2013年4月アーカイブ

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

桜が満開です♪桜のピンクがあちらこちらで見られ、景色がパァ~っと明るくなりますね♪

さて、前回のブログに書いた10月にHbA1c6.9まで改善してご卒業頂いたのですが、再びHbA1cが上がり再開となったSさまです。

10月のご卒業頂いた後、年末年始に暴飲暴食(アルコールは飲んでいませんでしたが)をし、2月の検査結果でHbA1cが8.5まであがってしまいました。

「次回の検査結果で改善されていなければ入院してもらいます。」

と主治医に怒られ、入院だけはしたくないと私に電話をして来られたのです。

永年糖尿病とお付き合いをしているので、腎機能もやや低下がみられました。合併症の話をし、血糖コントロールと塩分制限の必要性を伝えたところ、入院だけでなく、合併症も嫌だわと更に奮起。

間食も控え、頑張って頂いた結果3/26にHbA1c7.8まで下がりました。

途中、味が無い・・とぼやくSさまに

検査結果がでた当日に一緒に確認しましょう。とりあえずは検査結果がでるまで頑張ってと励まし、なだめながら・・

当日は娘様とお孫様まで同行して(入院になるかもしれないと)検査結果を聞きに行かれたようです。

もちろん、改善がみられたので入院は避けることができました。

当日の午後に訪問したところ

「もう入院しなアカンかと覚悟して行ったんやけど、ほんと良かったわ。」と泣き出してしまいました。よっぽど入院したくなかったようです。

次のご褒美は「月一回の娘様とお孫様と外食を楽しむ。」

以前から娘様やお孫様との外食を楽しんでおられたのですが、2月以降行かれていません。娘様から禁止がでたのです。

今度の結果が良ければ、「娘と孫に見せなアカンから、外食の許可書書いてな。」と約束しています。

やっぱりご褒美もないとね。

前回、頼りにしてくれたNさまも合言葉は「検査結果が出るまで頑張りましょう」

最近の私の周りの合言葉です☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

新年度がスタートしましたね~公私ともとっても忙しい毎日(笑)

今、がんばらな、いつがんばるの?と毎年そんな感じで新年度スタートです。

京都の円山公園にお花見にいってきました。

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先日、ケアマネージャーさんと同行で新規で利用したいという方のご自宅に訪問してきました。

新規で利用したいのは、デイサービスと配食。どちらか利用しようかな?どっちがいいいいのかな?と

迷ってられました。

70歳代、女性、慢性腎不全、要支援Ⅱ、性格温厚、上品な方。ご主人と二人暮らし。

腎機能の数値が一時悪化したのですが、自力で塩分制限し現在、安定されている状態です。

いままでの検査値をしっかり保管されているので、見せていただきました。

腎機能を悪化させないためにエネルギー不足にならないよう腎臓病用の補助食品

(ゼリーやジュース、ビスケット等)

の摂取のアドバイスをすると、補助食品のカタログを出してこられ、付箋がびっしり!

本人様はとっても勉強熱心な方。

しかし、どれを購入して摂取していいかわからなかったとの事です。

お任せください。指示エネルギーに合わせ、どの補助食品が適切かをアドバイスももちろんしています。

お届けするお食事だけでなく、病状が悪化しないようトータルにお伝えしている事を話すと安心していただけたようです。

デイサービス利用と配食利用のどちらにするか迷ってられましたが、まずは食事を届けてもらおうと

本人様。が、そこでご主人がデイサービスに通って友達でも作って欲しい!と一言。

ご主人がゴルフにいったりされているので、奥様にも外出の機会を作って友人と話したりできれば

いいなーと思ってられます。

デイサービスでも食事は腎臓病食を提供できること、管理栄養士が常駐している事、

じっくりお話ししました。

本人様の結論は、両方利用してみるとのことです。

ケアマネージャーさんもご主人も喜んでられました。週1回はーと&はあとのサロンでのデイサービス、在宅

にお届けする配食サービス、両方でしっかりサポートしていきたいです。

 

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

 

 

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

桜の季節ですね。昨日、京都にいったときに夜桜を堪能してきました。

 

さて、今日は一ヶ月半前から嚥下・咀嚼サポートサービスをご利用頂いているOさまのお話です。肺炎を患い、入院されたのをきっかけに病院ではムース食を召し上がられていました。入院中に全粥を食べたところむせてしまい、退院後の自宅でもムース食を食べてくださいと指導を受けていました。

担当のケアマネジャーさまから

「明日退院なんですが、ムース食って用意してもらえますか?」とご相談をいただき、事務所にあるムース食のサンプルを20種類ぐらいもってご訪問にお伺いさせていただいたのが一ヶ月半前です。

商品の取り寄せには1週間以上かかるため、それまでは当面お持ちしたサンプルで急場をしのいでいただくことになりました。

退院後、すぐにデイサービスにもいかれるようですがデイではムース食は対応できず、ミキサー食を用意してもらいことになっていました。

奥様からは

「入院していた間はムース食だったけど、ずっとこれを食べないといけないのかしたら、入院前は少しむせてはいたけど普通に食事できていたのに。」

と、これからの食事用意を考えると大変だわという雰囲気が・・・そこで

「咀嚼や飲みこみを一度診察してもらってください。診察されて大丈夫でしたら少しずつ形のあるものを食べられるようになるかもしれませんし」とお伝えしたところ

「どこで診てもらったらいいのかしら」というので

「歯医者さんで診てもらえますよ。一度、今見てもらっている歯医者さんに相談してみてください」とお願いしました。

その後、診断をお聞きすると

「刻み食にとろみをつければ大丈夫といわれた」とお聞きしたのですが

「でも、どの程度の刻み食にとろみをつければいいのかわからないし、心配」と食形態を変えることに不安をお持ちでしたので、私の方から一度先生にお聞きしたところ

「はーと&はあとの刻み食なら大丈夫です。」とご指導頂き、先週から夕食だけ刻み食をお持ちして、ご自宅で奥様がとろみをつけてお食事をしていただくことになりました。

最初はムース食でしたが、少しずつ形態のあるものに移行され、ゆくゆくは普通食を食べていただけたらな。と思っています。

 

P.S

嚥下レベルを診断いただいたのは、口腔ケアの社内勉強会に来ていただいた小谷先生です。Oさまの通院されている歯医者さんでは診断できず、小谷先生をご紹介いただいて診察にいかれたそうです。

 

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

 

 

 

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