれればいいのにと願う毎日、、、



言い換えればそれなりに充実しているんですかね??



今回のテーマは「あのときの気持ちを忘れずに。」ってことですが、

あのときっていつ??


今回こんなテーマにしたのは、京都医療栄養専門学校の管理栄養士科3年生の学生さん方がはーと&はあとのデイサービスに見学に来てくださったときに感じたことです。


もとは管理栄養士の大都さんが講師として学生にはーとの管理栄養士の行っている在宅の方へのアプローチについて講義された際にサロンの紹介もしてくださいました。
そこから見学の申し出をしてくださり、デイサービスはーと&はあとの一部分ではありますが見学へ!!


管理栄養士で生活相談員という少し変わった状況の中での管理栄養士として行っている自分の業務内容についてや、デイで行っている食前の口腔リハの内容、食後の口腔ケア等みていただき、咀嚼能力が低下している方に対して工夫された「やわらか食」の試食も行っていただきました。
また、食事を食べていただけない方への工夫や食事介助での意識する点、とろみ剤やゲル化剤の使用や提供方法への工夫もお話しさせてもらいました。 とても熱心に質問もしてもらい、こちらも沢山の刺激を受けました。


自分が学生時代のカリキュラムでは介護食の内容について触れているところは一切なく、介護の現場で働き始めて勉強することがほとんどでしたが今の管理栄養士課程の内容では食事形態別の調理実習やとろみ剤を使用した試食等も行っていると聞き、介護の現場での管理栄養士の必要性が重視されてきているのだと感じました。


今回見学に来ていただいたことで、学生さん方の熱心さと情熱に負けてられないと、色んなことに興味を持っていたときの気持ちを思い出させてくれたようです。


その頃の気持ちを忘れることなく、改めて気合が入った一日でした。



サロン管理栄養士 末藤

こんにちは。東京管理栄養士の六波羅です。

暑いですね。
外勤先では、挨拶もそこそこに「暑いですね・・・」と、力なくエールの交換(笑)
そんな酷暑の日々ですが、六波羅はとっても元気ですよ♪

私が、自分の強みだと思っているのは、食欲が落ちないところです。
暑くても、とどまるところを知らない食という名の欲望。
私の元気の源は食べること!

高齢者の栄養相談を始めて驚いたこと、それは、
食べられない、というお悩みをよく耳にすることです。
前職で、働き盛り世代の生活習慣病改善を課題にしていた頃は、
いかに控えめに食べてもらうかが最大の課題でした。
今は正反対です。

『低栄養』という言葉をご存知でしょうか。

★ 低栄養・・・エネルギーとたんぱく質が不足した状態 ★

大切なのは、エネルギー(カロリー)だけではなく、
たんぱく質の不足にも気を配ることです。
たんぱく質は、筋肉や骨、内臓などをつくります。
つまり、身体そのものをつくる大事な栄養素なのです。

たんぱく質を多く含む食品は以下の通り↓
☆肉類
☆魚介類
☆大豆とその製品(豆腐、納豆、豆乳など)
☆卵
☆牛乳とその製品(チーズ、ヨーグルトなど)

暑い夏、つるつるっとした冷たい麺類だけで済ませたり、
さらさらっとお茶漬けだけで済ませたりしていませんか?
そうめんにレンジでチンした鶏ささみを加えたり、
お茶漬けに温泉卵を落としたり。
カンタンな工夫で、食事の質は格段にアップします。

ところで、暑い夏にカンタンに作れるおやつを考えました。
作業時間10分のバナナムースです。
糖質もたんぱく質も摂れるように工夫しました♪
作り方は、下記ホームページを要チェック。

  『はーと&はあとライフサポート』ホームページのトップページから、
  →在宅食事療養サポートサービス をクリック
  →左側のHealthy Kitchen をクリック

他にも、管理栄養士が工夫を凝らしたメニューがいっぱいです♪
よかったらご覧ください!

さてさて、
神宮球場では、今年も花火ナイターが開幕。
神宮外苑を拠点に走っている私は、これがとっても楽しみ♪
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モリモリ食べて、水分をしっかり補給して、
夏を元気に乗り切りましょう!


東京いなげや 管理栄養士  六波羅 美幸

こんにちは。東京管理栄養士、金成です。

最近はとにかく暑いですね・・・。紫外線に負けずに頑張ります☆

 

さて先日お伺いしたお客さま☆

以前に痩せすぎで転倒し入院してしまったとのこと。

もう入院したくないから太りたいと本人様も強く希望されていました。

BMIもできれば20くらいいきたいとおっしゃっていました。

お食事を始めてみて、とても気に入って下さり、配送員にもいつも美味しいといっていただいております。

嬉しい限り・・・☆

そんな中、訪問させていただき、食事がどうしても1回では食べられないとのこと。

話をいろいろと聞いているとコース料理のようにご飯は一番最後に食べているとのお声が・・・。

知らずに食べ順をしていたんですね。

食べ順は野菜から食べて主菜などのおかずをたべて最後に主食を食べる方法です。

この順番にすることで血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪の吸収を抑えます。

痩せたい人にはおすすめですが太りたい方にはすすめていいのやら・・・

食べ順をするとごはんが食べ切れなくなりやすく、食べすぎ防止になりますが

ご飯もしっかりと食べて欲しいことをお伝えしました。

今度はおかずとご飯を一緒に食べてみるとのことに☆

体重が少しでも増えて安心してもらえればうれしいです♪

私が伺った後、栄養士が来たと喜んでいたと聞くと嬉しいですね。

少しでも安心の窓口として私を使ってくれるといいなと思います☆

これから頑張ります♪

 

 

 

 

私の担当している武蔵村山市はひまわりがたくさんあります☆

夏ですね♪

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いなげや 管理栄養士 金成なつみ

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管理栄養士プロフィール

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